エルデンリングは死にゲー?実際にプレイしてみた難易度を紹介

公開日: 2023/10/9

倒されても倒されても立ち上がり続け「エルデの王」となれ!

発売から1年以上経過して未だに人気の高いエルデンリング。

ゲーム性や世界観から、その魅力を解説していきます。

1. エルデンリングとは


エルデンリングは2022年5月25日に発売されたダークファンタジーアクションRPGです。

美しく広大なオープンワールドを武器や魔法のアクションを駆使して冒険する自由度の高いゲームでありながら、ちょっと気を抜くとあっという間に死んでしまう難易度の高さから「死にゲー」と呼ばれています。

1-1. エルデンリングを開発したメーカーは?

エルデンリングを開発したのは株式会社フロム・ソフトウェアという日本のゲームソフト制作会社です。

1986年創業という老舗メーカーで、「死にゲー」の金字塔ともいえるデモンズソウルやダークソウルを作ったことでも知られています。

1-2. フロム・ソフトウェアの有名タイトルと言えば

フロム・ソフトウェアの有名タイトルは前述にあるようにデモンズソウル、ダークソウル、SAKIRO等の「死にゲー」の他にも、アーマード・コアシリーズ、天誅シリーズを手掛けています。

また、モンスターハンターのスピンオフ作品であるモンハン日記ぽかぽかアイルー村もフロム・ソフトウェアの作品です。

2. エルデンリングのストーリー解説


エルデンリングの物語の舞台となる狭間の地。

そこは神である永遠の女王マリカによってエルデンリングと黄金律をもって統治されていました。


しかしある時、マリカの血を受けた子であるデミゴッドの一人、ゴッドウィンが何者かによって殺害され黄金樹の根源たるエルデンリングは砕かれます。

時を同じくして女王マリカも行方不明に。



それにより狭間の地は混迷を極めます。世界をエルデンリングと黄金律で統治しようとしている大いなる意思はエルデンリングを修復しようと啓示するも、砕かれたエルデンリングの欠片を手にしたデミゴッド達がその力に狂い、世界に戦乱を引き起こしました。


この戦乱を機に大いなる意思はデミゴッド達を見捨てました。


そして、かつて瞳から黄金の祝福を失い、狭間の地を追放された褪せ人と呼ばれる人々に祝福の導きがもたらされたのです。

祝福なく、死にきれぬ死者たち、褪せ人は導きによってかつての故郷である狭間の地に舞い戻り、エルデンリングを目指すことになります。エルデの王となるために。


このゲームの主人公もまた褪せ人の一人なのです。



狭間の地に呪いと死が蔓延る頃、主人公は狭間の地に降り立ちます。

しかし、その道中に敵の襲撃にあい、同伴していた導きを伝える指の巫女を殺され、自身も致命傷を負いました。

その命を救ったのは霊馬にのって現れたメリナという少女。

彼女は殺された指の巫女の役割をする代わりに自分を黄金樹まで連れて行って欲しいと言います。



女王マリカ、大いなる意思、デミゴッド達、メリナ。

それぞれの思惑が渦巻く中で果たして主人公はエルデの王となることができるのでしょうか。

3. エルデンリングが死にゲーと呼ばれる理由


エルデンリングはなぜ「死にゲー」と呼ばれているのでしょうか?

それは難易度の高さ故、まさしく文字通りあっという間に死んでしまうからなのです。


ボスが強いから倒されてしまう。

というのはどのゲームにもあることですよね?

エルデンリングはちょっと気を抜いたらフィールドにいるごく普通の敵キャラにすらあっさりやられてしまう。

死ぬのは日常茶飯事、当たり前というのがこのゲームの基本スタンスなのです。


まさに「死にゲー」という言葉が相応しいですよね。

3-1. 倒されてばかりで楽しいの?

死んでばかりのゲームなんて面白くなさそう。

と思われているかもしれませんがそんなことはありません!

エルデンリングの楽しさは死のその先にあります。


繰り返し倒される中で敵の攻撃パターンを把握し、弱点を見極め、タイミングや間合いをはかって徐々に勝利に近づける。

そして撃破!これが「死にゲー」の醍醐味でしょう。

何度も倒され、苦労してもぎ取った勝利は気分爽快です!

倒されてばかりだからこそエルデンリングは楽しいのです。

3-2. エルデンリングを快適にプレイできる工夫とは

エルデンリングを快適にプレイするために、なにか工夫できることはあるのでしょうか?

エルデンリングの、美麗なグラフィックを楽しむためには推奨スペックが高めです。

まずは公式の推奨スペックを確認し、お手持ちのプレイ環境と照らし合わせてから購入しましょう。


また設定でグラフィックの設定を少し下げたりすることで、多少の動作改善は見込めます。

お使いのPCでは厳しいかもしれない。

と思われる場合は他のプラットフォームでのプレイを検討されるのも良いかもしれません。


現在対応しているプラットフォームは以下の通りです。

プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox series X|S、Xbox One、PC(steam)

4. エルデンリングの難易度解説


エルデンリングには難易度の高さを変更する設定はありません。

しかし、前述にもあるようにフィールドの敵の攻撃でも死んでしまうこともあるほどの高難易度です。


ただし本作はオープンワールドで、進行順の制約もありません。

ですので、倒せない敵がいる場合はそれを後回しにして他のルートを先に進めたり、レベル上げをしたり、装備や戦技をより強いものに調整するなどをしてから後に再挑戦することもできるのです。


また、オンラインで協力マルチプレイをすることができるのでどうしても倒せない強敵に出会ったら助っ人を依頼するというのも一つの手段です。

エルデンリング自体の難易度は高いものの救済的機能はちゃんと備わっているということですね!

5. エルデンリングのマルチプレイ機能とは?


エルデンリングにはオンラインのマルチプレイ機能があります。

その特徴について少し説明をしましょう。



エルデンリングのオンラインマルチプレイは4種類あります。

①協力マルチプレイ

他プレイヤーと協力して攻略を進めることができます。召喚サインを使ってホストプレイヤーの世界にゲストプレイヤーを召喚し、エリアボスの討伐を目指します。

②敵対マルチプレイ

他プレイヤーと対戦することができます。

召喚サインを使ってゲストを召喚し、両者戦ってもう一方を倒すのが目的となります。

③侵入マルチプレイ

別プレイヤーの世界に侵入し戦いを挑んだり、エリア進行の妨害をすることができます。

アイテムを使うことでマルチプレイ中のプレイヤー、もしくは嘲弄者の舌というアイテムを使って居る人の元にゲスト(侵入者)として戦いを挑めます。

④救援マルチプレイ

他プレイヤーに侵入されたときに救援を求めるシステムです。

ホストが専用アイテムを使用するとそれに対応したアイテムを持つゲストが自動的に召喚され、協力して侵入プレイヤーに対抗できます。


エルデンリングのマルチプレイは目的を達成したり、ホストが死亡すると終了します。

他のゲームのようにずっと仲間と冒険する。

というタイプのものではありません。


友達とマルチプレイをしたい場合はサインを書く場所を決めて、あらかじめホストに伝えておくと良いでしょう。

プレイ人数は最大4人まで可能です。

侵入をされたくない場合はオフラインでプレイしましょう。

6. エルデンリングを実際にプレイしてみた感想


実際に筆者がエルデンリングをプレイしてみた感想を簡単にまとめると

「兎にも角にも自由過ぎる!」
「死にゲーってメンタル勝負!」
「グラフィックもストーリーも、魅力満載!」



ゲームスタート後、チュートリアルを抜けた先は広大な草原。

え?どこに進めばいいの?となんとなく前進した先で大きな馬にまたがり大きな斧を持った大きな騎士に遭遇。

一撃二撃であっさり死亡。

これは無理だと悟り次は戦闘を回避してみたけれど、はて?どこへ向かえばよいやら。

というくらいの自由っぷりです。

加えて言うなら自由なのはプレイヤーの行動だけではありません。

後に分かったのですが、最初に出会った大きな騎士は「ツリーガード」というボスでした。

チュートリアルが終わったばかりの初心者では到底かなわない強敵を、冒険開始直後、しかもまっすぐ進んだ先に配置してしまう製作者の自由奔放さ!

これがエルデンリングか!と思ったのは言うまでもありません。


さらに、ようやく操作に少し慣れてきた頃に初のボス戦。

筆者が最初に戦ったボスは「忌み鬼、マルギット」。

序盤のボスにしてはすごく強い!友人と協力して、何度も倒されながらもやっと討伐できたのは最初にマルギットと対戦してから3回目の夜でした。



右に行くのも左に行くのも思いのまま。

初心者プレイヤーの不慣れさを度外視した敵の配置。

広い意味で「自由すぎる!」のです。


エルデンリングは「死にゲー」なので死んでしまうのは当たり前というレベル。

筆者も円卓でまみえる「狂い舌、アルベリッヒ」と戦った時は武器も防具もレベルも脆弱だったこともあり、数時間倒され続けました。

そこまでいくと倒さないと終われない!と、むきになって挑んでいる様子を、通話アプリでグループ通話していた仲間達が呆れて聞いていたのを記憶しています。

その時は心底ゲームで心折れない性分で良かったなと思いました。



そして美麗なグラフィックと様々な思惑の交錯するストーリーがエルデンリングというゲームの深みを増していきます。

気付けば夢中になってプレイしてしまう中毒性の高いゲーム。

それがエルデンリングなのでしょう。

6-1. 初心者でもプレイできる?

ずばり!初心者の方でもプレイできます!

なぜなら筆者も初めての「死にゲー」、初めてのダークファンタジーでしたが、ちゃんと楽しくプレイできているからです。


広大な世界ですが、霊馬に乗っての移動もできますし、ファストトラベルもあるので移動はさほど苦にもならないです。

ステ振りもわけも分からずやってしまっても、とある場所で振りなおしすることができます。


きちんと親切なつくりになっていますので初心者の方でも十分楽しめるゲームだと言えるでしょう!

7. まとめ

いかがでしたでしょうか?

少しでもエルデンリングの魅力を感じていただけたなら幸いです。


「死にゲー」要素だけではなくストーリーの奥深さ、美麗なグラフィック、自由な世界。

発売から1年以上経った今でも人気があるのは納得と言えるでしょう。

そんな魅力満載のエルデンリング。


興味が惹かれたならばぜひプレイすることをオススメします!