
VALORANT サンセットのリワークが実施! 変更点や有利不利を解説
https://thesportsrush.com/gaming-news-riot-games-reveals-new-map-sunset-at-valorant-champions-2023-what-is-known/
VALORANTではアビスの次に新しいマップである「サンセット」。
A/Bサイトどちらも防衛側が有利な造りとなっており、攻める際はミッドコントロールやアビリティによるさまざまな戦術の組み合わせが重要なマップです。
そんなサンセットは9.08パッチでリワークが実施され、Bサイト/ミッドにおけるオブジェクトの位置や広さに改良が施されました。
ここで気になるのが「リワーク前後の違いや有利不利」ですよね。
そこで本記事では、リワーク前とリワーク後のサンセットの変更点を紹介しつつ、有利不利についても解説します。
1. サンセットリワークの変更点
VALORANTは極端な有利不利が付きやすいマップに対し、定期的にリワークを実施してバランス調整を行います。
今回の対象マップ「サンセット」は、リワーク前はオブジェクト位置や地形が圧倒的に防衛有利でした。
ここで気になるのが、変更前後での具体的な違いだと思います。
そこでここでは、サンセットでリワークされた箇所を具体的に解説します。
1-1. Bメイン
https://www.valorant4jp.com/2024/10/valorant908.html
サンセットのBメインは中央部分に箱オブジェクトがあり、エージェント5人分は通れるほどの開放感が特徴的でした。
ですが、リワーク後はリワーク前と比べて1/3程度の縮小が施され、さらに中央部分のオブジェクトが削除されています。
その代わり、入口真横に縦長のオブジェクト、攻め側から見て左手に箱オブジェクトが追加される予定です。
以前は中央部分にオブジェクトがあったため、防衛側がスモークやアビリティ1つでBメインのコントロールが行えたため、攻めはBメイン取得すらも困難を極めていました。
ですが、中央の箱が削除されたので防衛側からのコントロールが難しくなり、入り口横のオブジェクトとの距離は攻め側の先見えで有利状況を作りやすく改善されました。
Bはサイト内への侵入だけでなく、攻め側からのメインコントロールが困難だったため、Bサイトを攻めるきっかけを生み出しやすくなった調整と言えるでしょう。
1-2. Bサイト①
https://www.valorant4jp.com/2024/10/valorant908.html
リワーク前は防衛側から見たBサイト入口は広く、右手には登って角待ちが行えるオブジェクトが用意されていました。
ですが、リワーク後はオブジェクト自体が完全に削除され、逆角はBメインへ射線を通せる斜めの造りでしたが、こちらも直角に変更されて射線が通せなくなりました。
以前同様に攻める際は角待ちに対する警戒は必要ですが、オブジェクトが消えたことで上下にエイムを調整する必要が無くなったのは攻め側の利点でしょう。
また、左角は角度を付けることで防衛側の退避が難しくなったため、アビリティを駆使したり、人数を掛けることで確実に潰しやすくなったのも特徴的です。
箱が無くなったことで守りにおけるサイファーのアビリティ設置も工夫が必要になったため、以前よりも防衛側に対する対処が容易に行えます。
1-3. Bサイト②
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リワーク前のBサイト内は中央部分を囲うように通路が用意されており、攻める際はサイト奥までエリアを確保しなければ設置が困難でした。
ですが、リワーク後は中央部分を囲う通路やオブジェクトに変更点は無いものの、正面部分にスペースを作って設置位置の拡張が実施される予定です。
拡張スペース両サイドの壁でマーケットからの射線が通らなくなり、サイト奥まで確保できていなくても設置が通りやすくなるでしょう。
これはリワーク前から変わりませんが、設置位置はBメインからジャンプピーク等で視認できるため、設置を通してしまえば攻め側の勝率がグッと高まることが予想できます。
1-4. Bサイト③
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リワーク前のBサイト奥は入口の右手にオブジェクトがあり、両サイドでクロスを組みやすい造りでした。
ですが、こちらはオブジェクトの位置が変更されており、真横にあったオブジェクトが少し後ろへ下がる形となる予定です。
これにより、オブジェクトに乗っているプレイヤーがタピオカから先に視認されてしまうため、射線を組みにくくなります。
ただし、オブジェクトの方が壁との距離が遠くて敵を先に視認できるため、アビリティ無しでのリテイクは困難にもなります。
こちらに関しては攻守どちらにも働く程よいバランス調整と言って差支えないでしょう。
1-5. タピオカ
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タピオカはBサイト奥から繋がっている広めのエリアであり、リワーク前は入口近くのオブジェクト上からBサイトを視認できる造りでした。
Bサイト内から視認されることなくオブジェクトの上に乗れるのが強みでしたが、リワーク後はBサイトから視認されないと登れない造りに変更される予定です。
これにより、敵がオブジェクト上にいるのかという情報が得やすくなり、上下へのエイム調整頻度が少なく済むようになります。
上下へのエイムを的確に合わせるのは高い技術が要求されるため、こちらも攻め側有利の調整と言えるでしょう。
1-6. ミッド
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ミッドの関してはリワーク前後で広さに変化はありません。
ですが、右奥には箱型のオブジェクトが追加され、壁の角度も斜めだったものが直角に変更されています。
以前はオブジェクト等の待てるポジションが正面にしかありませんでしたが、リワークで追加されたことでミッドの防衛力は強化されたと言えるでしょう。
攻め側がミッドをコントロールする場合、正面/シャッターだけでなく、アビリティ等で箱裏も確実にクリアする必要があります。
以前から防衛有利だったミッドですが、オブジェクトが増えたことで攻め手がコントロールする際は積極的なアビリティ運用が求められます。
2. リワーク後のサンセットの有利不利
サンセットのリワークは主にBサイトを中心に実施され、ミッドやタピオカと言ったBに隣接する部分も改変されています。
特にBサイトの変化は非常に大きく、防衛側が圧倒的に有利だった以前と比べ、攻守の有利不利状況が変化したのか気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、リワーク後のサンセットの有利不利を解説します。
2-1. Aサイトだけで見るなら互角

https://www.pcinvasion.com/valorant-sunset-map-guide-overview-best-agents-and-more/
今回のサンセットリワークはミッド/Bサイトを中心に改変が実施されており、Aサイトは一切変化がありません。
リワーク前から変更点が無いということは有利不利状況も変化することが無く、攻守はこれまで通り互角です。
ただし、ミッド部分にオブジェクトが追加されたこともあり、防衛側がミッドからAメインへアクションを掛けやすくはなりました。
防衛側はスモーク1つでミッドにプレッシャーを掛けられるため、ミッド制圧からAメインを壊滅させやすくなった点は防衛有利と言えます。
2-2. ミッドは防衛有利

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リワーク前からミッドは攻め側だとシャッター/正面/タイルと警戒する部分が多く、人数やアビリティ等のリソースを割かなければ制圧が難しいエリアです。
逆に防衛側は正面にスモークで設置するだけでタイル/ミッド中央部分をコントロールできたため、少ないリソースで制圧しやすいエリアでした。
リワーク後はさらにミッド部分に角度が付けられ、オブジェクトが追加されたため、攻め側はクリアしないといけないポジションが増えました。
これにより、攻めでミッドをコントロールする際は正面+左右全てをチェックしなければいけないため、リワーク前よりも防衛が有利になったと言えます。
2-3. Bサイトは攻め有利か
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BサイトはBメイン/Bサイト内をはじめ、隣接するタピオカまで改変が実施され、大きく有利状況が変化します。
リワーク前はBサイトへのエントリーが難しいだけでなく、安全に設置を通すためにはサイト奥までガッチリエリアを確保する必要があり、防衛側が圧倒的に有利でした。
ですが、リワーク後はBサイト入口が広くデザインされ、安全に設置しやすいポジションも設けられたので、設置からスパイク防衛までの展開に持ち込みやすくなりました。
サイト入り口の両サイドはオブジェクトや角度を無くし、攻め側がクリアする際にエイムのブレが起きにくくなったのも利点です。
タピオカからのリテイクで鬼門だったオブジェクト上からの射線も察知しやすくなり、リテイクへの対策も整えやすくなっています。
さまざまな変更点から有利状況は互角、あるいは攻めがやや有利になったと言って過言ではありません。
3. まとめ
リワーク前のサンセットは防衛側が圧倒的に有利でしたが、リワーク後は攻守のバランスが均等になるように改変されています。
とはいえ、大きく形が変化するような改変ではなく、警戒するポジション等の違いは無いため、「以前よりは攻めるのが簡単になった」という程度の認識がベストです。