
ストリートファイター6 初心者向けにジェイミーを解説 実戦での意識ポイントも紹介!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003485.000013450.html
ストリートファイター6は総勢25名を超えるキャラクターが登場していますが、扱いやすいキャラから玄人向けまで個性はさまざまです。
玄人向けのキャラクターは明確なデメリットが存在する反面、上手く扱えればトップクラスに引けを取らないポテンシャルを秘めています。
今回紹介する「ジェイミー」もその1人であり、使いたいと思いながらも手が出せない方もいることでしょう。
そこで本記事では、ジェイミーの強みや弱みを解説しつつ、実践で意識したいポイントも紹介します。
1. ジェイミーの強み
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ジェイミーは拳法を軸に戦うキャラクターであり、酔いレベルという固有システムを持っています。
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見た目が好きという理由からジェイミーを触る方も多いですが、酔いレベルシステムはジェイミーの強みであるとともに、初心者を離れさせる部分でもあります。
ですが、正しく強みを理解して運用することで、トップクラスの性能を持っているとも評価されるキャラです。
そこでここでは、ジェイミーを使用するうえで必ず理解しておきたい強みを解説します。
1-1. 酔いレベルに応じて基本性能が向上
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ジェイミーは戦闘中に薬湯を呑むアクションが行えますが、薬湯を呑むたびに酔いレベルが上昇し、レベルに応じて基本性能が飛躍的に向上します。
酔いレベルは1~4レベルまであり、各レベルに応じた攻撃力アップや連携技が解放される仕様です。
解放される技はフレームやダメージ性能はもちろんのこと、2レベル到達時には薬湯呑みに派生できる技も追加されるため、酔いレベルを最大まで引き上げやすくなります。
逆に言えば酔いレベルがゼロのジェイミーは未完成状態であり、全キャラクターの中でもトップクラスでスペックが低めです。
そのため、ジェイミーのポテンシャルを引き出すには酔いレベルの向上が不可欠であり、戦闘中に隙を見つけて薬湯を呑むことを心がけましょう。
1-2. 移動速度が速い
ストリートファイター6に登場するキャラクターは移動速度がキャラ別で異なり、実戦でメリットにもデメリットにもなり得ます。
今回紹介するジェイミーは前後移動における速度が速く、敵との距離感を維持しやすいですし、バックステップで翻弄しやすいです。
また、酔いレベルゼロの状態でもそこそこ速いだけでなく、酔いレベルが4に達すると移動速度も向上するため、より戦闘スタイルの幅を広げられます。
後述でも説明しますが、ジェイミーは運び性能や起き攻めのポテンシャルが高く、移動速度の向上も相まって強みを擦り付けやすいです。
1-3. 技のバリエーションが豊富
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ジェイミーは酔いレベルに応じてキャラクター性能が向上する仕様上、初期状態で他キャラと比較すると劣ります。
ですが、酔いレベルが上がるほどに攻撃力や技が解放され、解放される技のバリエーションが豊富な点も優秀です。
初期状態から無敵対空技を持ちつつ、急降下で緩急を付けやすい技、弾抜け性能を持つ技、追撃可能なコマンド投げがレベルに応じて解放されます。
初期状態では行動が制限されやすいものの、酔いレベルが上がるほどにバリエーションが広がり、拡張された戦術幅で相手を翻弄しやすいキャラクターです。
豊富なバリエーションから相手の得手不得手を探し、適応していけるポテンシャルは唯一無二と評価できます。
2. ジェイミーの弱み
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ジェイミーは酔いレベルが上がるほどにスペックが向上し、酔いレベルがマックスであればトップクラスのポテンシャルを発揮するキャラクターです。
しかし、トップクラスのポテンシャルと引き換えにデメリットも多く、上手く扱うためには弱い部分をしっかり理解しておくのが重要です。
そこでここでは、必ず押さえておきたいジェイミーの弱い部分を解説します。
2-1. 酔いレベルに依存しやすい
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ジェイミーは酔いレベルを上げることで性能が向上し、最大レベルでは驚異的なポテンシャルを発揮できるキャラクターです。
しかし、逆に言えば酔いレベルが上がらなければ性能は引き出せず、常に相手よりも劣った状態で戦わなければいけません。
また、強力な技やコンボも酔いレベルに応じて解放されるため、酔いレベルで戦術幅が制限される点もデメリットです。
ダメージ量に関しても圧倒的に劣ってしまうので、相手と同じ土俵に立つのですら酔いレベルが依存する点は留意しておきましょう。
2-2. 酔いレベルは引き継ぎできない
レベルシステムを採用したキャラクターにマノンが挙げられますが、マノンは貯めたメダルを次のラウンドへ引き継ぐことが可能です。
セットが切り替わらない限りは強化状態を持ち越せるため、序盤から上手く立ち回ればメダル不足による不利状況は容易に覆せます。
ですが、ジェイミーの酔いレベルはセットはおろか、ラウンドすら引き継げずに毎ラウンドリセットされるため、常に弱い状態からスタートします。
ジェイミーと対面する相手は当然薬湯呑みを阻止してくるため、常に安定したパフォーマンスを引き出しにくいです。
勝利するには常に酔いレベルを最優先で行動しつつ、敵からの被弾を抑える必要があり、高度な心理戦とテクニックが必須です。
2-3. 果敢に攻め続けにくい
ジェイミーは酔いレベルが低い状態では攻撃力が低く、技やコンボ数も制限されているため、まずは酔いレベルを上げることから始めなければいけません。
しかし、酔いレベルを溜める通常アクションは隙が大きく、攻撃の合間に差し込めるほどの余裕が無いため、一歩後ろに下がって薬湯を呑むのが基本の立ち回りです。
つまり、どれだけ相手の隙が大きい状況であっても攻撃を止める必要があり、一方的なラッシュ展開を作ることができません。
もちろん、酔いレベルが3~4になれば一方的な展開も作っていけますが、酔いレベル0~1の場合は酔いレベルの向上が最優先です。
その場の読み合いを制するだけでなく、薬湯を呑んで相手を倒すプランを毎ラウンド組み立てる必要があります。
3. ジェイミーの実践で意識したいポイント
https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/jamie
ジェイミーは酔いレベルが上がればトップクラスに強いキャラですが、酔いレベルへの依存性の強さが欠点にもなります。
酔いレベルを上げるために他の行動を制限されるため、自由に強みを押し付けられるキャラと比べると実践運用も難しめです。
そのため、「上手く扱いたいけど何を意識すればいいのか分からない」、ジェイミーを使い始めた方の多くがこのように思うでしょう。
そこでここでは、ジェイミーを実践で使う際に意識したいポイントを解説します。
3-1. 酔いレベルは2~3を意識
ジェイミーの酔いレベルは0~4レベルまであり、レベルに応じて攻撃力が上昇し、使用できる技も解放されていきます。
この仕様からして酔いレベルは最大まで上げた方が良いと思う方もいるでしょう。
実際、酔いレベル4だとトップクラスの攻撃力と技のバリエーションを誇りますが、必ずしも4にする必要はありません。
酔いレベル2でも弾抜け可能な技が解放されますし、酔いレベル3でも追撃可能なコマンド投げが解放されるためです。
上記レベルまで上げられれば攻防パターンが明確に増えるため、相手の判断を鈍らせやすくなります。
下手に酔いレベル4を意識すると後手に回りやすいため、酔いレベル2~3を目指しつつ、余裕があれば4に上げるのがベストです。
3-2. 薬湯を意識させて得意な距離に持ち込む
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1415436.html
ジェイミーは近~中距離の技フレームが良く、ヒット/ガードを問わずプラスフレームを取れたり、キャンセルによるフェイクプランも優秀です。
ジェイミーは薬湯を呑んで酔いレベルを上げるのが基本の立ち回りとなるため、意図的に距離を取る必要があり、一見すると得意なレンジに持ち込みにくく感じるでしょう。
ですが、酔いレベルを上げて選択肢を増やされるのは相手側からすれば阻止したいため、距離を空けても相手から距離を詰めてくれます。
これを利用して得意な距離に持ち込み、大きなリターンが狙える技で猛攻を仕掛けるのがおすすめです。
リターンに対してリスクが低いですし、相手のダウン等が取れれば余裕を持って薬湯を呑むこともできます。
3-3. 極めるならクラシック移行を考える
ストリートファイター6で追加されたモダン操作はワンボタンで直感的に入力でき、格闘ゲーム初心者でも楽しみやすいと好評です。
しかし、長らくクラシックでプレイしてきたプレイヤーとの差が極端に埋まらないよう、モダンはダメージの減衰や仕様技+コンボが制限されています。
制限される技やコンボ数はキャラによって異なりますが、中でもジェイミーはモダンの制限が非常に多いキャラクターです。
始動に欠かせない立ち弱Kをはじめ、待ちで優秀なしゃがみ中P、リターンが取りやすいジャンプ中P&ジャンプ強Kが使用できません。
SA3を絡めた最終ダメージ量でもモダンの操作性が影響してくるため、ジェイミーを極めたいならクラシック移行も考えるのがベストです。
ただし、ラフに楽しむだけならモダンでも十分です。
4. まとめ
ジェイミーは酔いレベルを上げる動きが最優先であり、敵の行動を読んで薬湯アクションをしっかり決める意識が重要です。
一朝一夕で扱えるキャラクターではありませんが、動かしていて非常に楽しいキャラクターなのでチャレンジしてみてくださいね。