特殊部隊になれるリアルFPSゲーム 『Ready or Not』を紹介

公開日: 2024/9/9

皆さんはReady or Notを知っていますか?

Ready or Notとは、アイルランドに拠点を置くVOID lnteractive社が開発・販売しているFPS(ファーストパーソンシューティング)ゲームです。


2021年に早期アクセスを開始して、2023年12月正式リリースされ、2024年1月に日本語の対応がされていて、Steamで購入が可能です。

FPSゲームと聞くと対テロ部隊などの軍隊ものや、ファンタジーの世界観を活かしたバトルロイヤルもののゲームが多いですよね。


しかし、このReady or Noの舞台となるのは、アメリカに実在する警察特殊部隊の「SWAT」です。

「SWAT」といえば凶悪犯罪勢力の鎮圧を目的としており、現実でも大活躍中です。

そんな「SWAT」をよりリアルに再現するために、開発元では世界中の警察チームに助言を求めて、よりリアルでハードなゲームとなっています。


この記事では、Ready or Notの魅力について詳しく解説していきます。

この記事を最後まで読んでぜひ、Ready or Notの魅力に触れてくださいね!

1. Ready or Notの舞台


Ready or Notの舞台は架空都市「ロススエノス市」です。

ロススエノス広域圏では暴力犯罪が増加しておりSWATチームが派遣されています。

人質事件、爆弾テロ、容疑者立てこもり事件など危険性の高い状況となっています。

プレイヤーはロススエノス市警のSWATのジャッジ巡査部長となって犯罪者と対峙するのです。


プレイヤーはアメリカの警察特殊部隊SWATとなり交戦規定を尊守しつつミッションを確実に遂行させていきます。

プレイヤーは5人組の特殊部隊の一員となり、オンラインで協力してチームを組むこともできます。

シングルモードという1人で遊べるモードもあり、シングルモードではプレイヤーがAIによるデュオ2組、トータル4人従えることになります。


ゲームの目的は「犯罪現場を制圧すること」

あくまでSWATの目的は容疑者の殺害ではなく、無力化であるために生け捕りにした方が評価は高くなります。

2. 使用できる武器やカスタマイズ


60種類以上のユニークなアイテムがあります。

プレイヤーはライフル、サブマシンガン、ショットガン、ハンドガンの幅広い武器を使用することができ、照準器(スコープ)、ウェポンライト、レーザーサイト、フォアグリップなどのアタッチメントも装備することができます。


その他にもフラッシュバンやスティンガーグレネード、バリステックシールド、ペッパースプレー(催涙スプレー)など実際の特殊部隊が装備している装備品を使うことができます。

プレートやベビーアーマーで身を固めて即死を防ぐという手もあります。


適切に組み合わせることにより、戦闘で優位に立つことができるのです。

プレイヤーはなるべく死人を出さずに任務を遂行することで高評価を得られます。

そのためスタンガンやビーンバッグ弾、ペッパーボール銃などの低致死兵器を駆使する必要があります。


また隊員は5種の装備を選べます。

プライマリーウェポン(AR、SMG、SG、ペッパーガンなど)、セカンダリウェポン(ハンドガン、テーザーガン等の非殺傷武器など)、グレネード(フラッシュバン、ゴム弾、スティンガーなど)、タクティカル(ドアストッパー、解錠ドア破壊用C2爆薬など)、ロングツール(ミラーガン、バリステックシールドなど)

3. Ready or Notのミッション


Ready or Notのミッションには「民間人」と「容疑者」が登場します。

プレイヤーは民間人の救出と容疑者の逮捕・制圧を基本として、さらにミッション事に追加される目標を遂行すればクリアとなります。


では具体的にはどうすればクリアとなるのかというと、民間人の救出、容疑者の逮捕はすべて「手錠かけ」となります。

つまりやることは「マップ上の全民間人の手錠かけ」「マップ上の全容疑者の手錠かけ、もしくは殺害」となります。


さらに、ミッションの種類によっては「特定容疑者の手錠かけ」「爆弾解除」「違法薬物の押収」といったような目標が追加となってきます。

そして民間人を誤って殺害してしまうとその時点でミッションクリアが不可能となります。

民間人は武器を持っていません。

ミッション開始時点ですでに負傷していたり死亡している場合があり、ガスマスクやヘルメット、アーマーは装備していません。

すぐに降伏してくれる人もいますが、恐怖のあまり走り回って別の部屋に行ったりする人もいます。


容疑者を殺してしまってもクリア可能ですが、民間人を巻き込まないように注意が必要です。

容疑者はさまざまな手を使って攻撃してきます。

例えば即死トラップや死んだふり、降伏したフリ、裏とりや角待ちなどです。


クローゼットの中に隠れていたり、鍵のかかったドアを開けて入ってきたりとあるため、油断は禁物で、武器も持っています。

一見武器を持っていないように見せかけて隠し持っている場合もあります。

ガスマスクやヘルメット、アーマーを装備している場合もあるため、胴体を狙ってもすぐに倒せないということもあります。


パニックになり別の部屋に逃げようとしたりもします。

行動は多様で、ドアやガラス越しに撃ってくることもあり、遮蔽物があるからと言って油断はできません。


容疑者も正当防衛以外で容疑者の死人を出しすぎると、危険人物認定されてしまい、プレイヤーがチームメイトに射殺されてしまいます。

そのためなるべく手足を狙い、容疑者に降伏を促すようにしなければなりません。

4. ロビーで出来ること


Ready or Notをはじめるとゲーム開始後は待機ロビーに移動します。

ロビーでは以下の事ができます。

・ミッションの選択

・ミッションの開始

・自キャラの容姿設定

・銃のカスタマイズ

・射撃練習

・民間人の無力化トレーニング


ここで装備を整えたらミッションを選択します。

ロビーの机をインタラクトするとミッション選択画面に移行するようになっています。


初めにおすすめのマップは4UGUS STATIONのNORMALです。

マップの構成が単純なためになれるのに適しています。

ミッションを選択したら赤じゅうたんに入りましょう。

(マルチの場合は全員が赤じゅうたんに入ってから5秒後となっています。)

5. ゲームモードについて


シングルはコマンダー(指揮官)モードとプラクティスモードの2種類です。

コマンダーモードは現場指揮官としてキャンペーンをクリアするのが目標です。


AI隊員のメンタル管理やタレント(固有の能力)、療養や殉職などによる一時的・永久的な離脱といった要素が有るのが特徴です。

新規データ作成時にアイアンマンモードを有効にするとプレイヤー死亡でデータ削除となります。

プラクティスモードはそういった部隊管理の要素が無く、ただひたすらミッションをクリアするモードです。


ただしミッションが解放式なのはコマンダーモードと同様です。最初からすべてのミッションは遊べないようになっています。

5-1. チームの部隊員に支持を出す

シングルプレイヤーではデュオチーム2組、トータル4名を従えてミッションを行い、チームに支持を出すことができます。

画面真ん中の黄色い枠が支持メニューです。


ホイールを回すと赤・青・黄で色がかわります。

黄色は全員、赤と青はそれぞれの色に対応した1チームのみに指示を出せます。

赤チームや青チームにそれぞれ指示をだし、効率的かつ安全にミッションを進めていきましょう。


チームに編成できるメンバーはそれぞれ違った装備をもつほか任務中の経験に応じて固有のスキルを習得します。

容疑者の降伏率を上げたり、一撃でドアを蹴り破れたりというスキルがあります。


しかし任務中はストレスも蓄積するため、同じメンバーで連続でミッションに行くと隊員のストレスがたまってしまうので、休ませる、治療を受けさせるという対処も必要となってきます。

5-2. 画面の表示と状況判断

Ready or Notでは画面内に表示される情報は僅かなものです。

自分の体やその場の状況で判断しないといけません。


ゲーム内で表示される項目は「ボタン操作補助・ポイントの増減・装備しているギア・身体の損傷具合・方向コンパス・部隊の命令状態・ケミカルライトの残数」のみです。

画面上に味方に位置を示すアイコンや表示はありません。


また残弾数はRキー長押しでマガジンチェックをするまでわかりません。

「敵を撃破した」などの情報は表示されないため容疑者を無力化した場合は目視で確認を行い確実に無力化をする必要性があります。

死亡しているかどうかは無線報告アイコンでわかりますが、「死んだふり」をしている場合があるので注意です。

5-3. 戦場での怪我

被弾して怪我をするとその場所が不自由となります。

腕が撃たれると照準が合わせずらくなったり、脚が撃たれると移動が遅くなりドアを蹴破れなくなります。

被弾し出血をした場合すぐに止血しなければ失血死してしまいます。

5-4. 戦術が重要

敵となる容疑者はかなり手強いです。

知覚能力は現実の人間にかなり近くできていて、反応速度も速いです。


勝つためにはマップを把握することや、クリアリングの順序、移動経路、射線管理といった射撃以外の技術が重要になります。

例えばミラーガンで状況確認を行い、物音を聞き逃さないように注意する必要があります。

他にも、ウェッジでドアを封鎖して移動経路を限定し不意打ちを防ぐということも戦術の一つです。

6. まとめ


このようにReady or Notとはリアルさを追求したゲームです。

司令部との会話、現場での音声、監視カメラの映像、監視カメラでの映像、取引の内容画像や被害者が撮影した画像など資料が実際に起きたことをベースに作られているためとてもリアルとなっています。

そのためにミッションをクリアする難易度は実に高くなっています。


リアルなFPSゲームが好きな方、特殊部隊が好き、戦略的ゲームが好きという方におすすめなゲームです。

皆さんもリアルな特殊部隊の世界を体験してみませんか?