
モンスターハンターワイルズ ボリューム不足の真偽を徹底解説!
https://www.famitsu.com/news/202312/08327040.html
2025年2月末に多くの期待を寄せられながらリリースした「モンスターハンターワイルズ」。
リリースから2か月余りが経過した本作ですが、アップデート等での盛り上がりで肯定的な意見を集めると同時に、話題に挙がっているのが「ボリューム不足」です。
倒すべきモンスターが少ない、やりこむほどに充実感が失せていくなど、さまざまな意見もユーザーから寄せられています。
本記事では、モンスターハンターワイルズはボリューム不足なのか、これからボリュームが充実していくのか、これらを中心に解説します。
1. ボリューム不足と言われる要因について
https://kamigame.jp/game/136118/
リリースから2か月余りが経過した本作ですが、4月の大型アップデートや歴戦王実装とコンテンツも徐々に拡充されています。
しかし、コンテンツの拡充が行われる現在でもボリューム不足の声が非常に多く、「過去作と比べてボリュームが無い」といった意見も目立つのが現状です。
ボリューム不足の声はプレイ時間が長いユーザーから多く寄せられており、ボリューム不足を感じさせる要因はさまざまあるようです。
ここでは、ボリューム不足と評される要因について解説します。
1-1. モンスター数が少ない
https://www.mhw-blog.com/mhwilds/%E5%A4%A7%E5%9E%8B%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%9B%B3%E9%91%91%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%812%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E4%BA%88%E6%83%B3
モンスターハンターワイルズは無料アップデートが4月に実施され、新たにタマミツネが追加登場しました。
これにより、本作で登場するモンスターは総勢30種となりましたが、これでもモンスター数が少ないという意見が目立ちます。
この意見は過去作経験者から多く寄せられており、実際に比較してみると最初期ワールド=30種、最初期ライズ=34種です。
確かに数だけで見ると少なく感じますが、よりモンスター数が少なく感じるのはストーリー上でしか戦えないモンスターもいるからでしょう。
また、リオレウスやドシャグマをはじめ、通常種と護竜種が混在しており、完全な別種モンスターが少ないため、よりモンスター数が少なく感じるのだと思われます。
1-2. エンドコンテンツのやり込みがない
https://kamigame.jp/mhwilds/page/358932559679236600.html
モンスターハンターワイルズの現状のエンドコンテンツとして挙げられるのが、装飾品集めやアーティア武器の厳選です。
レア度の高い複合装飾品は非常に出にくいですし、アーティア復元ボーナスも理論値を狙うとなると一朝一夕では入手できません。
そのため、これら2つの要素をやり込むだけで「プレイ時間が数百時間を突破した」というユーザーも中にはいるでしょう。
ですが、裏を返せばこれらを達成してしまうと現状はやることが無く、やり込み要素を自ら探す現状になってしまっているのが問題視されています。
「アップデートで拡充されるまではもういいかな」と過去作に戻る方もおり、こちらも過去作と比較して少なく感じる方が多いようです。
1-3. 過去作よりも難易度が緩い
モンスターハンターワイルズはリオレウスをはじめ、過去作からの復刻モンスター、そして新規で追加されたモンスターも多数登場しています。
さらに狂竜化や歴戦個体といった過去作要素も実装し、初見狩猟に苦労した方も多いでしょう。
しかし、今作は相殺アクションやカウンター、武器によっては無敵判定の長いアクションもあり、既存ユーザーからは難易度が低いという声も挙がっています。
今作は古龍が一種類も登場しておらず、討伐クリアという対象が限定的なため、捕獲で容易に達成できてしまう点も難易度の低さを助長させているようです。
ですが、相殺やカウンターを潰すアクション持ちの強敵、既存モンスターの大幅強化が実施されれば難易度も改善されることが予想できます。
運営もユーザーの意見には目を通しているでしょうし、今後のアップデートや有料DLCで難易度が強化されることを期待しましょう。
2. 新規プレイヤーからは肯定的な意見が多い
https://news.tcg-bloglife.com/entry/2025/03/05/111816
先ほど紹介したように、過去作のプレイ経験を持つプレイヤーからは否定的な意見を寄せられているのが現状です。
ですが、モンハンシリーズの経験が浅かったり、ワイルズから参入したプレイヤーからは肯定的な意見もしっかり寄せられているのです。
過去作経験が少ない、あるいは新規プレイヤーからは現状のモンハンワイルズはどう見えているのか、気になる方も多いと思います。
そこでここでは、モンハンワイルズのボリューム面で寄せられている肯定的な意見を紹介します。
2-1. ゆっくり進める分には不足無し
https://gametokka.com/mhwildsstory022725/
過去作経験の少ない方、ワイルズで初めてモンハンをプレイされている方の場合、手に馴染む武器選びや最適な装備構成を考えるのに苦労されています。
中には下位~上位ストーリーまでのクリアにも苦労される方もおり、進行度は非常に緩やかです。
4月初旬にはタマミツネが追加実装されましたが、歴戦個体が強力で未だにソロで倒せないという方も見受けられます。
ゆっくりと自身のペースで進められる方にとっては現状のボリュームでも満足度が高く、早急にコンテンツを追加しなくても良いという意見もあります。
ずっと現状維持では否定的な意見に変わる可能性もありますが、新規や歴が浅いプレイヤーからのボリューム評価は現時点では好評です。
2-2. 一気にボリュームが増えるよりは良い
モンハンシリーズに慣れている方、狩猟に苦戦されない方の場合、ストーリーや追加コンテンツも容易にクリアしてしまうため、現状は確かにボリューム不足と言えます。
しかし、スローペースでゲームを進めている方の中には「一気にコンテンツが増えるとしんどい」「少しずつ追加されれば良い」という意見が多く寄せられています。
一気にコンテンツが増えれば迷いやすいですし、進行度の面で慣れているプレイヤーに追い付きにくくなり、疎外感を覚えてしまいやすいからです。
現状は上級者も初心者もマルチで一緒に楽しみやすく、喜びや苦労を共有し、新たなコミュニティが形成されるきっかけにもなっています。
実際にワイルズから始められたという方も多く、交流を主に楽しまれる方もいるため、一気にコンテンツが増えて交流が減るよりも、少しずつ増えれば良いと感じるのでしょう。
2-3. やることはいくらでもある
https://kamigame.jp/mhwilds/page/341841721727942862.html
モンハンは狩猟を楽しむことが大前提ではあるものの、防具/護石を全てコンプリートしたり、金冠コンプを狙うなど、狩猟以外にやれることは多くあります。
例えば、色んな武器を触って新たにメイン武器を見つけたり、自分だけの装備構成を考えるのも楽しみ方の1つです。
公式コンテンツではありませんが、特定条件下でのクエストクリアタイムを競うTAに挑む方もいます。
HRカンスト(999)を目指したり、現状実装されている装飾品のコンプリートも狙ったり、ボリューム不足を感じていないプレイヤーはあらゆる楽しみ方を見出されているのです。
確かに純粋にストーリーをクリアするだけであったり、モンスターを狩猟するだけならボリューム不足は否めません。
ですが、ボリューム不足を感じているなら、次のアップデートまでに新しい楽しみ方を模索してみるのも良いでしょう。
3. 今後ボリューム不足は解消されるのか
https://gametokka.com/mhwildsrekisengoa030525/
新規層や一般ユーザーからは肯定的な意見もあるものの、強敵と呼べるモンスターの少なさ、周回コンテンツの少なさなどのボリューム面の不足が目立つのも確かです。
「ワイルズは新アクションもあって楽しい、でもボリュームが無くて飽きてしまった」という方が多いのも事実です。
そこで気になるのが、今後ボリューム不足は解消されるのか、この点だと思います。
そこで本記事では、モンハンワイルズのボリューム不足の解消について、考察していきます。
3-1. 無料アップデートでボリュームは増えていく
https://gametokka.com/stateofplaymhwilds021325/
モンハンワイルズは2月末にリリースされ、4月初旬に第一弾無料大型アップデートが実施。
このアップデートにて人気モンスター「タマミツネ」が復刻登場、さらにストーリーで下位個体しか戦えなかった「ゾ・シア」の上位個体も実装となっています。
当然ながらタマミツネとゾ・シア素材を用いて作成できる武器/防具も実装され、構成の幅も拡張されました。
また、第2弾アップデートも2025年夏ごろに予定されており、第2弾アップデートでもモンスターの復刻や新たなコンテンツの実装が予定されているとのことです。
過去作ワールドやライズでもそうでしたが、初期段階ではボリューム不足と評価され、無料アップデートで評価を盛り返しています。
今すぐにボリュームが補完されるわけではありませんが、第2弾以降も無料大型アップデートが実施されるでしょうし、ボリュームはどんどん増えていくでしょう。
3-2. 有料拡張コンテンツが登場する可能性が高い
昨今のモンハンシリーズは1シリーズ2作発売されるのが基本となっており、直近で言えばワールド→アイスボーン、ライズ→サンブレイクという形です。
過去シリーズでは1作目をベースにしつつ、G級やマスターランクをはじめ、新たなやり込みコンテンツも豊富に追加されています。
モンスター数が大幅に増加するのはもちろんのこと、1作目を凌駕する高難易度、そして難易度に見合った強力な装備も追加される仕様です。
さらに有料拡張コンテンツの追加で終わるわけではなく、さらに複数回の無料大型アップデートも実施されます。
言ってしまえば有料拡張コンテンツ+無料大型アップデートを経て完成する作品であり、モンハンワイルズはまだまだスタートを切った段階ということです。
ワールド以前の作品でも後継作でアップグレードを遂げているため、ワイルズも有料拡張コンテンツで一気にボリュームが増える可能性は高いでしょう。
4. まとめ
モンハンワイルズは現時点では確かにボリューム不足を感じるものの、単純な狩猟以外での楽しさを見出すことでやりごたえは十分に感じられる作品です。
また、無料大型アップデートや有料拡張コンテンツでボリュームが増える可能性は高いため、ボリューム不足による不満も少しずつ解消されていくでしょう。