【VALORANT】世界ベスト3!日本チーム初の快挙を成し遂げたZETA DIVISIONの軌跡【ZETA DIVISION】
公開日: 2022/5/16
日本のVALORANTシーンを引っ張る国内トップの人気と実力を誇るのが彼ら『ZETA DIVISION』。
先日行われた 『VCT 2022 Masters Stage1』で世界ベスト3という快挙を成し遂げた彼らの歩んできた軌跡を、今回は追ってみようと思います。
先日行われた 『VCT 2022 Masters Stage1』で世界ベスト3という快挙を成し遂げた彼らの歩んできた軌跡を、今回は追ってみようと思います。
1. 日本のトップチーム 『ZETA DIVISION』とは
https://esports-world.jp/images/upload/2022/03/24f9773eb2b26b0a997af31ac8d56f41.jpg
『ZETA DIVISION』は元々CSGOというFPSタイトルで活躍するチーム『Absolute』がVALORANTへそのまま移行してきたチームです。
現在ではチーム名も一新され、多くのスポンサーやファンがついている彼らですが、最初から今の様な高い人気や知名度を持ったチームだったわけではありません。
CSGO時代は国内での盛り上がりがそこまでなかった事もあり、CSGOをプレイする一部の方の間で有名なだけのチームでした。
今ではVALORANTの盛り上がりもあり、国内で優秀な成績を収める彼らは日本中から注目され、大きな人気を得るまでになりました。
また今回の国際大会『Masters』でベスト3という快挙を成し遂げたことで、世界中から注目されるBIGチームへと成長していきました。
1-1. 『ZETA DIVISION』チームメンバーはこちら
1-2. 様々な苦難を乗り越え、現在の形へ
VALORANT初期の頃、国内最強チームと謳われていた彼らはその評判通りの実力を日本国内に知らしめます。
国内大会ではほぼ負け知らずだった彼らですが、1歩アジアという広い世界へ出るとなかなか結果が出せない日々が続きます。
イベント試合ではあった日韓戦では日本代表として出場した彼らですが、結果は0-2で敗北。
初の大きめの国際大会ではグループステージは突破するもののプレイオフでは1回戦敗退、韓国の強豪チームを相手にまたしても敗れベスト3という結果に。
またVALORANTシーンが進むにつれ徐々に国内のレベルも上がり、国内大会で優勝できないこともしばしば。
国内で一番のライバル関係と言える「Crazy Raccon」相手には負けが続き国内最強の座も明け渡す形となります。
しかしようやくVCT2021 Challengers playoff という国内予選最終決戦でリベンジを果たした ZETA DIVISION は、初の『Masters』に出場を決めることが出来ました。
ようやく念願の国際大会に出場できた彼らですが結果は惨敗。
全2試合、合計5MAPを戦い取れたMAPは1つだけという辛い結果が残りました。
なんとかリベンジを果たしたい彼らでしたが、シーズン最大のトーナメント『CHAMPIONS』にはサーキットポイントでわずかに及ばず日本からは「Crazy Raccon」が出場。
APACの予選を勝ち上がれば出場のチャンスがあったものの彼らは、出場を辞退するという形を取ります。
その理由は「2022年のVCTで世界と戦えるチームを作るため」という前向きなもので残念という声は多かったものの ZETA DIVISION はまだ世界と戦う事をあきらめていないという心の声が聞こえたように感じうれしく思った事を覚えています。
そして現在の 新生「ZETA DIVISION」が誕生します。
そんな彼らは今年国内大会では無敗で勝ち進み Masters への出場権を獲得。
そして Masters ではベスト3という日本のFPSシーンでは初めての世界TOP3入りという快挙を成し遂げました。
国内大会ではほぼ負け知らずだった彼らですが、1歩アジアという広い世界へ出るとなかなか結果が出せない日々が続きます。
イベント試合ではあった日韓戦では日本代表として出場した彼らですが、結果は0-2で敗北。
初の大きめの国際大会ではグループステージは突破するもののプレイオフでは1回戦敗退、韓国の強豪チームを相手にまたしても敗れベスト3という結果に。
またVALORANTシーンが進むにつれ徐々に国内のレベルも上がり、国内大会で優勝できないこともしばしば。
国内で一番のライバル関係と言える「Crazy Raccon」相手には負けが続き国内最強の座も明け渡す形となります。
しかしようやくVCT2021 Challengers playoff という国内予選最終決戦でリベンジを果たした ZETA DIVISION は、初の『Masters』に出場を決めることが出来ました。
ようやく念願の国際大会に出場できた彼らですが結果は惨敗。
全2試合、合計5MAPを戦い取れたMAPは1つだけという辛い結果が残りました。
なんとかリベンジを果たしたい彼らでしたが、シーズン最大のトーナメント『CHAMPIONS』にはサーキットポイントでわずかに及ばず日本からは「Crazy Raccon」が出場。
APACの予選を勝ち上がれば出場のチャンスがあったものの彼らは、出場を辞退するという形を取ります。
その理由は「2022年のVCTで世界と戦えるチームを作るため」という前向きなもので残念という声は多かったものの ZETA DIVISION はまだ世界と戦う事をあきらめていないという心の声が聞こえたように感じうれしく思った事を覚えています。
そして現在の 新生「ZETA DIVISION」が誕生します。
そんな彼らは今年国内大会では無敗で勝ち進み Masters への出場権を獲得。
そして Masters ではベスト3という日本のFPSシーンでは初めての世界TOP3入りという快挙を成し遂げました。
1-3. Absolute JUPITER時代
https://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/list/1245/043/0.jpg
彼らの始まりはこの「Absolute」からです。
CSGO時代には国内最強の名をほしいままに、しかし国際大会では思うように結果が残せない辛い時代とも言えるでしょう。
彼らはVALORANTがリリースされると同時にチームメンバー全員がVALORANTへ移行。
ここでも国内最強の称号に相応しい結果をVALORANTでも残します。
しかし徐々にVALORANTの盛り上がりと共に国内にも彼らを食らう勢いのチームが現れ始め、王座が揺るぎます。
1-4. ZETA DIVISIONに名前も一新、第2章が始まる
https://valorantnews.jp/wp-content/uploads/2021/09/ZETA_ANNOUNCE_VALORANT_210709.jpg
2021年7月に行われたVCT Japan Stage3 Challengers の大会期間中に彼らは名前を一新、新たに「ZETA DIVISION」として活動することになります。
ここでは新戦力makiba選手を加えた6名体制で大会に臨むことに。
ZETAとして初の舞台では国内のライバルチーム「Crazy Raccon」「Northeption」「FENNEL」を抑え見事に優勝、国内王座返り咲きを果たします。
しかし続く国際大会「Masters」ではKRU Esports(LATAM)に2-1、Keyd Stars(BR)に2-0 と1勝もできないまま彼らの Mastersは終了。
世界との壁を感じざるを得ない結果となってしまいました。
一方で同大会に出場していたもう一つの日本チームCRは初戦EMEAの強豪Gambitに2-0、取れたラウンド数はわずかに2ラウンドという圧倒的大差での敗北。
これを見たときは世界との差はここまであるのかと、絶望した方も多いでしょう。
そんなCRはここから奮起しMasters初勝利をHavan Liberty相手にもぎ取ります。
続くグループステージ最終戦では初戦を惨敗したGambitと再戦、結果は2-0でしたが試合内容はOT(オーバータイム)まで続く接戦で世界中から賞賛の声を受けます。
可能性を感じることが出来たCR、一方で全くと言って良いほど結果が出なかったZETA。
彼らにとっては悔しい思いが多く残る国際大会となったことでしょう。
2. 新たなメンバーを加えた新生『ZETA DIVISION』の活躍
https://zetadivision.com/wp-content/uploads/2021/11/ZETA_ANNOUNCE_VALORANT_211201-1-1024x576.jpg
2022年のVCTへ向けどこよりも早く世界で勝つためのチーム作りを始めた ZETA DIVISION は新たな戦力となるDep(元REJECT)、SugarZ3ro(Northeption)、TENNN(Northeption)を加え練習を開始。
平均年齢が一気に若返ったZETAの快進撃はここからはじまります。
3. 国内大会を負けなしで世界に旅立つ
この新生「ZETA DIVISION」の初お披露目となったのは、2022年最初の VCT japan stage1 Challengers。
Week1 Open Qualifier、Main Eventと着実に勝ち上がり危なげなくプレイオフへ進出。
プレイオフでも順当に勝ち上がり、グランドファイナルでは宿敵「Crazy Raccon」との再戦。
実は今大会で彼らとは3度目の戦いとなりましたが、しっかりとここでも勝利し無敗で国内大会を駆け上がりました。
Week1 Open Qualifier、Main Eventと着実に勝ち上がり危なげなくプレイオフへ進出。
プレイオフでも順当に勝ち上がり、グランドファイナルでは宿敵「Crazy Raccon」との再戦。
実は今大会で彼らとは3度目の戦いとなりましたが、しっかりとここでも勝利し無敗で国内大会を駆け上がりました。