【LoL初心者向け】ランクに行くなら知っておきたい定番構成3選【League of Legends】

公開日: 2024/4/8

LoLには競技性の高いルールのランク戦があります。

ランクでは、チャンピオンを使用禁止するバンから始まり、順番にチャンピオンをピックしていきます。

チームや相手のチャンピオンピックに合わせて、適切なピックが重要です。


しかし、初心者にはカウンターピックやチームに合わせたピックはしづらいもの。

このサイトではランクをするときに役立つ定番構成を3つご紹介します。

定番のチーム構成を知ることで、敵や味方のピックに合わせて柔軟に対応でき、勝率が上がりやすくなるでしょう。

1. ランクではチャンピオンのピックで勝負が決まる

ランクではピックバンの時点で試合の勝敗が決まると言っても過言ではありません。

というのも、レーン戦で不利なチャンピオンをピックしてしまったり、ダメージがAD(アタックダメージ)に偏っていたり、チーム構成がバラバラで、チームファイトがしにくいピックでは、対策がしやすく、勝ちにくくなります。


そのため、相手が対策しづらいバランスの取れたチーム構成にすることが重要です。

2. チーム構成が大事な理由

特にチーム構成はランクで勝つには非常に重要です。

なぜなら、チーム構成が間違っていると、チャンピオンの長所を活かせないどころか、長所を打ち消してしまうからです。


特に、エンゲージが強いチャンピオンがいるのに、ポークが強力なチャンピオンをピックしてしまうと、集団戦が難しくなります。

それだけでなく、相手がエンゲージの強いチャンピオンが多い場合、突撃されるだけで、集団戦に負けてしまう状況に陥ります。


そのため、チーム構成は集団戦の勝敗に関わる重要な要素と言えます。

3. 代表的なチーム構成3選

ここからはLoLで代表的なチーム構成についてご紹介します。

チーム構成の例を知ることで、チャンピオンの特徴を理解し、チームファイトが上手になるでしょう。

3-1. エンゲージ構成

1つ目はエンゲージ構成です。

エンゲージ構成は相手の懐に入り、集団戦を始めるのが得意な構成です。


誰かが敵陣に飛び込んだら、戦闘開始なので、戦うタイミングがわかりやすく、初心者にもおすすめです。

エンゲージ構成は近距離での戦闘が苦手なポーク構成に強いため、相手チームがポーク構成の場合、非常に戦いやすくなります。

3-2. カウンターエンゲージ構成

カウンターエンゲージ構成は相手がエンゲージしてきた時に反撃しやすいチーム構成です。

強力な範囲攻撃が得意なチャンピオンが多い構成のため、集団戦で相手が攻撃してきた際に、非常に戦いやすくなります。


そのため、エンゲージ構成に強いだけでなく、立ち位置さえ気を付けておけば、容易に打ち負かせるため、気持ちにも余裕が出てきます。

3-3. ポーク構成

ポーク構成は遠距離での戦いを得意とするチーム構成です。

ポーク構成はオブジェクトを取ろうとする相手チームに遠距離から一方的に攻撃するのが得意です。

また、チャンピオンによっては相手のエンゲージを止める、ディスエンゲージができるスキルを持っています。

そのため、相手は近寄りたくても近寄れず、攻撃を受けてしまう状況になります。


ただ、エンゲージが決まってしまうと近距離での戦闘を苦手としているため、負けてしまうことも多いです。

カウンターエンゲージ構成には強いものの、エンゲージを許してしまうと、負けてしまうため、難易度の高い構成と言えます。

4. エンゲージ構成でおすすめのチャンピオン

エンゲージ構成にするには、エンゲージが得意だったり、近距離での戦闘が得意なチャンピオンをピックしましょう。

ここからは、エンゲージ構成でおすすめのチャンピオンをロームごとにご紹介します。

4-1. エンゲージ構成でのTOPチャンピオン


TOPでおすすめのチャンピオンはマルファイトとサイオンです。

この2つのチャンピオンはチームファイトの起点となる、エンゲージが得意です。


特にマルファイトはRスキル「アンストッパブル・フォース」は強力な突進をするスキルで、当たった敵をノックアップさせます。

敵をノックアップさせることで、チームが続いてエンゲージでき、一瞬で集団戦を終わらせられます。

サイオンの場合、物理防御、魔法防御共に、高いため、味方のエンゲージをサポートするようなタンクとして、役立ちます。

4-2. エンゲージ構成でのJGチャンピオン


JGでおすすめのチャンピオンはジャーヴァンIVとヴァイです。

スキルでエンゲージできるため、相手のチャンスを逃さずに集団戦を始められます。


また、ジャーヴァンIVのRスキル「決戦場」は自身を中心に壁を作るスキルで、ブリンクスキルの持たないチャンピオンを閉じ込められます。

フラッシュがあれば、逃げられますが、相手にフラッシュを無理やり使わせることができ、次のエンゲージを成功させやすくします。


一方、ヴァイのRスキル「突入捜査」は指定したチャンピオンを追いかけて行動不能妨害にできるため、逃げ足の早いチャンピオンを捕まえ、無理やり集団戦を始められます。

4-3. エンゲージ構成でのMIDチャンピオン


MIDでおすすめのチャンピオンはダイアナとエコーです。

MIDレーンではメイジチャンピオンをピックする場合が多く、エンゲージよりポークが得意なチャンピオンが多いです。


しかし、ダイアナとエコーはメイジでありながら、近距離での攻撃が得意で、エンゲージ構成に合っています。

特にダイアナのRスキル「崩月」は自身を中心に敵を引き寄せ、範囲内の敵に大ダメージを与えます。


自分がエンゲージの起点になることもできますし、誰かのエンゲージに乗っかって、追撃もできます。

また、ゾーニャの砂時計との相性もよく、集団戦が終わった後も生き残りやすいチャンピオンです。

4-4. エンゲージ構成でのADCチャンピオン


ADCでおすすめのチャンピオンはアッシュです。

アッシュ自体は特別エンゲージが得意なわけではありません。

スキルとパッシブスキルが優秀なため、味方のエンゲージをサポートできます。


特にRスキル「クリスタルアロー」は飛距離が無限で、当たった敵に長いスタン状態を与えます。

Rスキルさえ当たれば、味方が簡単にエンゲージできるため、集団戦の起点となります。


また、パッシブスキル「フロストショット」は通常攻撃が当たった敵にスロウ効果を付与するスキルです。

オブジェクトファイトのにらみ合い中に敵に通常攻撃を与えるだけで、味方がエンゲージしやすくなります。


ただ、他のADCに比べると、敵との距離が近くなりやすく、逆にキャッチされることもあります。立ち位置に注意しながら、味方をサポートしましょう。

4-5. エンゲージ構成でのSUPチャンピオン


SUPでおすすめのチャンピオンはノーチラスとアリスターです。

どちらもエンゲージが得意で耐久力が高いため、よくピックされるチャンピオンでもあります。


特にノーチラスには行動不能妨害スキルが豊富で、スキルだけでなく、パッシブスキルにもあります。

集団戦では相手を捕まえるだけでなく、味方のADCを守る行動もできるため、対応力の高いチャンピオンと言えるでしょう。

5. カウンターエンゲージ構成でおすすめのチャンピオン

カウンターエンゲージ構成では、エンゲージに強いだけでなく、ブッシュでの待ち伏せが得意です。

カウンターエンゲージ構成にするには強力な範囲攻撃や範囲攻撃の行動不能妨害スキルのあるチャンピオンをピックしましょう。

5-1. カウンターエンゲージ構成でのTOPチャンピオン


TOPでおすすめのチャンピオンはエイトロックスです。

エイトロックスはQスキル「ダーキンブレード」は3回使える範囲攻撃スキルです。


1対1での戦闘では避けられやすく、最大ダメージを出しづらいですが、集団戦では、相手が固まって行動していることが多いため、ダメージを出しやすいです。

さらにRスキル「ワールドエンダー」は移動速度と自動回復速度を上げるスキルで、集団戦で非常に活躍します。

5-2. カウンターエンゲージ構成でのJGチャンピオン


JGでおすすめのチャンピオンはアムムとシン・ジャオです。

JGはガンクをする必要があるため、他のレーンよりもエンゲージスキルが求められます。


ただ、アムムとシン・ジャオには範囲攻撃の行動不能妨害スキルがあり、相手のエンゲージを食い止められます。

また、アムムの場合、エンゲージを成功させるためにRスキル「めそめそミイラの呪い」が使え、状況に合わせて、対処しやすい特徴があります。

5-3. カウンターエンゲージ構成でのMIDチャンピオン


MIDでおすすめのチャンピオンはアニビアとヴェックスです。

どちらのチャンピオンも強力な範囲攻撃スキルがあり、相手のエンゲージに対処できます。

また、レーンでエンゲージを成功させるためにはミニオンが残っている必要がありますが、アニビアとヴェックスはミニオンをまとめて倒せるため、相手にエンゲージをさせない立ち回りも可能です。


相手をエンゲージさせずにこちらのエンゲージを成功させるにはもってこいのチャンピオンと言えるでしょう。

5-4. カウンターエンゲージ構成でのADCチャンピオン


ADCでおすすめのチャンピオンはミス・フォーチュンです。

ミス・フォーチュンはEスキル「レイニングバレット」で範囲内の敵をスロウ状態にし、Rスキル「バレットタイム」で範囲内の敵に強力なダメージを与えられます。

この2つのスキルだけで、相手のエンゲージを食い止め、反撃できるため、非常に戦いやすいチャンピオンと言えるでしょう。


しかし、ミス・フォーチュンに行動不能妨害スキルが当たってしまうと、耐久力が低いため、何もできずにデスしてしまいます。

そのため、相手にエンゲージされず、こちらが攻撃できる立ち位置が重要となります。

5-5. カウンターエンゲージ構成でのSUPチャンピオン


SUPでおすすめのチャンピオンはモルガナとアリスターです。

エンゲージ構成でもアリスターをおすすめしましたが、カウンターエンゲージも得意です。

アリスターのWスキル「頭突き」は相手をノックバックさせ、味方のエンゲージを成功させたり、相手のエンゲージを食い止めたりできます。


一方、モルガナにはRスキル「魂の足枷」があり、スキルの当たった敵チャンピオンに一定時間経過後にダメージとスタンを付与します。

一定時間後にスタン状態になるため、下手にエンゲージしてきた敵に反撃しやすくなります。

6. ポーク構成でおすすめのチャンピオン

ポーク構成をするなら、遠距離からの攻撃が得意なチャンピオンだけでなく、相手からのエンゲージを食い止めるディスエンゲージができるチャンピオンを選びましょう。

ここからはポーク構成でおすすめのチャンピオンをご紹介します。

6-1. ポーク構成でのTOPチャンピオン


TOPレーンでおすすめのチャンピオンはグラガスとジェイスです。

グラガスにはQスキル「タル転がし」で遠距離から攻撃ができるだけでなく、一定時間スキルが留まるため、相手のエンゲージを抑える効果があります。


また、Rスキル「ワシの奢りじゃ!」で敵チャンピオンを大きくノックバックさせられるため、ディスエンゲージも可能です。

一方、ジェイスは強力な遠距離攻撃スキルがあり、相手の体力を大きく削れます。

ただ、TOPレーンでこれらのチャンピオンをピックしてしまうと、タンクチャンピオンではないため、相手のエンゲージが決まってしまった場合、一瞬で倒されてしまうので注意しましょう。

6-2. ポーク構成でのJGチャンピオン


JGでおすすめのチャンピオンは二ダリ―とポッピーです。

二ダリ―はポークを得意としていて、ポッピーはディスエンゲージを得意としているチャンピオンです。

味方の構成に合わせて、ポークが足りていない場合は二ダリ―を、ディスエンゲージが足りていない場合はポッピーをピックすると良いでしょう。

6-3. ポーク構成でのMIDチャンピオン


MIDでおすすめのチャンピオンはゾーイとフェイです。

MIDレーンにはメイジチャンピオンが多く、スキルのレンジが長いチャンピオンが多いです。


中でもゾーイとフェイは遠距離からの攻撃がしやすいチャンピオンでポーク構成にピッタリ。

ゾーイとフェイはスキルのレンジが長いだけでなく、クールダウンが短いため、何度も遠距離から攻撃できます。

そのため、ポークで大きなダメージを期待できるチャンピオンです。

6-4. ポーク構成でのADCチャンピオン


ADCでおすすめのチャンピオンはエズリアルとヴァルスです。

どちらもスキルショットのレンジが長いため、オブジェクトファイトでのにらみ合いで強力なダメージを与えられます。


また、どちらも自分を守るためのスキルがあり、簡単に捕まらないのも特徴です。

ただ、一度捕まってしまうと、一瞬で倒されてしまうので、ポークに集中しすぎないように注意しましょう。

6-5. ポーク構成でのSUPチャンピオン


SUPでおすすめのチャンピオンはラックスとジャンナです。

ラックスはポークを得意としているチャンピオンで、ジャンナはディスエンゲージを得意としているチャンピオンです。

ラックスはレーン戦が強いため、レーン戦でキルを取って育てば、集団戦でも大ダメージを出せます。


一方、ジャンナは味方を強化するエンチャンターで、耐久面に難はあるものの、瞬時に相手をノックバックさせるRスキルがあるため、味方を守りやすいです。

7. 味方に合わせてできるだけ構成を整えよう

味方とチーム構成を合わせるだけで、集団戦で戦いやすくなり、勝率が上がります。

ただ、ランクではコミュニケーションが取りづらい環境のため、チーム構成がバラバラになることもあります。


ですが、定番構成だから絶対勝てることはなく、逆に構成がめちゃくちゃだからといって絶対に負けるわけではありません。

勝利にはチームでの連携や個人のスキルも重要です。


そのため、ランクではチーム構成を深刻に考えすぎない方がよいでしょう。

どんな試合でも最後まで諦めない心が大事です。