VALORANT アビス勝利の秘訣は? アビスにぴったりな構成も紹介!
https://dotesports.com/valorant/news/when-does-abyss-enter-the-valorant-competitive-map-pool
VALORANTで6月に実装された新マップ「アビス」。
ランクマッチのローテーションに加えられており、ランクを駆け上がるためにはアビスの練度と勝率を引き上げなければいけません。
しかし、独特なマップ構造や落下ギミック等も存在し、中々思うようにプレイできずに伸び悩む方も多いでしょう。
そこで本記事では、新マップアビスで勝利するための秘訣を解説しつつ、おすすめ構成も紹介していきます。
1. アビスの特殊なマップ構造
https://valorantjp.com/News/2184
新マップアビスでは他のマップには無い特殊な特徴があり、これらを理解して上手く活用することが勝利に繋がります。
全てが特殊というわけではありませんが、要所要所で特徴的な作りとなっているので、まずはこれらの理解を深めるのが大切です。
そこでここでは、アビスにおける特殊なポイントを解説していきます。
1-1. 開放的にデザインされたMIDエリア
MIDとはマップのセンター部分の名称であり、アタッカー側はA↔Bへのローテート、防衛サイドはMIDを管理することで敵のローテートを瞬時に察知することができます。
VALORANTのみならず、5vs5FPSではMIDコントロールが非常に重要ですが、アビスではこの部分が顕著です。
アビスのMIDは攻守どちらからも視認しやすい構造ですが、MIDを経由することでローテートの時間を大幅に短縮できるのが特徴です。
A/Bどちらにも侵入経路が用意されているので、MIDを制圧することでクロス射線を組んだり、制圧力アップが期待できます。
ディフェンダー側はMIDからの侵入経路もトラップや目視でチェックできるため、常にMIDに人員やアビリティを割いた管理が必須なポジションです。
1-2. マップ外侵入阻止の境界が無い
https://www.valorant4jp.com/2024/06/valorant23.html
アセントやヘイヴンをはじめ、VALORANTで採用されるマップではプレイヤーが直接マップ外へ干渉することはできません。
ですが、アビスはマップ外の境界を完全に取り払っており、ポジション取りを間違えると落下してしまうのが特徴です。
ただし、落下してしまうと死亡判定になりますが、ハイジャンプやテレポート系アビリティを上手く扱えば落下しても生存することもできます。
これを上手く活用した戦術は相手の不意を突きやすく、サイトやMIDの制圧を効果的に薦めることが可能です。
キャラコンの練度が要求されるので一朝一夕では難しいですが、マップの境界が無い唯一無二の特徴を最大限に活かしましょう
1-3. 高低差のあるポジションが多い
VALORANTのマップではオブジェクトによる高低差が設けられていますが、特にアビスは高低差のあるポジションが多めです。
例えば中央トップはロープアクションを挟み、高低差が設けられていてディフェンダー側からは視認性が悪いです。
同様にアタッカー側視点では中央ボトムからは木箱オブジェクトがあり、一目で全体を視認することは難しく、侵入する際も木箱裏のハイドに注意しなければいけません。
高低差は視認性の良し悪しだけでなく、ハイドポジションとしても有効的であり、要所に用意された高低差を瞬時に活用できるように理解を深めるのが大切です。
2. アビスで勝利する秘訣
https://esports-world.jp/column/39430
新マップアビスは開放的ながらも高低差が激しく、落下死への警戒も必要になってくる特殊なマップです。
他のマップとは違って意識する部分が多く、勝利を収めるにはアビス特有の構造と戦術を上手く組み合わせなければいけません。
とはいえ、アビスの特徴を抑えただけでは「アビスで勝つために何が必要?」と思われる方もいるでしょう。
そこでここでは、アビスで勝利するための秘訣や思考を解説していきます。
2-1. MIDのコントロールを意識
https://fistbump-news.jp/article/2024/06/13/93.html
マップ構造の項目でも説明しましたが、アビスは他マップと比べてMIDの重要性が非常に高いです。
攻めではMIDをコントロールできればバレずにローテートしやすく、裏を取る立ち回りも通しやすくなります。
守りではMID越しで相手のローテートをチェックできるだけでなく、サイトへの侵入経路を潰せるので相手のポジションを限定しやすくなるのがメリットです。
MIDをコントロールできない場合、攻めでは起点やベイトでサイトを狙いにくく、守りでは相手のローテートを察知しにくくなるため、ラウンド勝率が劇的に下がってしまいます。
そのため、MIDはなるべくコントロールを意識し、攻めでは人数を掛けて確実にポジションを取りつつ、守りではアビリティや人数を掛けて死守しましょう。
2-2. 高低差を活かす
https://www.valorant4jp.com/2024/06/valorant23.html
VALORANTに限らず、FPSでは高低差のある場面で撃ち合う場合、高所側が先見えで有利になるケースが殆どです。
VALORANTはアビリティシステムがあるため、フラッシュ等のアビリティで不利を有利にすることも可能ですが、大抵は高所が撃ち合いに勝利します。
アビスはMIDをはじめ、各サイトでジャンプ/アビリティで乗れる高台オブジェクトが多く、高所で不意を突いてキルを積極的に狙っていけるマップです。
逆にオブジェクトの高低差を利用して射線を切ることで出待ちしやすく、意表を突いたマルチキルを狙うこともできます。
アビスは単純な正面の撃ち合いを制するだけでなく、オブジェクトで生まれる高低差を活かすことも重要です。
2-3. エントリー技術を磨く
アビスはアタッカー側で正面からエントリーする場合、確実に2射線からフォーカスを受けることになります。
さらに抑止力の強いアビリティ1つで簡単に進行が止められてしまい、味方と分断されやすいマップです。
ですが、アビスには転落リスクが伴うリスキーな通路が用意されており、キャラクターコントロールが上手なら相手を上手く攪乱できます。
ジェットはアップドラフト→テイルウインドでリスクを軽減でき、オーメンも落ちながらシュラウドステップを駆使すれば意表を突くエントリーが行えます。
ネオンは落ちてしまうと復活はできませんが、ハイギア+スライディングによる拘束エントリーも非常に強力です。
エントリーが正面だけになってしまうと対策されやすいため、リスキーなエントリーも習得しておくことで要所で輝きます。
3. アビスおすすめ構成について
https://beebom.com/valorant-characters-agents-abilities/
アビスはエントリー+エントリーサポート力の高いエージェント、守りではアビリティでエリアを管理しやすいエージェント構成が光ります。
しかし、VALORANTには2024年現在20名を超えるエージェントが登場しており、「どれを選べばいいか分からない」という方も多いでしょう。
そこでここでは、アビスで輝けるおすすめ構成を紹介していきます。
3-1. 攻守でバランスの取れた構成
アビスで攻守に優れた構成ですが、ジェット+ブリーチ+ゲッコー+オーメン+サイファーがベストです。
ジェットは転落をアップドラフトで回避でき、テイルウインドと合わせることで瞬発力のあるエントリーが行えます。
ブリーチ+ゲッコーはジェットエントリーのサポートをしつつ、フラッシュやウィングマンで設置/解除をフリーで進められる点が強力です。
オーメンはテクニックが必要ですが、シュラウドステップで落下を回避できますし、時間で回復するスモークが非常に優秀です。
アビスは警戒するポジションが多く、アビリティ+自身で複数ポイントを管理できるサイファーが攻守ともにエリアコントロールで活躍します。
ジェットはオペレーター運用、ブリーチ+ゲッコー+オーメンはサポートアビリティを活用し、相手の進行も効果的に抑制できるイチオシ構成です。
3-2. 攻撃力に特化した構成
https://kurutopas.blogspot.com/2022/04/valorant424-doope.html
アビスはコントロールが難しいものの、上手く制圧できるなら攻めやすい構造となっているマップです。
そのため、瞬発力と制圧力の高いネオン+ブリーチ+フェイド+オーメン+クローブの5名構成もアリです。
ネオンはアビリティ全体にバフが入った影響もあり、テクニックに自信があれば高いパフォーマンスを発揮できます。
ブリーチ+フェイドはエントリーを効果的に補助しやすく、そこにオーメンが加わることで制圧力がトップクラスに跳ね上がります。
クローブは自身が倒れてもスモークでサポートできますし、アルティメットがあれば1ラウンドで2回戦える攻撃力も備えたコントローラーです。
アビスでは攻めラウンドが非常に取りやすく、センチネルほどではありませんが、スモークでエリアを防衛しやすい点からもイチオシです。
3-3. 守りに特化した構成
https://valorantnews.jp/archives/17738
防衛力に特化した構成ですが、ジェット+ソーヴァ+オーメン+ハーバー+サイファーです。
ジェットは攻守で高いエントリー力を備えつつ、オペレーター運用でロングレンジを制圧しやすいのが強力。
ソーヴァは索敵能力が高いだけでなく、ショックボルト等で設置/解除遅延を通しやすいので相手に時間を使わせやすいイニシエーターです。
オーメン+ハーバーの2コントローラー構成は常にスモークを展開できるため、リテイク時に強力な制圧力を発揮できます。
サイファーは言わずもがなですが、アビリティ+自身で複数ポイントを管理でき、アルティメットで相手の位置を特定できるイニシエーター的な側面も優秀です。
また、1イニシエーターでフラッシュや索敵は少なめですが、2コントローラーをエリアを取りやすいので攻める際に機転も利きやすいイチオシ構成です。
4. まとめ
VALORANTの中でもアビスは特に複雑な構造になっており、転落等のオリジナル要素が相まった高い難易度が特徴のマップです。
ですが、マップを理解して要所を上手く活かすことができれば、勝率の大幅アップが期待できるので意識して練習しましょう!