LoL初心者がサポートをするなら知っておくべき基礎知識【League of Legends】

公開日: 2024/5/31

LoLには5つの役割があり、中でもサポートは初心者がよくプレイするロールです。

サポートは他のロールに比べて経験値とゴールドが集まりにくいですが、強力なスキルを多く持っていて、敵チャンピオンを捕まえ、味方が戦うきっかけを作ったり、味方のキャリーを守ったりできます。


この記事では初心者にもわかりやすいようにサポートの基礎知識と気を付けるべきチャンピオンをご紹介します。

1. サポートで求められる役割


サポートの役割は耐久力の低いADCを安全にファームさせることや強力なハラスで相手のADCをファームさせないこと、集団戦で味方がエンゲージしやすいようにキャッチすることです。


サポートにはタンクとメイジ、エンチャンターがいて、それぞれ、求められている役割が変わります。

基本的には味方のADCが戦いやすいように立ち回るのが重要ですが、チャンピオンの特性に合わせて、立ち回りを変えなければなりません。


タンクは敵チャンピオンをキャッチして味方が攻撃しやすくする、メイジはファームしている敵ADCにスキルを当てて体力を減らす、エンチャンターは味方ADCを強化するスキルを最適なタイミングで付与するといった立ち回りが求められます。

使うチャンピオンがどんな特徴を持っているのか知っておくと戦いやすくなるので、プレイする前にスキルの内容を見ておきましょう。

2. サポートでおすすめのサモナースペル

サポートはどんなチャンピオンにも相性が良いフラッシュとADCがキルしやすくするイグナイト、エンゲージが強いADCに対抗するためのイグゾーストがおすすめです。

フラッシュは言わずもがな、最高に使い勝手が良いサモナースペルなので、必ず1つは持っておくとよいです。


イグナイトは序盤でキルを取りたいときにおすすめなサモナースペルです。

イグナイトは5秒間かけて相手に継続ダメージとライフスティールの効果を減少させます。

これによって、相手のADCかサポートどちらかのキルを取りやすい状況を作りやすくなります。


イグゾーストは指定したチャンピオンの移動速度と攻撃力を下げるサモナースペルです。

イグゾーストは3秒間対象の移動速度を30%下げ、与えるダメージを35%低下させます。

イグゾーストによって、相手のエンゲージを抑えるだけでなく、キルを取ることにも繋がりやすくなります。

相手がエンゲージが得意なニーラやサミーラの場合、持っておいて損のないサモナースペルです。

3. サポートで意識するべきこと

サポートは他のレーンに比べて成長が遅いロールです。

ここからは初心者がサポートをするときに意識すべきことをご紹介します。

3-1. ADCにCSを譲る

サポートをするときは積極的にCSを譲りましょう。

CSはミニオンにとどめを刺してゴールドを獲得することですが、サポートがCSを取ってしまうと、ADCにゴールドが集まらなくなります。


ADCは経験値とゴールドを集めて早く成長する必要があるため、CSを譲らないと、試合後半で勝てなくなります。

絶対にCSを取っていけないわけではないですが、ADCが近くにいる時は譲ってあげましょう。

3-2. エンゲージするタイミング

エンゲージが得意なタンクサポートの場合、エンゲージのタイミングを間違えてしまうと、相手にキルを譲ってしまいます。

エンゲージするときは味方と相手のADCのヘルス状況を見ておく必要があります。

味方のヘルスが少なく、相手のヘルスが多い状況ではエンゲージしても勝てるわけがありません。


反対に、味方のヘルスが多くて、相手のヘルスが少ない状況なら、簡単に勝てるようになります。

サポートは敵をキルするほどの攻撃力はないため、サポートに体力が残っていても、ADCの体力が低いと、負けてしまうと知っておきましょう。


また、相手がタンクサポートを使っているときにもこの知識は活用できます。

相手のADCのヘルスを減らしつづけることで、タンクはエンゲージできず、レーン戦で戦いにくくさせられます。

3-3. ロームするタイミング

サポートはCSを取らなくても良いため、他のロールに比べて時間が余りやすいです。

ADCがデスしてしまったり、味方のADCがリコールしたタイミングで、ミッドにロームすると良いでしょう。

サポートのロームはジャングルよりも読みづらく、ミッドレーナ―からは突然現れたように思えます。


ミッドでキルが取れると、試合全体の勝利に繋がりやすいので、時間が余ったときはロームしましょう。

ただ、サポートの本来の役割はADCを戦いやすくすることなので、ミッドにロームしすぎてADCを見捨てるようなことはしないであげましょう。

3-4. 使うチャンピオンの長所と短所

サポートではチャンピオンの選択の自由度が高く、タンクやメイジ、エンチャンター、ファイター寄りのアサシン等、多種多様です。

サポートをするなら使うチャンピオンの特徴と最適なビルドを知っておくと戦いやすくなります。


例えば、タンクは耐久力が高く、キャッチ性能は高いが、ダメージが低い特徴があります。

また、メイジはスキルを使った攻撃は強力ですが、ファームがしづらいサポートのため、試合時間が長引くにつれて、ダメージ不足になる特徴があります。


こうした特徴を知っておくことで、ゲームプランを立てやすくなり、勝ちやすくなるでしょう。

4. サポートで気を付けるべき初見殺しチャンピオン

サポートはADCに比べて、ピックの自由度が高く、多くのチャンピオンが使えるロールです。

中でも、戦い方を知らないと、簡単にキルを取られてしまうチャンピオンがおり、初心者は苦戦を強いられるでしょう。


ここからは初心者が気を付けるべき初見殺しチャンピオンをご紹介します。

4-1. ブリッツクランク


ブリッツクランクはレベル1が強力なチャンピオンです。

ブリッツクランクのQスキル「ロケットグラブ」は指定方向に腕を伸ばして、当たったユニットを引き付けられます。


このスキルに当たってしまうと、味方から離れてしまうだけでなく、複数の敵がいる場所まで引っ張られてリンチを受けてしまいます。

こうなると、フラッシュを使っても逃げ切れないので、簡単にキルを取られてしまいます。

ブリッツクランクと戦うときはQスキルに当たらないようにすることが重要です。


ブリッツクランクはQスキル以外はあまり強くありません。

また、ブリッツクランク自体はダメージを出せるチャンピオンではなく、ダメージを出せるADCが近くにいないとキルは取れません。


レーン戦では茂みの中に隠れてQスキルを使って来ることが多いので、ミニオンの後ろを位置取って、Qスキルが当たらないように立ち回りましょう。

4-2. パイク


パイクはサポートでありながら、ダメージを出せるチャンピオンです。

パイクはQスキル「ボーンスキュア」は指定方向にモリを投げて、当たった敵ユニットを近くに引き寄せるスキルです。

Qスキルは近くに引っ張るだけでなく、至近距離で当たった場合、パイクを後ろまで引き寄せられます。


さらに、Eスキル「亡者の引き波」で、スタン状態にもできます。

これによって、長時間相手チャンピオンの動きを止め、キルにつなげられます。


また、Rスキル「水底の急襲」はこのスキルでチャンピオンをキルしたとき、追加でゴールドを得られます。

このゴールドはパイクだけでなく、アシストを取った味方にも付与され、ADCとサポートの両方が強くなります。


パイクと戦うときは、スキルを受けないことと、的確に反撃することです。

パイクのQスキルは直線状に当たったユニットを引っ張る効果なので、ミニオンが盾になるように後ろに位置取れば当たることはありません。

また、パイクは耐久力は高くないため、体力を減らすことで、下手にエンゲージできないように抑えられます。

4-3. マオカイ


マオカイは対象指定スキルと広範囲に行動不能妨害スキルを与えるRスキルが強力なチャンピオンです。

マオカイのWスキル「樹人の進撃」は指定したチャンピオンにダッシュしてスネア効果を与えます。


さらに、Qスキル「茨打ち」でチャンピオンをノックバックさせられます。

この2つのスキルによって、相手チャンピオンをキャッチして、ADCが攻撃できる隙を作り出せます。


さらにRスキル「大地の捕縛」は指定方向にゆっくり進む壁を作り出し、壁に当たった敵チャンピオンにスネアを与えます。

Rスキルは広範囲のスキルで、簡単に相手をキャッチでき、集団戦を有利に始められます。


マオカイと戦うときはエンゲージされても、反撃できる体力を残しておくことです。

マオカイは相手を捕まえるスキルは強いものの、攻撃力は低く設定されています。

そのため、エンゲージされても冷静に反撃することで、ダメージ有利を作り出せます。

4-4. パンテオン


パンテオンはレベル1が最も強いと言っても過言ではないチャンピオンです。

パンテオンのWスキル「跳撃の盾」は指定したチャンピオンに飛びついて、スタンを与えます。


さらに、パンテオンのパッシブスキル「定命の意思」によって強化されたWスキルはスタン効果の時間を長くし、通常攻撃が3回攻撃になり、大ダメージを与えられます。

パンテオン単体でも強力なダメージを与えられますが、さらに相手のADCの攻撃を受けてしまうと、キルを取られてしまいます。


パンテオンと戦うときはレベル3までキャッチされないように警戒しておくことです。

パンテオンは最序盤が強いチャンピオンですが、それ以外の時間は強くありません。


こちらのスキルが揃ってしまえば、Wスキルのキャッチ以外怖くなくなります。

そのため、レベル3までにキルを取られないように安全にプレイすることを意識しましょう。

4-5. スウェイン


スウェインは最序盤とレベル6直後が強力なチャンピオンです。

スウェインのEスキル「束縛の爪」は指定方向にいる敵にスネアを与えます。


さらに、スキルが当たった場合、Eスキルを再使用でき、再使用すると、敵チャンピオンを引き寄せられます。

Eスキルはミニオンを貫通するため、ミニオンの後ろにいても当たってしまいます。

最序盤はこのスキルによって、キャッチされると、レーン戦が苦しくなります。


また、Rスキル「魔帝戴冠」は悪魔に変身して、周囲の敵チャンピオンから体力を奪える強力なスキルです。

スウェインはメイジチャンピオンではありますが、このRスキルによって、耐久力が大きく上昇し、下手に戦ってしまうと返り討ちにあうことも多いです。

スウェインと戦うときはEスキルに当たらないことと、Rスキルを使ったときは戦わずに逃げるようにしましょう。


Eスキルは当たると強力ですが、その分、動きが遅く、見てから避けることも可能です。

そのため、スウェインがスキルを使っても避けられるように、ちゃんと視界の中に入れておくことが重要です。

また、Rスキルは強力ですが、戦わなければ、スキルが切れてしまいます。

Rスキルを使われたら、戦わずに逃げ、Rスキルがないときに戦うように意識しましょう。

5. 基本を学んでサポートに挑戦しよう

サポートは他のレーンに比べて、経験値とゴールドが獲得しにくいですが、味方を強化したり、集団戦のきっかけを作り出せるロールです。

味方を助けて、チャンスを生み出すサポートをしたい人におすすめなロールです。

サポートの基本を知り、より勝利に近づけるようなプレイをしましょう。