
VALORANT コントローラーで勝つための秘訣とは? 強みや意識したいポイントを解説
https://valorantors.com/pad-assist/
VALORANTの中でも重要度の高いロールがスモークを展開する「コントローラー」。
スモークで敵の進路上の視界を遮ることでプレッシャーを与えたり、敵から狙われやすいポジションをスモークで塞ぐことができます。
しかし、スモークは常に複数を展開できるわけでは無く、臨機応変に状況を判断してスモークを設置する必要があり、最も重要なロールと言っても過言ではありません。
「スモークを練習しているけど他ロールよりも勝率が低い」など、コントローラーで勝てずに伸び悩む方もいるでしょう。
そこでここでは、VALORANTでコントローラーで勝つために理解しておきたい強み、そして意識したいポイントを解説します。
1. コントローラーの強み

https://www.oneesports.gg/valorant/best-controller-agents-for-pearl-map/
コントローラーは1枠は必須と言われるほどの重要なロールであり、エントリー&リテイク成功率を左右します。
デュエリストのように撃ち合いに特化しているわけではなく、センチネルのように防衛力が高いわけでもない、それでも必須ロールであることは間違いありません。
コントローラーを必須にさせる要素として挙げられるのが、コントローラー独自の強みです。
そこでここでは、コントローラーにしかない強みを解説します。
1-1. 最後まで生きるほどに強力

https://www.gamepur.com/guides/how-to-use-smokes-effectively-in-valorant
コントローラーはエージェントによって発動までの時間やスモークの大きさは異なるものの、10秒以上の長い時間展開できます。
エントリーするにあたって確実に見られそうなポジションを潰したり、リテイクを安全かつ効率的に進めることが可能です。
また、スモーク保有量は2~4スタックと非常に多く、アストラを除けば時間経過でスモークが1つ復活します。
その他ロールはアビリティを使ってしまうと復活できないことが多い中、使用しても時間経過で回復するのは大きなアドバンテージです。
スモークを保有した状態で最後の1vs1、設置/解除の駆け引きに挑めるため、生き残るほどに相手よりも有利な状況で戦えるのが利点です。
1-2. 制圧力に長けている

https://esportsnewsjapan.jp/%E3%80%90valorant%E3%80%91%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9%E3%83%BB%E7%AB%8B%E3%81%A1%E5%9B%9E%E3%82%8A%E8%A7%A3%E8%AA%AC%EF%BC%81%EF%BC%88%E3%83%91%E3%83%83/
コントローラーは総勢6名のエージェントが存在しますが、どのエージェントも違った形とはいえ、制圧力が高い点が優秀です。
アストラは設置で自在にスターを配置し、吸い込みやスタンを与えられるため、設置/解除遅延の駆け引きや撃ち合いを有利に進めやすいです。
オーメンは一方的に視認できるワンウェイスモークを作りやすく、パラノイアによるブラインドやシュラウドステップによる奇抜なポジション取りで敵を翻弄できます。
クローブはレイナのようにヒールできたり、一定範囲内であれば倒された後でもスモークを展開し、味方の制圧をサポート可能です。
ヴァイパーは広範囲を遮るカーテンスキルを持ち、ヴァイパーズピットによる広範囲制圧、スネークバイトによる解除/進行阻止と防衛能力も高めです。
コントローラーはスモークアビリティだけでなく、その他アビリティも制圧力が高く、理解するほどにポテンシャルを発揮できます。
1-3. 攻守どちらでもポテンシャルを発揮しやすい
デュエリストやセンチネルの場合、攻めor守りどちらかに特化している分、もう片方の要素は低く、機能しにくいデメリットがあります。
ですが、コントローラーには攻撃型と防衛型と属性はあるものの、スモークアビリティを含めた全アビリティが攻守を問わずに機能しやすい点が強力です。
攻めの場合は味方のエントリーのためにスモークを展開して進路を開きやすく、守りでリテイクを行う際も同様です。
オーメンのシュラウドステップは攻撃的なアビリティですが、守っている際に敵に位置を悟られないよう、予測不能な高所を位置取れます。
クローブは倒されてもスモークで援護できますし、オーバーヒールを持つ性質上、攻守どちらでも積極的に戦えるエージェントです。
アビリティ特性は各コントローラーで違うものの、上手く扱えればプレッシャーとなることは間違いありません。
2. コントローラーで意識したいポイント

https://gameranx.com/updates/id/378536/article/valorant-harbor-gameplay-trailer-released-watch-here/
コントローラーはアビリティが攻守で腐りにくく、上手く扱えば驚異的なポテンシャルを発揮できる反面、練度が要求されるロールでもあります。
スモークアビリティ1つを取っても知識が要求されますし、時にはサポートに徹する必要もあります。
とはいえ、もちろんある程度の経験は必要なものの、要点を意識して運用するだけで知識やサポート力を補うことは可能です。
そこでここでは、コントローラーを運用するうえで意識したいポイントを解説します。
2-1. アビリティ特性を理解する

https://gameden.jp/game/valorant/valorant-omen/
コントローラーは総じてスモークを保有しているものの、スモークの大きさや持続時間、再使用までの待機時間などが大きく異なります。
スモーク越しではサウンドも大きくカットされるので大きさは重要ですし、再使用までの待機時間も次に使える時間を割り出すために大切です。
また、ワンウェイスモークで有利を作れるのか、どこからでも自在にスモークを展開できるのか、エージェントの特性はしっかり理解しておきましょう。
さらにスモーク以外のアビリティも攻撃型と防御型に分けられ、例えばクローブはオーバーヒールで回復できる攻撃型コントローラーです。
オーメンのシュラウドステップは予想外の行動で敵を攪乱しやすいですし、ヴァイパーのスネークバイトは設置/解除や進行遅延に特化した性能を持ちます。
攻撃型と防御型の特性を理解し、適切に運用することでポテンシャルを真に発揮できます。
2-2. 味方と動きを合わせる

https://valo2asia.com/valorant-agent-25-clove-everything-you-need-to-know/
攻撃型と防御型で特性は異なるものの、コントローラーは制圧力やサポート力を備えたロールです。
スモークによるエントリー補助はコントローラー全員が行えますし、オーメンのパラノイアやアストラのノヴァパルスは味方の撃ち合いを有利に運べます。
アビリティでサポートするためにデュエリストやイニシエーターと共に行動し、本隊でのエリア制圧をサポートする意識が大切です。
クローブはヒールや蘇生をを持つユニークなコントローラーですが、倒されても倒された場所を中心に一定範囲内でスモークを展開できるので、ラウンド終了までサポートできます。
ヴァイパーとアストラは事前に設置したスキルでサポートするため、ラーカーとしても優秀ですが、上記2エージェント以外は味方のサポートに徹するのがベスト。
2-3. 真っ先に死なないことを意識
コントローラーはVALORANTの中でも特に重要なロールではあるものの、各ロールで得意分野があるため、ロールは均等に編成するのが最適解です。
そのため、コントローラーは1枠運用になりやすく、コントローラーがラウンド中に真っ先に倒されてしまうとスモークの展開役が不在になってしまいます。
スモークの有無はエリア制圧の成功率、設置や解除の成功率に直結してくるため、重要な局面では必ず欲しいアビリティです。
そこでコントローラーに要求されるのは真っ先に倒されず、最低でも設置を終えたり、リテイクを開始するまでは生存し続けることです。
情報を取るためにショルダーピークやジャンプピークを行う程度なら良いですが、単独での勝負は必ず避けて生存を意識しましょう。
3. コントローラーで勝つためのポイント

https://hard-mode.net/archives/8265
コントローラーは味方をサポートするために常に状況を把握する必要があり、ロールの中でも特に対応力が求められる役割です。
撃ち合いだけでなく、読み合いやアビリティ理解度の重要性も高く、初心者の方が扱う場合はイニシエーター同様にハードルが高めです。
ですが、「コントローラーで勝利を掴み取りたい」「プロ選手のようなコントローラーを目指したい」など、高い志を持たれる方もいると思います。
そこでここでは、コントローラーで勝つためのポイントを紹介します。
3-1. 最速で対応できるようにミニマップをチェック

https://esportsnewsjapan.jp/%E3%80%90valorant%E3%80%91%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%82%84%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3/
VALORANTのミニマップの特徴ですが、自身が直接的を視認していなくても、味方が視認した敵はミニマップに映るという点です。
デュエリストが積極的に勝負を仕掛け、敵が何人映ったのか、映ったエージェントは誰と誰だったのか、ミニマップをチェックするだけで情報が得られるのです。
仮に味方が撃ち負けてしまっても、接敵時点で情報を得ることができればスモークを迅速に展開でき、味方が集まるまでの時間を稼げます。
ミニマップをチェックしない場合、敵が入った後にスモークを展開してしまいやすく、射線切りやプレッシャーを与えるという役割を果たすことはできません。
最速で展開してこそポテンシャルを発揮しやすいので、できるだけ素早く展開できるようにミニマップからの情報取得を実施しましょう。
3-2. プロや高レート帯プレイヤーを参考にする
コントローラーは撃ち合いの強さだけでなく、スモークやアビリティに対する知識が練度を左右するロールです。
ワンウェイスモーク然り、アストラの吸い込める範囲やヴァイパーのカーテンの長さなど、研究量が実力に繋がるため、とにかく知識を身に着けるのが大切です。
しかし、1人でカスタムマッチで練習していても思うようにいかないこともあると思います。
そこでおすすめなのが、コントローラーを使うプロ選手や高レート帯のプレイヤーの動画等をチェックし、知識を吸収する方法です。
完璧に真似をするのは難しいですが、知識を吸収して実戦で活かせるよう、カスタムマッチで練習に励むのがベスト。
4. まとめ
コントローラーはロールの中でも特に忙しく、高い練度と理解度が要求されますが、上手く扱えば文字通り戦況をコントロールできます。
コントローラーの練度が勝敗を分けると言っても過言では無く、慣れるまでは大変ですが、本記事を参考に極めていただければ幸いです。