
League of Legends MIDレーンのチャンピオンの選び方を徹底解説 おすすめチャンピオンも紹介!
League of Legendsに存在する5つのロールの中でも、花形と呼ばれるレーンが「MID」。
トップとボトムに挟まれたレーンであり、マップ全体を俯瞰してみると中央に位置しているため、1ゲーム内でさまざまなアクションが起きやすい部分です。
ジャングル同様にあらゆる盤面への介入がしやすく、ゲームの有利不利を動かしやすいという面でも人気レーンになります。
そんなMIDレーンのチャンピオンを選ぶ際、意識した方が良いポイントはあるのか、気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、League of Legends花形のMIDレーンチャンピオンの選び方や立ち回り、おすすめチャンピオンを紹介します。
1. MIDレーンチャンピオンの選び方
MIDレーンと一括りにはなっているものの、チャンピオンによって得意な戦術は大きく異なります。
ここで重要となるのが、チーム戦においてアドバンテージが取れる要因は何なのか、ここを考慮することです。
とはいえ、MIDレーン未経験の方や初心者の方の場合、アドバンテージが取りやすい要因と言われても難しく考える方もいると思います。
そこでここでは、MIDレーンチャンピオンを選ぶ際、意識しておきたい選ぶ基準を解説します。
1-1. CCスキルの有無
CCとは「Crowd Control」の略称であり、相手の行動を阻害する行為を指します。
League of Legendsであればスロウ/スネア/スタンなど、これらが該当する行為です。
スロウは相手の移動速度を低下させるため、相手を逃がさずに仕留めやすく、脱出スキル以外での脱出を制限させることもできます。
スネアとは罠に嵌めるという意味を指しており、設置型のトラップや位置指定型スキルを放ち、ヒットした相手を拘束します。
スタンは文字通りの気絶状態であり、基本的な行動が一切行えなくなるため、無防備な状態を作り出すには最適なCCスキルです。
CCスキルの有無は有利状況の作りやすさを各段に引き上げてくれるため、迷った際にはCCスキル持ちを選ぶのがおすすめです。
1-2. 高ダメージが出しやすい
League of Legendsには5つのレーンがありますが、集団戦でキーマンになりやすいのがジャングルとMIDレーンです。
MIDはMIDレーンでの攻防が基本ではあるものの、トップやボトム、さらにはジャングルにもアクセスしやすく、タワーを守りながらも縦横無尽に駆け回ることもあります。
タワーを守りながらドラゴン等のモンスターを狙いつつ、味方のヘルプにも入るとなれば、やはり高いダメージ力を備えるほうが制圧力はグッと上がるでしょう。
ボトム(ADC)の瞬間火力は出せないものの、育ったトップチャンピオン以外なら仕留め切れるほどの攻撃力を備えたMIDチャンピオンも存在します。
CSやシャットダウンによる大量ゴールド獲得も狙いやすいため、CS有利を取りやすいという点でも優秀です。
ただし、チャンピオン次第ではダメージスキルの癖が強いケースもあるため、AI戦等で扱い方を覚えておく必要があります。
1-3. 継続ダメージが出しやすい
こちらは先述した高ダメージ型とは違い、継続的なダメージ力の高さを指しています。
スキルを当てた敵に対して一定ダメージを与える行為が該当します。
瞬間的な火力で大きく削れるわけではありませんが、常に体力を削り続けるため、安全な体力ラインを割らせやすい点が強みです。
回復手段はアイテムの購入やリコール、あとは一部チャンピオンのスキルしか存在しないため、集団戦に持っていけばじわじわ体力が削れた相手と戦うので有利が取りやすいです。
チャンピオンによっては設置型で仕込むこともできるため、視界を取るついでに仕掛けておけば体力有利が取れていたということも珍しくはありません。
1-4. ビジュアルの好みで選ぶ
League of Legendsは総勢160以上のチャンピオンが登場していますが、どのチャンピオンも個性的で魅力あふれるビジュアルが特徴的です。
特にMIDレーンのチャンピオンはスマートなビジュアルのチャンピオンが多く、男性/女性を問わず、高い人気を誇っています。
ガンマンっぽい風貌やプリンセスのような美しさ、ネコ耳+クールビューティなど、多彩なスタイルから選べます。
MIDレーンはマップ中央で戦況を左右しやすいという理由もありますが、ビジュアルの良さからも花形と称されているのです。
スキルの性能やダメージ量など、細かい部分で決め兼ねてしまうなら、好みのビジュアルで選択するのも1つの手ですね。
2. MIDの立ち回りで意識したいポイント
MIDレーンはマップ中央に位置しており、森を駆け回るジャングル同様、他レーンへアクセスしやすいです。
つまり、トップやボトムの攻防を助ける機会も多く、状況に応じて的確に判断する必要があります。
とはいえ、不慣れなうちは判断を細かく付けるのは難しいですし、立ち回りの要点を簡単に押さえておきたいという方も多いでしょう。
そこでここでは、MIDレーンの立ち回りで意識したいポイントを解説します。
2-1. レーン戦でタワーを死守する
MIDレーンはトップやボトムとは異なり、他レーンへアクセスしやすいだけでなく、ドラゴンやバロンナッシャーなどのオブジェクトも狙いやすい位置です。
こちらが狙いやすいということは当然相手のMIDも同じであり、MIDレーンのタワーが破壊されるということは相手の侵入を許してしまうことになります。
タワーを折られてワードを設置されれば視界が取られ続けてしまい、集団戦での味方の位置も捉えられやすくなるなど、MIDが壊滅すると一気にチームが不利になるのです。
そのため、MIDレーンはCS獲得や育てることも重要ではあるものの、安全マージンを徹底してタワーを死守する意識が重要になります。
最低でも6レベル以降にならないと集団戦は起きにくいため、序盤はタワー周辺でCS獲得を狙いつつ、隙あらば相手のタワー破壊を狙いましょう。
2-2. 視界取りのワード設置を意識
MIDはジャングルと同様に他レーンへのアクセスがしやすく、トップやボトムで集団戦が起きた際、ヘルプに最短で向かえるレーンです。
これに関しても相手も同様であり、敵陣営のMIDがジャングルを経由し、トップやボトムのヘルプに向かうことがあります。
この際に重要となるのが視界取り(索敵)です。
視界取りはチャンピオンが視認している範囲、もしくはコントロールワードを設置した一定範囲内の索敵を行うことを指します。
視認もしくはコントロールワードで捉えた敵はミニマップで共有されるため、集団戦時の相手のヘルプの有無を即座に把握し、冷静に対処できるようになるのです。
特にMIDはジャングルの広い行動範囲、オブジェクト(ドラゴン等)の進行の有無も確認しやすい位置のため、タワー破壊→コントロールワード設置の流れは徹底しましょう。
2-3. 他レーンの状況も常に把握しておく
一般的にはジャングルが森の中を駆け回るため、トップやボトムでの戦闘時はジャングルがヘルプに向かうのが基本です。
しかし、ほぼフルメンバーで相手が戦闘(ガンク)を仕掛けてくるケースもあるため、ジャングル1人の加勢では足りない可能性もあります。
そこでヘルプに向かうのがMIDレーンであり、トップやボトムで集団戦が起きる際、人数が足りなさそうであれば助けに行きましょう。
League og LegendsはレベルやCS差も大切ですが、しっかり人数を掛けて戦闘を行う意識が最も重要です。
加勢に行かずにトップやボトムが負けた場合、復活までに時間が掛かって相手とのレベル差が生まれやすいため、他レーンの状況も常に把握する意識を持ちましょう。
3. MIDレーンおすすめチャンピオン3選
MIDレーンは他レーンへの介入やオブジェクト進行の有無も把握しやすく、最も重要なレーンと言っても過言ではありません。
しかし、物理型/魔法型の選択肢やダメージソースの違い、初心者の方であれば操作難易度の高さも重要であるため、どのチャンピオンを選ぶか悩む方も多いでしょう。
そこでここでは、MIDレーンでおすすめの3チャンピオンを紹介します。
3-1. ヴェックス
ヴェックスは魔法攻撃型で機動力の抑制に長けたチャンピオンです。
「フコウとユーウツ」という2種の効果を持つパッシブが特徴であり、移動速度低下によるCC、さらには追加の魔法ダメージやスキルCD短縮という恩恵が受けられます。
遠距離からの貫通効果持ちの攻撃、短時間のバリアを展開できるほか、ヒット時に「フコウとユーウツ」の効果の更新も狙え、継続ダメージ力と移動速度低下の継続力が優秀。
アルティメットは長距離を射程に放ち、再発動でヒットした敵の位置にワープできます。
他レーンへのヘルプが迅速に行えるだけでなく、瞬時に敵の背後を取って奇襲することもでき、パッシブのCCとのシナジーも高いので相手を逃がさずに仕留め切れます。
ただし、パッシブ発動条件がブリンク及び移動スキル使用と相手の構成次第では刺さりにくく、ヴェックス自身が逃げスキルを持っていないというデメリットにも要注意です。
3-2. イレリア
イレリアは物理近接型でありながらも長距離射程にも長けたチャンピオンです。
対ミニオンに対するダメージ増加及び体力回復スキルを持っており、序盤のレベル上げやCS獲得をスムーズに進められます。
また、指定した2地点の間にいるミニオンも効率良く倒せますし、ヒットした敵にスタンを付与しつつ、短時間視界を得ることもできます。
ヒット時に通常攻撃不可デバフを与えたり、相手の視界を取るスキルが豊富なため、自身を中心とした視界の取りやすさは随一です。
攻撃スキルを当てるたびにパッシブ「アイオニアの熱情」がスタックされ、最大4スタックまで攻撃速度が上昇、上昇中にさらに当てることで持続時間も延長できます。
CC耐性もあるので行動を制限されにくく、長距離射程とブリンクで臨機応変に立ち回れるため、トリッキーな戦闘を好む方におすすめです。
3-3. マルザハール
マルザハールは虚性侵蝕(持続ダメージ)を得意とするメイジチャンピオンです。
虚勢侵蝕は敵ユニットをキルする度に効果時間がリセットされ、侵蝕対象が乗り移るため、ミニオンの連続キルや集団戦時に高いDPSを発揮します。
スキル使用時にスタックされるスワーム(最大2スタック)を消費し、オートで敵ユニットを攻撃する設置物を召喚でき、虚勢侵蝕やアルティメットとのシナジーも抜群です。
アルティメットはほぼ全ての行動を封殺するCCを与えつつ、継続的に魔法ダメージを与えるため、集団戦におけるコントロール能力は随一と言えます。
指定場所の視界を短時間得られたり、特定条件下で受けるダメージ90%カット+CC無効のバリアが付くなど、防御面でも優秀なポテンシャルを発揮してくれます。
ただし、チャンピオンレベルやアイテムによる強化がなければダメージが出せない欠点もあるため、序盤は安全にCSやレベル上げを行う徹底が重要です。
4. まとめ
MIDは自レーンの攻防だけでなく、オブジェクトや他レーンの状況を常に意識し、盤面に応じた立ち回りが要求されるレーンです。
状況判断は経験が無いと難しいですが、操作の簡単なチャンピオンやアドの取りやすいチャンピオンも多いので、本記事を参考にチャレンジいただければ幸いです。