FPS上達に必須なマインドとは? 勝ちを手繰り寄せる考え方を解説【FPS初心者向け記事】

公開日: 2024/8/23
https://www.pcgamer.com/best-fps-games/


「Apex Legends、VALORANT」をはじめ、さまざまなFPSタイトルが大きな盛り上がりを見せています。

競技シーンやストリーマーの方々の活躍が大きく、高ランク帯のプレイヤーに憧れを抱く肩も多いでしょう。

しかし、FPSはMMO等とは違ってプレイヤー間での戦いとなるため、撃ち合いや勝負に勝てずに悩んでしまう方も多いでしょう。


そこで本記事では、撃ち合いや勝負に勝てずに悩んでいる方に向けて、FPS上達へのマインドや考え方を解説します。

1. 1vs1に勝つための技術とマインド


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タイトルによってさまざまですが、FPSは基本的に3vs3や5vs5のような複数人チームでの戦闘が基本になります。

アビリティや用意されたグレネード等を活用しつつ、敵を倒して設置ポイント制圧や生存を目指すのが基本です。

当然、相手のいる場所に攻め入るタイミングがやってきますが、そこで大切になってくるのは撃ち合いの技術とマインドです。


そこでここでは、1vs1状況で大切なマインド+技術を解説していきます。

1-1. 相手の位置に立って考える


https://jpblopixtzxhp.blogspot.com/2021/02/25-fps-336737-fps.html


1vs1の状況下においてもっとも大切なのは「相手の思考を考える」という点です。

相手も自分と同じ1プレイヤーであり、撃ち合いに勝利するためにさまざまな思考を巡らせて行動に移します。


直下型のグレネードでのキルを狙ったり、ブラインドアビリティを駆使するなど、戦略を選んで勝負してくるのでこれを読むのが大切です。

完璧に読み切るのは不可能ですが、事前に想定しているだけでも対応に時間が掛からず、意表を突かれても瞬時に対応できます。


対応力が上がる=思考する時間も得られるため、相手の策に対する反撃にも転じやすくなります。

撃ち合いには見えた敵を撃つ技術も重要ですが、障害物や地形を把握したり、相手の位置に立って考えるのが大切です。

1-2. エイム力を強化する


https://youtubemtm.com/fps%E3%80%81tps%E3%81%A7%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%81%8C%E6%82%AA%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%89%B9%E5%BE%B4-5%E9%81%B8/


単純にエイム力を強化するといっても、エイムには追いエイムやフリックエイムと種類があり、FPSタイトルによって適したエイム力は異なります。


例えば、最大HP225に対して1発当たり10~30程度のダメージが基本になる「Apex Legends」では、正確無比な追いエイムの技術が必須です。

逆にVALORANTの場合、ヘッドショット1発と胴体3~4発程度で倒せるため、正確にヘッドショットが狙えるマイクロフリックや置きエイムが大切になってきます。


他にも爆破型タイトルやバトロワと系統によって適性エイムは異なるため、プレイタイトルに合った最適なエイム力を鍛えるのがベストです。

最適なエイム力は検索を掛ければ出てきますし、上位プレイヤー等の動画を参考にするのもおすすめです。

1-3. キルレートやK/D比率を意識しない

キルレートやK/D比率はタイトルによって表記が異なりますが、2キル/1デス=KD2などと表記されるのが一般的です。

数値が高いほどに少ないデスで多くキルを獲得していることを表しますが、KD比率が高い=強弱には直結しません。


なぜなら味方を囮(ベイト)にしてキルを稼いだり、バトロワだとロングレンジでキルスティール等が狙えるためです。

これらは消耗した相手を狙ったり、相手に悟られない位置からの狙撃であり、言ってしまえば勝てて当然のキルです。


KD1を割っていたとしても各マッチで味方をサポートしたり、重要な局面の1vs1で勝利できているか、ここを意識するのが大切になります。

KDやキルレートは総合記録のようなものでしかないため、1マッチにおける貢献度などに注視しましょう。

1-4. 得意な距離での交戦を意識する


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FPSにおける撃ち合いレンジ(距離)は近距離~遠距離まで幅が広いですが、勝ちやすい得意なレンジは人によってさまざまです。


近距離はショットガン/連射が速い武器をはじめ、交戦的なアビリティを駆使した戦闘が主になるため、反応速度やエイム力に自信がある方向けとなります。

中距離はアビリティ等でサポートしつつ、アサルトライフルでのカバーが基本になるため、先頭に立つのが苦手な方に向いているでしょう。

遠距離は高所等からの単発撃ち、スナイパーライフルによる狙撃が主となるため、精密なエイムが得意な方向けです。


タイトルによって距離感の具体的な指標は変わるため、まずは訓練場等で得意なレンジを見つけることからトライしましょう。

1-5. 動画やリプレイで振り返る

自分自身の対戦を動画やリプレイ機能で保存し、気になった個所を見返すのは勝率を引き上げるための重要なファクターです。

なぜなら、負けた際の悪い点を見つけて修正できてしまえば、同じミスをしないように意識できるからです。


ゲームによってはリプレイ機能が無い場合もありますが、その場合はnVidiaのキャプチャーで試合全体を撮影しましょう。

勝利した部分よりも負けてしまった部分を確認し、エイムや判断ミスがあった部分の対策を試行錯誤していくのがベストです。

自分で確認して修正箇所が分からない場合、自分よりもランクが高い友達にチェックしてもらうのも手段ですね。

2. チームで勝つための技術とマインド


https://cstake.ru/sborki/19-counter-strike-16-crossfire.html


FPSタイトルは1vs1での撃ち合いも大切ですが、3vs3や5vs5が基本になるため、チームでの戦術や連携が特に重要です。

1vs1でキルを狙いに動くより、チームで固まってエリア確保を確実にしたり、意表を突くラークがより勝利に繋がります。

ですが、タイトルによって要求される技術は変わってくるため、チームで何を意識したら良いか、迷ってしまう方も多いでしょう。


そこでここでは、チーム全体で勝利を掴むために必須な技術とマインドを解説していきます。

2-1. コミュニケーションを取る

チームゲームにおいてコミュニケーションは至極当然ですが、問題は細かく正確なコミュニケーションが取れているかという点です。


「ちょっと様子見てみるね」「ちょっと撃ち合ってみるね」など、大雑把なコミュニケーションでは味方も困惑してしまいます。

「勝負するからアビリティ入れてほしい」「先頭で出るからカバーでキルしてほしい」など、具体的な内容を伝えるように意識するのが大切です。


1vs1の撃ち合いはエイムが強い方が勝ちやすいですが、1vs2なら的確なコミュニケーションが取れれば2人側が99%勝てます。

2人で勝負する際も細かく要求を伝えておくことで、味方も困惑せずにサポートしやすく、2人生存の可能性も高まります。


近年のFPSタイトルはボイスチャットが行える機能が備わっているので、積極的に活用するのがベストです。

2-2. 合理的な思考を養う


https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1238338.html


FPSは銃で撃ち合うタイトルのため、敵と遭遇したら撃ち合いに勝利したいと思うのは当然です。


しかし、時と場合によってはあえて姿を晒さず、味方と息を合わせることで確実なキルを狙うことも重要になってきます。

バトロワの場合は生存順位+キルが重要になるため、敵と遭遇しても不利な状況下では戦わないという選択も有用です。


爆破の場合は敵の通過をあえてスルーし、続いてきた2人〜3人目を狙うことでマルチキルを狙うこともできます。

マネー状況や武器状況次第でも有利不利は傾きやすいため、あえて戦わなかったり、相手の人数を削るという戦略も勝率を引き上げるファクターです。

敵が見えたからと撃ち合いに転じるのではなく、数秒立ち止まって周囲の状況等を考慮した合理的な判断力を養いましょう。

2-3. 味方に責任を押し付けない

これは至極当然のことですが、チームゲームにおいて味方に責任を問うのはNGです。

仮に味方の動きが悪くて負けてしまったとしても、試合中にその責任を追求すると雰囲気の悪化を招きます。

雰囲気が悪化してしまうと集中力も落ちてしまいますし、味方が野良の場合は無関係の人にも迷惑を掛けてしまうからです。

自分自身も引きずってしまい、思うようにプレイできなくなってしまう危険性もあります。


味方が野良の場合はグッとこらえる、味方が知人の場合は試合終了後のフィードバックを徹底するのがおすすめです。

雰囲気はチーム全体の士気にも大きく影響するため、マッチ中の雰囲気を損ねるような言動や発言は慎みましょう。

3. まとめ

FPSタイトルは個人の強さ+チーム力のどちらも要求されるため、偏らずにバランス良く養う意識が大切です。

撃ち合いはエイムソフト等を用いるのもアリですし、チーム力は友達を誘ってプレイしたり、野良でも積極的な声掛けにトライしてみましょう。