アーキテクチャ ： Ada Lovelace

ベースクロック ： 2.31GHz

ブーストクロック ： 2.54GHz

CUDAコア ： 4352基

RTコア ： 第3世代

Tensorコア ： 第4世代

NVIDIA Encoder（NVENC） ： 第8世代

NVISIA Decoder（NVENC） ： 第5世代

VRAM ： 16GB GDDR6 128bit ／ 8G GDDR6 128bit

ディスプレイコネクタ ： HDMI 2.1a ／ DisplayPort 1.4a ×3

最大解像度・リフレッシュレート ： 4K 240Hz ／ 8K 60Hz

HDCP ： 2.3

最大GPU温度 ： 90℃

アイドル電力 ： 7W

平均消費電力 ： 140W

システム電力要件 ： 550W

補助電源 ： PCIe 8pinケーブル×1 ／ または300W以上のPCIe Gen5ケーブル

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「Geforce RTX 4060 Ti」および「Geforce RTX 4060」はNVIDIAの最新技術「Ada Lovelace」アーキテクチャを採用しています。

トランジスタ数は全世代の「Geforce RTX3060 Ti」と比較して30％増加しています。

その反面、「Geforce RTX 3060 Ti」のダイ面積が392.5m㎡であったのに対して、「Geforce RTX 4060 Ti」および「Geforce RTX 4060」はダイ面積を187.8m㎡まで小型化することに成功しています。


「Geforce RTX 4060 Ti」は32MBのL2キャッシュと8GBまたは16GBのGDDR6 VRAM（ビデオメモリ）を搭載しています。

「Geforce RTX 4060」は24MBのL2キャッシュと8GBのGDDR6 VRAM（ビデオメモリ）を搭載しています。

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NVIDIAによると、PCゲーマーは「5人に4人が60クラスのGPUを使用」しており、「全体の77％もの人達が1080p（フルHD）でゲームをプレイ」していると言います。

※60クラスのGPU：RTX3060Ti、RTX2060、GTX1060など


新しく発売される「Geforce RTX 4060 Ti（8GB）」は、「Geforce RTX 2060 SUPER」及び「Geforce RTX 3060 Ti」と同じく399ドルで発売されます。

また、最新の「Ada Lovelace」アーキテクチャ、「NVIDIA DLSS 3」、「Shader」などの新テクノロジーで最大2.6倍高速にゲームを実行できます。

「Geforce RTX 4060 Tiと旧世代の60クラスGPUの性能比較」

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「Geforce RTX 4060 Ti」は1080pで動作するゲームの多くが100FPS以上で動作します。

パフォーマンスの伸び方はゲームによって差がありますが、特に「Microsoft Flight Simulator」の伸びが特徴的です。

全世代の「Geforce RTX 3060 Ti」では、ギリギリ100FPSで動作する程度でしたが、「Geforce RTX 4060 Ti」では、倍近くの200FPSで動作するとされています。


他にも重いゲームであることで有名な「Cyberpunk 2077 RT Ultra」は「Geforce RTX 2060 SUPER」では40FPS前後とかなり苦しい動作でしたが、「Geforce RTX 4060 Tiでは120FPSで動作するとされています。

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「Geforce RTX 4060 Ti」はもちろん、esportsタイトルへの最適化も行われています。

「Counter Strike 2（カウンターストライク）」、「Overwatch 2（オーバーウォッチ）」、「Valorant（ヴァロラント）」などは1秒あたり数百フレームで実行できます。


さらに、これらのタイトルは「NVIDIA Reflex」でシステムの遅延を短縮し、マウスのクリックやその他のアクションがより速く行えるようにして競技性を高めます。

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「Geforce RTX 40シリーズ」では、NVIDIAの最新超解像度技術「DLSS 3」が利用できます。

DLSS 3は、全世代のDLSS 2よりも7倍高速で、様々なゲームを高画質で高速に実行できます。

DLSS 3は50以上のゲームやアプリで利用可能、今後も対応ゲームは追加されていきます。

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「Geforce RTX 40シリーズ」は高画質な最新コーデック「AV1」のハードウェアエンコードに対応しています。

全世代の「Geforce RTX 30シリーズ」もハードウェアデコードには対応していましたが、ハードウェアエンコードに対応しているのはRTX40シリーズからです。

そのため、AV1を利用した高画質な配信や動画を作成するには、Geforce RTX 40シリーズが必要になるということです。


AV1は「AOMedia Video 1」の略称で、高圧縮率を実現した次世代のビデオコーデックです。

開発には「Amazon」「Youtube」「Intel」「Microsoft」「Mozilla（Firefox）」「Vimeo」「Hulu」「Netflix」など映像に係わる大企業が参加しています。


AV1は現在主流の「H.264」から約50％も圧縮率を高め、映像のクオリティも向上することに成功しています。

また、ロイヤリティフリーなため、「H.265」で発生した特許問題などの複雑な問題が発生することもありません。


AV1は現在は一部のメディアプレイヤーや一部動画サイトでのみ利用可能ですが、今後はYoutubeやAmazon Prime、Netflixなど開発に参加した企業のサービスの映像もAV1へと切り替わることでしょう。

https://obsproject.com/ja

AV1の恩恵は「ゲーム配信者」や「動画投稿者」も受けることができます。

配信者にはお馴染みの「OBS Studio」はv28.1以降のバージョンで「AV1 エンコーダー」が追加されています。


これまで、NVIDIA製のGPUを利用した配信は「NVENC」を利用するのが一般的でした。

「NVENC AV1 エンコーダー」はRTX 40シリーズのみ対応ですが、NVENCを上回る高画質な配信が可能となります。


ただし、「NVENC AV1 エンコーダー」はOBSのデフォルトである「NV12」及び「P010 」カラーフォーマットでしか機能せず、「高度な出力」モードの「再スケーリング機能」はサポートされていません。

ゲーム配信をやっている・やってみたい人で、誰よりも高画質な配信をしたいと考えている人は、高価なGeforce RTX 40シリーズ内でも比較的安価な「Geforce RTX 4060」または「Geforce RTX 4060 Ti」の購入を検討してみてはいかがでしょうか。


「NVIDIA Geforce RTX 40シリーズ（公式サイト）」
https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/