ストリートファイター6 ザンギエフはロマンキャラ? 強みや弱みを徹底解説!

公開日: 2025/7/18
https://www.4gamer.net/games/634/G063493/


ストリートファイター6に登場するキャラクターの中でも、大きな巨漢と筋肉が特徴的なのが「ザンギエフ」。

見た目通りプロレスラーという設定であり、繰り出す技も現実のレスリングで見るようなスタイルです。

しかし、ストリートファイター6においては玄人向けのキャラに位置されており、ロマンキャラという印象が持たれています。

「気にはなるけど強みはあるのか」「どんな部分がロマンなのか」など、気になりつつも手が出せない方も多いでしょう。

そこで本記事では、ザンギエフの基礎を解説しつつ、強みや弱みも紹介していきます。

1. ザンギエフの基礎について


https://www.hdwallpapers.in/zangief_4k_hd_street_fighter_6-wallpapers.html

ザンギエフはプロレスラーがコンセプトのキャラであり、繰り出す技も超近接型の大技が主体です。

ザンギエフを上手く扱うにあたって、ザンギエフが繰り出す技の特性、技の距離感等はしっかり把握しておくのが重要になります。

そこでここでは、ザンギエフの基礎部分を解説していきます。

1.全キャラクターで最も体力が多い

ストリートファイター6に登場するキャラクターは体力総量がキャラクターごとに設定されており、ザンギエフは体力総量が11,000に設定されています。

ちなみに体力総量は豪鬼=9,000、エドモンド本田&マリーザ=10,500、他キャラクター=10,000のため、全キャラクターでトップの体力量を誇ります。

体力の多さは純粋なアドバンテージとして活きやすく、他キャラクターでは倒されるコンボを受けても耐えることが可能です。

ただし、体力総量でアドバンテージが得られる反面、コマンド投げやSA/CAを除く、通常技のダメージ量はやや低めに設定されています。

この点から大ダメージを与えるにはコマンド投げが必須になっており、体力の多さはメリットだけではなく、デメリットもしっかりあるということを理解しておきましょう。

2.距離対応幅は広め


https://kamigame.jp/streetfighter6/page/275645029744142931.html

ザンギエフはプロレスラーというコンセプトであり、当然ながら近距離技が軸になりますが、懐に走り込んで攻撃する中距離技も保有しています。

また、技のリーチも全体的に長いため、他キャラではスカしてしまうような距離感でも技を打ち込めるキャラクターです。

ただし、筋骨隆々の見た目通りで移動速度は随一の遅さを誇るため、弾を撃てるキャラクター相手に対して距離を詰めにくいという欠点もあります。

加えて、技のリーチこそ全体的に長めではあるものの、発生フレームが長い技も多いため、安易に打つと隙だらけになりやすいです。

移動速度や発生の遅さをリーチでカバーする必要があり、これがザンギエフを玄人向けに位置させる要因にもなっています。

3.ダメージソースは投げ技


https://kamigame.jp/streetfighter6/page/275645029744142931.html

ザンギエフは体力総量の多さから通常ダメージは中程度に設定されていますが、投げ技に限っては大ダメージを与えることが可能です。

ザンギエフは前投げや後ろ投げ、さらには斜め投げと通常投げ技が5種類以上あり、さらに弱中強やOD強化も可能なコマンド投げも保有しています。

通常投げのダメージ量もそこそこですが、ザンギエフで最も重要となる大ダメージを与えられるソースがコマンド投げです。

ザンギエフは打撃orコマンド投げ、この選択を相手に強いるキャラであり、コマンド投げを押し付けられれば一方的な優位に立ちやすいキャラクターです。

ただし、コマンド投げは入力コマンドが非常に複雑なため、クラシックの場合はしっかり打てるように慣れておく必要があります。

4.遠距離攻撃ヘの対応力は低い

ザンギエフは近~中遠距離戦に持ち込み、打撃orコマンド投げの選択を押し付け、コマンド投げで大ダメージを狙うのが基本です。

打撃技もリーチが長いので中距離にも対応しやすいですが、近~中距離とは打って変わって遠距離への対策手段に乏しいです。

波動拳やサイコパワーを軸に展開するキャラクター相手の場合、上手く距離を詰めないと防戦一方となるケースも

2. ザンギエフの強み


https://www.videogameschronicle.com/news/zangief-and-cammy-feature-in-street-fighter-6s-new-trailer/

ザンギエフはプロレスラーでありながらも近~中距離に適性を持ち、体力も多さやコマンド投げの強さが特徴的なキャラクターです。

ただし、扱う技は投げ技や打撃技のみでやや癖が強く、強みをしっかり理解しておかないと活かすのは難しいキャラでもあります。

そこでここでは、ザンギエフで勝つために理解しておきたい、ザンギエフの強みを解説します。

1.体力量が多い

基礎部分でも解説しましたが、ザンギエフはストリートファイター6で体力総量11,000を有する唯一のキャラクターです。

豪鬼の最低値9,000と比較すると2,000ほどの差がありますし、他キャラクターも大半が10,000のため、ラウンド開始時点から体力量でアドバンテージを得られるのです。

体力の多さ=倒しきるまでの手数に直結するため、致命傷を受けても耐え切ってから逆転を狙っていけます。

今後、体力総量が11,000と同等かそれ以上のキャラクターが登場しない限り、ザンギエフのみが持つ唯一無二の強みと言えるでしょう。

2.近距離型でありながらリーチが長い

ザンギエフは打撃と投げ技しか保有していませんが、通常打撃技のリーチが長く、近~中距離でも戦いやすい点が強み。

打撃技のダメージ量も低くはないですし、キャラクター1人分以上の間隔が空いていても届くため、近づかれたくないタイミングでの牽制力も抜群に高いです。

移動速度やドライブラッシュの機動力の低さを牽制力でカバーしやすいですし、コマンド投げもリーチが長く、中距離から打撃or投げを押し付けていける点も強力です。

また、立ち強Pにはダメージを防ぐアーマーが付加されているので、無理にでも相手に触りに行き、積極的に攻めるきっかけ作りも狙っていけます。

3.コマンド投げが強力


https://gamerszone.jp/post/12158

ザンギエフは打撃技のダメージも低い部類ではありませんが、突出して高いダメージを出せるのがコマンド投げです。

最もダメージが低い「ツンドラストーム」でも2,400、次点で低い「弱スクリューパイルドライバー」でも2,500と高いダメージを叩き出せます。

さらに「強/ODスクリューパイルドライバー」の場合、3,300/3,400ダメージを与えられるため、体力10,000の相手に対して1/3削ることが可能です。

また、空中でのみ打てる「ボルシチダイナマイト」、遠距離から届く「シベリアンエクスプレス」も2,700~3,000など、ダメージ量が軒並み高めに設定されています。

コマンド投げは投げ抜け不可で当てればダメージを稼ぐことができるので、ザンギエフで勝つならコマンド投げを当てる立ち回りを磨きましょう。

コマンド投げを当てるとSAゲージも大きく増加するため、ゲージ状況でも有利に立ちやすい点も強力です。

3. ザンギエフの弱み


https://gamecored.com/street-fighter-6-muestra-gameplay-entre-zangief-y-marisa/

ザンギエフは体力総量11,000とトップクラスに多く、ダメージが高い投げ技で体力を削りやすいキャラクターです。

しかし、明確な強みが存在している反面、致命的とも言えるデメリットも当然あり、強みを活かして勝つためには弱みもしっかりと理解しておくのが重要です。

そこでここでは、ザンギエフを使うにあたって絶対に把握しておきたい弱みを解説します。

1.移動速度が遅い

ザンギエフは体力量が最も多く、強力な投げ技で致命的なダメージを狙えるロマン砲と言えるポテンシャルを秘めています。

しかし、通常時の移動速度が非常に遅く、相手に距離を取られやすいですし、移動速度が遅くて距離も詰めにくいです。

プロレスラーキャラでありながら中距離でも戦えるのは強みですが、それでも相手のキャラクター次第では中距離戦闘に持ち込むことも厳しいでしょう。

ザンギエフで貪欲に勝ちを狙うなら、相手との距離感を常に意識し、移動速度の遅さが後手に回らないように意識するのがベストになります。

2.遠距離攻撃に滅法弱い

ザンギエフは近~中距離で刺せる打撃と投げ技を持っているため、中距離までなら容易に戦っていけるキャラクターです。

しかし、波動拳のような遠距離攻撃やサイコマインのような地雷式攻撃等は持っておらず、遠距離から間合いを詰める手段もありません。

つまり、ザンギエフの投げ技に対して遠距離攻撃1つで対策されやすく、ガードで防ぐことはできてもカウンターに転じることもできません。

また、ザンギエフは移動速度も遅いため、移動速度が速い相手に間合いをコントロールされ、苦手な遠距離に持ち込まれやすい点も弱みです。

3.勝敗のギャンブル性が強い


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ザンギエフは打撃技の威力もそれなりに高く、投げ技に至っては1回で相手体力を3割前後削ることができ、読み勝てば大きなアドバンテージが得られます。

読みを通して投げが決まるだけで相手にとっては大きなプレッシャーとなりますが、これはあくまでも読み勝てた場合の話です。

ザンギエフの場合、遠距離攻撃という選択肢が基本的に無く、近~中距離に持ち込んで打撃or投げの選択で勝負するしかありません。

つまり、打撃を選んで防がれたり、投げを選んで対策されると一方的に体力を削られてしまい、窮地に立たされてしまうキャラクターでもあります。

ザンギエフは読みで勝ち続けるか、それとも負け続けるかという勝負が基本になるため、読みが通らなくても折れないメンタルも重要です。

4. まとめ

ザンギエフは投げ技一発で大きなダメージを与えやすい反面、速度の遅さや遠距離への対処の難しさなど、致命的な弱みも抱えるキャラクターです。

ですが、投げ技を全て通して完封できたときの快感は凄まじく、ロマンキャラにふさわしいポテンシャルを秘めているので、本記事を参考にチャレンジしていただければ幸いです。