1.ゲーム概要

「DRAGON BALL Z: KAKAROT」は2020年1月に発売され、PlayStation 4、Xbox One、PCなど複数のプラットフォームでプレイ可能です。

後にNintendo Switch版もリリースされ、多くのファンに親しまれています。

この作品は、プレイヤーが主人公・孫悟空や仲間たちを操作しながら、原作ストーリーを追体験するアクションRPGです。

2.基本情報

発売日：2020年1月16日

開発元：CyberConnect2

ジャンル：アクションRPG

ゲームは基本的に時系列に沿って進み、各編のクライマックスでは迫力あるボス戦が展開されます。

また、物語を進めるだけでなく、広大なフィールドを自由に探索してアイテムを集めたり、サブクエストをクリアしたりといったやり込み要素も充実しています。

3.ゲームの特徴

本ゲームの特徴を紹介していきます。


■原作再現へのこだわり

アニメの名シーンや戦闘が高品質なグラフィックと演出で蘇ります。

特に、悟空が超サイヤ人に覚醒する場面などは、原作ファンなら誰もが感動すること間違いありません。


■広大なフィールドと探索要素

各エリアはオープンワールド風にデザインされており、悟空たちは飛行や走りで自由に探索可能です。

フィールドでは、釣りや食材の収集、NPCとの交流が楽しめます。


■キャラクター育成と戦闘システム

ゲームではキャラクターを育成し、スキルツリーで新しい必殺技や能力を解放することができます。

戦闘は、気弾や格闘技を組み合わせた爽快なバトルシステムが特徴です。

1.ラディッツとの遭遇 – 戦闘民族サイヤ人の正体

ゲームの冒頭は、孫悟空が家族と平穏な日々を過ごしているシーンから始まります。

しかし、そこに突如現れたのが兄・ラディッツでした。

彼は自分たちが戦闘民族「サイヤ人」であることを告げ、悟空に地球征服の協力を強要します。


悟空が拒否すると、ラディッツは悟飯を人質に取り、戦闘を仕掛けてきます。

ここで、宿敵だったピッコロが悟空と共闘する形で戦いに加わるという熱い展開が繰り広げられます。


■ゲームプレイのポイント

・ラディッツとの戦闘は、基本的な操作方法を学ぶチュートリアルとして機能します。

・ピッコロと協力して攻撃を仕掛ける「共闘バトル」の楽しさを体験できる。

2.悟空の犠牲と新たな脅威

激闘の末、悟空はピッコロの「魔貫光殺砲」を受け止める形でラディッツを倒します。

しかし、悟空自身もその犠牲となり命を落とします。

ここでラディッツが告げたのは、さらに強力なサイヤ人「ベジータ」と「ナッパ」が地球に向かっているという衝撃の事実でした。


■ストーリーの感動ポイント

・悟空が自分の命を賭して地球を守るシーン。

・仲間たちが次の戦いに備えて修行を始める展開。

3.特訓と仲間たちの成長

悟空は天界で修行を開始し、界王様のもとで新たな技「界王拳」と「元気玉」を習得します。

一方、地球ではピッコロが悟飯を鍛え、仲間たちがそれぞれの特訓を進めていきます。


■プレイヤーの役割

・サブクエストを通じて仲間キャラクターを強化。

・各地でフィールド探索を行い、素材や経験値を集める。

4.ベジータとナッパの襲来

ついに地球に到着したベジータとナッパ。

彼らの圧倒的な力の前に、ヤムチャや天津飯といったZ戦士たちは次々と倒れていきます。

悟空が修行から戻るまでの時間稼ぎをする仲間たちの奮闘が描かれます。


■ゲーム内でのイベント

・ナッパとの戦闘では、防御やカウンターの重要性を学べます。

・悟空の登場後、「界王拳」を駆使してベジータと戦うクライマックスが描かれます。

5.ベジータとの死闘 – サイヤ人編のクライマックス

悟空が界王様の特訓から戻ると、彼はすぐさまナッパを圧倒し、ベジータとの一騎打ちに突入します。

ベジータは悟空を凌駕する力を見せつけ、大猿に変身して圧倒的な力で悟空を追い詰めます。


■主なストーリーイベント

・界王拳の力：悟空は界王拳を3倍、さらには4倍まで解放し、限界を超えた力で応戦します。この技を使用するたびに体力を消耗するため、緊張感が増します。

・大猿ベジータとの戦い：ベジータが人工的に月を作り、大猿に変身。これにより悟空は再び窮地に立たされますが、ヤジロベーの機転でしっぽを切り落とし、大猿化を解除します。

・悟空の元気玉：瀕死の悟空が残る力を振り絞り、元気玉を生成。この技が最後の希望となります。


ゲームでは、元気玉を使用するシーンがプレイヤーのアクションとして再現されます。

特にターゲットを正確に定める場面は緊張感が高まり、原作の盛り上がりを体感できます。

1.新たな冒険の始まり – ナメック星へ

サイヤ人との戦いを終えたZ戦士たちは、神龍で仲間を蘇らせようとしますが、ドラゴンボールがすでに使えない状態になっていることを知ります。

そのため、悟飯、クリリン、そしてブルマは宇宙船でナメック星へ向かいます。

一方、宇宙の帝王フリーザも同じ目的でナメック星へ到達します。


■ナメック星探索

ゲームでは、ナメック星の広大なフィールドを探索しながら、ドラゴンボールを探すミッションが展開されます。


■フィールド要素

・アイテム収集：ドラゴンボールの位置や強化素材を集める。

・サブストーリー：ナメック星人を救出するサブクエストが用意されています。

2.ギニュー特戦隊との激突

フリーザ軍のエリート部隊であるギニュー特戦隊が登場し、Z戦士たちを次々に襲います。

この戦いでは、ギニュー隊長が悟空の体を奪うという衝撃的な展開も描かれます。


■ゲームの見どころ

・各メンバーの個性豊かな技を再現。

・ギニューの「ボディチェンジ」を体験できる独特のゲームイベント。

3.フリーザとの決戦 – 超サイヤ人の伝説

物語のクライマックスは、フリーザと悟空の激闘です。

最終形態となったフリーザは圧倒的な力を発揮し、悟空を追い詰めます。

しかし、クリリンの死をきっかけに悟空がついに超サイヤ人へと覚醒します。


■名場面の再現

・超サイヤ人への覚醒：悟空の感情が爆発し、伝説の超サイヤ人として覚醒するシーンが、ゲーム内で圧倒的な演出で描かれます。

・ナメック星の崩壊：星が崩壊する中での激闘。ゲーム内では時間制限が設定され、緊張感がさらに高まります。

1.未来からの警告 – トランクスの登場

平和が訪れた地球に未来からトランクスが現れ、人造人間による地球滅亡の危機を警告します。

トランクスの言葉を受けた悟空たちは修行を開始し、新たな力を手に入れるための冒険が始まります。


■ゲームの進行要素

・特訓ミッション：各キャラクターが新技を習得する修行イベントが充実。

・未来の背景を補完するサイドクエストが展開され、トランクスの過去がより深く描かれます。

2.セルゲーム – 最終決戦

セル編のクライマックスは、「セルゲーム」と呼ばれる大会形式の戦いです。

悟空、悟飯、ベジータらZ戦士たちがセルに挑みますが、悟空は自ら悟飯を戦士として覚醒させることを選びます。


■ゲームでの再現ポイント

・悟飯が超サイヤ人2に覚醒するシーンは、演出と音楽で感動を倍増。

・父悟空の死と、悟飯の成長が描かれる名シーンも忠実に再現。

1.バビディと魔人ブウの復活

地球に平和が戻ったのも束の間、新たな脅威であるバビディと魔人ブウが登場します。

ブウ編ではコミカルな場面とシリアスな戦いが入り混じり、感情の起伏が激しい展開となります。


■見どころポイント

・悟空の超サイヤ人3への変身。

・ベジータが悟空に対抗し、再びライバルとして激突する場面。

2.魔人ブウとの最終決戦

物語の最終局面では、悟空とベジータが力を合わせ、ポタラ合体による「ベジット」が登場します。

最後は悟空が元気玉を作り、地球の全ての生命の力を借りて魔人ブウを倒します。


■ゲームのクライマックス

・原作の壮大な演出がゲーム内でリアルに体験可能。

・長時間にわたる激闘の末、勝利した時の達成感は格別です。

「DRAGON BALL Z: KAKAROT」は、単なるストーリー再現だけではなく、独自のゲーム性や探索要素でプレイヤーを楽しませる仕掛けが満載です。

ここでは、ゲームをより楽しむためのポイントや要素を解説します。

1. 広大なフィールドと自由度の高い探索

各章で展開される広大なフィールドは、オープンワールド風のデザインとなっており、ドラゴンボールの世界観を存分に堪能できます。

プレイヤーは悟空を操作し、地上を走ったり空を飛んだりして探索を進めます。


■探索要素の例

・アイテム収集：エリア内には食材やクラフト素材、コレクション用のアイテムが点在しています。特に、悟空が食事で能力を一時的に強化できる「料理素材」の収集は重要です。

・ドラゴンボール探し：特定のエリアでは、散らばったドラゴンボールを集めて神龍を呼び出すことが可能。神龍は戦闘に役立つアイテムやキャラクターの復活などをプレイヤーに提供してくれます。


■フィールド内のミニゲーム

・釣り：尾を装着した悟空がユニークな方法で釣りを行い、魚を捕まえます。これにより食材や報酬が得られます。

・飛行リング：空中に配置されたリングを通過するタイムアタック形式のミニゲームは、爽快感を味わえる要素の一つです。

2. RPGとしての成長要素

「DRAGON BALL Z: KAKAROT」は、アクションRPGとしてキャラクター育成が重要な要素です。

戦闘の合間にキャラクターを強化することで、ストーリー進行がスムーズになります。


■キャラクター育成のポイント

①スキルツリー
各キャラクターごとに専用のスキルツリーが用意されており、ポイントを使って新しい技やパッシブスキルを習得可能です。これにより、戦闘での戦術が広がります。

②コミュニティボード
NPCとの絆を深めることで、コミュニティボードが強化され、全キャラクターに適用されるバフが増加します。例えば、戦闘力を底上げする「戦闘のコミュニティ」や、料理の効果を高める「料理のコミュニティ」などがあります。

③アイテム使用
バトルアイテムや食事を利用してステータスを一時的に強化することも可能です。特にボス戦前の食事は戦略的な要素として欠かせません。

3. 迫力満点の戦闘システム

「DRAGON BALL Z: KAKAROT」の戦闘システムは、原作のアクションを忠実に再現しつつ、ゲーム独自の爽快感を実現しています。


■戦闘の基本操作

・通常攻撃と必殺技：近距離での連続攻撃や、遠距離からの気弾を組み合わせて戦います。必殺技ゲージを消費することで、強力な技を繰り出せます（例：かめはめ波、魔貫光殺砲）。

・防御と回避：敵の攻撃をガードするだけでなく、タイミングを合わせてステップ回避することも重要です。特に、ボス戦ではこの回避スキルが鍵を握ります。


■共闘システム

戦闘には悟空だけでなく、クリリンやピッコロ、ベジータなどがサポートとして参加します。

彼らは、特定の状況でサポート技を発動し、戦況を一気に逆転させる役割を果たします。


■ボス戦の魅力

ボスキャラクターごとに専用の攻撃パターンが設定されており、戦略を練りながら戦う必要があります。

特にフリーザやセルのような重要キャラは、アニメさながらの演出が施されています。

4. サブストーリーの充実

本編のストーリー以外にも、サブクエストとして「もしも原作キャラがこんな

「DRAGON BALL Z: KAKAROT」は、原作の忠実な再現と新しい体験のバランスを見事に実現した作品です。

その魅力を振り返ると、次の3つのポイントが挙げられます。


①原作の感動を追体験できるストーリー展開

サイヤ人編から魔人ブウ編まで、アニメで見た名シーンが次々と蘇ります。

特に、超サイヤ人覚醒やセルゲームなどの場面は、圧巻の演出が施されています。


②自由度の高い探索とサブクエスト

広大なフィールドを自由に探索できるオープンワールドの要素があり、プレイヤーは悟空として世界を冒険できます。

サブクエストでは、原作ファンが「こうだったら面白い」と思うような新たなエピソードが満載です。


③奥深い育成と戦闘システム

RPGならではのキャラクター成長や戦術性のある戦闘システムは、やり込み要素としてプレイヤーを飽きさせません。

特に、ボス戦での戦略性やサポートキャラの活用はゲーム性を高めています。


原作ファンはもちろん、初めてドラゴンボールに触れる方にもおすすめの作品です。

ぜひ悟空たちの冒険をゲームで体感してみてください！