
モンスターハンターワイルズ 狩猟笛は実は難しくない! 解説と使い方講座
https://jp.ign.com/monster-hunter-wilds/75110/gallery/summer-game-fest-2024?p=8
モンスターハンターワイルズには計14種の武器があり、戦闘スタイルが大きく異なります。
扱いやすさや慣れやすさは武器によってさまざまですが、今回紹介する狩猟笛は扱いにくく、慣れるまでにも時間がかかる武器です。
ですが「味方に狩猟笛がいたおかげで戦いやすかった」と感じたこともあると思いますし、触ったことが無いけどチャレンジしてみたいと思う方もいるでしょう。
そこで本記事では、狩猟笛の基礎を解説しつつ、使い方も紹介します。
1. 狩猟笛の基本について

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狩猟笛を使いこなすためには基礎をしっかり理解するのが重要ですが、狩猟笛は旋律や響玉をはじめ、独自の要素が多くて複雑です。
今作から追加された要素も複雑に絡み合ってくるため、過去作で狩猟笛を使用していた方でも最初は戸惑うほどです。
初心者にはなおさら扱うハードルが高いですが、しっかり基本を押さえておけば実は簡単に扱えるようになります。
そこでここでは、狩猟笛の基本を解説します。
1.旋律を作る方法

https://altema.jp/mhwilds/huesenritsu
狩猟笛は基本攻撃や連携で相手を叩いて攻撃しますが、攻撃時に押しているボタンorキーによって音色が発生します。
PS5コントローラーで説明しますが、△ボタン攻撃=音色1、〇ボタン攻撃=音色2、△+〇ボタン同時押し攻撃=音色3です。
攻撃はヒットの有無にかかわらず、攻撃を行うだけで音色が発生するので、慣れないうちは安全な位置で音色を発生させ、旋律を組み上げてから戦うのも手段になります。
なぜ旋律を組み上げる必要があるのかについてですが、後述する奏撃(演奏攻撃)で組み上げた旋律を消費するためです。
また、こちらも後述しますが、響玉を設置する際は攻撃モーション無しで旋律を組み上げることもできます。
ちなみに組み上げた旋律は最大3つまでストックでき、4つ以上旋律を組み上げると古い旋律から上書きされる仕様です。
2.旋律の種類
狩猟笛の旋律は武器属性等に大きく左右されており、例えば回復性能が高い狩猟笛なら回復効果アップや即時回復旋律を演奏可能です。
火属性武器なら火属性攻撃強化バフを演奏でき、麻痺属性なら状態属性攻撃強化バフを演奏できます。
また、防御力アップ大or小や攻撃力アップ大or小など、純粋なステータスアップ効果を持つ旋律を備えた武器もあります。
旋律によって音色1~3の組み合わせは変化しますが、基本的に音色3~4つ=1旋律が基本のため、ひたすらに音色を重ねなくて大丈夫です。
演奏時に切れ味を回復させる旋律、風圧や咆哮大に耐性を与える旋律、状態異常や属性やられを無効化する旋律など、多彩なバフで自他共にサポートできるのが強みです。
3.特殊演奏

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特殊演奏は豊富な種類がある基本旋律とは違い、「相殺の調べ、響鳴の調べ、生命の調べ」の3種類しかありません。
ですが、どれも基本旋律には備わっていない強力な性質を持っており、常に組み上げてストックしておきたい旋律です。
基本旋律は3種類しかストックできず、古い順に上書きされる仕様ですが、特殊演奏は基本旋律とは別枠でストックされるため、組み上げておくと常に保有できます。
ちなみにどの特殊演奏も旋律は音色1~3を4つ組み合わせた旋律です。
相殺の調べはタイミング良く当てて攻撃を打ち消すことができ、生命の調べは演奏時に自信を含めたパーティメンバーの体力を大きく回復させられます。
響鳴の調べは高威力で多段ヒットし、貫通効果+フィニッシュブローも備えた、火力特化型の旋律です。
4.響玉

https://altema.jp/mhwilds/huesenritsu響玉はPS5コントローラー基準でR1+×ボタンで使用でき、自身を中心としたサークル上のフィールドを発生させることが可能です。
響玉のサークル内にいると決められたバフ効果を受けることができ、受けられるバフは武器によって変化します。
体力やスタミナ継続回復、攻撃&会心率アップ、状態異常&属性やられ無効など、さまざまなバフを響玉の中にいるだけでパーティメンバー全員が受けられます。
また、響玉の設置中は無防備になるものの、音色入力を受け付けてくれるため、響玉の設置中に響周波やバフ旋律のストックを増やしていけるのも強みです。
響玉はバフ効果や旋律ストックが効率的に行えるだけでなく、狩猟笛のあらゆる攻撃に共鳴し、響玉の範囲内にいるモンスターに追加ダメージを与えてくれます。
響玉は初期状態で3つまで設置でき、時間経過で1つずつストックされる仕様のため、ストックされるたびに更新していくのがベスト。
5.火力旋律は響周波

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各武器で旋律効果が異なると解説しましたが、1種類だけ共通して保有している旋律が響周波です。
響周波は音波でダメージを与える旋律であり、攻撃属性は龍属性笛なら響周波【龍】、毒属性笛なら響周波【毒】といった形で属性が変化します。
響周波も3つまで旋律ストックが可能なため、バフ旋律を掛けた後は常に響周波旋律のストックを意識し、隙があるタイミングで響周波を多用するのがベスト。
響周波旋律も響玉の範囲内なら追加ダメージが発生するため、響玉で響周波旋律を重ねて響周波を使用しましょう。
ちなみに響周波は会心率の影響を基本的に受けませんが、響周波【斬】だけは会心率の影響を受けます。
装備構成が会心率に特化している場合は響周波【斬】を持つ笛を採用するのもおすすめです。
2. 狩猟笛の立ち回り方
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これまでに狩猟笛の基本仕様を解説しましたが、狩猟笛は移動速度が遅いですし、ガード性能も持ち合わせていません。
加えて、響玉設置のように無防備な状態になることも多く、スキルの構成や立ち回り方が重要になる武器種です。
狩猟笛を難しくさせる大きな要因は基本仕様だけでなく、立ち回りの難しさもあり、上手く扱うためには要点を押さえておくのが大切です。
そこでここでは、狩猟笛の基本となる立ち回り方、そして生存と火力に繋がるおすすめスキルを紹介します。
1.回避しながら可能な限り頭を狙う
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狩猟笛はハンマーと同じくスタン値の高い武器種であり、頭に攻撃を当てるとモンスターをスタンさせやすいです。
スタン状態は攻撃のチャンスであり、狩猟笛の場合は響周波3連撃を積極的に狙いたい場面です。
ただし、狩猟笛はガード性能を持ちませんし、相殺アクションも武器次第では使用できないため、基本的に回避行動で攻撃をいなす必要があります。
調子に乗って頭を殴り続けると大ダメージを受けるといったケースも多いため、大技を避けて隙ができたタイミングで頭を狙うスタイルがベストです。
2.響玉の設置はタイミングを狙う
響玉は狩猟笛にとって重要なダメージ源ですし、範囲内のパーティメンバーにもバフを与えられるので、モンスターに重なるように積極的に設置しなければいけません。
ですが、響玉の設置中は音色入力を受け付けてくれる反面、少しの間無防備な状態となるため、安易に置こうとすると被弾のリスクが伴います。
設置中に被弾すると設置が中断され、再度設置しないといけませんし、無駄な手間と時間を消費するため、響玉の設置はタイミングを狙うのが大切です。
例えば大技の攻撃直後で隙のあるタイミング、麻痺や罠にかかったタイミングなど、安全に設置+音色をストックできるタイミングがおすすめです。
3.慣れないうちは回避性能を上げる
モンスターハンターワイルズではジャストガードや相殺アクションが追加され、多くの武器種でガード性能が強化されています。
しかし、狩猟笛はガード性能を持たず、相殺アクションも相殺の調べが使える笛でなければ使用できないため、基本的には回避で敵の攻撃を避ける立ち回りです。
回避行動自体は抜刀状態でも行えるものの、3回連続で行う攻撃やディレイ攻撃等も正確に見切り、タイミング良く回避しなければいけません。
そこで有用なスキルとなるのが回避無敵時間を延長する「回避性能」、回避距離を延ばす「回避距離アップ」です。
回避性能があれば回避による無敵判定が長くなるため、多少タイミングがズレても回避しやすく、生存率をグッと引き上げてくれます。
回避距離アップは回避時に移動する距離が延びるため、回避しながらモンスターとの距離を詰めやすくなり、反撃に転じやすくなります。
4.ソロとマルチで立ち回りを変える
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ソロでモンスターと戦う場合、ヘイトは自分かオトモアイルーにしか向きませんが、マルチの場合はパーティメンバーにヘイトが分散します。
ソロの場合、確実に回避で攻撃を躱しつつ、集中弱点攻撃やスタンを狙っていき、ダウン等で隙ができた際に高火力を叩きこむのがベストです。
逆にマルチの場合、味方が上手ければ火力特化の立ち回りで良いですが、味方が慣れていない場合は支援特化に切り替えるのも手です。
味方が3回倒れてしまうとクエストは失敗となるため、味方が倒されないように回復や状態異常無効等でサポートしましょう。
モンハンワイルズはメインとサブ武器で2本持ち込めるため、火力特化笛と支援特化笛の2本を持ち、臨機応変に使い分けるのがおすすめです。
3. まとめ
狩猟笛は慣れるまでは確かに扱いが難しい武器種ですが、サポート+火力の双方で活躍できる可能性を秘めた優秀な武器です。
武器によって異なる旋律を覚えたり、実践における立ち回りはハードルが高いですが、楽しめることは間違いなく、ぜひ挑戦していただければ幸いです。