今なお盛り上がりを見せているストリートファイター6のシーズン1ラストを飾る「豪鬼」

公開日: 2024/7/4

今なお盛り上がりを見せているストリートファイター6のシーズン1、最後の追加キャラが発表されました。


シーズン1ラストを飾るのは「豪鬼」です。

ひたすら強さだけを追い求め、リュウが取り込まれそうになった「殺意の波動」をも使いこなすキャラクターになっています。

ゲーム部分では多彩なコンボで相手を追い詰める、見た目に反したテクニカルなキャラです。


そんな豪鬼を今回は紹介していきます。

1. 豪鬼の紹介


まず、豪鬼というキャラクターがどんなキャラか紹介させていただきます。

豪鬼の初登場は「スーパーストリートファイターⅡⅩ」で、当時は「隠しボス」として登場しました。


そこから数々のストリートファイターシリーズに登場し、3、4、5と来て本作のストリートファイター6にも晴れて参戦です。

豪鬼の大まかな設定として自身を「拳を極めし者」とし、様々なファイターに本気の戦いを挑む「死合い」を行い、これまでに多くのファイターを葬ってきた凶暴なファイターという設定になっています。


今作のスト6では一体どの様な設定になっているのか楽しみです。

豪鬼らしさを残しつつ新しい戦法も使う事が出来るなど、期待通りのキャラと言えそうです。

2. 豪鬼の特徴


ここからは、ゲームプレイの豪鬼を紹介していきます。

前作とはどの様な違いがあるのか、予想しながらご覧ください。


立ち回りに関しては豪鬼は波動持ちのキャラクターなので、中距離での立ち回りは飛び道具を使う事があります。

飛ばせて落とすという戦い方が基本的に強く、相手との距離を縮めていくことが容易にできます。

波動拳のモーションが見切られにくい所もポイントになります。

豪昇龍拳で対空をしっかりと行い、チャンスを見つけて攻めていきましょう。

そして百鬼襲で弾を飛び越えつつ攻撃も決めていきましょう。


体力は9000と最低の数字なので、やられる前にやるという典型的なキャラと言えますね。

2-1. 豪鬼のコマンド一覧


まずは豪鬼の必殺技を確認していきましょう。

・豪波動拳

豪鬼の地上での飛び道具の一つとなります。

牽制はもちろん、コンボにも使え使用頻度は多い事でしょう。

今作の豪波動拳は、長押しすることで威力、ヒット数が増加する事ができます。

豪波動拳にもオーバードライブ版(以下OD版)が存在し、威力やヒット数に加え速度も上昇してくれます。

・斬空波動拳

前方ジャンプ中に波動拳を飛ばす空中の飛び道具になります。

空中移動の時に弾を盾の代わりにして攻める事ができる便利な技でもある。

斬空波動拳は前方ジャンプでしか出せませんが、OD版だけ垂直ジャンプからでも出す事ができます。

・豪昇竜拳

リュウやケンの昇竜拳と同じく、強力なアッパーで相手を攻撃する対空技。

相手のジャンプ攻撃に対して無敵を持ち、更にOD版ではジャンプ攻撃だけではなく通常攻撃にも無敵の効果が付きます。

コンボにも組み込みやすいので、使う機会は多いことでしょう。

・竜巻斬空脚

こちらもリュウやケンと同じく竜巻旋風脚と似ており回転蹴りをしながら前進する技になっています。

竜巻旋風脚と違うのは、押すコマンドによって性質が変わるという所です。

弱は竜巻旋風脚と変わりませんが、中や強は相手を吹き飛ばし画面端に追い込むなどの攻めのチャンスを作れる仕様になっています。

OD版は攻撃の最後に相手を打ち上げる事ができ、追撃のチャンスを掴めます。

・空中竜巻斬空脚

空中で竜巻斬空脚を繰り出す技。

前面だけではなく後ろ側にも当たり判定があるので、めくり攻撃みたいな使い方も出来ます。

ヒット直後はコンボにも繋げられますし、空中での起動変化にも使えるので、こちらも使用頻度が高い技になる事でしょう。

・金剛灼火

強力な突きを繰り出しながら突進する技になります。

パンチボタンの種類によって距離、ヒット数が変わる性質を持っています。

また、強パンチから繰り出す金剛灼火は、ガードされても反撃を喰らいにくい性質を持っているので、離れた所からの牽制や攻めにオススメの技でもあります。

OD版はヒットすると相手を画面端に叩き付ける事が出来ます。

・百鬼襲

様々な派生に繋がる強襲技。

さらに、弱中強それぞれのボタンによって百鬼襲の距離が変わります。

ここからは百鬼襲のそれぞれの派生技を解説していきます

「百鬼豪斬」
百鬼襲後、何も入力しなかった場合に発生する技。
着地後、その場で足払いをし下段攻撃を仕掛けます。
仮に、相手を飛び越えても相手のいる方向に足蹴りを行ってくれます。

「百鬼豪衝」
百鬼襲で飛び上がった後、空中でパンチボタンを押すことで発生する技。
空中から勢いよく手刀を振り下ろす強襲技になります。
中段攻撃になりガード対策が難しい技でもあります。

「百鬼豪刃」
百鬼豪衝の蹴りバージョンになる技。
百鬼豪衝とは違い、百鬼豪刃は斜めに技を放つ攻撃になります。

「百鬼潜影」
百鬼襲で空中に飛んでいる最中に急降下する技。
相手を翻弄したい時に使いましょう。

「百鬼豪斬空」
OD版の百鬼襲のみ出すことが出来る技。
空中から斬空波動拳の様な技を繰り出します。
強襲やコンボ等に使えます。

「百鬼豪螺旋」
こちらもOD版からのみ発動することが出来る技。
空中で竜巻斬空脚を繰り出し最後は相手を地面に叩きつける蹴り技を食らわせます。
ただ、竜巻斬空脚とは違い前進せず、その場で停止して竜巻斬空脚を繰り出すので相手のジャンプに合わせるか、コンボ中に相手を浮かした時などタイミングを計る必要があります。


以上が百鬼襲から派生する技一覧になります。

・阿修羅閃空

短いタメを発動した後、素早く相手に近づく技。

相手をすり抜ける事は可能ですが、すり抜け中も攻撃はヒットしてしまいます。

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2-2. 豪鬼のコンボ


ここからは豪鬼のコンボを紹介していきます。

あくまで基本的なコンボですので、参考程度にご覧ください。

・しゃがみ弱p→強豪昇龍拳

豪鬼のコンボの中で最も基本的なものになるコンボになります。

ステージ中央で使ってもいいですし、画面端で追撃を行うのにも役立つコンボとなっています。

コンボ後はダウン状態になるので、距離を置くか追撃を取るかを選択する事が出来ます。

・しゃがみ中p→OD金剛灼火

このコンボがヒットすれば一気に相手を画面端まで持っていく事が出来ます。

更に、画面端近くでこの技がヒットすればラッシュで追撃を狙うことも出来るんです。

・ジャンプ強p→強p→OD金剛灼火(横pで追撃)→羅豪脚→百鬼襲→百鬼豪刃

羅豪脚は相手と逆の方向にレバーを入力して強kを入れれば技が出せます。

画面端で使うことになる、基本コンボになります。

これまでのコンボとは違い、かなり難しくなっていますがダメージはかなり出ますので頑張りましょう。

2-3. 最新パッチにおいて変更が入っています

・全キャラ共通

飛び道具をジャストパリィした際にステップの入力がリセットされないように変更しました。

ジャストパリィの直後にステップやドライブラッシュの入力に影響があります。

・受け身

直前のダウンで後方受け身を発動していた場合のみ、攻撃を受ける前からボタン二つをホールドしていると、ダウン時に後ろ受け身が発動してしまう不具合を修正しました。

これは嬉しい変更点と言えそうですね。

・ドライブリバーサル

ドライブリバーサルが相打ちした時のみKOできてしまう不具合を修正しました。

あまりない状況かも知れないですが、覚えておきましょう。

・ドライブパリィ

画面が揺れる攻撃をパリィした際に、揺れが発生しなくなっていた不具合を修正しました。

・アピール

モダン操作のアピールコマンドを「弱+中+強+必」から「弱+中+強+必+パリィ+アシスト」に変更しました。

これらの変更は、ゲームプレイのバランスを調整し、より公平で楽しい体験を提供するために行われました。


豪鬼に関しては斬空波動拳が「相手側の対処が難しくなりすぎていた部分があった」という理由で判定が若干弱くなっています。

3. まとめ


豪鬼は見た目に反して、かなりテクニカルに仕上がったキャラになっています。

体力も他のキャラより低く設定され、初めて豪鬼というキャラに触れる方は戸惑うことでしょう。

通常技のリーチが短いので、中々近づけなかったり、飛び道具に頼りすぎて飛ばれたりと使い方が難しいと言えます。

使う人口も多いので同キャラ戦も多くなります。


しかし、コンボなどが決まった時の爽快感は他のキャラでは味わえないと思います。

お馴染みの瞬獄殺も健在です。

ぜひ気になったらチャレンジしてみる事をオススメします