BF2042 Ver 0.2.1配信と現在の最強

公開日: 2021/12/1

Battlefield 2042は、2021年11月12日(金)からアーリーアクセスが開始されています。

アーリーアクセスでは、様々なバグや問題が判明しています。

Battlefield 2042の開発元のDICEは、毎日のように小規模な更新や修正を行っている状態です。

また、今後1が月以内に大規模なアップデートと修正パッチの配信を行うようです。

大型アップデートに先駆け、2021年11月18日(木)に数多くの問題を修正するアップデートが配信されました。

1. アップデート内容

今回のアップデートは、武器バランスの調整などは含まれていないようです。

フォーマンスの安定化やバグ修正などの問題の修正に重点を置いています。

  • All-Out Warfare(BF2042近未来戦)でラウンド終盤に頻発していた異常なラグの発生率低下を目的としたサーバーアップデート
  • マップ「Breakway」をプレイしている際の異常なカクつきの発生率を減少
  • マップ「Breakway」のサイロを爆破した際のサーバーパフォーマンス低下の発生率を減少
  • 味方のプレイヤーIDが正しく表示されるように修正
  • ボリスのマスタリーでアンロックできるスキン「Little Green Men」を「Gator」へ変更
  • Battlefield Portalのチームデスマッチがランダムスポーンで開始されるよう変更
  • Battlefield Portalでフリーフォーオールのプリセットを使用したカスタムゲームでAIが正しくスポーンするよう対策
  • PC版でハザードゾーンでのスペシャリスト選択をマウスで出来るよう修正
  • ハザードゾーンで稀にラウンド終了処理が上手く処理されない問題を修正
  • ハザードゾーンで存在しないプレイヤーがミニマップに表示されてしまう問題を修正
  • ハザードゾーンでプレイヤーの脱出ストリークが正しく更新されていなかった問題の修正

2. 既存のバグ・問題(修正済み含む)

今回のアップデートでは、ゲームやサーバーのパフォーマンス改善、進行不能バグの修正などが主になっていました。

しかし、現時点で判明しているゲームバランスに大きな影響を与えるバグはたくさんあります。

2-1. ホバークラフト

ホバークラフトは、Battlefield 2042の発売前トレーラーで存在感のあるビークルの1つでした。

2021年11月18日(木)現在、ホバークラフトは様々な場面で猛威を奮っています。

なんとこのホバークラフト、重力を無視して壁を登れてしまうのです。

https://twitter.com/yagi_ogg/status/1459406211783151617

このバグを使用することでホバークラフトを使えば高いビルの目標まで簡単にアクセスできてしまいます。

また、ホバークラフトは軽装甲者に分類さて装甲が施されています。

そのため、歩兵では対処することが難しいのです。

ホバークラフトは、今後のアップデートで弱体化修正が予定されています。

2-2. 武器ダメージ


Battlefield 2042は武器のダメージ調整に問題を抱えています。

特に、アサルトライフルとサブマシンガンのダメージ調整が大きな問題でしょう。

有志の方が検証した結果、サブマシンガンの方がアサルトライフルよりもダメージ減衰が緩い事が確認されています。

2021年11月18日(木)時点でのAK-24とPP-29のダメージ減衰は以下の様になっています。


「AK-24(アサルトライフル)」

距離(メートル) 0~10m : ダメージ  26

距離(メートル) 10~50m : ダメージ 22

距離(メートル) 50m~ : ダメージ 18


「PP-29(サブマシンガン)」

距離(メートル) 0~20m : ダメージ 26

距離(メートル) 25~48m : ダメージ 22

距離(メートル) 48m~ : ダメージ 18


明らかに、サブマシンガンであるPP-29がAK-24よりも優れたダメージ減衰を有している事が分かりますね。

普通にプレイしていても気づく問題なので、近いうちに修正されることでしょう。

2-3. 弾抜け・ウェポンブルーム

Battlefield 2042のアーリーアクセスをプレイしていて、キルまでに異常な時間がかかると感じた人も多いでしょう。

その原因は弾抜けやウェポンブルームが異常に拡散しているせいかもしれません。

「弾抜け」とは、発射された弾が敵にヒットしているにも関わらず、ダメージ判定が出ない問題を指します。

「ウェポンブルーム」とは、狙っている場所からズレた方向に弾が飛んでいく問題です。

この問題は、既にDICEも認識しており、近いうちに修正される予定です。

2-4. コントローラ設定がマウス加速に影響

マウス加速といえば、PCのキーボード・マウスでプレイするプレイヤーは避けたい設定です。

Battlefield 2042では、コントローラ用の設定がマウス設定に影響を及ぼし、マウス加速が有効になる問題が発生しているようです。

修正方法は「オプション」の「コントローラ」タブ内にある以下の項目の数値を全て0に設定するだけです。

  • 照準アシスト(兵士)
  • 照準アシストのズームスナップ感度
  • 照準加速(左/右)

2-5. DLSS、RTXが正しく動作しない(修正済み)

https://www.nvidia.com/ja-jp/

Battlefield 2042のアーリーアクセスでは、Nvidia GeforceのDLSSとRTX(レイトレーシング)が正しく動作していませんでした。

2021年11月17日(水)に、Battlefield 2042に最適化されたNvidia Geforceグラフィックドライバがリリースされました。

こちらのドライバをインストールすることで、DLSS、RTXは正しく動作するよう修正されています。

また、ゲーム内で発生していたカクつきなどのパフォーマンスもいくつか改善されます。

Battlefield 2042をプレイする人は、Nvidia Geforceグラフィックドライバを更新しておきましょう。

Nvidia GeforceグラフィックドライバはGeforce Experienceからダウンロード、更新ができます。


「Nvidia Geforce Experience」

https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/geforce-experience/

2-6. 無敵のバリスティック・シールド(修正済み)

Battlefield 2042に登場するスペシャリスト「ドーザー」が使用できる専用ガジェットに「SOB-8 バリスティックシールド」があります。

バリスティックシールドは本来、構えることで銃弾を弾くように設計されたシールドです。

しかも、シールドを構えていれば無敵になるというバグも発生していました。

また、銃弾だけでなくM5無反動砲、グレネード、戦車砲までもノーダメージにしてしまうというありさまでした。

バグ発覚後、DICEは修正完了までドーザーからバリスティックシールドを没収する対応を取りました。

数日後、バリスティックシールドの修正が完了し、現在はバリスティックシールドはドーザーの手元に戻っています。

2-7. 近接センサー(センサーグレネード)

ベータの時点でも猛威を振るった「近接センサー」にバグがあるとして、2021年11月18日(木)現在、ゲームから無効化されています。

近接センサーはグレネード枠の武器で、投げ込んだ周囲の敵を自動的にスポットしてくれます。

あまりにも多くの近接センサーが投げ込まれ負荷がかかり、サーバーパフォーマンスに悪影響を与えている可能性があるようです。

サーバーに負荷をかけない修正を受け、近日中に復活すると思われます。

3. 現時点での最強武器

Battlefield 2042で現時点での最強武器は「PP-29」と「SVK」です。

PP-29は、先程紹介した「武器ダメージ問題」で、非常に優れたダメージ減衰を有している状態です。

アサルトライフルよりも威力減衰しないため、近いうちに弱体化修正が入るのは避けられないでしょう。

SVKは、セミオートのマークスマンライフルです。 ダメージが非常に高く、遠距離の敵を「確定2発」でキルすることができます。

2021年11月18日(木)現在、Battlefield 2042の戦場ではPP-29とSVKを持っている兵士ばかりが闊歩しています。

武器の種類がまだ少ないとはいえ、完全な2強状態はあまり良くないですね。

逆に、ショットガン系の武器はどれも「使い物にならないレベル」で弱いです。

Battlefield 2042のマップが狭いということもありますが、弾抜け問題の影響ももろに受けているように感じます。

30日以内に配信される大型アップデートでの武器バランスの調整は必須でしょう。

4. まとめ

今回は、2021年11月18日(木)に配信されたBattlefield 2042 Ver 0.2.1アップデートの情報と、既知の問題、最強武器を紹介しました。

Battlefield 2042はまだアーリーアクセスなので問題を抱えるのは仕方ないことかもしれません。

今後のアップデートで修正されるとはいえ、少し問題点が多すぎるようにも感じます。

バグやバンスの問題以外にもUIの分かりづらさなど細かい点での問題も目立ちます。

前作のBattlefield Vのようなチーター問題はまだ出ていませんが、数多くの問題を早く解決しないと、ユーザーは少しずつ離れる原因となるでしょう。

今後のEA、DICEのBattlefield 2042のアップデート・修正に期待しましょう。

日本のBattlefield 2042公式ツイッターはアップデートや修正の情報を積極的に発信していません。

Battlefield 2042のアップデート情報は海外公式ツイッターや海外の情報通のツイッターなどで確認しましょう。

特に「Battlefield Direct Communication」は細かなサーバーメンテナンスなども報告しているため、要チェックです。


「Battlefield 2042(公式ツイッター)」

https://twitter.com/Battlefield

「Battlefield Direct Communication(公式コミュニティ)」

https://twitter.com/BattlefieldComm

「Battlefield Bulletin(情報通)」

https://twitter.com/BFBulletin