
ストリートファイター6 アケコンのメリットデメリット 選び方を解説
https://www.4gamer.net/games/634/G063493/index_special.html
ストリートファイター6初心者の方はモダンからスタートする方が多いですが、上達の実感と更なる向上心からクラシックへの移行を考える方もいることでしょう。
クラシックは複合入力を正確なタイミングで行う必要があるため、Padコントローラーでは操作が難しく、アケコンの導入を検討されると思います。
ですが、製品数もそれなりに多いですし、実際にパフォーマンスを発揮するためにはメリットデメリットを把握しておくことが重要です。
そこで本記事では、ストリートファイター6をアケコンでプレイするメリットデメリットを解説し、選び方も紹介します。
1. アケコンのメリット
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クラシック操作はモダン操作とは違い、複雑なコマンド入力をタイミングよく実行しなければいけません。
そこで打ってつけと言われているのがアケコンですが、格闘ゲームのプレイ経験が無い方の中には具体的なメリットが分からない方も多いでしょう。
「なぜアケコンがおすすめなのか」「コントローラーではダメなのか」、疑問を抱くこともあると思います。
そこでここでは、ストリートファイター6をアケコンでプレイするメリットを紹介します。
1-1. 直感的に入力しやすい
https://blog.ja.playstation.com/2022/06/10/20220610-sf6/
コントローラーの場合、両手で握って持つので指を折り曲げる必要があり、必要なタイミングで入力しようとすると遅延が発生してしまいがちです。
アケコンは8方向入力が行えるレバーや8個以上のボタンが平面上に配置されており、手を置いてラクなスタイルでプレイできます。
敵の動きを見てからの入力も直感で反応し、正確に入力しやすいため、慣れてしまえばパフォーマンスを引き出しやすい点が強みです。
また、手を置いて操作できるため、手を浮かせて操作するコントローラーとは違い、余計な力が入る心配もありません。
指をあらかじめボタンにセットしておき、コンボや技のコマンド入力、敵の行動に対する対処を判断と同時に打ち出すならアケコンは最適なデバイスです。
1-2. リラックスしてプレイできる
アケコンはレバー+8~10ボタンを搭載した長方形型コントローラーであり、プレイする際は手を乗せてプレイするのが基本です。
コントローラーとは違い、手を浮かせて握らずとも容易にプレイできるため、長時間プレイしても疲労を感じにくい点がメリット。
常に手や指をレバー/ボタンに添えた形でプレイするので、無駄な動作を極力減らして手に掛かる負担をしっかり抑えてくれます。
ストリートファイター6をはじめ、格闘ゲームはコンボや技の練習でトレーニングモードに籠ることが多く、長時間プレイも当たり前になってきます。
長時間プレイ時に気になる負担や疲労を軽減しつつ、高みを目指して練習に励めるデバイスはアケコンを置いて他に無いでしょう。
1-3. カスタマイズできる
これは全てのアケコンが対応しているわけではありませんが、一部の製品はアケコンを開いてパーツのカスタマイズが行えます。
古くなったパーツを取り換える簡単な修理はもちろん、ボタン配置も任意で変更でき、理想の操作性追求に打ってつけの機能です。
はんだ付け等のリスクがある作業を必要とせず、端子と端子を接続するだけの簡単な手順でカスタマイズできる製品も続々登場しています。
ただし、カスタマイズ非対応製品に対し、筐体を開けてカスタマイズするとメーカー保証外となってしまうケースがあります。
カスタマイズでストリートファイター6を楽しみたいなら、必ずカスタマイズに対応したアケコンを選択しましょう。
2. アケコンのデメリット
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/20230529043/
長時間練習に打ち込んだり、実践に潜って読みや精度を磨くストリートファイター6において、アケコンは疲労軽減等のメリットを与えてくれるデバイスです。
とはいえ、決してメリットだけではなく、デメリットとなる部分も秘めています。
「よし、アケコンを買おう」「アケコンでより上達するぞ!」と、前向きな気持ちを沈めないためにも、デメリットを把握しておくのが大切です。
そこでここでは、ストリートファイター6をアケコンでプレイするデメリットを紹介します。
2-1. 導入費用が高い
アケコンはゲームセンターの筐体に備え付けられているような、レバー+複数のボタンを平面に配置したデバイスです。
アケコンを導入すれば自宅でゲームセンターのプレイ環境を再現できますが、通常ゲームコントローラーよりも製品価格が高い傾向にあります。
比較的価格が安いモデルでも最低5~6千円程度は掛かり、操作性や機能性を追求すると3万円以上のコストを要するケースも珍しくはありません。
通常ゲームコントローラーは最低2千円程度で購入できる製品も多いため、一般的な感覚だと高くて手が出せないと感じてしまう点には注意です。
アケコンの導入を考えているなら、まずは製品や販売価格を調査しておき、無理の無い価格帯から選択しましょう。
2-2. 設置スペースが要求される
https://x.com/PeyoteSugitaka/status/1665717966397140993
アケコンは横30cm~40cm以上と横幅が長いだけでなく、縦20cm~30cm+高さ10cm以上とサイズの大きさが特徴的です。
手を乗せた状態でリラックスしてプレイしやすい反面、アケコンを設置するには広めのスペースを確保する必要があります。
また、重量も2kg~3㎏以上と重たく、膝の上に置いて長時間プレイされる場合、下半身に疲労が伴う恐れもあります。
近年は可能な限りサイズや重量を抑えたアケコンも登場してはいるものの、四方20cm以内や1kg以下の製品は極端に少ないのが現状です。
アケコンを導入するならスペースを考慮したり、プレイスタイルが膝上の場合は足腰の負担を和らげる対策を検討しましょう。
2-3. レバー操作の入力が遅い
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1472568.html
レバー操作は直感的な方向入力には打ってつけですが、方向を変える際には一度ニュートラル(中央)にレバーを戻さなければいけません。
特に左下→右上や下→上への入力など、逆方向への入力に時間が掛かってしまい、頭で判断できても行動に移すまでにラグが発生しやすい点がデメリット。
レバーを無くして方向操作をボタンで行うレバーレスの場合、ボタンを押すだけで瞬時に入力できるものの、レバーの場合はラグを考慮したプレイングが要求されます。
相手の行動に合わせてレバーを入力するのは不可能ではありませんが、見てからの対処では間に合う可能性が低いため、相手の行動に対する予測技術が必須です。
相手の行動に対してラグが起きやすいだけでなく、コンボで複雑な入力を繰り返す際もラグが起きやすいため、正確無比で繰り出すためには長い練習期間が必要になります。
レバー入力の速度が気になる場合、少々コストは掛かりますがレバーレスの導入も検討しましょう。
3. アケコンの選び方
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1505057.html
一括りにアケコンと称されてはいるものの、サイズや重量をはじめ、製品によってさまざまな違いが存在します。
アケコンを机に置いてプレイしたり、膝上に置いてプレイしたりとスタイルはさまざまですが、スタイルに適したアケコン選びはパフォーマンスを重視するうえで大切です。
とはいえ、何を基準に選択すれば良いのか、具体的な基準が気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、ストリートファイター6を基準としたアケコンの選び方を紹介します。
3-1. タイプで選ぶ
https://hotondo.work/archives/sfvi-controller-osusume.html
アケコンはベーシックなレバータイプだけでなく、レバーを無くして方向入力もボタンで行うレバーレスタイプも登場しています。
レバータイプはゲームセンターの筐体と同じく、レバー+ボタンで操作できますが、レバー入力の癖が特徴的です。
レバーレスタイプはレバーを撤廃し、技の発生やコンボだけでなく、キャラクターの移動までボタンで行えるタイプになります。
この2種類の大きな違いとしては方向入力に対する速度であり、レバーは方向入力を行うたびにニュートラルを経由するため、やや時間が掛かってしまうのが欠点です。
ですが、レバーレスは該当ボタンを押すだけで方向入力が行えるため、レバーよりも速く正確な方向入力を可能にしてくれます。
ただし、レバーレスは便利ではあるものの、レバータイプと比べると製品価格が高く、レバーレスの使用を禁じる公式大会もあるという点には注意です。
3-2. プレイスタイルで選ぶ
アケコンを用いたプレイスタイルは机置き/膝置きの2パターンがあり、おおよそこれらのパターンどちらかに該当します。
これらのプレイスタイルを重視して選ぶにあたり、意識しておきたいのがアケコンのサイズ及び重量です。
机置きの場合は横幅の長さや重量はプレイに影響しにくいですが、膝置きの場合は横幅の長さや重量がパフォーマンスに大きく影響します。
膝置きは自身の膝にアケコンを置いてプレイするため、横幅が長いと窮屈に感じやすく、重たいほどに長時間プレイ時に身体に負担が掛かるからです。
ご自身がプレイしやすいスタイルや普段プレイするスタイルを考慮し、運用しやすいと思えるサイズのアケコンを選びましょう。
4. まとめ
アケコンはクラシックユーザーの強い味方となってくれる反面、アケコン独自のデメリットが存在している点には考慮しなければいけません。
共通するデメリットをしっかり把握し、本記事で紹介した内容を参考にプレイスタイルに合うアケコンを選び、パフォーマンスを発揮していただければ幸いです。