VALORANT 6月予定のパッチが一部公開！エージェント調整に迫る
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RIOT公式は実施予定の8.11パッチの一部を公開し、新マップ追加やマップローテーションの変更、エージェント調整も実施を予定していると発表しました。
8.11パッチは事前公開の段階であるため、暫定という形になりますが、現時点では5人のエージェントの調整が予定されています。
「自分が使用しているエージェントは影響を受けるのか」、プレイヤーならやはりエージェントの調整は気になるところですよね。
そこで本記事では、VALORANT8.11パッチで適用予定の5人のエージェント調整について、公開情報をもとに解説していきます。
1. ネオン
ネオンヴァロラントの壁紙
まずはデュエリストロールを担うネオン。
ネオン自体はポテンシャルが低いわけではありませんが、他のデュエリストと比較すると霞んでしまうのが現状です。
ですが、8.11パッチではアルティメット以外の全アビリティに調整が予定されており、大きな変化が見られるでしょう。
ここではネオンの調整内容を紹介します。
1-1. ファストレーン
ファストレーンは直線状に2つの壁を展開し、左右からの射線をカットできるアビリティですが、持続時間が6秒→4秒に変更となります。
これに合わせて壁の解散時間も1秒→2秒に変更となっており、ファストレーン展開時のサウンドにも調整が入ります。
持続時間においてはナーフですが、視界やサウンドの聞きやすさが向上するため、バランスを取る形での調整です。
1-2. ハイギア
ハイギアはゲージ残量がある限り、高速移動が行えるアビリティですが、高速移動中のストレイフ速度の減少が改善されました。
6.7m/秒→9.1m/秒にバフが入ったため、これまでよりも俊敏な高速移動が可能になり、敵を攪乱しやすくなるでしょう。
また、ハイギア起動に必須な燃料チャージにもバフが入っており、フルチャージまでの時間が60秒→20秒と大幅短縮されます。
さらに1回無料＋2個目150クレジットで最大2回スライドが可能になり、スライド中の射撃精度も向上する見込みです。
1-3. リレーボルト
リレーボルトは円状範囲内にスタン効果を与えるアビリティですが、スタック数が2→1とナーフが入ります。
ただし、スタン効果発動までの時間が1.1秒→0.8秒に短縮され、スタン持続時間も3秒→3.5秒に延長される予定です。
スタック数が減少するため、使いどころの見極めは大切ですが、上手く扱えば戦闘を有利に運びやすくなるでしょう。
2. レイナ
VALORANT: レイナ キャラクターガイド
続いてもデュエリストロールのレイナですが、レイナ自体は個人のエイム力に左右されやすく、活躍できるか否かは使い手次第の難しいエージェントです。
ただ、エイム力のあるプレイヤーが使えば、マッチを破壊するような活躍もでき、チームの活路を見いだせるエージェントでもあります。
それでは、レイナに予定されている調整を見ていきましょう。
2-1. デバウアー
レイナは敵を倒すとオーブが出現し、オーブを消費することでデバウアーorディスミスを使用することができます。
デバウアーはオーバーヒール、つまり倒した敵からHPを回復できるアビリティですが、回復量が100→50に減少する予定です。
ただし、これまでは一定時間経過でアーマー回復分は削除されていましたが、アーマー回復分の削除が無くなり、半永久的にアーマーを装着した状態になります。
被弾次第ではフルHP＋ヘビーアーマーを維持しやすくなるため、よりエイム猛者がパフォーマンスを発揮しやすくなるでしょう。
2-2. ディスミス
ディスミスはキル時のオーブを消費し、短時間無敵状態で移動できるアビリティですが、持続時間は2秒→1.5秒にナーフされます。
その代わり、ディスミス中の移動速度が9.1/秒→12m/秒とバフが入り、バランスを取る形となります。
移動速度増加により、緊急時でも退路を確保しやすくなるため、ディスミスはバフと言っても過言ではないでしょう。
2-3. エンプレス
エンプレスはアルティメットコスト6で使用でき、使用中は武器の取り回しや発射速度が大幅に向上し、回数制限無しでデバウアーとディスミスを使用できるようになります。
これまではタイマー経過によってエンプレスは解除されましたが、エンプレス中のタイマーが削除され、使用ラウンド中は常にエンプレス状態となる大幅なバフが入ります。
エンプレスはタイマーを考慮してタイミングを見極める必要がありましたが、初動からエンプレスを使えるようになり、エイム強者が使用すれば猛威を振るうでしょう。
3. レイズ
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レイズは緩急を突くエントリー力、ブームボットやペイント弾、ショーストッパーによる制圧力に長けたデュエリストです。
レイスに関しては調整予定のアビリティは1種類のため、使用率が極端に落ちることはなさそうですが、レイズ使いの方なら気になるでしょう。
そこで、レイズで予定されているアビリティ調整内容を見ていきます。
3-1. ブラストパック
ブラストパックはレイズ自身の移動手段としても強力ですが、ヒット時にノックバックを与えるため、相手を効果的に遅延できる点も優秀でした。
任意のタイミングで起爆できるため、ブラストパックを壊すのも困難でしたが、ダメージ量の減少やノックバック効果のナーフが予定されています。
また、水平速度に限り、移動速度が減少するため、これまで通りに運用するにあたって、高いプレイヤースキルが要求されるでしょう。
また、ブラストパックの爆発音が聞こえる範囲も拡大予定のため、これまでよりもレイズの位置を特定しやすくなります。
大幅なナーフではありませんが、高いプレイヤースキルと使用タイミングの見極めが大切になってきますね。
4. アイソ
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アイソは弱体化効果を与えたり、壁を展開して射線を切ったり、ユニークなスキルを持つデュエリストです。
しかし、エントリー性能は高くなく、デュエリストとしては弱いと評価されていましたが、そんな現状を受けてバフを受ける見込みです。
ここでは、アイソの調整内容を見ていきます。
4-1. ダブルタップ
ダブルタップは自身にシールドを展開し、1回の被弾を防ぐことができるアビリティですが、展開時のアニメーション終了に際し、シールド展開時のサウンドが追加されます。
どのタイミングから武器を構えられるのか、判断が付けやすくなるため、ダブルタップ展開時の事故が起きにくくなるでしょう。
ダブルタップはスタック数が2個→1個に減少しますが、2キル時に1個スタックがチャージされるようになり、クレジットを消費する必要が無くなります。
シールドが破壊された際の移動速度低下も軽減され、シールドを破壊した敵の方向も表示してくれるようになるため、正確な判断が行いやすくなるのも利点ですね。
スタックさえ保有していれば、展開中のダブルタップ持続時間をリフレッシュし、再展開を即座に行えるようにもなります。
これにより、これまでよりもキルを重ねる恩恵が大きくなる見込みです。
5. クローブ
新しいヴァロラントエージェントのクローブはセージとアストラの最高の部分を1つにまとめたものだ
クローブはシーズン8で新規実装されたコントローラーですが、復活できるアルティメットや自信をヒールできるアビリティが強力です。
そのため、コントローラーでありながらもデュエリストのような立ち回りが強く、多くのユーザーがプレイしていますが、デュエリスト的な側面のナーフが予定されています。
2つのアビリティが調整予定となっており、該当アビリティの変更点を紹介していきます。
5-1. ピック・ミー・アップ
ピック・ミー・アップは自分あるいは味方のキルをサポートした際、倒した敵からHPを回復できるというスキルです。
簡単に言ってしまえばレイナのオーバーヒールであり、スモークを展開するコントローラーとしては非常に強力なアビリティです。
こちらは購入コストが100→200クレジット、HP回復の持続時間を10秒→8秒に減少が予定されており、大きなナーフが予定されています。
また、クローブがダメージを与えてから10秒以内ならピック・ミー・アップを発動できましたが、この部分も6秒以内に変更される予定です。
そのため、これまでのような前線を維持する立ち回りは厳しくなり、コントローラー等の支援に徹する立ち回りで運用されていくでしょう。
5-2. ノット・デッド・イェット
ノット・デッド・イェットはアルティメットコスト7で発動でき、一時的に自己蘇生が行える強力なアルティメットです。
復活から12秒以内にキルまたはアシストが無い場合、12秒後に再びデスにはなりますが、プレッシャーを与えられますし、不利な状況でもワンチャンスが狙えます。
そのため、アルティメットコストは7→8に増加し、回転率を抑えるようにナーフされる予定です。
これまでは割と気軽に使用しても速く再使用できましたが、アルティメットが貯まりにくくなるため、これまでよりも使用するタイミングの見極めが重要になってきます。
6. まとめ
8.11パッチではデュエリストを中心にアビリティの変更が予定されているので、その他ロールよりもデュエリストの環境変化が予想されます。
これまでは使用率が低かったネオンやレイナも環境で活躍する可能性も大いにあり、パッチ適用後の動向に注目です。