eスポーツを学べる高校が急増中!eスポーツ活動がある高校【一覧有り】
eスポーツ後進国と呼ばれる日本ですが、近年、eスポーツ活動を取り入れる高校が急増しています。
この記事では、全国の高校に続々開設されているeスポーツ部やeスポーツ科に注目し、活動内容やカリキュラムについてまとめています。
2019年開催の第2回全国高校eスポーツ選手権出場校一覧も載せています。
自分の地元や、知っている高校名があるか、気になる方はチェックしてみてください!
1. 全国の高校でeスポーツ部が急増中!
2018年から全国高校eスポーツ選手権が年に1回開催されるようになり、それ以降、全国の高校でeスポーツ部の開設が相次いでいます。
特にeスポーツ活動が活発なのが通信制高校です。
その理由や活動内容などについて見ていきましょう。
1-1. 通信制高校でeスポーツ部が人気なワケ
下記はeスポーツ部、またはeスポーツコースがある通信制高校の一例です(括弧内は本校所在地)。
- N高等学校(沖縄)
- クラーク記念国際高等学校 秋葉原ITキャンパス(東京)
- 屋久島おおぞら高等学校 東京秋葉原キャンパス(東京)
- KG高等学院 秋葉原個別指導キャンパス(東京)
- 学校法人早稲田学園 わせがく高等学校(関東)
- 明聖高等学校(千葉)
- 松本国際高等学校通信制課程(長野)
- 学校法人上田煌桜学園 さくら国際高等学校(長野)
- ルネサンス高等学校(愛知、大阪)
- 興譲館高等学校 通信制課程(岡山)
- 学校法人山口精華学園 精華学園高等学校 大分校(大分)
eスポーツを取り入れる通信制高校が各地に存在しています。
通信制高校でeスポーツが盛んな理由として、次のような理由が考えられます。
まず、もともとインターネットを活用した学習や担任とのコミュニケーションが行われる場であるため、オンラインゲームの練習やチーム間のやり取りもしやすく、eスポーツの導入・参加がしやすい環境である点です。
また、eスポーツは通信制高校に不足しがちな要素を補うものとしても期待されています。
通信制高校では基本的に在宅で授業を受けるため、他の生徒との交流の機会を持ちにくい傾向にあります。
eスポーツを介することで仲間を得られること、好きなものについて語り合うこと、同じ目標に向かって努力すること、そういった貴重な経験を10代のうちに得られることは、生徒はもちろん、彼らの成長を願う教員にとっても魅力的です。
以上のように、通信制高校とeスポーツは親和性が高く、そのため部活動やコースの新設が増加していると考えられます。
1-2. eスポーツ部の活動内容について
第2回全国高校eスポーツ選手権の『League of Legends』部門で優勝を果たしたN高等学校eスポーツ部では、上記に加え『ウイニングイレブン2019』『Fortnite』などのタイトルの練習が日々行われています。
プロゲーマーによる直接指導もあり、技術面はもちろん、社会人として必要な知識や姿勢、逆境にも動揺しないメンタルを培うトレーニングもあります。
部活の仲間とチームを組んで公式大会優勝を目指す生徒たちがいる一方、大会上位入賞は狙わずマイペースに好きなゲームを楽しみたい生徒もおり、一人一人の希望に合わせた活動を展開しています。
通信制高校でありながら毎日学校に集いゲームの練習をする部もあれば、練習はオンラインのみで行い、大会当日に初めてチームメイトと対面したという通信制ならではの例もあり、活動の仕方は部によって様々です。
また、生徒や学校が独自に大会を開催することもあります。
クラーク記念国際高等学校では、2019年度に全国15キャンパスでeスポーツ部を開設した記念として、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの協力を得て『実況パワフルプロ野球』の全国大会を開催予定です。
1-3. eスポーツ部で得られるモノは何か
部活動としてeスポーツに励むことで、生徒たちは様々な「力」を伸ばしていくことができます。
試合で勝つためにはどうすれば良いのか、自分たちで考える「思考力」が身につきます。
さらにそれを仲間と共有し、具体的な反省点や戦略について議論することで、論理的な「対話能力」も鍛えられます。
瞬時に状況を判断して行動に移す「判断力」や、タイトルによっては数多のキャラクターやアイテムごとの性能を正確に把握しておく「記憶力」も求められます。
練習や試合経験を重ねることで、どのような状況にも動じない「精神力」も身につきます。
こういった個人の能力向上に加え、プロゲーマーからの直接指導や、PCやゲーミングチェアなどの学校機材を利用できることも大きな利点です。
しかしそれ以上に価値があるのは、「仲間と一緒に努力した」という思い出です。
他者と何かを達成した経験は生徒の自信につながり、努力やコミュニケーションの重要性を自然に体得します。
従来の学習ではカバーしきれない領域の経験を、eスポーツ部活動を通して得られると言えます。
2. eスポーツ部でプレーするゲームタイトル
部ごとにプレーするゲームタイトルは異なりますが、全国高校eスポーツ選手権の種目に『League of Legends』と『ロケットリーグ』が採用されているため、この2タイトルをプレーする部が多いです。
下記、各タイトルの紹介です。
2-1. League of Legends
引用:https://www.wallpaperbetter.com/ja/hd-wallpaper-ukype
League of Legendsは5対5で対戦するPCゲームです。
多様な戦略と強固なチームワークが求められるストラテジーゲームで、世界中でプレーされています。
141体存在する「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターを1体選んで操り、チームメイトと協力しながら相手の本拠地を先に破壊したチームが勝利します。
チャンピオンは6つのクラス(アサシン、ファイター、メイジ、マークスマン、サポーチ、タンク)のどれかに属しており、それぞれ固有の能力を持っているため、自分のプレースタイルやチームメイトのチャンピオンとの相性などを考慮しながら選択します。
誰が何の役割を担い、どういった試合運びをしていくのか、チーム独自の戦略を構築し最強のチームを作るため、多くのプレーヤーが仲間と共に日々練習に励んでいます。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=NDQArNLambI
全国高校eスポーツ選手権では基本マップ「サモナーズリフト」を使用した「Bo1」(Best of 1=1戦先取したチームが勝利)形式で試合が行われます。
1試合にかかる時間は30分〜1時間ほどで、マップの状況や取るべき行動が刻々と変化していきます。
特に終盤は大逆転も起こりうるため、選手・観客ともに緊張感に包まれ試合が白熱します。
2-2. ロケットリーグ
引用:https://www.jp.playstation.com/games/rocket-league-ps4/
ロケットリーグはPC・PS4対応の、バトルカー(ラジコン車)を操作してサッカーを行うスポーツゲームです。
相手ゴールにボールを入れると得点できるのは普通のサッカーと同じですが、バトルカーはブーストダッシュやジャンプ、飛行も可能です。
スポーツゲームでありながらアクション要素も大きく、それでいてシンプルなルールなので、eスポーツ初観戦の人にとっても親しみやすいタイトルです。
バトルカーをボールに体当たりさせるという直感的な操作はプレー初心者にも馴染みやすく、一方上級者同士の試合では高度な操作技術や戦術、チームワークが要求されます。
人ではなく車がサッカーをするため、試合は常にスピーディに展開していきます。
守備にまわる、カウンターを仕掛ける、といったタイミングを見極め即座に連携が取れるよう、日頃から仲間との練習を積み、チームを作り上げていくことが勝利に繋がります。
試合は1対1から最大4対4まで組めますが、全国高校eスポーツ選手権ではPC版の3対3方式が採用されています。
引用:https://www.jp.playstation.com/games/rocket-league-ps4/
3. eスポーツ科を選べる私立高校がある
日本には、部活動としてではなく学業の一環として、eスポーツの技術や関連事項を学べる私立高校が存在しています。
気になるカリキュラムや卒業後の進路を見てみましょう。
3-1. eスポーツ科とeスポーツ部の違い
eスポーツ科とeスポーツ部の違いは、学校のカリキュラムにeスポーツが組み込まれているかどうか、という点です。
eスポーツ部はあくまでも部活動であり、活動は生徒の任意で行われます。対してeスポーツ科は「普通科」「商業科」「工業化」などと同様に学科として開設されているコースで、募集定員数があり、修了することで高校卒業資格も得られます。
日本で初めてeスポーツ科を開設したのは、茨城県にある私立ルネサンス高等学校です。
2018年4月に開設された同科には定員以上の応募が集まり、注目度の高さが伺えます。
同科では、普通授業に加え、eスポーツの本場が海外であることを念頭に置いた実用レベルの英会話能力、コミュニケーション能力の向上に力を入れています。
語学以外にも、心理学を専門とする講師によるメンタルトレーニングもカリキュラムに組み込まれています。
ハイスペックなゲーミングPC、eスポーツのプレーのために設計された教室など、施設設備も充実させており、最先端の環境でゲームスキルの向上に励めます。
また、ゲーム実況動画の作り方やネットリテラシーのレクチャー、大会上位入賞を目指したマネジメントも行われ、様々な角度から生徒を支援します。
3-2. eスポーツ科卒業後の進路
上記のルネサンス高等学校は、大学や専門学校進学(指定校推薦)のサポートの充実も目指すとしています。
eスポーツ専門学校は、プロゲーマーやゲーム業界への就業を目指す人向けにより専門的な指導が行われる場です。
そのため、高校eスポーツ科卒業後は専門学校に進学する人が多いようです。
専門学校によっては、ゲーム大会解説者や実況者を目指す人のための話術トレーニングや、エンジニアやプログラマなどの開発者の育成を行う学校もあり、自分の希望に合ったカリキュラムがあるか事前に念入りにチェックしておく必要があります。
eスポーツ科を卒業後、すぐにプロゲーマーになれる可能性は高くはありませんが、「選手としてのピークは20代半ば」と言われるプロの世界を目指す場合、高校でeスポーツに専念できる環境は大きなアドバンテージとなります。
4. 中学校でeスポーツの特別授業
2017年3月、東京都渋谷区立広尾中学校において、日本eスポーツ協会によるeスポーツ普及活動のための特別授業を行われました。
日本eスポーツ協会会長の西村康稔氏、同理事の馬場章氏、eGamesGroupのCEOのチェスター・キング氏、複数のプロゲーマーらが講師やゲストとして訪れ、eスポーツの魅力を学生たちに伝えました。
授業のはじめには、馬場氏がスライドを使用してeスポーツの概要を説明し、世界大会の映像を鑑賞しつつ、日本が世界と比較してeスポーツ後進国である現状を話しました。
キング氏はeスポーツを教育の場に導入する意義について、コミュニケーション能力やリーダーシップを育てるといった観点から語り、実際の導入事例も紹介していきました。
その後、プロゲーマー対学生の「FIFA17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」エキシビジョンマッチが行われ、スポーツ会場並みに声援が飛びかう大盛り上がりとなりました。
結果はやはりプロの圧勝となりましたが、学生たちは軒並み笑顔で、eスポーツ観戦の楽しさも存分に体験できた授業となったようです。
5. eスポーツ選手権出場校とエントリー方法
まずは、第2回 全国eスポーツ選手権出場校一覧(2019.12情報)をご紹介します。
5-1. 北海道
ロケットリーグ
- 旭川工業高等専門学校
- 釧路工業高等専門学校
- 市立札幌大通高等学校
- 札幌新陽高等学校
- 白樺学園高等学校
- 星槎国際高等学校
- 東海大学付属札幌高等学校
- 北海道旭川工業高等学校
リーグ・オブ・レジェンド
- 上富良野高等学校
- 札幌新陽高等学校
- 星槎国際高等学校 帯広学習センター
- 東海大学付属札幌高等学校
5-2. 東北地方
ロケットリーグ
- 独立行政法人国立高等専門学校機構国立一関高等工業専門学校
- 専修大学北上高等学校
- 鶴岡工業高等専門学校
- 山形県立酒田光陵高等学校
- 山形県立酒田光陵高等学校
- 山形県立酒田光陵高等学校
- 国際アート&デザイン大学校高等課程
リーグ・オブ・レジェンド
- 五所川原商業高等学校
- 秋田県立仁賀保高等学校
- 仙台育英学園高等学校 宮城野校舎
- 仙台育英学園高等学校 宮城野校舎
- 仙台城南高等学校
- 東北学院榴ヶ岡高等学校
- 山形県立酒田光陵高等学校
- 国際アート&デザイン大学校高等課程
5-3. 北陸地方
ロケットリーグ
- 高岡龍谷高等学校
- 福井工業大学附属福井高等学校
リーグ・オブ・レジェンド
- 荒井学園新川高等学校
- 高岡向陵高等学校
- 砺波工業高等学校
- 富山県立富山工業高等学校
- 遊学館高等学校
- 福井工業大学附属福井高等学校
5-4. 関東地方
ロケットリーグ
- 茨城県立常陸大宮高校
- 学校法人開桜学院日々輝園高等学校
- 学校法人早稲田学園 わせがく高等学校
- 埼玉県立進修館高等学校
- 学校法人佐藤学園ヒューマンキャンパス高等学校
- 武南高校
- 千葉学芸高等学校
- 野田鎌田学園高等専修学校
- 学校法人三幸学園飛鳥未来きずな高校
- 東京都立大泉桜高等学校
- 東京都立小金井北高等学校
- 成立学園
- 東京工業大学附属科学技術高等学校
- 東京実業高等学校
- 東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
- 日本工業大学駒場高等学校
- 松本国際高等学校通信制課程
- 武蔵野大学附属千代田高等学院
- 明聖高等学校
- ルネサンス高等学校
- 神奈川県立 足柄高等学校
- 横浜清風
- 特定非営利活動法人知的障がい者サッカー推進連盟
- 山梨県立都留興譲館高等学校
- 山梨県立吉田高等学校
リーグ・オブ・レジェンド
- 国際テクニカルデザイン・自動車専門学校
- 明聖高等学校
- わせがく高校 稲毛海岸
- 関東国際高等学校
- クラーク記念国際高等学校 秋葉原ITキャンパス
- 正則学園高等学校
- 成立学園高等学校
- 竹台高等学校
- 中央大学高等学校 後楽園
- 東京実業高等学校
- 豊多摩高等学校
- 都立科学技術高等学校
- 都立国際高等学校
- 日本工業大学駒場高等学校
- 朋優学院高等学校
- 武蔵野大学附属千代田高等学院
- 明聖高等学校 中野キャンパス
- 屋久島おおぞら高等学校 東京秋葉原キャンパス
- ルネサンス高等学校 新宿代々木キャンパス
- 横浜市立南高等学校
- 茅ヶ崎西浜高等学校
- 藤沢清流高等学校
- 横浜高等学校
- 神奈川県立横浜栄高等学校
- 山梨県立甲府工業高等学校
5-5. 中部地方
ロケットリーグ
- 日本ウェルネス筑北高等学校
- 長野県松本工業高等学校
- 長野県松本県ケ丘高等学校
- 長野県松本工業高等学校
- 不二聖心女子学院高等学校
- 名古屋市立富田高等学校
- 独立行政法人国立高等専門学校機構豊田工業高等専門学校
- 名古屋工学院専門学校 高等課程
- 愛知県立横須賀高等学校
- ルネサンス豊田高等学校
- 岐阜工業高等専門学校
- 学校法人上田煌桜学園 さくら国際高等学校
- 三重県立松阪商業高等学校
リーグ・オブ・レジェンド
- 松本工業高等学校
- 清水学院高等専修学校
- 菊武ビジネス専門学校
- 愛知県立城北つばさ高等学校
- 豊川高等学校
- 豊田工業高等学校
- 青山高等学校
- 名張青峰高等学校
5-6. 関西地方
ロケットリーグ
- 奈良県立奈良朱雀高等学校
- 京都翔英高等学校
- 洛陽総合高等学校
- クラーク記念国際高等学校
- 大阪スクールオブミュージック高等専修学校
- 大阪電気通信大学高等学校
- 大阪府立大学工業高等専門学校
- 大阪府立岬高等学校
- 神戸市立科学技術高等学校
リーグ・オブ・レジェンド
- 田辺高等学校
- 奈良市立一条高等学校
- 洛陽総合高等学校
- 泉鳥取高等学校
- 大阪高等学校
- 大阪スクールオブミュージック高等専修学校
- 大阪電気通信大学高等学校 守口
- クラーク記念国際高等学校 大阪梅田
- 大阪市立西高等学校
- 日根野高等学校
- ルネサンス大阪高校
- 神戸市立科学技術高等学校
- 学校法人神戸学園 神戸動植物環境専門学校 高等課程
- 学校法人専門学校アートカレッジ神戸高等課程
5-7. 中国地方
ロケットリーグ
- 岡山県共生高等学校
- 岡山龍谷高等学校
- 関西高等学校
- 興譲館高等学校
- 岡山県立玉島高等学校
- 広島県立呉工業高等学校
- 広島県立高陽高等学校
- 島根県立益田高等学校
- クラーク記念国際高等学校
リーグ・オブ・レジェンド
- 岡山県共生高等学校
- おかやま山陽高等学校
- 岡山龍谷高等学校
- 呉青山高等学校
- 呉工業高等学校
- 広島県立高陽高等学校
5-8. 四国・九州・沖縄地方
ロケットリーグ
- 阿南工業高等専門学校
- 福岡県立遠賀高等学校
- 豊国学園高等学校
- 福岡県立八女工業高等学校
- 佐賀県立鹿島高等学校
- 島原中央高等学校
- 大分県立鶴崎工業高等学校
- 日本文理大学付属高等学校
- 鹿児島県立鹿児島工業高校
- 鹿児島県立鹿屋工業高等学校
- 鹿児島県立隼人工業高等学校
- 首里高等学校
- 沖縄県立八重山特別支援学校
- N高等学校
リーグ・オブ・レジェンド
- 徳島科学技術高等学校
- 福岡県立遠賀高等学校
- クラーク記念国際高等学校 福岡中央キャンパス
- 福岡第一高等学校
- 福岡市立福翔高等学校
- 福岡県立八女工業高等学校
- 祐誠高等学校
- 佐賀学園高等学校
- 学校法人山口精華学園 精華学園高等学校 大分校
- 日本文理大学附属高等学校
- 鹿屋工業高等学校
- 学校法人KBC学園 未来高等学校 沖縄学習センター
- 学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校 ネット学習コース
6. 全国eスポーツ選手権へのエントリー方法
ここでは、第2回全国eスポーツ選手権のエントリーに関する情報をまとめています。
eスポーツ部がない学校でも、下記の条件さえ満たせば大会に参加することができます。
6-1. エントリー資格
- 日本国内に在住する高校生(3年生まで)
※全日制高校、定時制高校、多部制高校、単位制高校、通信制高校、高等専門学校、高等専修学校、専門学校 高等課程、インターナショナルスクール
※日本在住の外国人留学生も参加可能
- 対象年齢は満16歳~満19歳(該当誕生日2000年4月2日~2004年4月1日)
- オンライン予選とオフライン決勝大会に全日程参加できること
※全ての対戦試合に於いて、日付/時間の要望は出せません。
- 同じ高校からチームを組んで参加できること
※通信制高校の生徒で所属キャンパスが決まっている場合には、同じキャンパスのメンバーのみでチームを組めます。
ネット学習のみのコースで所属キャンパスが決まっていない場合には同じネット学習コースのメンバーのみでエントリーする必要があります
※正当かつ特別な理由があり、同じ高校からチームを組んで参加出来ない高校生については、主催社判断で参加可とする場合があります。
チームキャプテンとスターティングメンバー選手の内1名は、日本語で円滑にコミュニケーションが取れること 。
6-2. エントリー方法
参加資格を満たせば誰でも参加可能です。
公式サイトに掲載されている『大会規約』をチームメンバー全員が確認のうえ、チーム代表者が公式サイトの応募フォーム(部門ごと)から下記の情報を入力します。
- 学校名(正式名称)
- チーム名(部で出場の場合は部の名前)
- 学校住所
- 氏名
- 生年月日(学年)
- 電話番号
- メールアドレス
※チームメンバー全員の個人情報を記入します。
※League of Legends部門にエントリーする場合、サモナーネームも登録する必要があります。
※一つの高校から何チームでもエントリー可能ですが、一人の選手が複数チームを掛け持ちすることはできません。
※保護者の同意は、決勝大会出場時に「保護者の同意書」の提出が必要になります。
※ロケットリーグ部門、League of Legends部門の両方にエントリー可能です。
6-3. エントリー期間
下記日程が第2回全国eスポーツ選手権のエントリー期間でした。
- ロケットリーグ:2019年4月22日~7月19日
- リーグ・オブ・レジェンド:2019年8月5日~10月3日
※現在はエントリー期間ではないため、応募フォームはサイト上に掲載されていません。
7. まとめ
eスポーツ科が日本で初めて開設されたのが2018年であることを見るに、高校におけるeスポーツ活動の取り組みが増加傾向とはいえ、今はまだ黎明期だと言えます。
今後、各校のカリキュラムや部活動の内容改善が繰り返されることで、高校生全体のスキルや、ゲーム業界に携わる人間としての意識の向上につながる可能性もあります。
日本のeスポーツ界を盛り上げる一翼を担う存在としても、今後も各高校の取り組みや大会情報には、要注目です!