
ストリートファイター6 新キャラテリーの評価は? 長所や短所から解説
https://doope.jp/2023/05136318.html
競技シーンをはじめ、ストリーマーイベント等で大いに盛り上がり、勢いを増し続けるストリートファイター6。
そんな本作でベガに続いて新規実装されたキャラクターが「テリー」であり、注目を集めています。
実装されたばかりのキャラということもあり、まだまだ研究段階にありますが、いち早く長所や短所等の詳細が知りたい方も多いでしょう。
そこで本記事では、新規キャラクター「テリー」の長所や短所、さらに実戦での評価も見ていきます。
1. テリーの長所

https://ascii.jp/elem/000/004/211/4211238/
ストリートファイター6では現在20を超えるキャラクターが実装されており、各キャラクターで長所が明確に設定されています。
例えばケン/リュウのような胴着キャラはバランスに特化していますし、ベガ/エドのようなサイコキャラクターはユニークな技やコンボで間合いを詰めるのが得意です。
当然ながら今回実装されたテリーにも長所が存在していますが、まだまだ研究段階のキャラということもあり、手っ取り早く明確な長所を把握したい方も多いと思います。
そこでここでは、テリーの長所を解説します。
1-1. バランスに優れている

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/terry
テリーはケン/リュウのような波動拳タイプの飛び道具を持ち、距離を詰めやすい突進技や制空権を握らせない対空技も備えたキャラクターです。
言ってしまえば豪鬼/ケン/ルークのようなバランス型であり、敵対キャラクターに対して適応しやすい性能が魅力です。
マノンのような接近タイプのキャラクターの場合は波動拳で距離を取りつつ、隙を見て突進技で畳み掛けられます。
DJのような動きが速いキャラに対しても距離感を維持しやすく、サイコパワーを使う相手にも高い適性を保有しています。
近距離タイプのキャラは遠距離に弱く、遠距離タイプは近距離への弱さが欠点ですが、テリーはあらゆるタイプにも適応して戦い抜けるキャラクターです。
1-2. 雑に強い突進技がある
テリーは胴着キャラに似た性能を持つバランスタイプですが、突進技の性能は全キャラでも突出して高めです。
バーンナックルは中距離から一気に間合いを詰められるだけでなく、見てからの対応が難しいため、読まれさえしなければ有利を積極的に作っていけます。
また、ガードされてしまっても中距離以上ならテリーが有利フレームを取れるため、押し負けない点も強力です。
バーンナックルをヒットさせれば起き攻めやコンボに繋げることができ、ガードされても有利で戦線を容易に維持できます。
飛び道具を使う遠距離タイプ、手数が多い近距離タイプにも柔軟に対応できるテリー最大の強みと言っても過言では無いでしょう。
1-3. リーチが長く距離を取りやすい
テリーは立ち中キックをはじめ、中距離からでも届くリーチの長い技を保有しています。
発生にやや時間は掛かるものの、上手く差し込めれば相手の隙を作りやすく、強力なコンボやSA技に派生させられる点も強みです。
また、技を繋げる際の判断指標となるヒット確認の間も長いため、次の選択肢を見てからでも容易に判断できます。
リーチが長いので超至近距離で無くてもガードの誘発等を狙いやすく、繋げられれば大ダメージを与えることもできます。
テリーを扱うなら立ち中キックなどのリーチが長い技は習得しておくのがベストです。
2. テリーの短所

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長所の冒頭では各キャラクターで得意不得意があると説明しましたが、これは当然テリーにも当てはまります。
リーチの長さや雑に扱っても強い攻めに使える技がメリットですが、デメリットとなる短所の部分も当然存在します。
テリーで高ランクや勝利を目指すにあたり、長所を生かすためにも短所は必ず把握しておくのが大切です。
そこでここでは、テリーの短所を解説します。
2-1. きっかけを作りにくい

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/terry
テリーは強力な突進技、飛び道具や一部リーチの長い技を保有しており、どのキャラクターに対しても無難に戦いやすい強みを秘めています。
しかし、基本的な技は全体フレームが長く、ヒットさせてもコンボに繋げるにはシビアな入力精度が要求されます。
また、全体フレームが長いということはガードされた際の対応力も低く、超至近距離ではカウンターを貰いやすい点もデメリットです。
技をヒットさせることができたとして、コンボやSA技に繋げられるのは立ち中Kなどの一部の技のみであり、大ダメージへのきっかけを作るには理解度が必須です。
一朝一夕で本領発揮するのは困難なキャラのため、フレームメーター等の機能を駆使しつつ、トレーニングモードで実践を想定したコンボや技の発生を鍛えておきましょう。
2-2. OD技の性能が低め
テリーのOD技「パワーウェイブ」は地面から発生する飛び道具であり、JPのような性質を持つコンボ始動に最適な技です。
しかし、ODパワーウェイブ以外のOD技の性能が他キャラと比べると著しく低く、コンボ等に組み込んでも効果的に運用しにくいデメリットも秘めています。
パワーウェイブばかりを乱用していると相手に対策されやすく、別のOD技を運用しようにも上手く活用しにくいので、下手に使用すると逆に隙を突かれてしまいます。
中には画面中央でしか効果を発揮できないOD技もあるため、OD技の汎用性の低さはテリーを運用するなら必ず把握しておきたい短所です。
もちろん、パワーウェイブ以外のOD技が全く使えない技というわけではありませんが、特定のシーンや状況でのみ、本領を発揮できるという性質は理解しておきましょう。
2-3. 突出した強力な性能が無い
テリーは飛び道具や対空技、強力な突進技とバランスに優れており、どのキャラクターに対しても適応力が高い利点を持つキャラクターです。
しかし、ジュリのようにコンボや発生が速いわけでもなく、マリーザのような打点の高さやガイルのように超強力と言える性能の飛び道具を保有しているわけではありません。
あくまでも全てを平均的な性能で備えているというだけであり、長所を生かした戦い方を見出しにくい点がデメリットです。
打点の高さや発生の早い飛び道具のような独自の強みが薄く、押し切りたい場面で押し切れないケースも多めです。
弱いわけではありませんが、突出して強いわけでもない平均的なキャラクターである点は想定しておきましょう。
3. テリーの評価は?

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テリーは近中遠距離どれにも対応しやすい適応力を備える反面、突出した強みが無い器用貧乏な性質も併せ持つキャラクターです。
長所と短所を踏まえたうえで、「平均的な性能なら弱いのだろうか?」「実践運用は難しい?」と実践運用における評価が気になる方も多いと思います。
そこでここでは、新キャラクターテリーの評価を解説します。
3-1. 初心者の方は扱いやすくておススメ

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テリーは突出した強みこそ無いものの、あらゆる距離感に対応しやすく、対空や突進技も揃った胴着キャラです。
ルーク/ケンのように初心者の方でもストリートファイター6を学びつつ、上達を目指していけます。
また、クラシックとモダン操作で大きな違いが無く、一部コマンド入力が必要にはなりますが、特殊技も全て使用可能です。
つまり、まずはモダンでテリーをプレイし、クラシックに移行した際も違和感無く運用できるということです。
ノーゲージ且つ簡単な操作で繰り出せる強アシストコンボがとにかく強く、格闘ゲームの経験が浅い方でも精度を極めやすいおすすめキャラです。
3-2. 長所で戦いたい方には不向き

https://www.streetfighter.com/6/character/juri
ストリートファイター6に登場するキャラクターの中には、距離感/対空性能/コンボなど、明確な長所と短所が設定されたキャラもいます。
例えばマリーザは発生が遅くてダメージが高く、ジュリは発生が速くてダメージが低いといった具合です。
短所が明確なキャラクターは長所を活かすことで強力な立ち回りが行える特徴があり、逆に言えば短所が少ないキャラクターは長所も少なめです。
テリーは苦手な距離感やキャラクターがおらず、攻守のバランスに優れていますが、イマイチ決定打に欠けてしまうキャラクターと言えます。
短所/長所が明確なキャラクターと戦った場合、対応こそしやすいものの、長所を押し付けられてダメージ量で負けてしまうような展開も続きやすいです。
4. まとめ
テリーは近中遠距離をはじめ、対空面でも平均的な性能を備えているため、どのキャラクターに対してもポテンシャルを発揮しやすいキャラクターです。
突出して強い部分こそ無いものの、初心者の方にも扱いやすいキャラクターなので、紹介した内容を参考にしながら実践に挑んでいただければ幸いです。