
ストリートファイター6 玄人向けの癖が強いキャラクターを解説!
https://blog.br.playstation.com/2022/12/08/street-fighter-6-chega-em-2-de-junho-de-2023/
ストリートファイター6は2023年6月にリリース以降、過去作や他作品からの追加キャラクターが続々と登場しています。
2025年2月現在では総勢25名のキャラクターが参戦していますが、キャラクターによって一長一短の特徴を持ち、操作難易度も大きく違っています。
扱いやすいキャラクターのモダン操作から参入し、慣れてきたことで操作難易度が高いキャラクターに挑みたいという方も多いでしょう。
そこで本記事では、ストリートファイター6で玄人向けの強いキャラクターをピックアップして紹介します。
1. ジェイミー
https://gamewith.jp/ps5/game/article/show/7524/16044
ジェイミーは拳法による手数の多さが特徴的なキャラクターですが、手数を活かすだけで勝てるキャラクターではありません。
ジェイミー独自の仕様があり、その仕様を正しく理解して運用しなければポテンシャルを発揮するのは困難です。
しかし、仕様を正しく理解して運用できれば、他キャラクターに劣らない強みを発揮できるキャラでもあります。
ここでは、ジェイミーが有する強みと弱みを解説します。
1.ジェイミーの強み
ジェイミーは対戦中に薬湯を飲むことで酔いレベルを4段階までパワーアップでき、技のダメージ量増加や強力な技が使用できるようになります。
薬湯を4本飲めれば圧倒的な手数で敵を攻撃でき、ダメージ量も増加することで大ダメージを与えやすくなるキャラクターです。
薬湯を飲む技は幾つか選択肢があるので場面に合わせて選びやすく、最大値まで強化できれば強力な必殺技やSAが解放されます。
酔いレベルがMAXになった際の手数やスピードは群を抜いて高く、極めれば敵の追撃を許さない攻撃力を発揮できます。
2.ジェイミーの弱み
ジェイミーは薬湯を飲むことでダメージが強化され、必殺技やSAが解放されていく仕様です。
つまり、本領を発揮するには薬湯を飲んで酔いレベルを上げる必要がありますが、戦闘中に隙を見て薬湯を飲まなければいけません。
薬湯を飲む行動は隙だらけとなってしまうため、安易に飲もうとすると阻止されるだけでなく、敵に攻撃のチャンスを与えてしまいます。
また、マノンなどとは違い、酔いレベルはラウンドで引き継がれることは無く、4レベル溜めて勝利しても次ラウンドは酔いレベル0からスタートする仕様です。
酔いレベルで圧倒的なポテンシャルを発揮できる性質上、基礎スペックは他キャラクターよりも低く設定されている点もデメリットです。
2. ダルシム
https://www.famitsu.com/news/202301/25290509.html
ダルシムはヨガを用いた戦闘スタイルが特徴であり、柔軟な体躯で敵を翻弄したり、遠距離からの攻撃を得意とするキャラクターです。
しかし、リーチの長さや奇想天外な技の応酬で翻弄できる反面、操作難易度の高さから玄人向けに位置付けられています。
ある程度ストリートファイター6に慣れていたり、難しいキャラクターで高ランクを目指したいと思い、ダルシムが気になる方もいるでしょう。
そこでここでは、ダルシムの強みと弱みを解説します。
1.ダルシムの強み
ダルシムはストリートファイター6に登場するキャラクターの中でも特にリーチが長く、他キャラクターでは届かない距離感からも攻撃できます。
さらに物理的な攻撃手段だけでなく、火の玉を放つことで相手の隙を誘ったり、テレポートで意表を突いた攻撃が行える点も強力です。
技の特性から敵との位置入れ替えも容易に狙えるため、壁際に追い込まれた際の切り抜けも容易に対処できます。
多彩な攻撃手段を持つので相手を揺さぶりやすく、プレッシャーを与えやすいという点も魅力です。
2.ダルシムの弱み
ダルシムが玄人向けとされている最大の要因がモダン適性の低さであり、クラシック操作のようなポテンシャルを発揮することは不可能だからです。
モダンダルシムは撃てる技の制限数が非常に多く、使えない技が10を超えるため、クラシックのような立ち回りが困難になります。
その点からモダンから対戦を始める初心者にはおすすめしにくく、かといってクラシックの熟練者なら確実にポテンシャルを発揮できるわけでもありません。
技のリーチこそ長いものの、技全体のスピードは圧倒的に遅いですし、突出した手数やダメージ量を誇るわけでもないためです。
状況に応じてトリッキーな戦闘スタイルをピッタリ当てはめる必要があり、生半可な理解度では扱いにくい点がデメリットです。
3. マノン
https://knowyourmeme.com/photos/2494239-street-fighter-6
マノンはモデル兼柔道家という肩書きを持ち、キャラクタービジュアルの良さも高く評価されるキャラクターです。
ですが、マノン独自のメダルシステムを活かさないとポテンシャルを発揮しにくく、難易度が高いキャラクターとされています。
しかし、マノンにのみ許された強力なコマンド投げに魅了され、上手く扱ってみたいという方もいるでしょう。
そこでここでは、マノンの強みと弱みを解説します。
1.マノンの強み
マノンは2種類の投げ技を当てるたびにメダルを獲得でき、獲得したメダルの枚数に応じて2種類の投げ技+SA及びCAで与えるダメージ量が増加します。
メダルは最大5枚を保有できるだけでなく、次ラウンドに持ち越しも可能なため、2~3ラウンド目で真価を発揮しやすいキャラクターです。
ダメージの上昇量ですが、打撃投げは1→5で600上昇、コマンド投げは1→5で1700と上昇値が高く、メダル5枚のコマンド投げは3回決めるだけで勝利できるほどです。
また、SA3及びCA技にも保有メダルに応じたダメージ上昇が適用されるため、ラウンドを重ねるほどにリーサル勝ちを狙いやすいキャラクターでもあります。
クラシックとモダンでダメージや難易度に差がなく、デバイスに左右されずにポテンシャルを発揮できる点も強力です。
2.マノンの弱み
マノンはメダルを貯めた後の投げ技とSA/CAが非常に強力ですが、メダルを貯める手段も投げ技しか用意されていません。
つまり、投げ技が狙える距離感を意識して常に戦う必要があり、相手との距離が離れるほど不利になりやすいキャラクターと言えます。
対面する相手は当然ながら距離を取って戦いますし、飛び道具を持つキャラクターは飛び道具で距離を取るため、一朝一夕では投げ技を当ててメダルを貯められない点が弱みです。
通常技のリーチこそ長いものの、肝心の投げ技が当たらなければポテンシャルを発揮できないため、各キャラクターに対する知識や対策をしっかり理解しておく必要があります。
モダンとクラシックで難易度に大きな違いはないものの、相性の良し悪しや得手不得手を正確に把握できるだけの経験と知識が要求されます。
4. リュウ
https://www.streetfighter.com/6/ko-kr/character/ryu/frame?_=v0i85epbpv8
リュウはストリートファイターシリーズでは胴着キャラに分類され、オーソドックス且つ適応力の高いキャラクターです。
ではなぜ適応力が高いのに玄人向けなのか、オーソドックスなのに明確な欠点が存在するのか、気になる点が浮かび上がる方もいると思います。
そこでここでは、リュウの強みと弱みを解説します。
1.リュウの強み
リュウはとにかくシンプルなスタイルが特徴であり、汎用性の高い飛び道具、咄嗟に撃ちやすい対空技を備えた適応力が強みです。
近~遠距離まで無難に戦いやすいだけでなく、2025年2月にはダメージ上昇のバフも受けているので、火力面でも申し分のない性能を保有しています。
また、シンプルな使いやすさは深く意識せずともポテンシャルを引き出しやすく、他キャラクターと共通した部分も多く、あらゆるキャラクターへ流用しやすい点もメリットです。
リュウと同じ胴着キャラはもちろん、弾による遠距離戦が得意なサイコキャラクターにもリュウで培った経験や知識を活かせます。
2.リュウの弱み
リュウはあらゆる距離感に対応でき、シンプルな操作性を備えたキャラクターですが、シンプル故に突出した部分がありません。
ケンのように画面端へ運ぶ性能が高いわけでもなく、ジュリのようなスピードと手数も無く、火力の高さも平均的です。
胴着キャラにだけ絞ったとしてもケンや豪鬼と比べると劣る部分も多く、器用貧乏な部分が目立ちます。
また、モダンはアシストコンボが扱いにくく、とにかく強みを押し付けてくるキャラクターとの相性が非常に悪いため、評価できる部分は難易度の低さのみです。
クラシックでも画面端の火力の高さくらいしか目に見えた強みが無いため、格闘ゲーム力を高めたい方にしかおすすめできません。
5. キンバリー
https://www.gamer.ne.jp/news/202208080022/
キンバリーは素早い移動速度と柔軟な機動力を備えており、敵を翻弄して戦うキャラクターです。
「1vs1における移動速度と柔軟性は強いのでは?」と考える方も多いと思いますが、実際には玄人向けに位置付けられています。
なぜ玄人向けとされているのか、実態が気になる方もいるでしょう。
そこでここでは、キンバリーの強みと弱みを解説します。
1.キンバリーの強み
キンバリーは通常移動速度が速いので敵の攻撃を誘発させやすく、生まれた隙を突ければ得意の手数で押し切れるキャラクターです。近距離での素早さと手数はもちろんのこと、中距離でも素早く距離を詰めることができ、ヒットすれば画面端へ即座に追い込めます。
設置型の手裏剣は起き攻めのきっかけを作りやすく、相手の意識を起き攻めに誘導して別プランで攻め立てるといった対応力の高さも強力です。
使い勝手の良い対空技も備えているので、遠距離以外の距離感で運用できる対抗策のバリエーションの豊かさも魅力です。
2.キンバリーの弱み
キンバリーは機動力と手数の多さが強みですが、当然ながらダメージ送料に関しては他キャラクターよりも低めに設定されています。また、コンボの手数自体は多いものの、SAやCAまで繋がらないコンボは与えるダメージ量が低く、リーサルや決定打しにくいという点もデメリットです。
また、攻めで有利な素養を持つ反面、無敵技の少なさといった防御面の性能は乏しく、相手に攻められた際の対応難易度も高めです。
キンバリーへの対応策を把握している相手には攻めを対処されやすい面もあり、高ランク帯であるほどに勝利を得るのが難しいキャラクターです。
6. まとめ
玄人向けのキャラクターは特徴やスペックはさまざまですが、前線で活躍するキャラと比べると欠点が多く、極めるためには理解度が要求されます。
感覚で技やコンボを狙っても勝つのが難しいため、玄人向けのキャラクターを選ぶならトレーニングモードや実践で経験と知識を鍛えていきましょう。