
VALORANT 調整されたフェニックスは強い? 変更点や評価を紹介!
https://valorantnews.jp/archives/17726
VALORANT 9.10パッチでは7体のエージェントに調整が入りましたが、中でも大きな変化が見られたのが「フェニックス」です。
フェニックスはフラッシュ起爆の速度など、これまでにも調整は行われてきましたが、それでもジェットやレイズと比べると使用率が劣るデュエリストでした。
ですが、今回の調整では大きく強化されたという意見が多く、「フェニックスも採用率が上がるのでは?」と気になる方も多いでしょう。
そこで本記事では、フェニックスが9.10パッチで調整された変更点を解説し、評価や使用率の向上について見ていきます。
1. フェニックスの変更点

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フェニックスはアルティメットを除く、全アビリティに調整が加えられており、9.10パッチ前とは比にならないパワーアップを果たしました。
具体的な変更点については公式でも発表されていますが、実際に見てもイマイチピンと来ない方もいることでしょう。
そこでここでは、9.10パッチを受けて変更されたフェニックスのアビリティを解説します。
1-1. ホットハンド

https://skinandxxx.com/valorant-movie/archives/159959
ホットハンドは9.10パッチ前はフェニックス固有アビリティであり、2キル獲得時に使用権を再獲得できました。
ですが、9.10パッチ以降は固有アビリティから外され、200クレジットで購入する形に変更されています。
ホットハンドが与えるダメージ量や範囲については変更点はありませんが、フェニックス自身がホットハンドに触れた際の仕様が大きく強化されたのが特徴です。
以前は回復目的でホットハンドを運用する際、ホットハンド上に留まらないと継続回復できない仕様でした。
ですが、9.10パッチからはホットハンドに一度でも触れてしまえば、ホットハンドから離れても継続回復されるように変更されました。
撃ち合いで大きなダメージを負っても復帰までに時間が掛からなくなったため、継続戦闘面で強化されたと言えます。
1-2. ブレイズ

https://www.thegamer.com/valorant-phoenix-guide/
ブレイズはフェニックスが持つカーテンスキルですが、9.10パッチ前はヴァイパーやハーバーと比べると汎用性が低いカーテンアビリティです。
汎用性が低い大きな要因となっていたのが「壁を貫通しない」という制限であり、壁の無い場所からしか展開できず、使用するためにはリスクが伴います。
ですが、9.10パッチを受けてからは「壁の貫通」という仕様が追加され、安全な位置からでもカーテンを展開できるようになりました。
これにより、身を晒してブレイズを使用するリスクが無くなり、味方がフォーカスを受けないようなサポート役も担うことが可能です。
また、ホットハンドと同じで以前は触れ続けないと回復しませんでしたが、こちらも一度触れてしまえば離れても回復が継続するようになっています。
射線を潰す役割でも汎用性が上がり、自身の戦闘能力を維持するためのアビリティとしても機能しやすくなったのが特徴です。
1-3. カーブボール

https://mobalytics.gg/blog/valorant/phoenix-valorant-agent-guide/
カーブボールの性能自体には大きな変化はありませんが、9.10パッチ前後で大きく変わった点は固有アビリティに変更されたという点です。
先述したホットハンドと入れ替わる形でカーブボールが固有アビリティ化し、最大2スタック保有できます。
さらにデュエリスト固有アビリティなので2キル獲得時に1つチャージされるので、キルを重ねるごとに強力なフラッシュを多用できるようになりました。
フェニックスのフラッシュはプロ選手でも回避が難しく、当ててしまえば勝ったも同然と言われるアビリティです。
カーブボールを多用できるか否かについてはエイムに左右されるものの、制圧力の高いカーブボールのチャージ数回復は大きな強化と言えるでしょう。
2. 9.10パッチ後のフェニックスの評価

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9.10パッチ後のフェニックスは固有アビリティの変更、元来保有している回復性能の強化と圧倒的なバフを受けています。
しかし、確かに戦闘能力は高く強化されたものの、デュエリストに求められるエントリー能力に関しての強化は薄めです。
これを踏まえたうえで、フェニックスはマストで採用するほどに強いのか、評価が気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、9.10パッチで強化されたフェニックスの評価を紹介します。
2-1. エントリー能力にも転用できる
フェニックスは確かにエントリー能力を比較すれば、ジェット/レイズ/ネオンよりも劣るでしょう。
しかし、フェニックスにしか無い回避困難なフラッシュ、そしてバフを受けた継続回復は戦闘能力を大幅に引き上げる結果となりました。
もちろん単独だと敵と撃ち合いつつ、同時に回復もとなると困惑するかもしれません。
ですが、味方のコントローラーやイニシエーターからのサポートがあれば、危うい状況でも有利を作り出すことが可能です。
また、アルティメットアビリティ「ラン・イット・バック」はコスト6のままなので、回転率はこれまでと変わりません。
アルティメットを保有しているタイミングに限り、単身での情報取りも可能ですし、エリアの取返しやエントリーの際に先陣を切ってエントリー役を果たせます。
2-2. 継続戦闘能力が高い
フェニックスは9.10パッチ前からアビリティで回復できましたが、回復するにはブレイズorホットハンドに触れ続けなければいけませんでした。
要はアビリティと接触している必要があり、接触しても離れてしまうと回復が中断されてしまうということです。
ですが、0.10パッチでは回復面で大きな強化が入っており、ブレイズorホットハンドに一瞬でも触れれば上限値まで回復する仕様になりました。
つまり、撃ち合いでギリギリまで削られたとしても、安全な場所で回復しつつ、味方の設置/解除のサポートに入ることが可能です。
回復のためにアビリティに触れ続ける必要が無くなったので、回復しながら自由に立ち回りつつ、継続的に戦いやすくなっています。
3. フェニックスの構成入りはアリ?

https://sg.news.yahoo.com/how-to-valorant-duelist-characters-and-roles-explained-044434369.html?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuYmluZy5jb20v&guce_referrer_sig=AQAAADo_BpGGXeI8kYcE-rYJS6T1BzbqPzQiYNo5C9h1g6OD_-ZIo_cMM15se3EQpP1oc3GQXjI5M1evGZoPgnbQRC02uIa7L3WFUYUMzIqqq4W35lfpuWdcHij7WrPHiayItXThDAv0cj5-mbU8Hrwz_edTh7hM-GU2tuQ7OE-a5C-v
これまではフラッシュ自体はダントツで強力だったものの、エントリー能力の低さから構成入りが厳しかったフェニックス。
ですが、今回の調整ではフラッシュの保有数に大きな強化が入り、継続戦闘能力やカーテンの自由度と幅広くバフを受けました。
これを受け、フェニックスをデュエリスト1枠あるいは2枠目に採用するのはアリなのか、気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、フェニックスの構成入りについて解説します。
3-1. 1デュエリストは構成次第
フェニックスの1デュエリスト運用はエントリー性能に欠けるので厳しいですが、エントリー性能を他ロールで補えれば可能です。
フェニックス単体のエントリー力は低いものの、フェニックスのエントリーを他で補助することでエリア確保の成功率を高められるからです。
オーメン×ハーバーの2コントローラー、ソーヴァ+KAY/Oの2イニシエーターなど、補助アビリティが豊富ならフェニックスの性能を活かせます。
フェニックス自体もブレイズで射線をカットしやすいですし、カーブボールと合わせることでプレッシャーをしっかり与えられます。
ただし、補助性能が低いイニシエーターやコントローラーの場合、フェニックスの進路を確保しにくく、エリア確保の成功率低下を招きやすいです。
そのため、フェニックス1デュエリストだけで運用するなら、イニシエーターやコントローラー2枠を組み合わせるのがベストです。
3-2. 2デュエリスト運用なら最適
フェニックス単体の1デュエリスト運用の場合、エントリー性能に欠けてしまうため、イニシエーターやコントローラーで補う必要があります。
ですが、2デュエリスト構成であれば、ジェットやレイズ+フェニックスで運用できるので、不得手なエントリー面を任せて得意な撃ち合いに専念できます。
フェニックスのフラッシュは相手を下がらせやすい強力なアビリティなので、撃ち合いの正面に立って殲滅していくスタイルが最適です。
ジェットやレイズにエントリーを任せ、エリアを確保した後に敵から味方を守り、設置や解除展開に持ち込みやすくなります。
エントリーを任せられるデュエリストがペアであれば、最高のポテンシャルを発揮できるのは間違いありません。
4. まとめ
フェニックスはナーフ以前と比べると圧倒的なバフを受けており、エントリー能力が低くても構成次第では輝けるポテンシャルを秘めています。
味方からのサポートが必須になる状況も多いものの、強力なアルティメットやフラッシュを活用し、敵を制圧するイメージでの運用を心がけましょう。