RTX3060搭載で最新ゲームもサクサク動くゲーミングPC「G-Master Spear Z690/D4」

公開日: 2022/1/17

https://www.sycom.co.jp/custom/model?no=000842

RTX3060を搭載し、あらゆるゲームを快適に遊べるサイコムの最新ゲーミングPC 「G-Master Spear Z690/D4」を紹介します。

「G-Master Spear Z690/D4」は最新の第12世代インテルCPU「Alder Lake-S」を搭載しています。

ゲームはもちろん、動画編集やモデリング、デザイン、ゲーム制作などあらゆる用途に幅広く対応できます。

直販価格は269,390円(税込み)。

BTOのため可能な範囲でPCの構成を自分好みにカスタマイズして発注することも出来ます。

1. G-Master Spear Z690/D4の基本構成

ケース : 【黒】CoolerMaster CM694

マザーボード :  Intel Z690チップセット

CPU : Intel Core i5-12600K

メモリ : DDR4-3200 16GB(8GB×2)

グラフィックス : NVIDIA GeForce RTX™ 3060 12GB

ストレージ : M.2 PCI-E SSD 512GB

2. 筆者がカスタマイズしたG-Master Spear Z690/D4の構成

G-Master Spear Z690/D4はBTOパソコンのため、パソコンの構成をカスタマイズすることが出来ます。

筆者はゲーミング性能やストレージを強化したいため、グラフィックやSSDを中心に上位のパーツに付け替えて貰いました。

まざ、ゲーミング性能の向上やゲーム・エンコードに耐える強度を持ったマザーボード 「ASUS TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」にマザーボードを交換しています。

G-Master Spear Z690/D4は標準ではDVD・ブルーレイのディスクドライブを搭載していません。

筆者はディスク版のゲームを購入する機会もあるので、ディスクドライブが無いと困ります。

映画を見る可能性もあるので、少し高いですがブルーレイ対応のディスクドライブを選びました。



ケース : 【黒】CoolerMaster CM694 TG[強化ガラスサイドパネル](+2,780円)

マザーボード : ASUS TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4 [Intel Z690chipset](+2,150円)

CPU : Intel Core i5-12600K

CPUファン : Corsair H60 2018 (CW-9060036-WW) [水冷ユニット] ※メンテナンスフリー(+3,520円)

メモリ : DDR4-3200 16GB(8GB×2)

グラフィックス : GeForce RTX3060Ti 8GB ASUS製 DUAL-RTX3060TI-8G-MINI-V2 [HDMI*1/DisplayPort*3](+10,590円)

ストレージ :  Intel SSD 670p Series [M.2 PCI-E SSD 1TB](+8,420円)

ディスクドライブ : 【黒】Blu-ray; LG BH14NS58+ソフト(+6,950円)

3. インテル第12世代のCore i5-12600Kが凄い!

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G-Master Spear Z690/D4は最新の第12世代Interプロセッサーを搭載しています。

第12世代のインテルCPUはインテル初の10nmプロセスと高性能コアと高効率コアによるハイブリッド構成により飛躍的な性能向上を実現しています。

特におすすめなのが「Core i5-12600K」です。

「Core i5」と聞いて「最新ゲームには性能不足ではないか?」と感じる人も多いでしょう。

実は最新世代のCore i5は、とんでもない性能なんです。

なんと、「Core i5-12600K」はCore i5ながら「10コア16スレッド」もあり、 ベンチマークスコアは前世代のCore i7「Core i7-11700K」を上回っています。


https://nanoreview.net/en/cpu-compare/intel-core-i7-11700k-vs-intel-core-i5-12600k

4. ASUS TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4

https://www.asus.com/jp/Motherboards-Components/Motherboards/TUF-Gaming/TUF-GAMING-Z690-PLUS-WIFI-D4/


G-Master Spear Z690/D4に標準搭載されているマザーボードはASRockの「Z690 Steel Legend」です。

もし、PCに負荷がかかる重いゲームをプレイする場合はASUSの「TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」がより良い選択になるでしょう。

ASUSのマザーボード「TUFシリーズ」はその名の通り、負荷に強い非常に頑丈な設計が特徴です。

ゲームに最適化されており、大型ヒートシンクによる冷却効率の向上が図られています。

インターネット接続の速度・安定性も一級品です。

高速な有線LAN接続「Intel 2.5Gb イーサネット」で標準的なイーサネット接続の2.5倍の速度で有線接続を強化します。

「Intel Wifi6」は802.11ax規格と互換性があり、ピーク帯を2.4Gbpsまで押し上げます。

※最大速度を出すにはWifi6に対応したWifiルーターが必要です。

「双方向AIノイズキャンセリング機能」は、マイクと音声出力のバックグラウンドノイズを低減し、ゲーム中のコミュニケーションをサポートします。

外部機器との接続方法も大量に確保されています。



https://www.asus.com/jp/Motherboards-Components/Motherboards/TUF-Gaming/TUF-GAMING-Z690-PLUS-WIFI-D4/

5. RTX3060Tiへの付替えがおすすめ

https://www.asus.com/jp/Motherboards-Components/Graphics-Cards/Dual-Mini/DUAL-RTX3060TI-O8G-MINI-V2/

G-Master Spear Z690/D4は「RTX3060 OC」を標準搭載しています。

より快適に長くゲームを楽しみたい場合は、「RTX3060Ti」がよりよい選択になるでしょう。

RTX3060TiへはRTX3060 OCから約10,000円を追加することで変更できます。

RTX3060Tiは現在、最もコスパに優れたグラフィックボードの1つです。

価格が1.5倍以上する全世代のハイエンド「RTX2080 SUPER」の性能を上回ります。



https://technicalcity.b-cdn.net/en/video/GeForce-RTX-2080-Super-vs-GeForce-RTX-3060-Ti

6. 拡張性・冷却性能を満たしながらも小型化したケース

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G-Master Spear Z690/D4はCoolerMasterの人気ケース「MasterBox694」を採用しています。

CM690シリーズの象徴的なデザインのメッシュパネルを採用し、拡張性や冷却性能を進化させながらも、体積は従来比の10%のサイズダウンを実現しています。

筆者は、オプションでサイドパネルを強化ガラスに変更して中身を見れるようにしています。




強化ガラス越しに美しく輝くCPUクーラーやメモリ、マザーボードを眺められます。

PCの内部を気軽にチェックできるので、メンテナンスもやりやすそうです。

コルセアの簡易水冷クーラーのイルミネーションは専用アプリ「iCUE」でカスタマイズすることが出来ます。

7. ベンチマーク

実際にベンチマークを測ってみました。

今回使用したベンチマークソフトは以下の通りです。

  • ファンタシースターオンライン2ニュージェネシス(PSO2:NGS)
  • 3DMARK(Time Spy)
  • 3DMARK(CPU Profile)
いずれも画面解像度は「1920x1080」で計測しています。



ファンタシースターオンライン2ニュージェネシス(PSO2:NGS)


PSO2:NGSのベンチマーク結果は「24,030点」となりました。

PSO2:NGSを快適にプレイするには「約10,000点」が必要と言われております。

基準の倍以上のスコアを出しているため、最高画質でも全く問題なくプレイが出来るでしょう。

PSO2:NGSの最高画質プレイの推奨スペックが「RTX 2070 Super」です。

推奨スペックを大きく上回る「RTX3060Ti」を搭載しているため、当然の結果ですね。


3DMARK(Time Spy)


まずはゲーム性能を測る「Time Spy」でテストを行いました。

「Time Spy」では、DirectX12によるゲーム性能のテストが行なえます。


3DMARK「Time Spy」のベンチマーク結果は「11,259点」となりました。

グラフィックスコアは「11,169点」CPUスコアは「11,798点」でした。

このスコアを元に、いくつかのゲームでの大まかなパフォーマンスも表示されました。

以下のパフォーマンスは全て1080pウルトラセッティングのものです。

  • Grand Theft Auto V(GTA5):100+FPS
  • Battlefield V(BFV):130+FPS
  • Apex Legends:140+FPS
  • Fortnite:160+FPS
  • Red Dead Redemption 2(RDR2):50+FPS

上記のゲームの中では、Red Dead Redemption 2以外はウルトラ設定でも非常に快適にプレイできそうです。


3DMARK(CPU Profile)


続いてCPU性能を測る「CPU Profile」でテストを行いました。

「CPU Profile」はCPUのみの性能をテストできるベンチマークです。

ゲーム性能に大きな影響は与えませんが、CPUの純粋な性能を測るのに役立ちます。


3DMARK「Time Spy」のベンチマーク結果は上記のようになりました。

CPU Profileで得られるスコアは直接的にはゲーム性能に影響を与えません。

スコアの評価について開発元のUL Benchmarksは指針を挙げています。


  • 16スレッド以上のCPUは映像や高品位の3D CG制作や科学計算、シミュレーションなど高負荷な処理に適している。
  • 8スレッドはDirectX12世代のゲームに適している
  • 2~4スレッドはDirectX9世代の古いゲームに適している

今回使用したCPU「Core i5-12600K」は16スレッドのため、ゲームには少しオーバースペックなのかもしれません。

8. まとめ

昨今の半導体不足やコロナウイルスによる物流の滞りを受け、PCや周辺機器の価格は高騰しています。

そんな中、比較的安価で高性能なゲーミングPC「G-Master Spear Z690/D4」は多くのPCゲーマーの要望に応えてくれる良い商品だと感じました。

性能、拡張性、メンテナンス性、耐久性、どれも一級品です。

サイコムはガレリアなどに比べると納期は遅めですが、しっかりと高品質で長持ちするゲーミングPCを探している人に特におすすめです。


「G-Master Spear Z690/D4(サイコム)」
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