
League of Legends 初心者にジャングルは厳しい? ジャングルの基礎や立ち回りを徹底解説!
League of Legendsには、トップ/ミッド/ジャングル/ボット/サポート、合計5つのロール(レーン)がありますが、突出して難易度が高いのがジャングルです。
経験者の方が初心者におすすめする場合、「ジャングルだけは絶対におすすめできない」と断言するほどです。
ではなぜジャングルはおすすめできないのか、そして中には「難易度が高いと分かっていても挑戦したい」という方もいるでしょう。
そこで本記事では、League of Legendsで初心者にジャングルがおすすめできない理由、それでも挑戦したい方に向けたジャングルの基礎や立ち回りを解説します。
1. 初心者にジャングルがおすすめできない理由
ミッドやトップ、ボットサポートと全レーンで固有の動きや基本があるため、どのレーンも一朝一夕の上達は厳しいです。
全5レーンの中でも特に難易度が高いのがジャングルであり、高難易度であるが故にジャングルが上手ければチームが勝てるとまで言われています。
そこで「ジャングルを極めれば勝ちが狙えるならおすすめなのでは?」と思う方もいるでしょう。
しかし、なぜ初心者にジャングルはおすすめできないのか、ここではその理由を解説します。
1-1. レーンという概念が無い
ジャングルは他レーンとは違い、基本的に各レーンの間にある森を移動するため、固定の場所で戦闘やファームを行いません。
例えばミッドレーンの場合、序盤はミッドレーンに沿ってミニオンでファームを行いつつ、タワーが折られないように守るのがセオリーです。
しかし、ジャングルにはタワーも無ければレーンという概念も無く、森の中でファームを行いつつ、敵の動向を伺う必要があります。
決まった場所に定着することが無く、臨機応変に動く必要があるため、状況判断を素早く行える玄人向けのレーンとされています。
1-2. 各レーンの知識が要求される
ジャングルは1つのレーンに定着せずに森でファームを進めつつ、トップ/ミッド/ボットレーンの状況も常に伺う必要があります。
味方が倒される前であれば立て直しもスムーズに行えますし、相手のジャングルがレーンで甘えてきた場合、咎めて有利を狙えるからです。
しかし、ジャングルが各レーンに対してアクションを起こしたり、自陣営のレーンヘルプに入るにあたって、そのレーンの知識が少なからず要求されます。
要求される知識としてはレーンチャンピオンのスキル(主にCCや移動)であり、知識が無いと対策できず、壊滅する危険性が高まります。
追い込めたとしてもCCで拘束されて時間を稼がれたり、移動スキルで逃げられてしまうこともあり、レーンに対する知識が無ければ対処も困難です。
ジャングルの行動の中心である森にはオブジェクトが出現しますが、これらのオブジェクトを自チームが取得できるか、これが勝敗を大きく左右します。 赤バフ&青バフモンスターは各陣営に出現し、通常攻撃にCC効果を付与したり、MP回復やスキルのクールダウン効果を獲得できます。 さらにドラゴンやリフトヘラルド、バロンナッシャーにヴォイドクラブ、これらのボスモンスターを倒したチーム全体に強力なバフが付与されるのです。 つまり、これらのオブジェクトが取れなかった場合、自チームが大きな不利を背負うことになります。 このオブジェクトはギブで良いのか、それとも取得して得られたバフを起点に攻めるのか、これらの判断をジャングルが担うため、初心者には難しいと言われています。1-3. オブジェクト管理も並行して行う必要がある
2. ジャングルの基礎
ジャングルは自レーンの知識だけでなく、他レーンでの知識や経験が活きてくるレーンのため、初心者が何も分からない状態で挑むのは困難です。
とはいえ、ジャングルの基礎はしっかり押さえておき、実戦で基礎を実践して身に着けることは不可能ではありません。
初心者の方の場合、「何から実践すれば良いのか」「基本的な動きを知りたい」という方も多いでしょう。
そこでここでは、ジャングルで活躍するにあたって、重要となる基礎の部分を解説します。
2-1. ガンクできっかけを作る
ジャングルが森でファームを行っている際、トップ/ミッド/ボットのどれかでレーン戦が起きそうであれば、それを察知して迅速にヘルプに入るということも重要です。
ですが、ヘルプに入るというだけでなく、味方のチャンピオンレベル等を考慮し、ジャングルがガンクで介入して攻めの起点を作るのも大切です。
レーン戦にジャングルが介入すれば人数有利で勝率が上がりますし、相手を倒せなくてもサモナーズスペル等を使用させられればメリットになります。
序盤~中盤のレーン戦で味方が負けてしまった場合、ゴールド獲得量やチャンピオンレベルで大きく差が開き、圧倒的な不利に繋がりますが、これは相手にも言えることです。
ジャングルの介入の有無で有利不利が大きく覆ることもあるため、ファームを進めながらガンクでの起点作りを狙うのが基本となります。
2-2. オブジェクトがもたらすバフを把握する
ゲーム進行中には赤&青バフをはじめ、討伐チームに強力なバフを与えてくれるオブジェクト(モンスター)が出現します。
ドラゴンは4種類が存在しており、物理/魔法どちらの向上バフが味方に対して恩恵が大きいのか、この点を意識しましょう。
リフトヘラルドはリコール時間を短縮しつつ、ヘラルドを味方として召喚できるため、与えるメリットが大きいので積極的に狙うべきです。
バロンナッシャーは物理/魔法攻撃力の向上、リコール時間の短縮をはじめ、討伐時にゴールドを大量に獲得できるため、味方が効率良くアイテム強化を行えます。
オブジェクト討伐報酬を正しく把握できていれば、あらゆる状況でオブジェクト取得を狙うか否か、これを即判断できるので事前に予習しておくのがベストです。
2-3. 相手のジャングルの位置を意識
ジャングルはタイミングによってはレーンのヘルプに入ったり、ジャングル主導でガンクを狙いつつ、オブジェクトの管理にも気を配る必要があります。
これは相手のジャングルにも言える事であり、敵ジャングルもガンクやヘルプ、オブジェクトの管理を狙ってくるため、敵ジャングルの位置を把握するのが非常に重要です。
各レーンからのジャングルの位置報告をはじめ、自身が目視でジャングルを捉えたり、コントロールワードを設置して視界を確保しておくのも手段になります。
コントロールワードはジャングルの位置を直接知れるわけではありませんが、設置位置の安全やジャングルがいるかどうかをミニマップでチェックでき、便利なアイテムです。
コントロールワードで敵陣営寄りの森の視界を取り、安全なルートを広げることもジャングルの役割であるため、ジャングルの位置把握も兼ねて積極的に活用しましょう。
3. ジャングルの立ち回りについて
ジャングルは常に森を移動しながら各レーンやオブジェクトを意識する難しいロールですが、各レーンと同様で基本的な立ち回りは確立されています。
序盤/中盤/終盤における基本的な立ち回りを押さえておくことで、実践でも迷いにくくなりますし、後から応用の立ち回りにも挑戦しやすくなるのです。
そこでここでは、序盤/中盤/終盤のジャングルの基本立ち回りを解説します。
3-1. 序盤
序盤は各レーンで共通して言えることですが、チャンピオンレベル上げとゴールド獲得を進めることです。
ただし、各レーンとは違ってミニオンが出現するわけでは無く、自身及び敵陣の森にジャングルモンスターが出現するため、それらを倒して進めるのが基本です。
自陣営のモンスターを狩れば比較的安全に進められますが、アグレッシブに動くなら敵陣営のモンスターを潰していくのも選択肢となります。
敵陣営のモンスターを狩る行為自体は効率が変わらず、敵陣営に狙われるリスクはありますが、上手く進めれば敵ジャングルの成長を鈍化させられるメリットを持ちます。
ゲーム開始~5分あたりまででリフトスカトル(中立モンスター)を逃さずに取得でき、レベル3に到達できれば上々でしょう。
3-2. 中盤
中盤に差し掛かるとドラゴンやリフトヘラルドが出現するため、それらの取捨選択を行いつつ、活発に動き始める他レーンに意識を割かなければいけません。
ゲーム開始から5分を過ぎると他レーンも育ってきており、各レーンで牽制が行われていくため、敵が弱ったタイミングでガンクを狙うのも手です。
ただし、この際に忘れてはいけないのが敵ジャングルの位置把握です。
敵陣営の森から素直にヘルプに来るのか、自陣営の森からサイレントで奇襲を仕掛けてくるのか、正確な位置把握は厳しくとも可能性を想定して戦闘を行う必要があります。
リフトヘラルド出現~タワープレート消失までの約15分間、ここが一番地道にゴールドを稼ぎやすく、チャンピオン強化に大きく影響するフェーズです。
ゲーム開始から約15分が経過するとタワープレートが消失し、タワーの破壊やルート開拓を意識し始めるタイミングです。 早ければお互いのファーストタワーが折れているということも珍しくはなく、タワーが折れ たレーン攻略を考えつつ、20分経過でバロンが出現するのでこちらも意識しましょう。 大量のゴールド獲得やバフ効果で恩恵が大きいバロンですが、さらに3&4体目のドラゴンも順次出現するため、これらのオブジェクトを中心に集団戦が勃発します。 この集団戦に勝てれば相手は復帰に時間が掛かるため、一気にタワー攻略を進めることができ、さらに味方のゴールド状況が潤うので強化も捗って一石二鳥です。 ジャングルはゲームメーカーと言われる立ち位置であり、インゲームで意識することが非常に多いため、初心者の内はパンクしやすいでしょう。 しかし、実践を繰り返していけば自ずとコツを掴めてくるため、極めるなら諦めずに繰り返しチャレンジしていきましょう。3-3. 終盤
4. まとめ
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