ここであらすじについて解説していきます。


フリスクという名前の主人公が、とある言い伝えのある山で、転落するところから始まります。

この山の地下には、モンスターたちの住まう地下世界が広がっており、その世界で個性豊かなモンスターたちと出会うことになります。

この主人公は、地上へと戻るために、様々なモンスターと出会いながら、冒険を進めていき、この地下世界から抜け出すことを目指すというストーリーになっています。

まず、このゲームを語るうえで最も有名で、一番の魅力といえるのは、BGMです。

BGMが特に良いゲームはほかにも多くあるのですが、このUndertaleほど、すべてのBGMが調和しているゲームはほかにはありません。


戦闘中のBGMは、敵の動きや攻撃、こちらの攻撃などに合わせて、リズムやメロディ、リズムの変調など、場面一つ一つにマッチしているのが特徴的です。

さらに、戦闘中のBGMだけではなく、キャラクターの会話やフィールドの移動、イベントごとに細かくBGMが設定されているため、ゲームへの没入感をさらに高めてくれている点も、このゲームならではの魅力といえます。


実はこのゲームのBGMをすべて集めたサウンドトラックも発売されているのですが、2枚組100トラックもある壮大なアルバムとなっています。

また、有名な演奏者やミュージシャンによって、多くの楽曲がカバー・演奏されており、これをきっかけに有名になったともいわれています。

https://store.steampowered.com/app/391540/Undertale/?l=japanese

Undertaleの戦闘システムは、独特のものになっており一つの大切な特徴といえます。

一般的なRPGゲームの場合、戦闘になった敵はすべて倒すか、逃げるしか選択肢はありません。

しかし、Undertaleの場合、戦闘になった敵を必ず倒さなくてはいけないわけではありません。


コンセプトとして謳っているように、「誰も死ぬ必要のないRPG」という言葉の通り、絶対にモンスターを倒さなくても、戦闘は終了します。

場合によっては、一体もモンスターを倒さずに、ストーリーすべてをクリアすることも可能です。

戦闘時に、通常であれば攻撃のコマンドを選択して、相手のHPを削り切ることができれば、敵モンスターを倒すことが可能です。


このゲームでは、攻撃のコマンド以外に、ACTというコマンドを選択することが可能で、このコマンドを選び、その時に取った行動によって、相手モンスターの機嫌が変化します。

もし怒らせれば、敵の攻撃は過激になりますし、なだめるアクションがうまくいけば、戦意を喪失して平和的解決ができる場合があります。


このように、様々な選択肢を選びながら、倒す以外の選択肢を選べるというのが、独特の戦闘システムといえます。

https://store.steampowered.com/app/391540/Undertale/?l=japanese

Undertaleの持っている、世界観とストーリー展開は、ほかのゲームに負けないほど魅力的な内容となっています。


このゲームのストーリーは、主人公である人間が、地上から地下に落ちて、モンスターたちが暮らしている【Undertale】に迷い込むところから始まります。

基本の絵やデザインは、ドット絵風で作られており、キャラクターのデザイン含め、可愛らしいシンプルなゲームデザインです。


しかし、ストーリー上出てくるモンスターや、ストーリーの中心にいる人間との思いが交錯していくことで、より深く感慨深いストーリーへと変化していきます。

これだけ複雑に作られているゲーム内容にプラスして、ルートの選択により変化するエンディングもあるため、よりストーリーへの没入感は深く魅力的な内容となっています。


いずれのストーリーもエンディングも感動的な内容となっており、多くのプレイヤーは涙なしでは、プレイができないと語っているほどの内容となっています。

この特別さも、このゲームならではの魅力といえます。

このゲームの魅力の一部には、ゲームに出てくる個性的なキャラクターも一つの要素として含まれています。

昨今のゲームでは、モブキャラクターやサブキャラクターが設定されていて、その場面のみ出てくるということも多くあります。


このゲームにおいては、すべてのキャラクターにセリフがあります。

それだけではなく、1人1人に細かな性格の設定や、バックグラウンドの設定がされているため、少ししか出てこないキャラクターも愛されているのが、特徴です。

性格やセリフ的にもかなり魅力的なのですが、デザインも独特のものが使われているため、販売から9年が経過した今でも、この魅力に魅せられた人々による2次創作が進むコンテンツです。


それほど個性の強いキャラクターを、多くの人が今でも愛し、一つの魅力として語り継いでいるという証拠とも言えます。

https://store.steampowered.com/app/391540/Undertale/?l=japanes

このゲームは、多くの人に愛されてはいますが、決して簡単にはクリアができない難易度となっています。

この難易度の高さも、今でも多くのファンに遊ばれている理由であり、このゲームならではの魅力といえます。


バトルシステム自体は、一般的なRPGと同じように、戦うやアイテム、逃げるなどの選択肢から選択をして、その場面を乗り切る方法を選び、進んでいくシステムとなっています。

ほかのゲームと異なるのは、戦わずに相手を諭して、和解をするという選択肢があることが、一般的なRPGと異なる点だといえます。


戦うを選び相手を倒す、もしくは相手との対話を選び、相手を諭して和解をして先を進む。

これはほかのゲームにはない、独特な戦闘スタイルであり、特徴的な戦闘システムだといえます。

この選択肢の多さが、決して簡単にクリアすることのできないような、ゲームの難易度を挙げているといっても、間違いないです。


この難易度の変わった高さが、このゲームならではの特徴であり、このゲームの真骨頂として、一つの魅力であるといえます。