VALORANT パールがマップローテーションに復活! おすすめ構成や攻守のポイントを解説

公開日: 2025/1/22

https://dotesports.com/valorant/news/trailer-for-new-valorant-map-drops-shortly-after-gameplay-leaks

VALORANTには10を超えるマップが用意されており、Actが切り替わるごとにランクマッチでプレイするマップが入れ替わります。

今後実施が予定されているパッチ9.08ではパールの復活が予定されていますが、新規プレイヤーの中にはパールに馴染みが無い方も多いでしょう。

マップ構造自体は2サイトとシンプルですが、射線の通りやすさや設置ポイントに開放感があり、戦略が勝敗を大きく分ける難しいマップです。


本記事では、パールにおけるおすすめ構成や攻守で意識したいポイントを解説していきます。

1. パールで攻める際のポイント


https://esports-world.jp/column/20630

パールは2サイトマップとオーソドックスなタイプですが、シンプルな作りながらも入り組んだ構造が特徴です。

愚直にラッシュを仕掛けてもサイトを制圧するのは非常に難しく、戦略的且つスピーディな攻めが要求されます。

パールに対しての知識が無かったり、パールの攻めにおける勝率が低く、攻める際に意識すべきポイントが気になる方もいるでしょう。


そこでここでは、パールで攻める際に意識したいポイントを解説していきます。

1-1. 中央部分のコントロールを意識


https://www.youtube.com/watch?v=rGJovwo8KFI

パールはA/Bサイトが対極に位置していますが、A/Bサイトに繋がるミッド(中央)があり、この部分のコントロールが勝敗を大きく左右します。

ミッドからアートに進行することでAメイン側の味方と挟むことができ、防衛側がカバーに入る前にエリアを制圧しやすくなります。

B側に関しても同様であり、ミッドからリンクに進行することでBメイン側の味方と挟み撃ちを狙えるため、ミッドの制圧が非常に重要です。

ミッド部分は防衛側からの挟み撃ちの可能性もあるため、索敵やスモークが必須にはなりますが、制圧できればラウンド取得率を大幅に引き上げられます。

パールはメイン側からの進行は抑えられやすいため、攻めの際は味方と連携してミッドを上手く使う意識を持つのがベストです。

1-2. 味方とタイミングを合わせる

パールはメイン側とミッド双方からタイミングを合わせた攻めが非常に強く、有利な撃ち合いでエリアを取りに行けるマップです。

ですが、ミッドorメインのみからのラッシュは対策されやすく、複数のアビリティを使用して取れるか否かというレベルです。


そこで重要になってくるのがミッドコントロールですが、ミッドコントロールからのサイト制圧はメイン/ミッド双方の連携力が大切になってきます。

タイミングがズレてしまうと片方に防衛力が偏ってしまい、結果的にミッド/メイン側の壊滅が起きやすいためです。

秒数等でタイミングを味方と合わせつつ、入る際にアビリティも使用することでエリアの制圧力を抜群に引き上げてくれます。


パールにおける攻めでラウンド取得を目指すなら、ボイスチャット等で確実に連携を取りましょう。

1-3. 状況を見てローテートも考慮する


https://www.thespike.gg/valorant/news/valorant-pearl-in-depth-map-guide/2063

パールはAサイトとBサイトの距離が長く、防衛側がサイトからサイトへ移動するには10秒以上の時間が掛かります。

つまり、Aに攻めると見せかけたB攻め、ミッド→Aフェイク→B攻めのようなローテートに防衛側が対処しにくいということです。


攻め側はミッドを駆使することで相手を揺さぶりやすく、スキルだけをサイトに使用した攻めフェイクでもサイトを制圧できます。

単調なラッシュや挟みだけではアビリティや人数配置で対策されてしまいますが、ローテートで揺さぶれれば敵がいないサイトを奪取しやすいのがパールの特徴です。

ラッシュ/挟みを織り交ぜつつ、時間と配置等を考慮したローテートを意識しましょう。

2. パールで守る際のポイント


https://skinandxxx.com/valorant-movie/archives/111285

パールは構造自体はシンプルなものの、ミッドを制圧されると立ち回りが難しく、サイトからサイトへの移動にも時間が掛かるマップです。

守りでも上手く立ち回る意識が重要になってきますが、パールのプレイ経験が少ないと守り方が分からないこともあるでしょう。


そこでここでは、パールで守る際に意識したいポイントを解説します。

2-1. ミッドの死守を意識


https://www.inside-games.jp/article/2022/06/17/138753.html

パールはミッドからA/Bどちらのサイトにも進行でき、Aメイン及びBメインとの挟み撃ちでエリアを制圧しやすいマップです。

つまり、守りで敵にミッドをコントロールさせない意識が重要であり、守りではサイトよりも手厚く守る必要があります。


とはいえ、サイトを完全に明け渡すのはリスキーとなるため、キルジョイやサイファーのアビリティで進行を検知できるように守るのがベストです。

アラームボット/タレット/トラップワイヤーなど、設置しておくだけでミッドの進行を察知でき、即座に対応できるからです。


注意点としてはアビリティは進行の察知は可能ですが、敵がどこまで入り込んでいるかは分からないため、ミッドは必ず1人配置しておきましょう。

2-2. 1人で勝負しない

パールはA/Bどちらのサイトも開けた構造ですが、スモークやカーテンアビリティで射線を切りやすく、守りでは自由に立ち回るのが難しくなります。

配置は各サイト1~2人が基本になりますが、スモークやカーテンで分断されると1人での防衛は難しく、味方が人数不利でリテイクしなければいけません。


5vs5FPSにおいて人数不利だと勝率がガクンと落ちてしまうため、味方と分断されると判断した場合は即座に下がる意識が大切です。

1人で防衛しようとするより、相手に設置させてから味方と連携してリテイクを行う方がラウンド取得率はグッと高まります。

2-3. 索敵や防衛アビリティのポイントを見極める

相手が単調なラッシュを仕掛けるだけならアビリティのタイミングは見極めやすいですが、時間を使った攻めへの対処の際、アビリティタイミングの見極めが大切です。

索敵アビリティは相手の位置やエージェントを把握でき、キルジョイならラークだな、ジェットなら本隊か、と動きを予測できます。

相手の動きを予測できるということは事前に守りを固めることができ、ラッシュされても複数人で進行を止めることが可能です。

センチネルの防衛アビリティも同様であり、タレットやアラームボット、トラップワイヤーやスパイカメラは進行を感知することで相手の動きを知らせてくれます。

索敵/防衛アビリティは攻める敵の行動を素早く取得でき、防衛の成功率をグッと引き上げてくれるので、使用タイミングや場所はしっかり見極めましょう。

3. パールでおすすめの構成


https://beebom.com/valorant-characters-agents-abilities/

パールは攻めがやや有利なマップですが、単調に攻めるよりもミッドコントロールを挟むのが大切ですし、守りでは防衛や索敵力が勝敗を大きく左右します。

しかし、攻めに特化するべきなのか、守りも考慮してバランス良く編成するべきか、経験が無ければ悩んでしまうでしょう。


そこでここでは、パールでおすすめの構成を紹介します。

3-1. 攻めに特化したおすすめ構成


https://firstsportz.com/duelists-in-valorant-explained/

パールは攻めが有利なマップですが、ミッドコントロールやサイトを制圧するには索敵力も重要です。

デュエリスト枠は俊敏なエントリーを可能にしつつ、テイルウインドでワンピックを積極的に狙いに行けるジェットがベストです。


続いてイニシエーターですが、パールはハイドポジションが多くてソーヴァが刺さりにくく、採用するならソーヴァと同等の性質を持つフェイドが候補になります。

パールにおけるコントローラーですが、スター回収で戦略を広げつつ、妨害や解除遅延も行えるアストラがおすすめです。

センチネルはアビリティのみで裏取りを警戒できるキルジョイ/サイファー、エイムで制圧するチェンバーがおすすめです。


デュエリスト2枠の場合はレイナ/レイズ/ネオン、イニシエーター2枠の場合はゲッコーが候補に入ってきます。

3-2. 守りに特化したおすすめ構成


https://www.thespike.gg/valorant/news/the-amazing-voices-behind-your-favourite-valorant-sentinels/2131

デュエリスト枠ですが、こちらはエントリー力だけでなく、ワンピック狙いからの生存に繋げやすいジェットが最適です。

イニシエーター枠は敵の位置把握で重要になるため、索敵に長けたフェイド/ゲッコー/ソーヴァが入ってきます。

コントローラーは吸い込みやスタンによる進行阻害をはじめ、スモークを遠距離から自在に展開できるアストラがベストです。

センチネルは攻めではチェンバーも候補でしたが、防衛力のみで考えるならアビリティだけで防衛しやすいキルジョイ/サイファーの2択になります。


防衛力を伸ばす場合、敵の位置を察知して行動を先読みしやすくなるイニシエーターを2枠で編成するのがおすすめです。

4. まとめ

パールは戦略を重視した編成が勝利を掴みやすく、単独での勝負を避けたり、アビリティを駆使した基本戦術が重要になります。

紹介したおすすめ構成を考慮しつつ、多彩な戦略や守り方を試行錯誤し、実践に活かしていただければ幸いです。