
League of Legends 初心者向けに覚えるべき専門用語を徹底解説!
2009年にリリースし、15年以上サービスが続けられるほどの人気を誇る「League of Legends」
敵の拠点を破壊するシンプルなゲーム性でありながら、さまざまな要素が絡む奥の深いタイトルですが、15年の歴史に比例して多くの専門用語が存在します。
ステータスや状態異常、さらにはフィールド関連まで専門用語が頻出するため、初心者の中には「略語が多すぎて分かりにくい」と感じる方もいるでしょう。
そこでここでは、「League of Legends」初心者の方に向けて、頻出する必須専門用語を抜粋して解説します。
1. チャンピオンステータスを指す専門用語
League of Legendsは全160を超えるチャンピオンをプレイヤーが操作し、敵の拠点破壊を狙うため、チャンピオンステータスはしっかり把握しておくのが大切です。
しかし、チャンピオン解説動画や紹介ページでは専門用語が用いられることも多く、どの用語がどれを指しているのか、分からずに迷ってしまう方もいると思います。
そこでここでは、チャンピオンステータスや攻撃関連で頻出する必須専門用語を解説します。
1-1. AD
チャンピオンの攻撃系統を指す用語で用いられるADですが、正式名称は「Attack Damage」であり、物理攻撃を意味する用語です。
ADと表記されているチャンピオンであれば、物理攻撃力に長けていることをします。
このワードを理解していれば「相手のAD(物理)チャンピオンに対策しておくか」といった判断が即時で行えるようになります。
1-2. AP
APもチャンピオンの攻撃系統を表しており、正式名称は「Ability Power」で魔法攻撃を意味する用語です。
AP表記されているチャンピオンであれば、魔法攻撃力に長けていることを表します。
ADとAPは似たワードではあるものの、関係性としては対極にありますし、物理or魔法対策を講じるにあたっては即座に判断できるようになるのがベストです。
1-3. Melee
Meleeはチャンピオンの攻撃タイプ(近接or遠距離)を表しており、Meleeは近接型チャンピオンを指す用語です。
AD Meleeと表記されているなら物理近接型、AP Meleeと表記されているなら魔法近接型のチャンピオンという形です。
1-4. Ranged
Rangedもチャンピオンの攻撃タイプ(近接or遠距離)を表しており、Rangedは遠距離攻撃に長けたチャンピオンを指すワードです。
AD Rangedなら物理遠距離型、AP Rangedなら魔法遠距離型を用語1つで判別できるため、覚えておきましょう。
1-5. AS
ASはAttack Speedの略称であり、攻撃速度を指す用語です。
チャンピオンの通常攻撃やスキル発生→ダメージを与えるまでの速度であり、ASが速いほどに素早くダメージを与えることができます。
アイテムやバフでASを引き上げることもできますし、チャンピオン次第ではスキルで引き上げることもできるステータスです。
1-6. MS
MSはMovement Speedの略称であり、チャンピオンの移動速度を指す用語です。
移動速度はアイテムやバフで引き上げることができますし、状態異常(スロー)を受けると減少するため、常に注意を払うべきステータスでもあります。
2. 状態異常関連の用語
League og Legendsにおける状態異常は非常に重要であり、状態異常を与えた相手を集中的に叩くことで集団戦の勝率アップが期待できます。
しかし、状態異常は用語で呼ばれることが多く、味方から用語で要求されることもあるため、高頻度で用いられる用語だけでも覚えておくのがベストです。
そこでここでは、高頻度で使用される状態異常の用語を抜粋して解説します。
2-1. サイレンス
サイレンスはチャンピオンのスキル使用を一定時間制限する状態異常です。
ただし、通常攻撃や移動には影響が無いため、スキルが飛び交う集団戦の際に使用されます。
サイレンス=スキル使用不可と覚えておくのがベストです。
2-2. スロウ
スロウは文字通りの意味でチャンピオンの移動速度を一定時間低下させる状態異常です。
追い込んで逃げそうな相手に対し、スロウを入れることで鈍化が狙えるため、逃がさずにしっかり倒しきるタイミング等で有効となります。
ただし、移動速度のみで攻撃速度が下がるわけでは無いため、その点は想定しておくのが良いでしょう。
2-3. ノックアップ
ノックアップは敵を上に打ち上げ、打ち上がっている間はスキルやアイテムの使用を制限させる状態異常です。
着地した時点から行動可能ではあるものの、撃ちあがっている間は一切身動きが取れないため、集中火力を叩き込みやすいです。
ただし、着地した時点からあらゆる行動が可能になるため、相手からのカウンター等には注意しなければいけません。
2-4. スタン
スタンは俗に言う気絶状態であり、移動やスキル/攻撃使用を制限する状態異常です。
状態異常には何かしらの行動が行えるものが多いですが、スタンは移動もできなければ攻撃も一切行えません。
強力故に短時間ではあるものの、敵に付与できれば大きな隙を作り出せるのは間違いありません。
2-5. サプレッション
サプレッションは数ある状態異常の中でもトップクラスの制限力を誇り、移動やスキル攻撃はもちろんのこと、サモナーズスペルの使用すらも制限します。
フラッシュやTPのように逃げ/奇襲性能が高いスペルを制限するため、集団戦時の勝率をグッと引き上げてくれます。
短時間ではあるものの、動くことすらできないため、サプレッションを受けることは倒されることを意味するほどに強力です。
3. フィールド関連の用語
League of Legendsは「サモナーズリフト」というフィールドを用いてゲームを行いますが、構造に変化はあれど、根本は変わらず15年以上使用されています。
つまり、フィールドに関しても15年間の間でさまざまな用語が生み出されており、味方への要求等では用語が用いられることも珍しくはありません。
味方への要求にスムーズに応えたり、自身から味方への要求を正確に行うには用語を押さえておくのが非常に大切ということです。
そこでここでは、フィールド関連で高頻度で使用される用語を解説します。
3-1. ブッシュ
ブッシュはサモナーズリフトのフィールド内に点在する草むらを指す用語です。
スキルとの相性次第ではブッシュに潜んで気を伺い、タイミングで奇襲を掛ける戦術もあるため、草むらへの警戒が必要な際に「ブッシュ〇〇」という形で使用されます。
視界が取れていない状況下ではブッシュでのハイドはバレにくく、自チームが視界を取れていない場合、とにかく警戒すべき場所です。
ブッシュハイドや奇襲に関してはコントロールワードが有効的なため、「ブッシュにワード置いて」などでも用いられています。
3-2. リバー
リバーはサモナーズリフト内に点在する水の流れる川エリアを指す用語です。
ブッシュとは違って開けた場所で視認しやすいため、強く警戒する必要はありませんが、奇襲等を警戒する集団戦が行われやすい場所でもあります。
ブッシュほど該当するエリアは多くないですが、戦闘エリアにはなりやすいため、水の流れる川エリア=リバーと結びつけるくらいの認識は持っておきましょう。
3-3. オブジェクト
オブジェクトは討伐時にバフを得られるモンスター、各レーンに配置されたタワーやインヒビターなど、攻撃破壊が可能な設置物を指す用語です。
細かく分ければバロンナッシャーやエルダードラゴンなど、細分化されてバフ等にも違いがあるため、広い意味で用いられます。
レーンごとの動き等では「オブジェクト管理」が良く解説されていますが、上述したモンスターや攻撃破壊が可能なオブジェクトをコントロールするという意味になります。
3-4. レーン
レーンはサモナーズリフトに存在する3本の直線ルートを指しており、トップレーンは上部、ミッドレーンは中部、ボットレーンは下部ルートを指す用語です。
ゲーム中盤~終盤に差し掛かると変化することもありますが、トップ/ミッド/ボットの各ロールチャンピオンが該当レーンを担当します。
各レーンにはオブジェクトで紹介したタワーが配置されており、レーンを侵攻してタワーを破壊し、最終的にはインヒビターやネクサスの制圧を目指します。
インゲーム中は「ミッド押して!」と言ったように省略されやすいですが、ゲーム性を理解するうえでも慣れておいた方が良い用語です。
4. まとめ
本記事で紹介した用語はあくまでも最低限であり、全てを紹介できているわけではありませんが、覚えておけば実戦で役に立つことは間違いありません。
最初は困惑するかもしれませんが、ゆっくり慣れていくのがおすすめです。