VALORANT 強化されたアイソが即ナーフ!? ナーフ予定や現状を解説

公開日: 2024/7/2
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VALORANTは6月上旬に実施された8.11において、デュエリストを中心にエージェントの調整が行われました。

ネオンやアイソもバフを受け、パッチ適用後は新マップアビスをはじめとする多くのマップで活躍しています。

しかし、パッチ適用後のアイソにおいてはSNS等で否定的な意見が多数挙がっており、RIOT公式はこれを受けて次回パッチでアイソナーフを発表しました。


そこで本記事では、強化されたアイソの現状と次回パッチでのナーフについて解説していきます。

1. 8.11パッチ後のアイソの現状


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8.11パッチでアイソが受けたバフはアビリティ1つが対象ですが、チャージ数をはじめとするさまざまな部分が調整されています。

8.11パッチ以前はアイソは弱いという評価も多数あり、妥当なバフのようにも思えますが、公平性に欠けているという意見が多いようです。


そこでここでは、アイソが公平性を損ねてしまっている現状を解説していきます。

1-1. 常にバリアを展開できてしまう


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8.11パッチでバフをダブルタップがバフを受けましたが、ダブルタップはあらゆるダメージを1回無効にできるバリアアビリティです。

パッチではチャージ数が2→1に減少する代わりにキルリセットシステムが導入され、2キルごとにダブルタップを運用できるというものです。


ダブルタップ自体の持続時間が20秒と非常に長いだけでなく、バリアを破壊されてもバフ持続時間内であればキルで再度復活します。

1回ダメージを無効にできる性質上、ダブルタップ使用時はアイソが有利ですが、キルリセットシステムで常に優位に立ててしまう点が問題視されています。

キルリセットという性質はキルをしないと意味がありませんが、持続20秒に対してリセットが行えてしまう点は強すぎたとも言えるでしょう。

1-2. フリーで使用できる

8.11パッチ適用前は最大2チャージに対し、スキルを150クレジットで購入するシステムでした。

ですが、8.11パッチにてチャージ数2→1への減少に伴い、ラウンド開始時点は無料でダブルタップを1つ保有した状態からスタートします。


当然これもキルリセットシステムが働くため、エイム次第では半永久的に有利な撃ち合いに持っていくことが可能です。

ラウンド開始時のラッシュにアイソが戦闘で行くことにより、敵はアイソにヘイトが向いてしまうので後続がカバーを通しやすくなります。


また、エントリー役は犠牲になることも多いですが、アイソはダブルタップがあるのでヘッドショットも1回無効にできます。

チェンバーやジェットもワンピックを狙いやすいですが、アビリティのタイミングが遅れるとデスしまう反面、アイソにはそのリスクが存在しない点が強力です。

1-3. オペレーターまでも無効化してしまう


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オペレーターはVALORANTのクレジットシステムの中でも特にコストが重く、その半面で強力な制圧力を発揮する武器です。

脚等に当てても120ダメージを与えることができ、胴体であれば確実に150ダメージを与えられますが、アイソのダブルタップの前では無力です。

アイソのダブルタップのバリアはあらゆるダメージを1度無効にしてしまうため、敵のオペレーターの存在など関係ありません。

オペレーターはスナイパーライフルである性質上、コッキングが発生して連射が行えないため、4700クレジットが無料スキルに劣ってしまうというのが現状です。


さらにヴァンダルやファントムなどのヘッドショットも無効にしてしまうため、「エイムを無力にできるのは違うんじゃないか」と否定的な意見が挙がっています。

1-4. 誰でも簡単に扱えてしまう


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8.11パッチではアイソと並んでネオンが大幅なバフを受けましたが、ネオンに関してはプレイヤースキルによって大きく強さが変動します。

スライディングの効果的な使い方やファストレーン+ハイギアによる不規則なダッシュは強力ですが、単純な運用方法では敵の的になってしまいます。

わざとヘイトを向かせるようなダッシュの使い方など、ネオンはプレイヤーの工夫次第でポテンシャルを発揮できる良いバフと言えるでしょう。


しかし、アイソに関してはダブルタップを使用して相手の銃撃やスキルを無効化しつつ、発生したオーブを1回撃つだけでバリアの再展開が可能です。

エイム力に関しては必要ですが、ネオンのようにプレイヤースキルが求められるわけではありません。


キルリセットでほぼ常時発動できてしまうため、エージェントに対する深い知識が無くても無双できてしまう現状に否定的な意見が挙がっています。

2. 9.0パッチでのナーフについて


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8.11パッチでのバフを受け、アイソのピック率は劇的に上昇したものの、公平性に欠けるとプレイヤーからは否定的な意見が挙がっています。

この現状を受け、次回実施予定である9.0パッチで「アイソのナーフを実施する」とRIOT公式は明言しました。


内容については公式から発表されていますが、より細かく詳細を把握したい方のため、ここではアイソのナーフ内容に迫っていきます。

2-1. ダブルタップ効果時間の短縮

ダブルタップはアビリティーを使用後、20秒間バリアを展開できるだけでなく、スキル持続時間内に敵を倒すことでオーブが発生します。


このオーブを撃つことで再度バリアを展開することができますが、ダブルタップの効果時間が20秒→12秒に変更される予定です。

1ラウンド1分40秒のVALORANTで効果時間20秒は非常に長く、後述するキルリセットが加わることでバリアの半永久化を可能にしていました。


ですが、効果時間が8秒と大幅に減少されるため、ラウンド開始から即時ダブルタップ脳尿が困難になる見込みです。

9.0パッチでナーフ以降はダブルタップの起動タイミングが重要になるでしょう。

2-2. キルリセットの削除

8.11パッチのバフが実施されて移行、ダブルタップ状態で敵2人をキルした場合、ダブルタップの効果時間がリセットされるようになりました。

ラウンド開始直後にダブルタップを起動し、20秒以内に敵を2人キルすることで持続時間が0からカウントされるというシステムです。

キルリセットに関してはジェットやレイズでも導入されていますが、ダブルタップはあらゆるダメージを1回無効にできるというチートにも似た強さを発揮します。


実際、1ラウンドで2回オペレーターを無効にするということもあり、強力すぎるというプレイヤーの意見からキルリセットは削除される見込みです。

3. ナーフ後のアイソについて


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8.11パッチでダブルタップが大幅に強化され、これに伴ってアイソの使用率は急激に上昇しました。

ジェットやレイズ同様にアイソを目撃する機会もありましたが、9.0パッチでのナーフ以降の使用率や強さが気になる方も多いでしょう。


そこでここでは、9.0パッチでナーフされた後のアイソについて考察します。

3-1. 1デュエリスト運用は厳しい

VALORANTは5vs5で行うタクティカルシューティングであり、20を超えるエージェントの中から5人のエージェントをピックします。

アイソはダブルタップでダメージを無効化できる性質上、タンクの役割で戦闘に立つことは可能です。


ただし、ダメージを無効にできるのは1回だけであり、バリアを再展開するにはキルでオーブを獲得する必要があります。

センチネルのアビリティやダメージ系アビリティへの耐性が無く、集中砲火を浴びると逃げるのも困難です。


それに対してジェット・レイズ・ネオンなどのデュエリストは機動力が高く、後続と分断されても生存しやすいのが強みです。

また、それぞれのアルティメットは制圧力も高いため、デュエリスト1枠にアイソを加えるのは難しいでしょう。

3-2. 2デュエリスト構成ならアリ

アイソはアビリティで前方に壁を展開することは可能ですが、ジェットやネオンのようなエントリー性能はありません。

ダブルタップもダメージ1回限りの無効となるため、1デュエリスト運用だと攻め手に欠けてしまいます。


ですが、ジェット+アイソやネオン+アイソのような2デュエリスト構成であれば、エントリーとタンク役の棲み分けが可能です。

機動力の高いデュエリストにエントリーを託し、エントリーに合わせて壁や弱体化を撃つサポーターとしての運用を視野に入れられます。

4. まとめ

使用率が低かったアイソの使用率が上がったのは良いですが、シューティングゲームの公平に欠ける部分のナーフは仕方がないでしょう。

とはいえ、アイソ独自のポテンシャルが無くなるわけではないですし、ナーフ後の状況次第では再度バフを受ける可能性もあるので期待しましょう。