https://www.giantbomb.com/articles/dave-langs-definitive-ranking-of-hitman-maps-and-also-top-games-of-2019/1100-5960/

HITMANシリーズはステルス暗殺で敵を排除する目的が主ですが、その舞台となる場所は世界中に実在する各都市です。


例えばアメリカのロサンゼルス、フランスのパリなど、リアルでも観光人気の高いスポットや名所を採用しています。

実在する都市とはやや乖離する部分もありますが、おおよそリアルに近い世界観が再現されていて旅行感覚を楽しむこともできます。

架空の都市や実在都市をモチーフにした作品なら多数ありますが、実在する都市をそのまま採用している作品は限りなく少数であり、本作の魅力の1つでもあります。

https://www.gamekimagure.work/entry/hitman3-dubai-challenge-assassination

ステルス暗殺ジャンルは文字通り、敵や周囲にバレないように慎重なターゲットの排除が目的となります。

ですが、HITMANで用意されている暗殺方法はピストル等の狙撃だけでなく、多岐に渡る手段が用意されています。


例えばエリアの各所に配置された薬をバレないように服毒させたり、事故を装った爆発で排除するといった手段です。

パーティ会場や船上、旅館や病院と舞台に沿った暗殺方法が多彩なので、オリジナリティあふれる暗殺を追求できます。

HITMANシリーズは1～3部作まで登場していますが、1作目～3部作目までのストーリーのつながりは非常に薄いです。

うっすらとした繋がりはあるものの、ムービーとして流れるのは組織から指令を受ける部分しか描かれていません。


また、世界中の都市を転々としつつ、舞台によってターゲットも変化していくため、1つのマップ＝1つの作品として楽しめるのが特徴です。

ストーリーの完全制覇を意識してプレイする必要が無く、ステルスを楽しみたいときに気楽に楽しめる点が本作の魅力です。

HITMANのゲームジャンルはステルス暗殺ですが、暗殺方法は狙撃だけに留まりません。

セキュリティが厳しいエリアでターゲット暗殺を狙う場合、重要な人物に変装することでターゲットへの距離を縮める行動も必要になってきます。


また、レーシング会場や病院等の施設の場合、車や薬品のようなエリア特有のアイテムを用いた暗殺方法も用意されているのが特徴です。

1つのエリアやターゲットで10種を軽く超える方法が存在し、多彩な暗殺方法を自分で模索する楽しさが高評価を獲得しています。


また、特殊な暗殺方法を達成した場合、実績やスポーン地点等のアンロックも可能であり、飽きないスタイルをひたすら追求可能です。

https://www.youtube.com/watch?v=BSh_l8Jdszc

HITMANには多彩な暗殺方法が用意されていますが、特定の暗殺方法でチャレンジをクリアした際には実績がクリア扱いとなります。

実績をクリアすることにより、初期装備の選択肢が解放されたり、スポーン地点が新しく解放されるといった恩恵を受けることができます。

暗殺チャレンジは難易度が易しめのチャレンジもありますし、クリアが至難な高難易度もしっかり用意されているのが特徴です。


特に高い難易度のチャレンジの場合、タイミングを逃せば達成できないケースが多く、クリアした際の達成感も凄まじいです。

暗殺は各マップで多数用意されているので、自身がクリアできそうな範囲から実践し、徐々に難易度を上げていくことでよりHITMANが楽しくなっていきます。

https://h1g.jp/hitman/?%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%A8%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

HITMANはさまざまな方法で暗殺が楽しめますが、マップや収集したアイテムによって暗殺の手段が変化します。

とはいえ、慣れるまでは集めたアイテムの使い道も分からず、どうやって暗殺するべきか迷ってしまうこともあるでしょう。


そこで便利なのがアプローチ機能であり、オプションからオンに設定することでゲーム進行時に暗殺のヒントを示してくれる機能です。

アプローチ機能は明確な手順を表示するわけでは無く、大まかな道筋を示してくれるので自身で探索する要素を損ねる心配もありません。


また、オプションからオン/オフを切り替えられるので、ゲームに慣れてきたら自由に機能をオフにできる点もポイントです。

https://www.gadgets360.com/games/news/hitman-2-mumbai-level-with-slums-and-bollywood-locations-announced-1936975

HITMANの舞台となるのは実在する世界中の都市ですが、マップ完成度や都市の表現力の高さは随一です。

グラフィック自体は近年登場した作品と比べると劣る部分もあるものの、外周や建造物が丁寧に作り込まれています。

レース会場や病院、さらには豪邸といった施設ごとのオブジェクト品質も高く、まるで実在するかのような体験が行える点も好評です。


暗殺ターゲットまで辿り着く道筋も豊富に用意されているので、マップを探索しながらアイテムやターゲットを探す過程でも充実した時間が楽しめます。

暗殺と言えば背後を取って襲い掛かったり、遠距離やサイレンサーピストルなどによる狙撃を連想される方も多いでしょう。

もちろん、本作にもそういった暗殺手段は用意されていますが、HITMANの暗殺方法は単純な武器による手段だけではありません。

病院では薬品による暗殺、レース会場ではレーシングカーや機材を用いた暗殺など、ロケーションにピッタリな暗殺方法を自身で追求できます。


ロケーション探索時にはさまざまなアイテムが入手でき、各施設を上手く利用することでユニークな暗殺が楽しめる点が好評です。

手すりを緩くして転落を狙ったり、対象が飲むであろう飲み物に毒物を仕込むなど、自身にピッタリな暗殺方法を本作で探求しましょう。

MMOやRPGの場合、周回要素等はあっても同じ敵と繰り返し戦っていくため、周回を繰り返していると自ずと飽きを感じてしまいます。

ですが、HITMANシリーズは多彩な暗殺方法が用意されていますし、あらゆる暗殺方法を模索するには1周〜3周程度では足りません。


また、ロケーション探索の入手アイテムでも暗殺方法が展開されていくので、1周目で取り逃したアイテムを用いた探索方法の追求が可能です。

1周目はストーリー展開を選択、2周目ではストーリーとは別の選択、3週目では暗殺チャレンジに挑むといった楽しさが味わえます。

HITMANシリーズは各マップでストーリーの繋がりが非常に薄く、言ってしまえば1マップだけでも深く楽しめる作品です。

うっすらとした繋がりがある程度のため、プレイ間隔が開いてしまっても薄い繋がり程度なら容易に記憶できます。

暗殺ミッションをクリアしていくのが主目的であり、やりこみ要素が強めなので1マップを繰り返しプレイするだけでも充実感あふれるゲームプレイが楽しめます。