【League of Legends】LoL初心者がADCをするなら知っておくべき基礎知識
LoLで最もキルを取りやすいロールはADCです。
Attack Damage CarryことADCはその名の通り、物理攻撃でキャリーする役割です。
味方を勝利に導くようなキルを取ったり、タワーを素早く破壊して、マップコントロールをしたりします。
ただ、初心者は味方を勝利に導くどころか、勝つための行動が分からず、ただ経験値とゴールドを貯めるだけになることもしばしば。
この記事ではそんな初心者に向けて、ADCの基本的な知識と気を付けるべきチャンピオンについてご紹介します。
この記事を読むことで、ADCのことがわかり、スキルアップしたり、ADCに挑戦できるようになるでしょう。
1. ADCで求められる役割
ADCはその名の通り、味方をキャリーすることが目的のロールです。
試合後半の集団戦で勝つことを目的としているので、とにかく経験値とゴールドを貯め、ダメージを上げるアイテムを積みます。
また、ダメージを上げられれば、タワーやドラゴンのようなオブジェクトを倒しやすくなり、試合を進めやすくなります。
ADCをするなら、とにかく相手より強くなり、ダメージを出すことを意識しましょう。
2. ADCにおすすめのサモナースペル
ADCは集団戦で最後まで生き残り、ダメージを出し続ける必要があります。
また、レーン戦でもデスせずに、ファームし続けることが求められます。
ADCのサモナースペルには万能のフラッシュと体力を回復するヒール、移動速度を上げるゴーストがおすすめです。
ブリンクスキルのないADCの場合、フラッシュは集団戦で生き残るための生命線になります。
フラッシュがないと、ガンクされたり、タンクサポートのフックによって、簡単にデスしてしまうので、フラッシュは必ず入れておきましょう。
ヒールは自分と近くの味方を回復するサモナースペルです。
回復するだけでなく、1秒間移動速度が30%上昇します。
クールダウンがフラッシュよりも短いため、危機的状況を脱出するのに役立ちます。
通常攻撃を強化するタイプのマークスマンにはゴーストがおすすめです。
ゴーストは15秒間移動速度を上げるサモナースペルで逃げる時だけでなく、相手を追いかける時や相手のスキルを避ける時に使えます。
上級者向けではありますが、ヒールよりも攻撃に使いやすく、キルを取りやすくなります。
3. ADCで意識するべきこと
ADCで使うマークスマンは全体的に耐久力が低く、デスしやすいチャンピオンが多いです。
そのため、戦い方を間違えてしまうと、集団戦に参加できず、ダメージを出せずにデスしてしまいます。
ここからはそんな状況に陥らないためにADCが意識すべきことをご紹介します。
3-1. サポートのスキル
1つ目はサポートのスキルです。
ボットレーンにはADCだけでなく、サポートもいて、サポートのスキルを知らなければ、レーニングがしづらくなります。
ファームするだけなら、自分のスキルの理解だけで問題ありませんが、レーンでキルを取るには、サポートのフックスキルを理解してないとタイミングがつかみづらいです。
全てのスキルを知っておく必要はありませんが、キャッチできる行動不能妨害スキルだけは知っておきましょう。
3-2. レベルアップのタイミング
2つ目はレベルアップのタイミングです。
特のレベル2になるにはどれだけミニオンを倒さなければならないのか知っておくと勝ちやすくなります。
ボットレーンでADCとサポートがいる状況では前衛ミニオン6体、後衛ミニオン3体を倒すと、レベル2になります。
レベル2になったタイミングで仕掛けるとスキルの差が生まれてキルが取りやすいです。
この知識だけで1キル取れるので、必ず覚えておきましょう。
3-3. パワースパイク
3つ目はパワースパイクです。パワースパイクとは、チャンピオンが強い時間帯のことです。
例えば、ケイトリンはAAレンジが長いため、序盤かなり強いチャンピオンです。
しかし、レベル6以降はコアアイテムが3つ揃わなければ、ダメージ不足であまり強くありません。
コアアイテムが3つ揃った後は、クリティカルダメージによって、また強い時間帯になります。
こうした、チャンピオンの強い時間を知っておくことで、勝てない戦闘を避け、勝てる時間帯で強気に戦えるようになります。
3-4. レーンスワップ
4つ目はレーンスワップです。
試合時間が長引くにつれて、チャンピオンが成長し、ダメージが大きくなります。
タワーまでの距離が長いボットレーンではアサシンから逃げられなくなります。
そのため、試合後半はミッドレーンにスワップして、生存率を高めるのがベストです。
また、ミッドレーンは他のレーンに比べて経験値が多く、レベルアップを早められるメリットもあります。
基本的にタワープレートのなくなる14分以降からスワップすることをおすすめします。
3-5. 集団戦での立ち位置
5つ目は集団戦の立ち位置です。
ADCは集団戦で敵チャンピオンを攻撃してダメージを出さなければならない役割ですが、敵チャンピオンに近づきすぎると攻撃を受けてしまいダメージを出す前に倒されてしまいます。
ADCは狙われやすいため、行動不能妨害スキルを受けないことが重要です。
ADCは味方のタンクやファイターよりも後ろの立ち位置を心がけましょう。
4. ADCで気を付けるべきチャンピオン
ADCはマークスマンチャンピオンが選ばれることが多いですが、中には変わった性能のチャンピオンもいます。
ここからは性能を知らなければ、対応が難しいチャンピオンをご紹介します。
4-1. トゥイッチ
トゥイッチはマークスマンではありますが、カモフラージュ状態になるスキルを持っていて、アサシンのような立ち回りができるチャンピオンです。
トゥイッチはQスキル「オイラだヨ!」はカモフラージュ状態になり、移動速度を30%上げるスキルです。
さらに、カモフラージュ状態が解けた後、5秒間通常攻撃速度を増加します。
トゥイッチの強みはこれだけではありません。Rスキル「ヒャッハー!」は通常攻撃の威力と射程を伸ばすスキルです。
QスキルとRスキルを組み合わせると、相手に何もさせずにキルが取れてしまいます。
トゥイッチは突然現れて瞬殺してくるので、初見殺しチャンピオンとして有名です。
トゥイッチと戦うときは常にどこにいるのか、警戒しておく必要があります。
特にタワーが折れ始める15分後以降はスワップやオブジェクトを取るために移動するため、その隙を狙われることがあります。
トゥイッチがどこにいるのか知るためにはワードを置き、動きを読みやすくすることが重要です。
また、トゥイッチが見えない時は、1人で行動しないようにしましょう。
4-2. サミーラ
サミーラはマークスマンとファイターが合わさったような性能をしたチャンピオンです。
マークスマンではありますが、接近戦が得意なチャンピオンで、近くで戦うほど、強みを発揮できます。
パッシブスキル「デアデビルインパルス」は通常攻撃と異なるスキルを交互に当てることで、「スタイル」と呼ばれる文字が表示されます。
E~Sまであり、スタイルが上がっていくたびに追加ダメージを与えられます。
また、スタイルがSになるとRスキル「インフェルノトリガー」を使えるようになり、周囲に2秒間強力な攻撃を与え続けます。
さらにRスキル「」はスタイルが貯まるたびに使えるため、1回の集団戦で2回発動することも可能です。
サミーラと戦うときは近づきすぎないことと、強い時間帯で戦わないことが重要です。
サミーラは接近戦は得意ですが、攻撃の射程が短い特徴があります。
そのため、ケイトリンのような通常攻撃の射程が長いチャンピオンなら、ハラスで体力を減らし、下手に攻撃させないようにできます。
また、サミーラはレベル6になった後から爆発的に強くなります。
レベル6になったタイミングで戦ってしまうと、他のADCでは勝てないので注意しましょう。
4-3. カリスタ
カリスタは通常攻撃をするたびにダッシュができ、スキルを当てにくいチャンピオンです。
カリスタはパッシブスキル「戦の所作」により、通常攻撃の準備中に指定方向にダッシュができます。
このダッシュは通常攻撃をする度に使えるため、スキルを避けるだけでなく、敵を追いかける時にも使えます。
さらに、通常攻撃速度が上がれば上がるほど、ダッシュできる回数も増えます。
また、Eスキル「引き裂く遺恨」は通常攻撃を与えた相手にダメージを与えるスキルです。
Eスキルは通常攻撃を与えれば与えるほど、ダメージが大きくなります。
さらに、Eスキルでユニットをキルすると、クールダウンが解消されます。
これにより、チャンピオンとミニオンに通常攻撃をした後、Eスキルでミニオンをキルすると、チャンピオンにダメージを与えつつ、クールダウンを解消できます。
カリスタはレベル2~レベル6までのレーン戦が非常に強力すぎて、まともにレーン戦ができなくなってしまうこともあります。
カリスタと戦うときは、序盤を安全に乗り切ることが重要です。
カリスタは序盤のレーン戦が強力ですが、レベル6以降はあまり強くありません。
他のチャンピオンに比べて試合時間が長引くほど勝率が下がるチャンピオンなので、安全にプレイし続ければ最終的には勝てるようになります。
5. 基本を学んでADCレーンに挑戦しよう
ADCは耐久力の低いチャンピオンが多く、デスしやすいロールではありますが、敵をキルしやすいロールでもあります。
特に集団戦で連続キルをした時は快感です。
敵を倒して、味方を勝利に導きたい人におすすめのロールです。
ADCの基本を知り、実際のサモナーズリフトで挑戦してみましょう。