VALORANT新エージェントクローヴが発表!アビリティ性能や強さを解説
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VALORANTは2024年3月27日に新ACTを迎えますが、その際のアップデートにて、新規エージェント「クローヴ」の追加が発表されました。
クローヴに関してはエージェントロールをはじめ、ストリーマーによる先行プレイ体験も配信されているため、ある程度は把握している方も多いでしょう。
しかし、中には「各アビリティで詳細な情報が知りたい」「実際に強いのかが知りたい」と思われる方もいると思います。
そこで本記事では、新規エージェント「クローヴ」の各アビリティ等を解説しつつ、強さの部分についても触れていきます。
1. ロールはコントローラー
https://megplay.com/news/the-best-controller-agents-for-16788450318725
VALORANTのエージェントには、デュエリスト・センチネル・イニシエーター・コントローラーと4つのロール(役割)で分類されています。
3月27日に追加される新規エージェント「クローヴ」は公式からコントローラーと発表されました。
VALORANTにおけるコントローラーはスモーク設置が基本であり、スタンやテレポートなど、エリアコントロールに特化したアビリティが特徴です。
現状コントローラーはアビリティによるエリアコントロール能力が強く、ランクマッチや大会構成では、1~2キャラピックされるほどの重要なロールです。
2. クローブの各種アビリティ
https://www.inside-games.jp/article/img/2024/03/25/153877/1331434.html
新規エージェント「クローヴ」のロールはコントローラーですが、他のコントローラーとは一味違った特徴がアビリティに現れています。
公式から発表されたティザー映像、ストリーマーの方々の先行体験を見た方も多いと思いますが、詳細な部分まで把握できていない方もいるでしょう。
そこでここでは、クローヴの基本アビリティ3種+アルティメットの合計4つのアビリティを解説していきます。
2-1. ピック・ミー・アップ
https://www.inside-games.jp/article/img/2024/03/25/153877/1331439.html
ピック・ミー・アップはクローヴが倒した敵、あるいはダメージ与えてアシストした際、一定時間移動速度が増加し、HP増加も付与されます。
簡単に言ってしまうとレイナのオーバーヒールと酷似したアビリティですが、レイナと違う部分はスキル保有数です。
レイナは最大2回までオーバーヒールが行えますが、クローヴのピック・ミー・アップは毎ラウンド1個しかスキルを保有できません。
レイナのような気軽なオーバーヒールはアビリティが無駄になってしまうので、最善のタイミングで使うことを意識するのがベストです。
例えば、1v2や1v3クラッチシチュエーションの際、オーバーヒールが残っているとヘッドショット以外で倒されにくくなり、クラッチ率アップが期待できます。
初期キー設定の場合、スキルキーはCになります。
2-2. ルース
https://www.inside-games.jp/article/img/2024/03/25/153877/1331440.html
ルースはコントローラーの花形ともいえるスモーク設置スキルですが、最大の強みはクローヴが倒されていてもスモークを展開できるという点です。
ただし、クローヴが非生存時でスモークを展開する場合、クローヴがデスした位置が基準になってしまう点に注意しましょう。
また、生存時と比べると展開できるエリアも狭くなるため、非生存時のスモークは限定的な活用方法に限られてきます。
スモークについてはブリムストーンと同様、スキルキーを押すとミニマップが表示され、左右クリックでスモークを展開する仕組みです。
アストラのように端から端に対してスモークを展開できないため、生存時は常に味方との距離感を意識しましょう。
初期キー設定の場合、スキルキーはEになります。
2-3. メドル
https://www.inside-games.jp/article/img/2024/03/25/153877/1331446.html
メドルはゲッコーのモッシュピット、レイズのグレネード等と同様、投げて着弾した部分に影響を与えるスキルです。
着弾した際、着弾地点を中心に一定範囲で炸裂し、範囲内に滞在する全プレイヤーに対して「衰弱」効果を付与します。
着弾時の効果範囲はヴァイパーのスネークバイト、ゲッコーのモッシュピット並みに広く、相手の進行を効果的に阻止できるのがメリットです。
ただし、投げた瞬間から一定時間以内に爆発する仕様になっているため、遠距離に向かって投げると空中で炸裂してしまいます。
定点で運用するのは難しいため、基本的にはポジション潰し、進行阻止等で運用するのがおすすめです。
初期キー設定の場合、スキルキーはQになります。
2-4. ノット・デッド・イェット
https://www.inside-games.jp/article/img/2024/03/25/153877/1331447.html
ノット・デッド・イェットはVALORANTにおいて、これまでセージしか保有していなかった復活スキルですが、セージとは仕様が異なります。
セージの場合、自身を除く味方プレイヤーを蘇生できますが、ノット・デッド・イェットは自身のみを復活させられるアルティメットです。
アルティメットポイントが溜まっていれば、倒された直後にアルティメットキーを押すことでその場で復活できます。
復活した場合、復活から一定時間内に敵を倒す、あるいはダメージを与えてアシストを取らなければ、再度デスしてしまう仕様です。
復活後の制限はありますが、その場で復活してキルを取ればラウンド中は生き残れるため、効果的に運用すれば非常に強力であることは間違いありません。
初期キー設定の場合、スキルキーはXになります。
3. クローヴのメリット
先ほど、クローヴの各種アビリティを紹介しましたが、これまでに無い斬新なコントローラーという印象を持たれた方も多いでしょう。
しかし、「モクの出せる範囲が狭いなら弱いのでは?」「アビリティストックが1なら弱くない?」とマイナスな印象を持たれる方もいるでしょう。
そこでここでは、新エージェントクローヴのメリットを解説します。
3-1. 積極的に撃ち合える
クローヴは他のコントローラーとは違い、生存に関係なくスモークを展開できるため、仮に倒されてしまったとしてもコントローラーの役目を遂行できます。
さらにピック・ミー・アップ、メドルは撃ち合いを有利に運べるアビリティなので、積極的に撃ち合いを仕掛けることも可能です。
撃ち合いに勝利して敵を倒すほどにアルティメットポイントが溜まりますし、倒されてしまっても味方のためにスモークを展開できるので問題ありません。
人数有利の状況でまで無理に撃ち合う必要はありませんが、他のコントローラーよりも生存が必須では無く、自由にプレイしやすいのが強みです。
3-2. 積極的にエリアを確保できる
スモークは敵の進行を阻止したり、敵からの射線を減らす目的で使用するため、コントローラーはエリアコントロールに優れているのが基本です。
ですが、クローヴの場合、炸裂範囲に衰弱効果を与えるメドルがあり、上手く扱えば相手を確実に引かせることができます。
これは攻める際、敵がいるであろうポジションに投げて確実に射線を減らせるので、エントリーの成功率を飛躍的に高めてくれます。
また、守りにおいては敵が入ってくるタイミングでメドルを投げることにより、衰弱効果を与えられるので、敵を分断したり、時間を稼ぐことも可能です。
メドルはストックが1個しか無い分、貴重なアビリティと思うかもしれませんが、積極的に使ってコントロールするのがベストです。
4. クローヴのデメリット
クローヴは他のコントローラーとは違い、積極的に撃ち合いを仕掛けやすく、倒されてしまってもコントローラーとして機能できる優れたエージェントです。
しかし、唯一無二の強さを持つ反面、当然ながらデメリットも存在しており、しっかりと把握しておかなければ実践でミスをする可能性もあります。
そこでここでは、クローヴのデメリットを解説します。
4-1. スモークを展開できる距離が短い
クローブのスモーク「ルース」はブリムストーンと同じ仕様を採用しており、小さく表示されるミニマップ上で展開位置を指定し、スモークを設置できます。
ただし、表示されるミニマップはクローヴの位置を中心に一定範囲しか表示されないため、アストラやオーメンのように遠距離からスモークを展開できません。
AサイトからBサイトに向けたカバースモーク等を即時展開できないため、スモークを即時展開するためには立ち位置が非常に重要です。
また、クローヴは非生存時でもスモークを展開できますが、非生存時はよりミニマップが縮小されるため、さらに展開できる距離が制限されます。
生存時は潰したいエリア、カバーしたい味方の位置の把握、非生存の場合はクローヴが倒された位置が基準でしかスモークを展開できないため、やはり味方との距離感が大切です。
4-2. 衰弱効果は敵味方共通
クローヴには着弾後に炸裂し、炸裂範囲全域に衰弱効果を与える「メドル」を保有しており、上手く扱うことでエリアコントロールの円滑化、有利な撃ち合いを実現できます。
ただし、メドルが与える衰弱効果は敵だけでなく、味方にも影響を与えてしまうため、投げるタイミングや場所の見極めが大切です。
味方が撃ち合っている場所に投げてしまった場合、逆に味方が不利になってしまい、クローヴの良さを活かすことができません。
逆に味方に当てないよう、慎重になりすぎてしまい、メドルのタイミングを逃してしまってはアビリティを購入している意味がありません。
味方の撃ち合いを有利に運ぶ意識も大切ですが、メドルは当たった側が極端に不利になるので、ガンガン自分の撃ち合いのために使うのがおすすめです。
メドルでも貢献はできますが、クローヴの良さは生存に関係なく、スモークを展開できるという点を理解しましょう。
5. まとめ
クローヴは非生存時でもスモークを展開できたり、自己蘇生による戦線復帰が行えるなど、強力な部分が多い反面、上手く扱うためには理解を深めるのが大切です。
ですが、エリアコントロール・撃ち合いにおいて、飛びぬけた性能を持っているので、ぜひエージェントをアンロックして実践にトライしてみましょう。