ストリートファイター6を中級者から上級者(マスターランク)になるには!?

公開日: 2024/5/29

ストリートファイター6で楽しんでいれば一度は憧れてしまうマスターランクです。

すなわち上級者の証であり勲章です。

上級者のプレイは、どういう意識や注意点を考えながら対戦しているかは、初めの頃は何も分からないが、色々と格闘ゲームが上手くなれば必ず理解できます。

1. ストリートファイター6のランク8種類

まず、ストリートファイター6にはランクが8種類あります。

  1.初心者帯「ROOKIE」

  2.初心者帯「IRON」

  3.初級者帯「BRONZE」

  4.中級者帯「SILVER」

  5.中級者帯「GOLD」

  6.中・上級者帯「PLATINUM」

  7.上級者帯「DIAMOND」

  8.上級者帯「MASTER」


上級者帯というのは、このゲームの「DIAMOND」と「MASTER」です。

そして「MASTER」になれば、プロゲーマーの方々が試合している「マスターリーグ」に挑戦できます。


上級者と言われるのは「DIAMOND」で上位17%と「MASTER」で上位8%(2024年4月現在)の方々です。

2. 上級者になるには時間がかかる


2-1. ゆっくり上手くなれば良い

まず上級者になるには時間がかかります。

よくインターネットなどで、『100時間でDIAMONDになれました』や、『MASTERには簡単になれる』と言う人がいますが、そういう方は他の格闘ゲーム勢の人か、ジャンルは違えこそ他のゲームで勝ち筋を分かっている方です。


いくらゲームが違えど、対人戦を繰り返している人は、それだけで熟練度が違います。

オンライン対人戦に慣れている人は『どんな選択するか』や『ピンチになった時にメンタルをどう維持するか』などはイメージできているので、格闘ゲームでも応用が利きやすいからです。


あとは他の格闘ゲームをやっている人も、操作性は違いますが、戦いのコツは似ているのと、コントローラーにも慣れているので、最初は違和感がありますが対応力はあります。

そういう方と比較しないで、ゆっくりコツコツとプレイしていれば必ず上級者の扉を開けられます。

2-2. 徐々に上手くなっていく

例えば中級者帯である「GOLD」や「PLATINUM」の実力があれば上級者のかっこいいプレイを自然に吸収していますので、トレーニングモードであれば同じような動きができます。

時間をかけて、ゆっくりで良いので実践に落とし込んでいくだけです。

それが頭ではわかっていてもプレッシャーがかかる実践では難しいことなので、できる確率を上げていけば意識のリソースをそこまでしなくても、自然に手が動くと思います。


そのリソースの意識をどんどん減らして行けば、対戦相手にも集中して挑めますので、一気に上手くなるような漫画のような展開を期待するのではなくて、徐々にできることを増やすことから始めてみましょう。

上手くなるためには対戦中に隙を見せないことなので、しょうもないミスを減らしていけば、負ける確率は減らせます。


そのミスが少ないのが上級者です。

3. 妥協点を減らしていく


3-1. 攻撃編

まず攻撃の面でいうと、どれだけ大ダメージを取れるのかです。

中級者の頃はコンボで終えることが重要であり、そこは妥協コンボでも良かったと思います。


例としては約2000ダメージ以上取れるチャンスでも、ドライブラッシュを使用せず1200ダメージなどの簡単なコンボで妥協してはダメです。

攻撃ができるチャンスであれば積極的に大ダメージを狙うことが勝ちに繋がります。


上級者同士の対決となると、対戦相手も牽制攻撃や防御の意識も強いので、そこでダメージが少ない攻撃を与えていたら、読み合いが1〜2回増えます。

その妥協した1〜2回で対戦相手から大ダメージを与えられたら、勝つための雲行きが怪しくなります。

これが終盤になればなるほど、スーパーアーツのような大逆転コンボを相手は狙ってきますので、勝ちきれるタイミングで勝ち切る努力をします。


これは難しいコンボではなくて、今できる+これができたら対戦の幅が広がるなというようなコンボで良いので、そのコンボの成功確率を上げれば、確実に与えられるダメージが増えていきます。

3-2. 防御編


まず防御の面でいうと、波動拳などの飛び道具にはドライブパリィをしっかり行います。

今までのストリートファイターシリーズであれば防御か飛びで避ける行動が一般的でしたが、そうではなくてドライブパリィを積極的に行い、相手に攻撃を与えるチャンスを作らせないことが大切です。


防御すればドライブゲージが微量ですが削られますし、飛べばドライブラッシュで強襲してきて対空技を出してくる可能性があります。

それだけストリートファイター6は攻撃する側に優位性をもたせるゲーム性になります。

ギリギリまで攻撃を引き寄せてドライブパリィをすればゲージも溜まっていき、相手の攻撃の選択肢を減らしていけます。


もし相手が痺れを切らして通常技や隙のある技を振ってこようもんなら、ジャストパリィすれば、ピンチはチャンスになります。

防御しなければいけないタイミングが必ずあるので、その時にどれだけ相手のドライブゲージを無駄に使わせて、反撃のチャンスを伺えるように守り切ります。

ドライブゲージを使わせれば安易にオーバードライブアーツを打てないので、相手のバーンアウトも狙えてきます。


この点を重視していれば勝率は上がっていきます。

4. ドライブゲージをガンガン対戦で使用する


4-1. バーンアウト覚悟で挑もう

よく中級者で陥りやすいのが、ドライブゲージを余らせてしまうことです。

初心者や初級者の頃はドライブゲージをオーバードライブアーツやドライブラッシュやドライブリバーサルなどをガンガン使用して、ゲージ管理ができていなくてバーンアウトしてしまって対戦することがほとんどです。


ただ中級者になるとバーンアウトして対戦相手から反撃を受けて大逆転される経験から、ドライブゲージを抑える管理をしてしまいます。

その怖すぎるデメリットからバーンアウトを恐れてしまいがちです。

ゲージを管理しすぎてしまうと、攻撃のチャンスを減らしてしまうので、最後の攻撃はバーンアウトするぐらいの気持ちでガンガン使用していくのがオススメです。


バーンアウトが怖くてドライブゲージを使えないという方は安心して欲しいですが、中級者の頃に培った経験値があるので、自然にゲージ管理を頭と眼で管理ができるようになっています。

バーンアウトして一番嫌なことが、画面端でドライブインパクトを受けることですので、そのタイミングは対空技を食らう覚悟で、前ジャンプすれば画面端は抜けられますので、リスクのことを考えても積極的にドライブゲージを使うのが上達するコツです。

4-2. ドライブラッシュをガンガン使用する


とくにドライブゲージの使い方で最強なのは、何も起きていないところから大パンチをガードさせて→ドライブラッシュ→しゃがみ小パンチを使用します。


この選択肢は、その後に投げても良いし、投げ狩りするために後ろ下がりで攻撃しても良く、暴れを潰すために、連続攻撃するのもオススメです。

もしも最初の大パンチが当たれば、コンボも出来ますし、ガードされていても、自分のターンに持って行けます。

これを何度も行うと相手も対策してきますが、その時までにはダメージをかなり与えています。


最後はドライブゲージを使い切った大ダメージのSAを使用した実戦でできる最大コンボで勝ち切ることを意識すれば、上達していきます。

5. リスクリターンを考える


5-1. 防御時にオーバードライブアーツ技をパナさない

防御の際に、現状打破するために、オーバードライブアーツの無敵技を使用することがあります。


ただ、この技は運ゲーに持ち込んでしまうので、初心者には上達の妨げになってしまいます。

上級者同士の戦いでは、胆力がある、気持ちが強いなど誉め言葉が出ますが、あくまで読みあいの中で使用すべき必殺技となります。

当たってもドライブゲージを2つ使用して約1500ダメージです。


当たらなければ、3000ダメージ以上受けてしまう可能性が高いので、我慢して守る度胸を身に付ける鍛錬にもなります。

パナさないと相手も怖くないので、最初は勝率も悪くなりますが、将来的には必ず活かせられます。


無敵技に頼らないのは、とても重要です。

5-2. 投げに頼らない


投げることはストリートファイター6において、かなり強い選択肢です。


ただ投げに頼り過ぎると、対戦相手も投げ抜けをしてきますし、最悪の場合は後ろ下がりや垂直ジャンプから最大コンボを与えられる可能性があります。

読み負けるとフルコンボを食らうという点では、対空をぶっぱなすのとリスクは一緒という考え方が出来ます。


そうならないためにも、投げの選択肢を減らしていけば、対戦相手が『この対戦相手は投げてこない』と勝手に思考するので、ここぞという場面で使えば相手の動揺を誘えます。

切り札は最後の最後まで温存するのが最高です。

6. 最後にまとめ

上級者帯といっても、すべてが完璧な人はおらず、極端に言えばミスが少ない人が多いので、そのためにはトレーニングモードでのコンボ練習やキャラ対策などがほとんどです。

コンボは、ミスらないという練習は勝率を間違いなく上げれます。


そして対戦相手に良いようにやられるのではなくて、自分の攻撃のタイミングに持ちこめられれば、勝率は上がっていきます。

勝ちパターンをどんどん作っていきましょう。

人によって成長曲線は違いますので、できることを増やして行けば、徐々にですが確実に上手くなっていきます。


楽しみながら上手くなっていく、理想の成長曲線になるように遊んでいければ幸いです。