ストリートファイター6 ベガの強みと弱み 対戦で意識するべきポイントも解説

公開日: 2024/9/30
https://geino-news.com/archives/22985855.html


前作ストリートファイター5に登場し、ストーリー上では死を迎えるような描かれ方だったベガですが、ストリートファイター6でも再び登場しました。

前作をはじめ、ストリートファイターシリーズにおいてキャラクター人気が非常に高く、再登場に歓喜したことでしょう。


しかし、ストリートファイター6におけるベガの強さはどうなのか、新規/古参を問わずにプレイヤーなら気になると思います。

そこで本記事では、ストリートファイター6で新キャラとして登場したベガの強みや弱み、ベガを使用する際に意識したいポイントを解説していきます。

1. ベガの強み


https://birori-blog.com/vega/


ベガはサイコパワーを駆使したユニークで強力な技が特徴的であり、この特徴はストリートファイター6でも変わらず採用されています。

とはいえ、ドライブラッシュやインパクトなどの独自要素があり、本作における具体的な強みを事前に把握しておきたい方も多いでしょう。


そこでここでは、ストリートファイター6におけるベガの強みを紹介します。

1-1. ドライブラッシュの速度の速さ


https://psxnavi.com/games/67082/


ドライブラッシュはドライブゲージを消費し、素早く相手の懐に潜り込む強力な技ですが、ラッシュの速度はキャラクターによって差があります。


現状登場しているキャラクターではジュリやDJが圧倒的な速さを誇りますが、ここにベガも加わってきます。

ドライブラッシュはヒットさせれば有利フレームを確実に取ることができ、上手く扱うことで有利な状況を常に作り出すことが可能です。

勿論、相手もベガのラッシュ速度を想定しているので対策されやすいですが、上手く差し込めれば非常に強力です。


ただし、連発するとドライブゲージが枯渇してバーンアウトしてしまうため、ゲージを上手く管理しながらドライブラッシュを運用しましょう。

1-2. ダブルニープレスで技を押し付けやすい


https://esports-world.jp/news/39374


ダブルニープレスは入力が複雑なコマンド技であり、大きな前蹴りを行うベガを象徴する強力な技です。

ヒット時にコンボに繋げやすい点はもちろん、ガードされても反撃を受けにくい点が優秀です。


フレーム自体はガードされてしまうとベガが不利ですが、ガードされてしまうとベガが大きく後ろに下がるため、リーチが短い技は当たる心配がありません。

ジュリや春麗といったリーチの長い相手には反撃されやすいものの、大抵のキャラに対して不利を恐れずに立ち回れる強力な技です。

気軽に使いやすい弱/中ダブルニープレスを積極的に押し付けることで、ローリスクで有利を得ることができます。

1-3. サイコマインで有利状況を作りやすい


https://www.gamer.ne.jp/news/202406140073/


サイコマインは弱/中/強/ODのどれかを用いたバックフィストコンボをヒットさせた際、相手に付与できる時限式の爆弾です。

さらに任意の技を使用すれば意図的に起動させることもでき、ヒットさせることでダウンを奪うことができます。


バックフィストコンボが決まった後、相手はサイコマインの起爆を意識してガードを多用しやすく、投げ技やドライブインパクト等を差し込みやすくなります。

意図的に起爆させるか、時間経過で自然に爆発させるかをベガが選択できるため、相手にプレッシャーを与え続けられる強力な技です。


ただし、サイコマインはバックフィストコンボがヒットしないと生成されないため、ガード時には付与できない点に注意しましょう。

2. ベガの弱み


https://game.watch.impress.co.jp/docs/kikaku/1599909.html


ベガは有利状況を作りやすく、相手にプレッシャーを与えやすい強力な技が豊富ですが、決して強みだけではありません。

ベガに限った話では無く、各キャラで強みと弱みは混在しており、上手く扱うためには弱みもしっかり把握しておくのが大切です。


そこでここでは、ベガの弱い部分を紹介します。

2-1. OD技に無敵が無い

OD無敵技は咄嗟に出しやすく無敵で反撃に転じやすい技ですが、ベガにはOD無敵技が備わっていません。

対空による無敵技はあるものの、相手の攻めに合わせて咄嗟に出すのが難しく、噛み合わなければスカしやすい欠点もあります。

無敵が無いので相手のコンボ等から抜け出す手段に乏しく、有利な攻めを展開しやすい反面で防御面の脆さは考慮しておくのが大切です。


特に胴着キャラ(ケン/ルーク/リュウ)は波動拳による遠距離攻撃から攻めに転じてくるため、対策が非常に難しいです。

玉に対する無敵技はあるものの、玉を見てからでは発生が間に合わないため、玉を撃たせない距離感を意識しましょう。

2-2. 空中や遠距離に弱い


https://gametokka.com/streetfighter6vega061424/


ベガは素早いドライブラッシュで懐に潜り込み、コンボを駆使した大ダメージを得意とするキャラクターです。

ただし、空中戦に関しては飛びぬけて扱いやすい技が無く、相手の上からの攻めに対して見てからの対応が非常に難しいです。

そのため、相手の垂直飛びや無敵対空技等に対して読みを働かせつつ、上手く地上戦に誘導する必要があります。


さらにOD無敵でも解説しましたが、飛び道具に対しては見てからでは対応が間に合いません。

飛び道具が得意なキャラクターと戦う場合、撃ってくるタイミングを想定した立ち回りが必須です。

2-3. 読み負けるとダメージを入れにくい

ベガの強みは押し付けやすい技が多く、コンボをヒットさせることでプレッシャーを与えやすい点です。

しかし、押し付けやすい技が多いとはいえ、必ずダメージが入るわけではありません。


バックフィストコンボのヒットで発生するサイコマインもガードされては意味が無く、リーチが長いキャラには有利を取られやすい欠点もあります。

ベガは大ダメージを与えやすい反面、緻密なダメージ稼ぎには乏しく、読みで勝てなければ不利な状況に陥りやすいです。


不利な状況に陥った場合、不利を覆すためには大技やコンボを決める必要があり、焦ってしまう危険性もあります。

3. ベガを上手く扱うために意識したいポイント


http://openworldnews.net/archives/1081848325.html


ベガはコンボによるダメージが非常に大きく、ラッシュの素早さやサイコマインでプレッシャーを与えやすいキャラクターです。

その反面、空中戦や飛び道具に対しては対応が非常に難しく、空中や飛び道具に対しては鋭い読みを働かせる必要があります。

相手はベガの得意な地上戦を封じる動きが基本になってきますが、ベガで勝つために意識すべきポイントが気になる方も多いでしょう。


そこでここでは、ベガで戦う際に意識したいポイントを解説します。

3-1. 近~中距離の維持

ベガは素早い攻めやコンボダメージの高さが強みであり、これらを活かしやすい距離感の維持が非常に大切です。

ダブルニープレスなどの主軸で起点を作りつつ、ヒットした際にはサイコマインやスパーアーツに繋げることで5000ダメージ以上を狙っていけます。


ただし、弱みの部分でも解説しましたが飛び道具に対する耐性が低く、遠距離を維持されてしまうと手が出しにくくなります。

飛び道具に対して有効的な技はあるものの、予測して撃たないと間に合わないため、できるだけ近~中距離をキープするのがベストです。

3-2. スペシャルアーツは迷わずに使う

スペシャルアーツはベガに限った話ではなく、各キャラクターが保有している必殺技です。

おおよそ2割~5割近くダメージを与えられる強力な技ですが、ベガはコンボとスペシャルアーツを合わせることで一気にダメージを与えやすいキャラクターです。

最大コンボ+スペシャルアーツ3をヒットさせた場合、7割近く削ることもできるので大きなアドバンテージを作り出せます。

2本先取のストリートファイター6ではスペシャルアーツは重要視されがちですが、1本取るために積極的に使用して問題ありません。

確実にスペシャルアーツに繋げられるコンボを活用しつつ、ダメージが高いコンボも積極的に織り交ぜていきましょう。

3-3. 技の性質を活かす

ベガは基本技のダメージが高く、ヒットすれば大ダメージへと昇華させられますが、利点はこれだけではありません。


ベガの技はガードされてもベガ自身が後ろに下がるため、リーチが長い技以外で反撃を受けない点も強力です。

ガードした後の反撃は相手も少し踏み込む必要があるため、フレーム不利を打ち消すことができます。


上空で放つデビルリバースはガードされてもベガが有利フレームなので、地上戦の中に時折混ぜることで相手の判断を鈍らせることもできます。

シャドウライズ→デビルリバースでキャンセルもできるため、対空技を外させて一方的に叩きこむことも可能です。


受け身での空中戦は苦手なため、自分から仕掛けに行って地上と空中を散らしつつ、隙を狙っていきましょう。

4. まとめ

ベガは地上による肉弾戦が得意ですが、地上戦以外は他キャラクターと比較して明確に劣る部分も存在します。

これらの弱点をしっかり理解し、弱点に対する対策はもちろんですが、得意な地上戦を押し付ける意識を持つのがおすすめです。