【VALORANT】今日本で一番熱い大会『第1回 CRカップ VALORANT』をがっつり紹介!【後編】
今回は前編で参加メンバーの紹介をさせて頂いた『第1回CRカップ VALORANT』の大会概要と一部試合内容の紹介記事となっています。
2日間にわたり戦う今大会は配信アーカイブもそれに伴い長時間なものとなっているため、見る時間がないという方はぜひこちらの記事で大会内容をチェックしてみてください。
最近ではVALORANTを配信をするストリーマーが増え、国内でも徐々に人気を高めているこちらのタイトル。
今後もこういった大会やイベントを通じて界隈を盛り上げていってもらいたいところです。
1. 多くのプロ選手やFPS実力者の集うCRカップ
大会の名の通りCrazyRaccoonの現役プロ選手からストリーマーはもちろんのこと、日本トップのプロ選手も数多く参加するのがこちらの大会。
インフルエンサーが参加するカジュアルな大会かと思いきや、プロ以外にも実力者揃いのかなりガチな大会となっており、見ごたえバッチリ。
ただし現役プロ選手はゲームバランスをとるために特別ルールが設けられており(ルール詳細は後ほど)強いプレイヤーの独壇場にならないような工夫もされています。
2. CRカップ』大会概要
2-1. 大会日程
まずは日程ですが、今大会ではDAY1、DAY2と2日間にわたり大会が開催されます。
Day1:6/5(土) 16:00~
Day2:6/6(日) 16:00~
2-2. 大会ルール
- 競技シーンで活躍するプロ選手をリーダーとし、事前のドラフト指名により決定した10チームで戦います。
- 大会形式:Bo1、Bo3複合のダブルエリミネーション形式のトーナメント戦。
- リーダー(プロ選手)の制限:使用武器はサイドアームのみ(ピストル系のみ)、使用禁止エージェントあり(ジェット、レイズ、レイナ、ヨル、フェニックス、オーメン、スカイ、ブリーチ)
- マップはブリーズを除く5マップで行われる。
- その他ルールはVCTに準拠する。
2-3. 大会賞金
参加賞:オリジナルTシャツが参加者全員に配布
優勝賞金:200万円とセットアップ
3. 気になる試合内容は・・・
ここからは気になる試合内容の一部をご紹介していきます。
すべての試合を紹介したいところではありますが、試合数が多いためLOWER FINAL、GRAND FINALの2試合みの紹介となりますのでご了承ください。
3-1. LOWER FINAL
ロワ―ファイナルを戦うのはアッパーでの再戦となる『ヒロント』VS『Mercury』のBo3となります。
スクリムでも試合をこなしておりその際もヒロントが敗北しているため3度目の正直となるか各チームを追っている視聴者にとっては見どころの多い試合でしょう。
Bo3の1戦目はアセント。アセントを得意とするヒロント側のピックとなるこちらのマップはアセントの練習を多くしていたヒロントがやや有利にも見えます。
そしてなによりここからはBo3のため1戦目、2戦目を連取するとその時点で勝利となり、3戦目を戦わなくてもよくなるため1戦の重みがより高くなっています。
最初のハンドガンラウンド、続くセカンド、サードラウンドをヒロントが取り3-0と前半戦の序盤はヒロントがペースを掴みます。
その後も流れはヒロントが掴み続け夏代孝明の使うジェットオペレーターを上手くかわしながらラウンドを取得。
8-2で依然リードはヒロントで試合は進みます。ここで試合を有利に進めるヒロント側がタイムアウト。
万全の体制で前半戦を折り返す準備 をしっかりと整えるこのタイムアウトからは絶対に勝つという強い意思を感じますね。
前半戦最終ラウンドを何とかMercuryがとり9-3で折り返します、しかし後半のピストルラウンドを取られるといよいよ後がなくなるMercury。
なんとしても取りたいラウンドでしょう。しかし後半ハンドガンラウンド、続くセカンドともにヒロントが拾い後がなくなるMercury。
エコラウンドとなった後半サードラウンドを夏代孝明がシェリフでエースを取り窮地を救います。
しかし奮闘もそこまで、残りラウンドをきっちりと2つ取り1戦目アセントを13-4でヒロントが取りました。
続く2戦目のマップはヘイヴン。もう後がないMercuryとしては絶対に落とせない1戦となります。
1戦目とは逆に今度はMercuryがハンドガンラウドを取得し勢いに乗りたいところでしたが、続くセカンドバイラウンドをヒロントJasperが奮闘しラウンドをとられてしまいます。
前半戦序盤の流れに乗るのはまたしてもヒロント。しかし5ラウンド目でAlphaAzur、Kamitoのジャッジ(ショットガン)が刺さりなんとか流れを断ち切り3-3まで返します。
前半戦中盤は一進一退の攻防が続きラウンドカウントは5-5と依然差は生まれません。ヒロントはここでタイムアウト。
しっかりとタイムアウトを使うヒロント側コーチであるXQQはさすが本職と言わざるを得ません。前半戦を6-6で折り返し、どちらも一歩も譲らない試合展開となった2戦目ヘイヴン。
後半戦最初のハンドガン、セカンドラウンドを取ったのはMercury。サードラウンドもあわよくばとれそうなところでしたが、胡桃のあが窮地を救い何とかラウンドを取ったのはヒロント。
後半4ラウンド目では100点満点のスキル合わせでAサイドのリテイクを成功させるヒロント。後半戦に入っても10-10と激しい戦いが続きます。
しかしもう負けられないMercuryが意地を見せ2マップ目ヘイヴンを13-10の接戦を制し第3マップへ繋げます。
LOWER FINAL最後の試合はバインド。最初の大事なハンドガン、センカンドラウンドを取るのはまたしてもヒロント。
絶対に落としたくないサードラウンドはしっかりとMercuryが取り、ラウンド取得数は1-2。その後のラウンドはヒロントが拾い1-4とまたしても苦しい試合展開となるのはMercury。
6ラウンド目ではMercuryが防衛の要オペレーターを出すも流れに乗るヒロントは止められません。そのまま試合は進み2-10と圧倒的有利で前半戦を折り返すのはヒロント。
後半戦最初のハンドガンラウンドを落とすと絶望的状況になってしまうMercuryですが、なんとかハンドガンラウンドを取得。
3-2. GRAND FINAL
CRカップ決勝戦となるGRAND FINALの対戦カードは、LOWER FINALで雪辱を晴らし勢いに乗るヒロントが決勝へ駒を進め『ヒロント』VS『人を食べます』となります。
大事なBo3 1戦目のマップはヘイヴン。初対決となるお互いのチームですが、スクリム時の成績は対照的な両チーム。
一週間という短い練習期間の中最初は思うような結果を残せなかったのがヒロント。対する※人を食べますはスクリム時からかなりの好成績でここまで登ってきたチーム。
この決勝戦という舞台は、対極のチームが戦うには最も相応しい舞台と言えるでしょう。
まず前半戦ハンドガン、セカンドラウンドと取るのは※人を食べます、ヒロント側は絶対に落としたくないサードラウンドですが、※人を食べますのチームリーダーLAZがヒロントのキルリーダーJasperをウルトで落とします。
更に一人落とされ人数不利となってしまったヒロントはセーブの判断。序盤から甘える事のない両チームのプレイはまさしく決勝戦に相応しい試合と言ってもいいでしょう。
ヒロント側は少し厳しい試合展開となりますが、そこを返すのはやはりこの人Jasper。エースでラウンドを取得しチームに勢いを与え、ラウンドカウントは2-4。
8ラウンド目に差し掛かるところでタイムアウトをとるのはヒロント。Jasperのエースとタイムアウトでしっかりと建て直せたヒロント側は4-4まで返します。
シーソーゲームが続くGRAND FINAL 1戦目。前半最終ラウンド前に※人を食べますもタイムアウトをとります。そして前半ラストラウンドはヒロントが押さえ6-6で折り返しとなりました。
後半戦はヒロント側がハンドガンラウンドを取り逆転に成功します。そのままセカンドもしっかりと取得するヒロントですが※人を食べますもキッチリ、サードラウンドを返し後半戦でも一進一退の攻防が続きます。
10-7とヒロントがリードを広げたところで※人を食べますのタイムアウト。※人を食べますとしてはこのタイムアウトで流れを変えたいところですね。
しかし12-7で最初にマッチポイントに到達したのはヒロント。あとの無い※人を食べますは絶体絶命の窮地で絶望のエコラウンド。
しかしこのエコラウンドを何とか取得し次ラウンドへつなげる※人を食べます。
そして21ラウンド目ヒロント側は胡桃のあ一人、相手はLAZ、はつめという1v2の状況でなんとクラッチしたのは胡桃のあ。
今日一番の盛り上がりを魅せ、最初のマップヘイヴンを勝利で納めたのはヒロントとなりました。
続く2マップ目はバインド。優勝に王手をかけたヒロントとしては、できればここで決めたいところでしょう。
試合序盤は※人を食べますがハンドガン、セカンドとラウンドを取り有利を作ります。続くサードラウンドはしっかりとヒロントが押さえ、お互いに一歩も譲らない試合展開は1戦目と変わらずといったところ。
しかしその後のラウンドを連取するのは※人を食べます。 カウントは4-2となりお互いのフルバイラウンドへ。
その後はヒロントがラウンドを取り返し5-4となります。シーソーゲームとなっていた前半戦ですがここから一気に※人を食べますがラウンドを連取。
8-4での折り返しとなりヒロント側としては苦しい試合展開となりました。
後半戦でもその勢いは止まらず、なんと後半ストレートでラウンドを取り切り終わってみれば13-4という大差で※人を食べますが2マップ目を勝利します。
運命の第3マップはアセント。ヒロントが最も得意とするマップでの最終戦となります。
前半戦最初のハンドガンラウンドを取るのはまたしても※人を食べます。序盤の流れをつかみます。
しかしサードラウンドはしっかりと
4. 大会順位/試合結果はこちら
今大会の最終結果は以下の通りです。
1位 ※人を食べます 4勝0敗
2位 ヒロント 5勝2敗
3位 Mercury 2勝2敗
4位 Untidels
5位 もう大丈夫
6位 ハイカロリー
7位 悪のbarce軍団
8位 SOVA全一
9位 mtmtHs
10位 アスパラノイア
5. まとめ
いかがだったでしょうか?ここで紹介できなかった試合、本配信で映らなかった裏の試合もあり各チームのドラマをそれぞれの配信で追ってみるのもこの大会を楽しむ一つの方法です。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。