【VALORANT初心者向け】正しい感度の合わせ方と重要性を解説

公開日: 2024/5/27
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競技シーンをはじめ、有名ストリーマーの配信などの影響により、強烈な盛り上がりを魅せている「VALORANT」。

プロプレイヤーのプレイ、ストリーマー大会を視聴し、「やってみたい」と始められた方も多いでしょう。

しかし、そこで障壁となってくるのが視点移動に直結する「感度」であり、最適な感度が見つけられず、苦労される方も多いと思います。


そこで本記事では、VALORANTにおける感度の重要性を解説し、正しい感度の合わせ方も紹介します。

1. VALORANTにおける感度の重要性とは


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VALORANTをはじめ、FPSタイトルでは基本的に感度の設定が必須ですが、感触が良かったからという理由で何となく設定している方も多いでしょう。

しかし、感度とは単純な移動幅や速度の設定するだけでなく、パフォーマンスの安定化や長時間プレイにおける疲労軽減など、さまざまな面で重要になってきます。


ここでは、VALORANTにおける感度の重要性を解説していきます。

1-1. パフォーマンスが安定しやすい


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VALORANTをはじめ、日々FPSタイトルをプレイしていく中で「なんか調子悪いなぁ」と感じた経験がある方も多いでしょう。

実はパフォーマンスの不安定な波には感度が密接に関係しており、最適な感度で無い場合、下振れと上振れの差が大きくなります。


調子が良いと爆発的な好成績を残せたりしますが、調子が悪いと中々打ち勝てず、「感度を少し変えてみるか」と沼にハマってしまうことも珍しくはありません。

ですが、自身の体格や姿勢、マウスの大きさやマウスパッドの滑り具合など、あらゆる観点から感度を決めれば、不安定な調子の波の改善が期待できます。


調子が安定しなかったり、短時間で疲れてしまうなど、プレイ面で問題を感じている場合、感度は見直すのがベストです。

1-2. 長時間プレイしても疲れにくい

FPSにおける感度はパフォーマンスの安定化だけでなく、長時間プレイ時の疲労蓄積にも大きく影響を及ぼします。

1時間や2時間程度なら大丈夫であっても、3時間以上連続でプレイした際、肩や腕に違和感を覚えたり、凝りを感じることはありませんか?

このような感覚に覚えがある場合、一度感度を見直してみるのがおすすめです。


例えばローセンシの場合、腕を大きく振る必要がありますが、姿勢や体格に合っていないと無駄に筋肉を動かしてしまうため、疲れやすくなるのが特徴です。

腕全体をデスクに乗せているにもかかわらず、ハイセンシでプレイしている場合、手首の可動域が狭くなり、無理に動かそうとすると違和感を覚える恐れもあります。


勝敗はもちろん大事ですが、楽しんでプレイすることが何よりも勝ちに繋がるため、正しい感度を見極めて快適なプレイ環境を構築しましょう。

2. 感度の合わせ方

正しい感度を見つけることにより、パフォーマンスの安定化や疲労改善など、大きな効果が期待できます。

しかし、自分に合う正しい感度が分からない、見つけようにも判断できないという方も多いでしょう。


そこでここでは、VALORANTにおける正しい感度の合わせ方を解説します。

2-1. 振り向きで選ぶ

FPSで感度を調べる際、振り向き〇〇cmのような表現を目にしたり、聞いたことがある方も多いと思います。

簡単に言えば正面から真反対に振り向く際、マウスを動かす距離であり、距離が長いほどにローセンシ、距離が短いほどにハイセンシと呼称されるのが一般的です。

振り向き1~15cm=ハイセンシ、振り向き16cm~25cm=ミドル、振り向き26cm~40cm以上=ローセンシとなります。


VALORANTは急に振り向くとしても90~180度までが多いため、振り向くまでの速度よりも正確性が重視して決めるのが基本です。

ただし、振り向きが低すぎても腕が疲れやすくなり、パフォーマンスが安定しにくいため、動かしたい位置にピッタリ合わせられる振り向きを見つけるのがおすすめです。

2-2. デスク環境から選ぶ


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FPSをプレイするにあたり、広いデスクマウスパッドを設置し、本格的な環境を構築される方も多いでしょう。

しかし、全てのプレイヤーが全く同じ環境でプレイしているわけでは無く、デスクやマウスパッドの幅、机の高さとさまざまな環境に異なる部分があります。

マウスパッドで30cm以上の幅が確保できないにもかかわらず、40cm以上のローセンシにしてしまうとパフォーマンス低下の元になってしまいます。


逆に広い可動域を確保できるにもかかわらず、ハイセンシだとせっかくの広いスペースが勿体ないです。

自身のデスク環境から最大限活用できるスペースをチェックし、振り向き〇〇cm~〇〇cmと大まかに目安を立てつつ、実践や射撃場で試してみましょう。

2-3. エイムの動かし方で決める

FPSにおけるエイムの動かし方ですが、大まかに分けると腕エイム、手首エイムの2つが挙げられます。


手首エイムは細かい微調整だけでなく、180度~360度の視点移動を手首のみで行うため、最低でもミドルセンシがベストです。

腕エイムは前腕~肘をデスクに乗せ、細かい微調整は手首、大きな視点移動は腕で行うタイプのエイムです。

腕を動かす機会が多く、センシが高いとエイムを合わせにくいため、ロー寄りのミドル~ローセンシが推奨されています。


自分が腕主体でエイムを行っているのか、腕は動かさずに手首のみでエイムを行っているのか、客観的に見直して判断しましょう。

2-4. 普段のプレイを見返す


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昨今はGPUに録画機能が備わっており、エイム練習を録画したり、ランクマッチ等を録画してフィードバックすることが可能です。

この機能はプレイング改善だけでなく、感度調節においても機能を発揮してくれます。


自分が撃ち負けてしまったシーン、初弾を外してしまったシーンなど、負けてしまったシーンのエイムに着目しましょう。

左から右にエイムを合わせる際、相手の頭よりも右に行き過ぎているなら感度がやや高いため、少し下げるのがベストです。

右から左へエイムを合わせる際、相手の頭にエイムが追い付いていない場合、感度が低すぎるため、感度を高くすることで解決できます。


感覚だけでなく、データに基づいて感度を調節することで、パフォーマンスが安定しやすい感度を精査できます。

2-5. 目を瞑って思い通りに動かせる感度を選ぶ

FPSはプリエイムやフリックエイムなど、技術や知識も上達には不可欠ですが、何よりも大切なのは正確でスムーズなエイム力です。

咄嗟に敵が現れた際、深く意識せずとも自然と頭にエイムを合わせるのが理想ですが、目で見てから追うエイム練習ではこの能力を養うことはできません。


そこで打ってつけなのが、正面180度に対して2点のポイントを指定し、目を瞑った状態で2点にエイムを合わせる方法です。

事前に2点のポイントを決めているため、頭では位置を把握していますが、見えない状態で2点に合わせるには、自分の感覚と感度がピッタリ一致しなければいけません。


ちなみに同じ2つのポイントでは感覚が癖付いてしまうため、定期的に2点のポイントを変更して調節するのがベストです。

3. 真似をするのはNG


https://firstsportz.com/valorant-vct-stage-3-challengers-na-primer/


大会や有名ストリーマーの影響からVALORANTを始めた方も多いと思いますが、ありがちなのが選手やストリーマーの感度を真似するというものです。

選手やストリーマーは競技シーンやコミュニティカップにおいて、好成績を残していくため、最適だと思う方も多いでしょう。


しかし、実際にプロの感度を真似したとして、プロに近いエイムを身に付けられる可能性は低く、逆にパフォーマンスの低下を招く恐れもあります。

「なぜ感度を真似しない方が良いのか」詳細に把握したい方のために、ここでは感度を真似てはいけない理由を解説します。

3-1. 環境が違うため

FPSにおいて、全プレイヤーで共通する項目と言えば、PCでゲームを起動してプレイしているという点のみです。

マウスやマウスパッド等のデバイスをはじめ、デスクの幅や高さ、さらには椅子の高さやモニターとの距離感など、全てが一致することは絶対にあり得ません。

プロ選手や高ランク帯プレイヤーの感度を真似したとしても、プレイ環境の大半が異なるため、思うようにプレイできないケースがほとんどです。


実際、マウスやキーボード等のデバイスを除き、同じ環境でプレイするシーンはオフライン大会のみですよね。

最適な感度はプレイ環境のあらゆる面を考慮し、微調整を繰り返して見つけるしかありません。

3-2. 得意なエイムやスタイルが異なるため


https://esports-world.jp/column/5549


プロ選手や高ランク帯プレイヤーが打ち勝てる要因として、得意な部分を発揮できる感度でプレイしているという点です。

例えば、マイクロフリックは得意でもリコイルは苦手だったり、置きエイムは苦手でも追いエイムは得意という具合です。


短所を疎かにしてはいけませんが、短所をカバーするより、長所を伸ばす方が成長効率が良く、パフォーマンスも発揮しやすくなります。

強いプレイヤー、上手いプレイヤーは自分の長所を活かせる感度でプレイしているため、長所が共通していない限り、真似たところで上手くなることはあり得ません。


参考程度の指標にするのは良いことですが、あくまでも参考程度に留めておき、自分の長所を生かせる感度を見つけるのがベストです。

4. まとめ

FPSの中でもVALORANTは瞬間のエイム力で勝敗が決まりやすいため、撃ち合いに勝利するためには自分にピッタリな感度を見つけなければいけません。

本記事で紹介したように、感度の合わせ方はさまざまな方法があるので、悩んでしまう方は一通り実践し、時間を掛けて熟考するのがベストです。