2020年夏のeスポーツ大会まとめ!コロナの影響は?
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新型コロナウイルスの影響を受け、様々なスポーツ大会やイベントが中止になった今夏。
eスポーツ大会はコロナの影響を受けつつも盛り上がりを見せた大会も多くありました。
2020年夏に開催もしくは惜しくも中止となってしまったeスポーツ大会をまとめてみました。
1. eスポーツ大会へのコロナの影響は?
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新型コロナウイルスはeスポーツ大会にも大きな影響を与えています。
初期は無観客でのオフライン大会も多く開催されましたが、夏季の大会は中止もしくはオンラインでの開催のみの大会が多い傾向です。
eスポーツ大会はオンラインでの開催が可能なため、一見オンライン大会との相性は良いように思えます。
しかし、オンライン開催にも多くの問題点があるのです。
1-1. オンライン大会では地域ごとの回線速度に差が出てしまう
オンライン大会を開催すれば、確かに世界のどこの選手でも大会に参加することができます。
その反面、どうしても解決できない大きな問題を抱えてしまうことになります。
それが、「地域ごとの回線速度の差」です。
現在、インターネットは世界各国に張り巡らされあらゆる地域・国でインターネットを利用できます。
しかし、発展途上国の回線速度は先進国のそれには遠く及びません。
また、主催地域から遠く離れた地域は通信が行き届くまでに時間がかかってしまいます。
回線速度が勝敗に大きく影響するオンラインゲームでは避けては通れない問題です。
このような「回線速度問題」を考慮し中止の判断を下した大会も少なくないようです。
2. 2020年夏に開催されたeスポーツ大会
新型コロナウイルスの影響を受けながらも開催することができた大会を紹介します。
多くの大会は中止を免れたものの、オンライン限定での開催へと形式を変更しています。
2-1. RAGE ASIA 2020
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RAGEは国内最大級のeスポーツイベントです。
イベント内では様々なイベントやeスポーツ大会が開催されます。
今年は新型コロナウイルスの影響を受け、無観客オンライン形式での開催となりました。
競技タイトルは「荒野行動」、「Apex Legends」の有名バトロワゲームです。
MCに「霜降り明星」、ゲストに「藤本敏史(FUJIWARA)」と人気お笑い芸人を採用。
V-RAGEと呼ばれるeスポーツ観戦専用のVR施設では「電脳少女シロ」、「ヤマトイオリ」などの人気Youtuberが登場しました。
国内プロゲーミングチームからは「DeToNator」、「SCARZ」、「JUPITER」などが出場しました。
韓国や中国からは「T1」、「Crazy Racoon」、「Invictus Gaming」などが出場しました。
※Crazy RacoonのApex Legendsチームは韓国チームとして扱います。
大会の様子はOpenred.tv、Youtube、Abema.tv、Clustar(※VR専用)と幅広いサイトで配信されました。
2-2. STAGE:0 全国高校対抗eスポーツ大会
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STAGE:0は国内の高校対抗の全国eスポーツ大会です。
所詮は高校生のゲーム大会と侮ってはいけません。
STAGE:0は、「世界で活躍する日本人のeスポーツ選手の輩出」を目的としたレベルの高い大会です。
昨年の第1回大会のフォートナイト部門で優勝したチームは、東京ゲームショウのイベントに招待されるなど、早速eスポーツ業界での活躍を見せていました。
今年の第2回大会は新型コロナウイルスの影響を受けてオンライン形式での開催となりました。
競技タイトルは「クラッシュ・ロワイヤル」「フォートナイト」「リーグ・オブ・レジェンド」です。
応援マネージャーには日向坂48が就任し、eスポーツに燃える高校生達をサポートしました。
大会の様子はTwitch、Youtube、Twitterで配信されました。
2-3. スプラトゥーン甲子園2020
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スプラトゥーン甲子園は毎年、ニコニコ超会議のイベント内で開催されているスプラトゥーンの大会です。
全国各地で開催された予選を突破した地域代表チームとオンライン大会を勝ち抜いたチームの合計10チームが全国1位を目指して戦います。
スプラトゥーン甲子園のルールは4対4のナワバリバトルです。
今年開催の「スプラトゥーン2020」は新型コロナウイルスを受け、無期限延期が発表されていました。
延期決定後、「ニコニコネット超会議2020夏」のイベント内で無事に開催されました。
大会の様子はニコニコ生放送、Youtubeで配信されました。
3. コロナで中止になってしまったeスポーツ大会
3-1. EVO2020(EVO Online)
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EVOは世界最大級の格闘ゲームイベントです。
イベント内では様々な格闘ゲームの大会が行われます。
今年開催予定であった「EVO 2020」は、新型コロナウイルスの影響を受け中止となってしまいました。
その代替イベントとしてオンライン限定での「EVO Online」が開催される予定でした。
しかし、EVO Onlineも中止されることなってしまいました。
原因はEVOのCEOであるJoey Cuellar氏のセクハラ問題です。
その問題を受け、プロゲーミングチームや各メーカーが次々と不参加を表明してしまったのです。
次回開催以降は創設者の1人のTony Cannon氏が新CEOとして活動される事が発表されています。
新型コロナウイルスではない理由で、オンライン大会まで中止になってしまったのは残念でなりません。
3-2. フォートナイトワールドカップ 2020
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フォートナイトワールドカップは年に1度開催されるフォートナイトの世界大会です。
世界中から有名なプロゲーマーやストリーマーなど、多くのトッププレイヤーが集まる非常に人気が高いeスポーツ大会です。
今年の「フォートナイトワールドカップ2020」は新型コロナウイルスの影響を受け、中止となりました。
フォートナイトには地域間のオンライン大会の開催には制限があるため、オンラインでの世界大会は開催できないとのことです。
フォートナイトワールドカップは中止となりましたが、地域ごとのオンライン大会は予定通り実施される予定です。
最近はAppleとの間にも問題を抱えているフォートナイト開発元のEpic Games。
新型コロナウイルス以外の理由で今後の大会やイベントが中止にならないと良いのですが・・。
3-3. ポケモンワールドチャンピオンシップス2020(PWCS2020)
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ポケモンワールドチャンピオンシップスは年に1度開催されているポケモンゲームとポケモンカードゲームの世界大会です。
最新作のポケットモンスターソード・シールドだけではなく、ポッ拳の大会も行われます。
今年の「ポケットモンスターチャンピオンシップ2020(PWCS2020)」は新型コロナウイルスの影響を受け、中止となりました。
また、6月に開催予定であった「ポケモンジャパンチャンピオンシップ2020(PJCS2020)」も同じく新型コロナウイルスの影響を受け、中止となりました。
日本大会の「PJCS2020」の出場権はオンライン大会の「ポケモン日本一決定戦2020」の出場権に振替えられる事になるそうです。
4. まとめ
新型コロナウイルスの影響がありながらも、eスポーツ大会はオンライン開催なのでなんとか開催できています。
今後しばらくの間は、ほぼ全てのeスポーツ大会はオンライン開催のみとなるでしょう。
大会の様子は、YoutubeやTwitchなどで配信されるので、自宅にいながらスマホやPCで観戦できます。
しかし、オンラインでの大会ばかりでは、やはり少し寂しいですよね。
少しでも早く新型コロナウイルスが収束して、賑やかな会場でのeスポーツ大会が戻って来て欲しいものです。