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VALORANT スプリット攻略の秘訣とは? 攻守におけるポイントを解説
https://news.codashop.com/sg/valorant-split-changes-and-tips/
VALORANT9.08パッチでスプリットのランクマッチ復活が発表され、スプリットが得意なプレイヤーは歓喜されたことでしょう。
しかし、スプリット自体は定期的なマップローテーション入れ替えの対象となることが多く、新規プレイヤーの中には経験が全く無い方もいると思います。
「攻守でどう立ち回るべきか分からない」「エリアの広げ方や押さえ方を知りたい」など、スプリット勝利に向けたポイントが気になる方も多いでしょう。
そこで本記事では、スプリットで勝利を掴むための秘訣を解説しつつ、攻守におけるポイントを解説していきます。
1. スプリットで勝率するための秘訣
https://note.com/esports_nuit/n/ndf577d7263b8
スプリットはマップサイズは小さいものの、サイトや各通路が閉鎖的で入り組んでいるのが特徴的なマップです。
攻守どちらでもエリアを広げる際、角や箱裏などの警戒するポジションが多く、FPS経験や練度が試されます。
安直に攻めた結果、角待ちショットガンや箱裏のハイドにやられてしまい、中々スプリットで勝利できないという方も多いでしょう。
そこでここでは、スプリットの勝率を高めるために意識したいポイントを解説します。
1-1. ミッドの重要性を理解する
https://gamewith.jp/valorant/article/show/355144
スプリットはA/Bサイト間の距離が長く、攻守どちらも自陣を迂回するとローテーションに15秒以上の時間が掛かります。
ローテートに時間を掛けすぎると敵に察知されてしまい、予測からの先回りで止められてしまうため、ローテートはスピードが命です。
そこでカギとなってくるのがA/Bサイトの中間に位置するミッドであり、ミッドを押さえてしまえばA/Bどちらも時短で進行できます。
スプリットはサイトラッシュよりもミッドを交えた戦術の方が勝率が高く、ミッドを如何にコントロールできるかが勝敗を大きく分けるマップです。
ミッドコントロールを決めることで攻守どちらでも相手にプレッシャーを与えることができ、時間を掛けたラッシュや開幕ラッシュ等の作戦も刺さりやすくなります。
アビリティでミッドを取りにいったり、味方を集めて人数で取りに行くなど、多用な戦術でのミッド支配を意識しましょう。
1-2. 細かいクリアリングを意識
スプリットはマップサイズが小さいものの、各サイトには柱や箱裏、ミッドの連絡通路も高低差があったりと入り組んだ構造が特徴です。
箱裏や高低差を利用して相手の侵入を待つパターンが多いため、エリアを広げる際には細かいクリアリングが要求されます。
フェイドのプラウラーやスカイのトレイルブレイザー等のアビリティを駆使したり、体でクリアリングする意識が大切になってきます。
ここで注意するポイントとして、アビリティでクリアする場合はアビリティで確認を終えるまでは先走らないという点です。
また、1人で先行してしまうと人数トレードで負けてしまう可能性もあるため、1人で行かずに味方の寄りを待ってから同時にピークしましょう。
細かいポジションでアビリティを駆使したり、味方と息を合わせたクリアリングを徹底するだけでスプリットの勝率は大きく引き上げられます。
1-3. 単独で詰めすぎない意識を持つ
スプリットはマップ構造が入り組んでいるだけでなく、進行口に対して複数個所で敵を待ちやすい、言ってしまえば待ちが非常に有利なマップです。
つまり、安直に単独で進行してしまうと複数人に倒されるリスクが高く、アビリティによるクリアリングや味方との連携ピークが重要になってきます。
もちろん、ラーク(本体とは別でエリアやキルを狙う)においては例外ですが、ラークを行うにしても挟み撃ちのリスクは同様に存在します。
ラークを行う場合は事前に味方に伝えておき、本体がサイトやミッド等でアクションを起こしたタイミングに合わせ、スルリと抜けるようにエリアを広げるのがベストです。
2. スプリットで攻める際のポイント
https://valorant.last-dragon.work/suprito.html
先述した勝利を目指す秘訣は攻守どちらでも重要ですが、攻め/守りではさらに深堀した具体的なポイントを押さえるのが重要です。
しかし、スプリットは待ちが有利なポジションが多く、構造的には守りが有利な点もあり、攻めが中々上手く行かないという方も多いと思います。
そこでここでは、スプリットの攻めでラウンド取得率を上げるポイントを解説します。
2-1. ラーク以外での単独行動は避ける
スプリットは上空から見ると開放的に見えますが、実際にプレイしてみると閉鎖的に構造されていて挟み撃ちしやすいマップです。
ミッドの場合はベント+メールボックス、Aサイトはサイト中+ヘブン、Bサイトはサイト中+ヘブンと射線が通りやすく、攻める際の単独行動はかなり勝率が下がります。
通路等で入り組んでいて待ち(守り)が非常に有利なため、攻める場合はアビリティや複数人でカバーしあうのが他マップよりも重要になります。
挟みやすい射線をカットするにはフラッシュアビリティが効果的となるため、フラッシュ持ちのデュエリストやイニシエーターと行動を共にするのが最適解です。
ラークに関しては時折戦術として織り交ぜるのはアリですが、頻繁に行うと対策されやすいため、タイミングを見計らって行うのがおすすめです。
2-2. ミッドの制圧を意識する
https://www.thirstymag.com/mapa-valorant-split-90716
スプリットはA/Bメインに対してサイトから複数の射線を組みやすいため、圧倒的に攻めが不利な構造になっています。
ですが、ミッド部分を制圧できればベント→Aヘブン、メールボックス→Bヘブンへ渡ることができ、メイン側と挟めるので勝率がグッと引き上がります。
また、ミッドを上手くコントロールできればプレッシャーを与えられるため、サイトラッシュの成功率を高められる点も強力です。
A↔Bサイト間のローテートも10秒掛からずに行えるため、相手を揺さぶって追い詰めることも可能です。
スプリットにおけるミッドは毎ラウンドアクションを起こして良いほど重要になるため、積極的にアクションを起こす意識を持ちましょう。
2-3. 細かく索敵できるイニシエーターを極める
https://www.sportskeeda.com/valorant/best-valorant-initiators-master-all-maps-episode-5-act-3
スプリットの攻めですが、A/B/ミッドのどの部分を攻めるにしても細かいクリアリングが重要になってきます。
何故なら箱裏や角でショットガン待ちされていたり、複数射線を通されて対応が困難になるからです。
常に同じポジションで相手が待っているなら予測できますが、当然相手は細かくポジションを変えてくるため、対応するには細かく索敵できるアビリティが重要です。
スカイのトレイルブレイザー、フェイドのプラウラー、ゲッコーのディジー/ウィングマンなど、索敵に長けたイニシエーターの存在は攻めの勝率をグッと引き上げてくれます。
また、上述したイニシエーターはフラッシュとしても運用できるため、攻めでも守りでも機能しやすい点からもメタとなっています。
スプリットはイニシエーターの練度が勝敗を大きく分けるため、カスタムマッチ等で繰り返し練習するのがベストです。
3. スプリットで守る際のポイント
https://www.millenium.org/guide/366762.html
スプリットは入り組んだマップ構造に加えて、箱裏や角のような待ちポジションが多く、基本的には守りが有利なマップです。
とはいえ、攻め側の連携力次第では攻めでラウンドを重ねられることもあり、守り有利であってもポイントを押さえておくのが大切です。
そこでここでは、スプリットで守る際に意識したいポイントを解説します。
3-1. 味方とのクロスを意識する
スプリットはA/Bサイト/ミッドと主要部分全てが守りやすい構造となっており、挟みやクロスで射線を容易に組めるマップです。
基本的に進行口に対して両サイドからの挟みとなるため、攻めに対してカバーを取りやすく、リスクを極力減らすことが可能です。
5vs5でも3vs3でもクロス意識の重要性が変化することはなく、要所で挟みやすいポジションを理解し、実践でも運用できるように把握しておきましょう。
3-2. 高低差を活かして戦う
https://www.thegamer.com/valorant-removes-split-from-map-rotation/
スプリットはA/Bヘブンからサイト入口を確認できたり、ミッドは滑らかな高さを活かして守れるマップです。
攻め視点だと高い位置はエイムを合わせるのに時間が掛かってしまい、1キルは取られてしまっても連続でキルを取られるリスクを軽減できます。
また、特定のアビリティでしか上がれない箱上ポジションも多く、オーメンやジェットでポジションを取って不意打ちも積極的に狙っていけます。
守りやすい高所ポジションはいくつも用意されているので、同じポジションに張り付かず、複数のポジションを散らして扱うのがベストです。
3-3. ショットガンも織り交ぜる
スプリットはマップ構造が入り組んでいるだけでなく、箱裏や角待ちポジションの多さも特徴です。
各通路のコーナーで待つこともできますし、サイト内のオブジェクトの裏やベントで退勤するといった戦術を講じることも可能です。
このような待ちスタイルでポテンシャルをフルに発揮できるのがショットガンであり、ジャッジ/ショーティーを運用することで相手に警戒心を与えられます。
スモークアビリティの中でショットガンで待つなど、スプリットの守りはショットガンが活かしやすいため、積極的な運用がベストです。
4. まとめ
スプリットは守り有利ではあるものの、同じ配置やポジションではアビリティ等で容易に取り返されるため、ポジションやクロスの意識が重要です。
攻めはミッドコントロールを意識しつつ、索敵アビリティを駆使して味方と足並みを揃える意識を持ち、数をこなして練度を高めていきましょう。