26年の時を経て『餓狼伝説』が再始動した『餓狼伝説 City of the Wolves』に注目していきましょう!

公開日: 2024/6/4
https://www.4gamer.net/games/649/G064915/20240318015/


「餓狼伝説 City of the Wolves」は、1991年に誕生した格闘ゲーム「餓狼伝説」シリーズの26年ぶりとなる最新作です。

このシリーズは、ネオジオで90年代の格闘ゲームブームを牽引してきたSNKの人気作品であり、その歴史的な名前を持つ作品の一つです。


今作では感性を刺激する独自の「アートスタイル」、バトルの興奮が加速していく「REVシステム」、そして更なる進化を遂げた「バトルシステム」が搭載されているとの事。

さらに初心者から上級者まで楽しめる2つの操作スタイルを始め、様々な新機能や新要素が用意されてるとの事です。欲望に満ちたサウスタウンを舞台に、新たな“伝説”が始まる。

ラインバトルや超必殺技といった概念が登場したのも餓狼伝説がスタートです。


ホームページにシステムが公開されてますので、見ていきましょう!

1. 興奮が加速する!と銘打つREVシステムを見ていきましょう!


https://www.famitsu.com/news/202403/18337523.html


今作では、バトル開始から様々な特殊攻撃を繰り出せる、"REVシステム"が新搭載されています!

バトル開始からシステムを使っていけるというのは一つの特徴となります。


 "REVアーツ"や"REVアクセル"、そしてS.P.G.ゾーンでは"REVブロウ"などが、"REVゲージ"の限界を超えるまで使用可能となり"REVシステム"がバトルの興奮を加速させます。

1-1. REVブロウ

REVブロウは相手の打撃攻撃を受け流しつつ、重たい一撃を叩き込む攻防一体の攻撃となっています。

コマンド的にはストリートファイター6で言えばパリイシステムにちょっと似てるイメージですね。

こちらはジャンプ中は空中用のREVブロウを使うこともできるのがパリイとは異なる点です。

また、コンビネーションやREVアーツの後につなげて連続攻撃にすることもできるとあります。


これに関しては実際使用してみないと分からないですが、コンボに不可欠なシステムにもなりそうです。

相手の打撃攻撃を受け流しつつ攻撃するという攻防一体のアクションで、ジャンプ中にも使用でき、相手の対空攻撃を受け止めながら反撃することもできるという内容だけでもかなり強力そうです。

また、相手のREVブロウをREVブロウで受け止めて反撃すれば、膝くずれ状態となり、コンボを入れる事が出来るみたいです。


REVブロウは、REVゲージを使用するほか、S.P.G.中でなければ使用できないです。

S.P.G.を体力ゲージの序盤/中盤/終盤どこに持ってくるかも戦略要素となってきます。

1-2. REVアーツ

必殺技を出す際にボタンを2つ同時押しすることで、REVゲージを使用して通常の必殺技よりも強力なREVアーツを使用できるというもの。

こちらはKOF15などでお馴染みのEX必殺技的な扱いと考えられます。

通常の必殺技を2ボタン押すことでゲージを使って強力にするというイメージでしょう。

1-3. REVアクセル

これは特徴的なシステムと呼べるのではないでしょうか。

REVアーツ後にさらにREVゲージを使用して、他のREVアーツやREVブロウに繋げることができるというもの。

REVゲージに注意しながら連続技を決めなくてはなりませんが、爽快感はかなりありそうですし、コンボの研究が進みそうですね。

1-4. REVガード

REVガードボタンを押してホールドすることで、REVゲージを使用して通常ガードよりも相手との距離を離すことができるREVガードが使用できるというもの。

必殺技の削りダメージも無効化します。


イメージとしては、ギルティギアでお馴染みのフォルトレスディフェンスがパッと浮かぶかと思います。

動画を見る限りは、フォルトレスディフェンスのイメージで差し支えないのではないでしょうか。

これで間合いを離して、技がすかった所に連続技を入れていけそうですね。


通常のガードよりも敵を遠くに引き離す効果があることに関しては利点があります。

距離が離れることで、相手のガード崩しが有効な距離からすばやく離脱でき、接近戦での攻防において絶大な効果を発揮します。

打撃からの投げなど崩しを回避できるのは、非常に強力と言えますね。

2. ゲージについてもしっかり確認していきましょう


https://www.4gamer.net/games/649/G064915/

2-1. REVゲージ

REVアクションを使用するとREVゲージが上昇していきます。

OVERHEAT状態になるまで、REVアクションは使用可能で、REVゲージは時間経過や攻撃ヒットなどで回復します。


OVERHEAT状態になるとREVアクションが使えなくなりガードクラッシュのピンチになります。

スト6でいうバーンアウト状態に似ているけど、ちょっと違うという感じですね。

ガードクラッシュのなりやすさがどの程度なのか気になるところです。


「ストリートファイター6」の「バーンアウト」は、ドライブゲージが0になると突入する状態で、多くのデメリットが発生します。

餓狼ではどの程度のデメリット具合か注目です。


REVゲージを上昇させることで強力なREVアクションを繰り出せるシステムはかなり重要な要素の一つと言えますね。

具体的にはゲーム開始時はREVゲージが0%からスタートし、各種REVアクションを使用したり、相手の攻撃をガードしたりすると上昇していき、100%になると「OVERHEAT」となります。


後述するジャストディフェンスやハイパーディフェンスがREVゲージを減らす恩恵があるので、溜まってきてからの狙いどころは重要と言えそうです。

2-2. S.P.G

対戦前に体力ゲージの「序盤」、「中盤」、「終盤」から、S.P.G.ゾーンを選択。

S.P.G.ゾーンでは、REVブロウが使用可能になる他、攻撃力のアップや体力ゲージ回復などの恩恵が得られるという内容です。


前作で言うとT.O.Pエリアに当たるシステムとみて間違いないでしょう。

今回はREVブロウが使用可能という事でガードキャンセルには使えない分、どんな長所があるのか見ものです。

3. テクニック面は重要で、ここで差が出てきます


https://www.4gamer.net/games/649/G064915/20240428004/

3-1. ジャストディフェンス

相手の攻撃に対してタイミングよくガードを入力すると、ジャストディフェンスになります。

ジャストディフェンス後は体力が少し回復するほか、REVゲージの減少、ガードキャンセルが可能になるなどの効果がある。


このジャストディフェンスに関しては前作に近い仕様だと感じます。

体力が回復する点やガードキャンセルが可能になる、空中でも使用可能といった所ですね。


個人的には空中でジャストディフェンスが出来る点がやはり強力だと感じます。

多段技も回避できますし、ストⅢのブロッキングに近い性能です。

勿論ブロッキングの様にそこから連続技を決めるとかは出来ないですが、ガード方向への入力なのでリスク少な目で挑戦する事が出来ます。


一見すると発動するのはタイミング的に難しそうに思えますが、発動猶予は5フレームくらいあるので、練習していきましょう。

3-2. ハイパーディフェンス

相手の連続攻撃に対してタイミングよく前方向を入力すると、ハイパーディフェンスになります。

ハイパーディフェンス時はジャストディフェンス同様、体力が少し回復するほか、REVゲージの減少、ガードキャンセルが可能になるなどの効果があるとの事。

見た目に関してはほぼジャストディフェンスと同じで効果も近いものになってそうです。


REVガードやハイパーディフェンスなどガード中の駆け引きも熱そうですね。

この辺りがやりこみ要素となる可能性が高いので、上級者を目指すのであれば、しっかり攻略していきたいです。

3-3. ガードキャンセル

ジャストディフェンス/ ハイパーディフェンスはガード状態を中断して、以下のアクションでキャンセルできます。

・必殺技

・超必殺技(潜在超必殺技)

・REV ブロウ

・ヒドゥンギア

ガードキャンセル超必殺技は発生が早くなるため非常に強力です。


前作からもありましたがジャストディフェンスなどの最も大きな恩恵と言えます。

初段キャンセルだとコマンドを入れこむ事が必要なので、例えばヴァンパイア系の格ゲーをやっていて慣れてる方などでないと、すぐに使いこなすのは難しいと思います。


二段技以上の多段技からまずは慣れていくのが良いかなと思います。

3-4. ブレーキング

一部の必殺技は技の動作を中断する「ブレーキング」が可能です。

攻撃した後の隙を減らしたり、別の必殺技をつなげやすくなり、連続攻撃のチャンスが増えるなどのメリットがあるとの事です。


これも面白いテクニックで連続技の幅が広がります。

隙を減らすことで面白い動きが出来てやってるだけでも楽しいです。

3-5. フェイント

必殺技をするふりをして相手をけん制する。

通常攻撃からフェイントにつなげることで攻撃後の隙を減らしたり、連続攻撃につなげる事も出来ます。


このフェイントも前作では非常に強力で、多段の強攻撃1段目キャンセルフェイントでガンガン固めていけるので、実用性はかなりありました。

個人的には実用的な範囲で強くあってほしいなと思います。

4. 26年の時を経て『餓狼伝説』が再始動した『餓狼伝説 City of the Wolves』に注目していきましょう


https://news.yahoo.co.jp/articles/7680c4073d272ab5c619f0314d3ec6dfb3869d99


人気格闘ゲームの99年以来となる新作で、伝説の続きがここに描かれるという所で非常に期待したいタイトルですね。

90年代の格ゲーブームを牽引した人気格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズで人気キャラである「ロック・ハワード」や「テリー・ボガード」の登場も決定しており、一体どのような活躍を見せてくれるのか期待が高まります。


前作を踏襲しているシステムもあり、その上で新システムも入っているという所で、どのシステムが強いのかも気になるところです。

そして今回から導入されているスマートスタイルも楽しみですね。

スト6で好評だったモダンスタイルを意識したシステムとなりそうですが、どれぐらいの強さや使いやすさを見せてくれるか注目です。