League of Legends なぜ日本で流行らない?理由や本作の魅力を紹介!
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League of Legendsは2009年サービス開始以降、2024年現在まで競技シーンで大きな盛り上がりを見せているタイトルです。
韓国をはじめ、海外圏では長期的な盛り上がりを見せるタイトルですが、何故か日本では流行りにくい傾向にあります。
RIOT GAMESが開発運営を担っていますが、日本においては同運営から後発リリースされた「VALORANT」の方が高い人気を獲得しています。
国内に全くプレイヤーがいないわけではありませんし、好んでプレイされる方の中には「もっと流行ってほしい」と思う方も多いでしょう。
そこで本記事では、League of Legendsが日本で流行らない理由を解説しつつ、本作のゲーム性や魅力を解説します。
1. 日本で流行らない理由
League of Legendsは海外では人気が非常に高く、国際大会では世界各国で盛り上がりを見せるほどのタイトルです。
しかし、日本でもサービス開始時期は変わりませんし、継続してサービスを続けていますが、世界ほどの盛り上がりはありません。
プレイヤー自体はいますが、FPSタイトルの陰に隠れてしまっており、今一つパッとしない印象を持たれる方も多いでしょう。
ここでは、日本でLeague of Legendsが流行らない理由について解説していきます。
1-1. キャラが多すぎる
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League of Legendsはリリースから15年が経過した老舗タイトルですが、アップデートの頻度が非常に早く、キャラクター追加や更新が実施されています。
初期はキャラクター数が30を下回っていましたが、現在では150を軽く超えるキャラクターが存在しています。
さらにキャラクターによってロールやスキルが違いますし、マネーで購入できるアイテムにも特色が見られるのが特徴です。
キャラクターの多さはゲームの魅力でもありますが、キャラクターが多すぎるため、逆に新規プレイヤーが困惑してしまうこともあります。
1-2. 更新頻度が早すぎる
https://www.gamespark.jp/article/2015/11/04/61469.html
昨今では「Apex Legends・VALORANT」など、さまざまなタイトルが流行っていますが、これらのタイトルの更新頻度は早くて1か月~2か月程度です。
対して、League of Legendsのアップデートは2週間という驚異の間隔で実施されており、アップデートごとにキャラクター等に調整が行われます。
2週間前は最強格だったキャラクターが2週間後には最弱に降格することもあり、ランクマッチ等の環境が大きく変化するのが特徴です。
同じ環境が続かないというのは良いことでもありますが、更新頻度が早すぎて追いつかないというユーザーも中にはいます。
ただでさえ、膨大なキャラクター数で困惑しやすく、劇的な環境の変化に置いて行かれてしまうことも要因の一つでしょう。
1-3. 観戦していても分かりにくい
https://automaton-media.com/articles/slr/how-to-watch-lol-games-2/
一例を挙げるなら、同じRIOT GAMESからリリースされている「VALORANT」はプレイだけでなく、観戦していても状況や有利不利を把握しやすいのが特徴です。
「今はこっちのチームが有利だな」「これクラッチできたらすごい」など、未プレイの方でも大まかな戦況を把握しやすく、多くのユーザーと人気獲得に繋がっています。
しかし、League of Legendsは平坦な画面でお互いのエリアを取り合う性質上、実況があっても理解しにくいのが欠点です。
膨大なキャラクターとスキル、さらにはアイテムもあるため、既プレイの方でも理解が追いつかないこともあります。
未プレイの方から見れば、「何が起きてるのか全く分からない」「どちらが有利で不利なのか」、分からなくてつまらないという意見もあるようです。
1-4. ゲーム性が馴染みにくい
トップ・ミッド・ボットなど、各レーンのタワーを破壊し、最終的に相手の本陣にあるネクサス(チームの心臓)を破壊したチームが勝利です。
これだけ聞くとシンプルなルールに見えるかもしれませんが、ここにキャラクターレベルやゴールド(通貨)、さらにはアイテム要素が絡んできます。
上記に加えてインヒビター・バロン・ドラゴンなど、本作オリジナルで戦況を大きく変化させる要素も含まれています。
これらの要素はプレイヤーでないと理解しにくく、未プレイの方から見ると重要性が伝わりにくいのが欠点です。
2. League of Legendsの魅力
League of Legendsはゲームの性質上、未プレイの方から見ると理解しにくく、プレイしてみたいという気持ちを抱きにくい作品です。
しかし、ゲームをプレイすればするほどにハマってしまい、辞めようと思っても抜け出せなくなる魅力があるとも評価されています。
ここでは、League of Legendsの魅力について、未プレイの方にも勧められる要素を紹介します。
2-1. 個性豊かなキャラクターが豊富
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League og Legendsはトップ・ミッド・ボット・サポート・ジャングルの計5つのロールがあり、ロールごとに豊富なキャラクターが存在します。
可愛らしいキャラクターをはじめ、カッコいいキャラクターなど、多彩なキャラクターが非常に魅力的です。
また、単純なイラスト人気だけでなく、キャストも豪華声優陣が務めており、平坦なゲームながらも没入感が味わえるのも特徴です。
ユーザーの中には「イラストが可愛いから選んだ」、「声優さんが好きだからこのキャラを選んだ」という意見もあるほどです。
また、選んだキャラクターが弱かったとしても、週間アップデートでしっかりバランス調整されるので、後悔してしまうこともありません。
2-2. 戦略的思考が鍛えられる
https://www.e-xtreme.co.jp/topics/3000/
League of Legendsは各レーンのタワーを順番に破壊し、最終的にネクサス(心臓)を破壊すれば勝利できるシンプルなルールです。
ですが、ルールこそ単純なものの、各キャラクターにはスキルが用意されていますし、ゴールドでアイテムを購入することもできます。
また、時間経過では戦況を大きく左右するバロンやドラゴンもあり、絶望的な状況下でも充分逆転できるのが特徴です。
序盤はゆるやかにゲームが進行しますが、ゴールドが集まってレベルアップを終えれば、瞬時に状況が変化していきます。
「ここは破壊されても良い」「このバロンだけは全力で取りたい」など、勝つためには瞬時に正しい判断を行わなければいけません。
戦略的思考は勝敗が存在するあらゆるゲームで重宝する能力ですが、League of Legendsはこれを効果的に鍛えることが可能です。
2-3. バランス調整の周期が早い
https://www.leagueoflegends.com/en-us/news/dev/dev-balance-framework-update/
ゲームジャンルを問わず、オンラインゲームではアップデート等のタイミングにて、武器やスキル等のバランス調整が行われるのが基本です。
強すぎるキャラやスキルはナーフ(弱体化)され、弱くて使用率が低かったスキルやキャラはバフ(強化)されます。
特筆すべきはバランス調整後の適用期間であり、基本的に多くのゲームは短くても1か月、長い場合だと3か月~半年ほど同じバランス調整で運営されていきます。
自身が愛用していたキャラがナーフされ、ゲームに萎えてしまった経験を持つ方も多いと思いますが、League of Legendsなら心配不要です。
なぜなら、League of Legendsは約2週間周期でバランス調整が実施されるので、常にキャラやスキルの優劣が変化します。
特定のキャラが強すぎる環境が長続きせず、自分が愛用しているキャラも平等に変化していくので、常に楽しめるのが魅力です。
2-4. 何故か戻ってきてしまう中毒性
League of Legendsは全くプレイ経験が無い場合、理解しにくい部分が多いため、気軽に参入しづらいのが欠点です。
しかし、理解さえしてしまえば戦略的思考を鍛えることができますし、魅力あふれる自分好みのキャラクターで楽しめます。
ランクマッチで連敗が続いてしまったり、味方に暴言を吐かれて嫌になってしまい、プレイしていたゲームを辞めた経験を持つ方も多いでしょう。
これはLeague of Legendsでも該当する問題ですが、League of Legendsには嫌になっても何故かプレイしてしまう中毒性があります。
「あー、もうやめよっかな」と筆者も離れようとしたことはありますが、何故か1日~2日経てば戻ってきてしまいます。
慣れるまでは難しい部分も多いですが、練度が上がるほどに離れられなくなってしまう中毒性の高さが魅力です。
3. まとめ
League of Legendsは理解するまでが非常に難しいこともあり、観戦した際の印象から避けてしまっている方も多いでしょう。
確かに慣れるまでは難しい部分もありますが、理解していくほどに楽しさが追い付いてくるので、勇気を出してチャレンジしていただければ幸いです。