オンラインゲーマー必見!!セキュリティとプライバシーについて【最新版事例も紹介】
近年、オンラインゲームのプレイヤー数は急速に増加しています。
オンラインゲームをプレイすることで、プライバシーやセキュリティに関する問題も深刻化しています。
あなたはセキュリティやプライバシーに対しての対策を行っていますか?
オンラインゲームでのセキュリティ問題には、アカウントハッキングや個人情報の漏洩、詐欺、不正プログラムなどが含まれており、大きな被害を受ける危険性があります。
そこでこの記事では、オンラインゲームをプレイする際には、自分自身や個人情報を守るために、セキュリティやプライバシーに対してどのように対策を行っていくべきかを解りやすく解説していきます。
最後まで読めば、安心してオンラインゲームを楽しむことができるでしょう。
1. セキュリティに関する注意点
オンラインで活動する際には、セキュリティに関する注意点を忘れずに守ることが重要です。
パスワードは簡単に推測されないように長く、大小文字や数字、記号を使って複雑にすることが大切で、パスワードは定期的に変更することも忘れずに行いましょう。
不審なメールやリンクは絶対にクリックしないようにし、公共のWi-Fiなどでは個人情報のやり取りを避けるようにすることも大切です。
セキュリティソフトウェアの更新も怠らず、定期的にバックアップを取ることで、万が一の際にも大切な情報を守ることができます。
詳しくは下記にて解説していきます。
1-1. パスワードの管理
パスワードは、オンラインサービスを利用する上で欠かせない要素ですが、管理が甘くなると重大なセキュリティリスクにつながりかねませんので、パスワードの適切な管理方法について解説します。
まずは、パスワードを簡単に推測されないように、長く複雑に設定することが重要で、短いパスワードや一般的な単語を使うと、簡単に解析されてしまいます。
また、同じパスワードを複数のサービスで使い回さないようにすることも大切です。
一つのサービスが攻撃を受けてパスワードが漏洩した場合、他のサービスでも同じパスワードを使っていると、すべてのアカウントが危険にさらされます。
次に、パスワードを定期的に変更することが重要です。
定期的に変更することで、漏洩や不正アクセスの被害を最小限に抑えることができます。
また、同じパスワードを長期間使い続けると、解析されるリスクが高まるため、定期的な変更が推奨されます。
さらに、パスワードの記録には注意が必要です。
メモ帳やノートに書き残すのは危険であり、パスワード管理アプリを利用することが推奨されます。
また、クラウド上に保存する場合は、二要素認証を設定してセキュリティを強化することが重要です。
以上のように、パスワードの適切な管理方法を実践することで不正にアクセスされるリスクを減らします。
1-2. 不審なメールやリンクに注意
不審なメールやリンクには注意しましょう。
これらは詐欺やマルウェアのリスクがあるため、クリックして開かないようにしましょう。
特に、送信者が不明で、内容が怪しい場合には、慎重に対応する必要があります。
また、信頼できるソースから提供されたリンクであっても、URLをよく確認し、不審な点がある場合には開かないようにすることが重要です。
不審なメールやリンクに注意することで、セキュリティのリスクを軽減し、オンラインセキュリティを維持することができます。
1-3. 公共のWi-Fiを利用しない
公共のWi-Fiを利用する際には、セキュリティに注意が必要です。
公共のWi-Fiでは、不正アクセスによる個人情報の漏洩や、ウイルス感染のリスクが高まります。
特に、パスワードやクレジットカード情報などの重要な情報を送信する際には、自宅や職場など、安全なネットワークを利用することをおすすめします。
もし、公共のWi-Fiを利用する場合は、VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用するなどの対策が必要です。
2. プライバシーに関する注意点
プライバシーは個人にとって重要な権利であり、オンライン上でも保護されるべきです。
そこで、オンライン上でプライバシーを守るためには、以下の注意点に注意することが必要です。
特に個人情報を公開しないことが大切です。特に、名前や住所、電話番号などの個人情報は、公開すべきではありません。
2-1. 個人の取り扱い情報に注意
個人情報の漏洩は、深刻な問題です。
特に、オンライン上で個人情報を扱う場合には、慎重さが求められます。
クレジットカード番号や住所、電話番号などの個人情報を求められる場合には、安全なサイトであることを確認することが大切です。
また、不審なメールやウェブサイトから個人情報を提供しないように気を付けましょう。
さらに、SNSやブログなどで個人情報を公開する際にも、情報が不必要に広まらないよう注意が必要です。
個人情報を取り扱う場合には、その重要性を十分に理解し、適切な対策を講じることが大切です。
2-2. チャットの内容に注意
オンラインゲームにおいて、他のプレイヤーとチャットをすることがありますが、その内容には注意が必要です。
個人情報やプライバシーに関する情報、違法行為や暴力的な言葉を含むメッセージなどは、他のプレイヤーに悪影響を与えるだけでなく、法的な問題を引き起こす可能性もあります。
また、相手が誰であるかわからないため、知らない人に個人情報を明かすことは絶対に避けるべきです。
チャットをする際には、常識的な言葉遣いを心がけ、相手を不快にさせるような発言や攻撃的な態度は避けるようにしましょう。
安全で健全なオンラインゲームの環境を維持するためにも、チャットの内容には十分に注意しましょう。
3. 2023年最新版個人情報流出事件の例
2023年に入り、世界中で数多くの個人情報流出事件が発生しています。
その中でも、特に大きな事件としては、オンラインショッピングサイトの顧客情報が流出したケースです。
この事件では、顧客名や住所、クレジットカード情報などの個人情報が流出し、多数の顧客が被害に遭いました。
また、SNSの利用者が大量に情報を公開してしまったことによって、個人情報が不正に収集されるケースも発生しています。
例えば、偽のアンケートやキャンペーンに参加することで、個人情報が収集されることがあり、これらの情報は、不正に利用される可能性があるため、注意が必要です。
そのため、個人情報を取り扱う企業やサービス提供者は、セキュリティ対策を強化することが求められます。
また、個人情報を提供する際には、信頼できるサービスを利用し、必要以上の情報を公開しないようにしましょう。
そして、情報を共有する前に、しっかりと内容を確認してから投稿するように心掛けることが大切です。
実際にオンラインゲームで起こった個人情報流出の例を紹介していきます。
3-1. 選挙カーの音声で住所がバレてしまう
選挙カーは、選挙期間中に多くの場所を巡回し、候補者の名前や政策をアピールするために使用されます。
しかし、その音声がオンラインゲームでマイクを通して他のプレイヤーに聞こえてしまう事で住所を漏洩する可能性があります。
実際、過去にはゲームの配信者が選挙カーの音声から住所が特定され、個人情報の漏洩につながったケースもありました。
現状自己防衛するしか方法はありませんが、選挙カーが通ったらミュートにすることや防音の強化などで対策できます。
3-2. プレゼントが当たったから住所を教えて欲しい
最近では、フィッシング詐欺の手法として、プレゼントが当たったという偽の情報を使って、個人情報を不正に入手するケースが増えています。
例えば、メールやSNSのダイレクトメッセージで、プレゼントが当たったことを知らせ、住所や電話番号、クレジットカード情報などを要求するものがあります。
SNSとオンラインゲームは密接な繋がりがあり、連携されることも多いので、アカウントの個人情報管理は双方で行う必要があります。
もしも本当にプレゼントが当たった場合でも、自分から住所や個人情報を送るのではなく、公式サイトや電話で確認するようにしましょう。
また、個人情報を要求するメールやSNSのメッセージには、決して返信しないようにしましょう。
自分の個人情報を守るためにも、常に警戒心を持ち、不審なメールやメッセージには注意するようにしましょう。
3-3. アカウント乗っ取りによる個人情報流出
アカウント乗っ取りは、オンライン上で個人情報を流出させるための一つの手段です。
攻撃者があなたのアカウントを乗っ取ると、そのアカウントに紐づく個人情報がすべて流出する可能性があります。
例えば、SNSやオンラインショッピングサイトのアカウントにログインするためのIDやパスワード、クレジットカード番号や住所、過去の購入履歴などが含まれます。
特にオンラインゲームでは、ゲームによってランク制度などがあり「代行」と呼ばれるランクを他のスキルの高い人にあげてもらう方法があります。
この時に自分のアカウント情報を、全く知らない第三者に教えて代わりにプレイしてもらうという規約違反が起こり、そのままアカウントが乗っ取られてしまう事件も発生しています。
違反行為になると同時に、個人情報の流出に繋がるので非常に危険な行為とも言えますね。
4. まとめ
オンラインゲームをプレイする上でのセキュリティとプライバシーの保護について紹介してきました。
オンラインゲームは日々進化しており、それに伴い犯罪行為や迷惑行為なども進化しています。
常に最新の自衛対策を勉強することで、個人情報や自身のネット環境を守ることに繋がります。
基本的には推奨されている対策を行うことが必須ですが、思いもよらないところから流出することも考えられますので、常に最新の事例をチェックすることが大切です。
特にゲームという特性上未成年の利用が多く、保護者によるチェックをしっかり行うことが自衛としてとても大切な方法の1つとなります。