「レインボーシックス シージ」の最大の魅力の一つは、その豊富なオペレーターの数です。

ゲーム内には2024年5月現在では70人のオペレーターが存在し、それぞれ異なる国の特殊部隊出身で独自の背景と固有のガジェットを持っています。


各オペレーターの特徴を活かすには、それぞれのガジェットを活かした立ち回りが重要です。

例えば、壁を破壊できるTHERMITEやHIBANA、監視カメラを設置できるVALKYRIEやMAESTRO、敵の電子機器を無効化するTHATCHERやMUTEなど、チームの戦略に応じて選択できます。

これにより、チームはその場の状況に最適な組み合わせを考え、戦術的なアプローチを考えられるようになるでしょう。


さらに、新オペレーターは定期的に追加されるため、毎シーズンごとに新たな楽しみが増えます。

例えば、一番新しいオペレーターはDEIMOSで一定時間、敵の位置を知らせる小型探査機を使います。

JACKALのように1人のオペレーターを追いつめられる能力なので、ロームするタイプのオペレーター対策におすすめです。

このゲームは他のFPSのようにエイム力でゴリ押せるゲームではありません。

単なるエイム力以上に、戦略とマップの理解が重要です。


レインボーシックスシージのマップには破壊可能な壁や床と破壊不可能な壁と床があります。

壁や床に穴を開け、相手からは気づかないような所から攻撃したり、自分の逃げ道を確保したり、味方がカバーしやすい道を作ったりできます。

この仕組みによって、より戦略を意識せざるを得ない状況になり、前持った作戦会議が大切になります。


防衛側のプレイヤーも、壁の補強、固有ガジェットの配置や罠の設置、監視カメラの利用により、敵の進行を妨げる方法を変えられます。

レインボーシックス シージでは戦術的な深さが大きな魅力となり、戦略を練り直す楽しみや、敵に対する予想外の策略を立てる喜びが、プレイヤーを惹きつけ続けています。

レインボーシックス シージはその戦略性が高い一方で、エイム力が未熟な初心者でも役割を果たすことができる点も魅力です。

例えば、攻撃側の情報収集をしやすくするPULSEやVALKYRIEを使って、安全でかつ相手の進行を確認できる場所で心拍センサーを使ったり、適切な場所にブラックアイを設置したりすることで、味方と情報を交換でき、有利に作戦を進められます。


このゲームはただ敵を撃ち合いが強いだけでは勝てません。

情報を提供したり、チームメイトをサポートすることが戦況を左右します。


他にも、最適な場所にガジェットを設置するだけでも味方の役にたてます。

特にMIRAやMUTE、KAID等はガジェットが非常に強力なため、戦わずして、活躍できるのが肝です。

「レインボーシックス シージ」は初心者プレイヤーを歓迎するための環境が整っています。

特に注目すべきは、初心者向けのチュートリアルモードやシチュエーションモードです。

これらはゲームの基本や特定のオペレーターの能力、戦術的な行動の基礎を学ぶのに最適で、新しいプレイヤーが安心してプレイできます。


さらに、マッチメイキングシステムにはプレイヤーの成績に応じて相手が選ばれるため、初心者は同じくらいのスキルレベルを持つプレイヤーと対戦することが多いです。

これにより、強すぎる相手との対戦がなくなり、新しいプレイヤーが遊びやすくなっています。

追加されたオペレーターを使うには、DLCを購入するか、ゲーム内ポイントを貯めて、オペレーターを1つずつ解除していくかの2つの方法があります。

初心者でも全てのコンテンツを楽しみたいのであれば、全てのDLCを購入するのが一番楽な方法ではありますが、それには、お金がかかってしまいます。


ただ、DLCなしだと弱いオペレーターしかいないというわけではありません。

むしろ、戦略の基本となるオペレーターが多く、プレイスキルがあれば、十分勝てます。

また、初期のオペレーターたちはシンプルなスキルが多いため、ゲームの基本を学びつつ実践的な経験を積むのに適しています。


特に初期のオペレーターで強力で人気なのが、THATCHER、ASH、MONTAGNE、PULSE、SMOKE、DOCです。

これらのオペレーターは扱いやすい性能を持っているため、どんなマップでも活躍できる特徴があります。


さらにDLCがないとオペレーターが解除できないわけではないため、好みのオペレーターが見つかったら順番に解除していくのも良いでしょう。

オンラインプレイを楽しむのにDLCが必須ではないので、気楽にプレイできるのも今でも楽しめる理由の1つと言えます。

レインボーシックス シージは発売から9年の年月が経過してもなお、多くの古参プレイヤーがゲームに戻ってきていると言えます。


特に注目すべき改善点として、Year9においてACOGサイトが復活したことが挙げられます。

これは多くのプレイヤーにとって歓迎される変更であり、遠距離戦闘の精度を向上させる重要な要素でした。


他にも、ありそうでなかった射撃練習場、多くのFPSのゲームモードにあるデスマッチなど、痒い所に手が届く改変がされてきました。

特にこの射撃訓練場では、様々な距離や条件下での射撃練習が可能であり、実戦に即した形でスキルアップが図れます。

これにより、プレイヤーはより効率的にゲーム内でのパフォーマンスを高めることができるようになりました。


これらのアップデートはゲームに新鮮さを保ちつつ、長期的なプレイヤーに対しても新しい挑戦と楽しみを提供します。

戻ってくるプレイヤーたちは、これらの新しい要素に触れることで、かつての熱中していたプレイ体験を再び味わうことができるでしょう。

レインボーシックス シージでは、多岐にわたる有名作品とのコラボレーションがプレイヤーのモチベーションを向上させるカギとなっています。

例えば、「バイオハザード」、「ニーアオートマタ」、「龍が如く」とのコラボレーションは特に注目されています。


「バイオハザード」とのコラボでは、オペレーターたちが人気のバイオハザードシリーズのキャラクター、例えばジル・バレンタインやクリス・レッドフィールドのスキンが提供されました。


「ニーアオートマタ」とのコラボレーションでは、その独特なビジュアルスタイルと物語性が反映されたスキンが登場。

2BのコスチュームをIANAに適用することで、本来のゲームとは大きく変わった雰囲気になります。


また、「龍が如く」とのコラボでは、日本の特殊部隊HIBANAとECHOにそれぞれ、桐生一馬と狭山薫のスキンが登場しました。

完成度が非常に高く、レインボーシックスシージの世界に本人がいるような雰囲気になります。


他にも、海外作品とのコラボスキンがあり、コレクションの一環としても非常に人気があります。

こうしたゲームプレイ以外の楽しみもプレイヤーが継続して興味を持ち続ける大きな理由の一つと言えるでしょう。