ドラゴンズ・ドグマ2が遂にリリース!システム要件や魅力・現状の評価を紹介!
http://ge-soku.com/archives/games-218.html
ドラゴンズ・ドグマはドラゴンを倒すという王道ファンタジーゲームであり、ストーリーから操作性、システムまで高く評価されている作品です。
一度はプレイされたことがある方も多いと思いますが、そんなドラゴンズ・ドグマシリーズ新作となる「ドラゴンズ・ドグマ2」がリリースされました。
新作ということもあって製品価格は高めですが、旧作をプレイされていた方はもちろん、旧作未プレイでも楽しめるのか、気になる方も多いでしょう。
そこで本記事では、ドラゴンズ・ドグマ2のゲーム性や魅力に迫るとともに、プレイに要求されるシステム要件等も解説します。
1. ドラゴンズ・ドグマ2のシステム要件について
https://elb-moment.blog.jp/archives/33775240.html
ドラゴンズ・ドグマ2は発売前から注目を集めているタイトルですが、プレイするためには前提条件をクリアしなければいけません。
前提条件というのは対応ハードを所持しているか、また動作を安定させられるだけのスペックがあるか、という点です。
ここでは、ドラゴンズ・ドグマ2がプレイできる環境、そして要求されるスペック等を解説します。
1-1. ドラゴンズ・ドグマ2対応ハード
ドラゴンズ・ドグマ1作目は2012年に登場したということもあり、対応ハードはPS3/Xboxのみでしたが、ドラゴンズ・ドグマ2では大きく刷新されています。
ドラゴンズ・ドグマ2はPS5・XboxSeriesX/S、PCの3ハードに対応しています。
PS5・Xboxに関しては制作側から基本スペックが公開されており、ゲーム開発側も公開スペックに則って開発しているので所持していればクリアです。
ただし、PCに関してはゲーム開発側が公開しているスペック情報に基づき、自身のゲーミングPCが推奨値をクリアしていなければ、満足できるプレイ環境とは言えません。
PC版でのプレイを検討している場合、開発側が公開しているシステム要件と仕様しているPCスペックの照らし合わせが必要になってきます。
1-2. ドラゴンズ・ドグマ2 PC版システム要件
ドラゴンズ・ドグマ2 PC版システム要件ですが、ゲーム開発側が公開している情報は以下の通りです。
■最低スペック
・OS... Windows10 64bit/Windows11 64bit
・CPU... Intel Core i5-10600/AMD Ryzen 5 3600
・メモリ... 16GB RAM
・GPU... NVIDIA GeForce GTX 1070/AMD Radeon RX 5500 XT
■推奨スペック
・OS... Windows10 64bit/Windows11 64bit
・CPU... Intel Core i7-10700/AMD Ryzen 5 3600X
・メモリ... 16GB RAM
・GPU... NVIDIA GeForce RTX 2080/AMD Radeon RX 6700
「サイバーパンク2077・Ark Survival Ascended」など、近年リリースされている要求値の高いタイトルと比べた場合、比較的控えめな要求値です。
とはいえ、決して低スペックでプレイできるというわけではなく、2024年時点でロー~ミドルクラスに位置するゲーミングPCが必要になってきます。
CPU=推奨値が3~4世代前、GPU=推奨値が2世代前となるため、これらよりも古いパーツを使用しているPCでは動作しない、あるいは動作が不安定になる恐れがあります。
また、メモリも最低16GBが要求されるため、配信等のその他負荷も考慮するなら、32GB以上搭載されているのが好ましいです。
1~2年以内にゲーミングPCを購入しているなら、メモリ16GB→32GBへの増設程度で済むでしょう。
しかし、3~4年以上前に購入したゲーミングPCの場合、ストレスなくプレイするならゲーミングPC購入を視野に入れる必要があります。
2. ドラゴンズ・ドグマ2の魅力とは?
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ドラゴンズ・ドグマ2は前作と共通した部分が多く、前作をプレイしてハマった方ならまず間違いなくやりこめる作品です。
しかし、近年登場しているRPGやオープンワールド作品と比較した場合、アナログな部分もありますし、「実際にプレイしたら合わなかった」ということもあるかもしれません。
そこでここでは、ドラゴンズ・ドグマ2のシステムや魅力を解説します。
2-1. 広大なオープンワールドと隠し要素
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ドラゴンズ・ドグマ2は中世期あるいはそれ以前の世界観を採用し、広大なオープンワールドを隅々まで探索できます。
膨大に用意されたサブクエスト、各所に隠された秘密のアイテムなど、さまざまな要素を周回してコンテンツをクリアしているうちに時間が過ぎてしまうほどです。
本編ストーリーとは関係が無い要素もありますし、本編ストーリーと関連の深い要素もあり、知らず知らずのうちにのめり込んでしまう魅力があります。
広大なオープンワールドを舞台にするタイトルは豊富にありますが、ドラゴンズ・ドグマ2も引けを取らない完成度であることは間違いありません。
2-2. 革新的なポーンシステム
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「Witcher3・アサシンクリード」など、オープンワールド×時代背景が深い作品は幾つもありますが、他タイトルに無いオリジナル要素が「ポーンシステム」です。
他タイトルでは自身がキャラクターを操作して行う1vs1戦闘が基本ですが、ドラゴンズ・ドグマ2ではサポートAIと協力して戦闘を行います。
単純に戦闘シーンに移行すると機能するシステムではなく、戦闘が起こらない探索シーンでも助けてくれるので、初心者の方でもゲームを進めやすいのが特徴です。
ポーンは自身で作成と選択が行えるだけでなく、プレイヤー間で貸借も可能なので、他ユーザーと冒険を共にしたポーンを連れて歩くこともできます。
ポーンは具体的に性格が分類されていたり、プレイスタイルによって身に着ける知識や技術が変化するため、プレイヤーのスタイルが現れやすい点も魅力です。
2-3. ダイナミックな戦闘
https://blog.ja.playstation.com/2023/06/13/20230613-dragonsdogma2/
ドラゴンズ・ドグマ2はリアルタイム進行、つまり戦闘の際にシーンが切り替わったりせず、急なタイミングで戦闘が発生するのが特徴です。
これにより、戦闘前や戦闘時の緊迫感も高まりますし、その都度状況に合わせた回避や攻撃スキルも要求されます。
プレイヤーのスキルが要求されますが、剣や魔法による攻撃はどれも爽快感と迫力があり、リアリティあふれる戦闘体験を可能にしてくれます。
また、前述したポーンシステムがプレイヤーをサポートしてくれるため、難所が訪れて苦戦してもクリアできるような緻密なバランスも魅力です。
2-4. ファストトラベルの制限
https://twinfinite.net/guides/dragons-dogma-2-fast-travel-microtransaction/
ドラゴンズ・ドグマ2ではファストトラベルが使えないというわけではありませんが、ファストトラベルにはアイテムが要求され、設置上限という制限が設けられています。
近年はオープンワールド×ファストトラベルが当たり前になっており、マップの端から端でもファストトラベルポイントならワープできてしまいます。
ですが、ドラゴンズ・ドグマ2はファストトラベルに制限があるため、何度も訪れる重要なポイントの見極めが大切です。
また、ファストトラベルに使用するアイテムはレア度が高く、序盤では入手が難しいため、自身の力で手探りで開拓していくのが基本になります。
一見すると不便に思えますが、広大なオープンワールドを時間を掛けて練り歩き、攻略できるのは本作にしか無い魅力と言えるでしょう。
3. 現状の評価について
ドラゴンズ・ドグマ2はリリースされてから間もないですが、Steamでは1万件を超えるレビューが投稿されています。
「気になるから購入してみたけど、思ってたのと違った」と後悔することもありますし、実際のユーザー体験を参考にしたい方も多いでしょう。
そこでここでは、Steamにおけるドラゴンズ・ドグマ2のレビューを抜粋し、いくつか紹介していきます。
3-1. ファストトラベル制限に関する評価
ファストトラベルは新しい街やダンジョン等に到着した際、必要に応じて瞬時に移動できる便利な機能ですが、本作のファストトラベルは希少アイテムを使用する必要があります。
また、トラベルポイントも上限10か所しか配置できないため、ゲームクリアの過程の大半を自力で探索しなければいけません。
じっくりと隅々まで探索したいユーザーからは高評価を獲得していますが、サクッとストーリーを閲覧してクリアしたいユーザーからは不評のようです。
ファストトラベルの制限に関しては本作の魅力でもありますが、自由にポイントを行き来したい方にはおすすめできません。
3-2. 竜憑きに関する評価
竜憑きとは主人公ではなく、主人公に憑き従うポーンが発症する病であり、発症してしまうと滞在している街に壊滅的な被害を与えるという仕様です。
本作は主人公が竜を倒すというストーリー上、ストーリーに沿った仕様というのは理解できるものの、仕様が酷すぎるという評価が多数あります。
ポーンが竜憑きを発症してしまった場合、街やギルドNPC、さらにはクエスト進行に欠かせないNPC達も死亡してしまいます。
難点なのは店やギルドNPCを除き、基本的にNPCは時間で復活しないという点です。
復活させるにはアイテムを要求されますし、竜憑きの兆候が見られたとして、治療方法は解雇やポーンを死なせるしかありません。
ポーンシステムは本作最大の魅力ですが、竜憑きやNPC復活要素がポーンシステムの魅力を潰していると不評のようです。
3-3. 最適化不足に関する評価
ドラゴンズ・ドグマ2は前作が非常に人気だったこともあり、リリース前から非常に注目されていた作品です。
しかし、PC版においては実際に要求されるスペックも高く、スペックをクリアしていてもクラッシュやバグで起動しないという事例が多数報告されています。
これはゲームをプレイする以前の大きな問題であり、中には「購入したが起動できずに諦めた」というユーザーもいるほどです。
開発側も早急な対策を講じるという発表は行っているため、ストレスフリーでゲームを楽しみたいなら、最適化完了まで待つのが賢明です。
4. まとめ
ドラゴンズ・ドグマ2は刺さる人には刺さるゲーム性が魅力ですが、根本的な問題や理不尽な要素による一定数の不満があるのが現状です。
万人受けする改変は難しいですが、今後のアップデート次第で改善も予定されているので、現状の購入が難しいと感じるなら、少し様子を見てからプレイしてみましょう。