
ストリートファイター6 豪鬼の強さは? メリットデメリットやモダン適性を解説!
https://www.4gamer.net/games/635/G063504/
豪鬼はストリートファイターシリーズでは胴着キャラに分類されますが、悪役っぽさが光るキャラで高い人気を獲得しています。
過去作でも確固たる強さを発揮していた豪鬼ですが、ストリートファイター6では強いのか、気になる方も多いでしょう。
また、プロや上位レート帯で活躍する豪鬼を見て、豪鬼を始めてみたいと思う初心者の方もいると思います。
そこで本記事では、ストリートファイター6における豪鬼の強さ、メリットデメリットやモダン適性を見ていきます。
1. 豪鬼の強み
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ストリートファイター6では総勢20名を超えるキャラが既に登場し、各キャラクターで強さや弱さで異なる特徴があります。
弱さを受け入れてでも強い部分を活かしたいと思い、キャラを選ぶ方も多いと思いますが、豪鬼が気になる方にとっては豪鬼の強い部分が気になるでしょう。
そこでここでは、ストリートファイター6の実践における豪鬼の強みを解説します。
1-1. 波動拳の性能が高い

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豪鬼はケン/ルークと同様に胴着キャラに分類されるため、ケン/ルークと性能も近しく、波動拳も保有しています。
ですが、豪鬼の波動拳は他胴着キャラと比較しても性能が圧倒的に高く、弱冲強で弾速を使い分けた運用でプレッシャーを与えやすいです。
さらに波動拳のモーションは急な対応では反応しにくく、強波動拳は相手の通常技を打ち消して貫通することも可能です。
相手の飛びが刺さらない距離感からの波動拳の使い分けが非常に強く、相手に制空権を与えない立ち回りでポテンシャルを発揮できます。
相手の飛びが刺さる圏内でも、昇竜拳でカウンターを決められるため、適度な距離感を維持することで相手の行動を確実に制限できるキャラクターです。
1-2. 画面端での攻防が得意
豪鬼は選択可能な波動拳を駆使して距離を維持しつつ、制空権を取得しやすい強みがありますが、さらに画面端における攻防にもたけています。
画面端が強いキャラにはケンやリュウなどの胴着キャラが挙げられますが、豪鬼も同様であり、やりたいことを一方的に押し付けることが可能です。
画面端に追いやれば投げで封殺することもできますし、強パンチから起き攻めコンボに繋げてダメージを重ねられます。
また、画面端では技やコンボ次第ではガードされてもフレーム有利が取れるため、カウンターで返されない限りは圧倒的な制圧力を発揮できます。
ヒット確認からのコンボやガードされた際の選択は練度が要求されるものの、画面端で出せるダメージの高さは随一です。
1-3. 牽制技が多くて近づかれにくい

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豪鬼は中キックや大キックをはじめ、敵との距離感を維持しやすい牽制技を豊富に有しています。
これらの技は敵に当ててもダメージが高く、ヒットさせれば派生させられますし、相手を下がらせやすい点が優秀です。
バーンアウト状態で距離を維持したいシーンもあると思いますが、中キックや大キックを雑に振り回しているだけでも何とかなるほどに強力。
特に大キックはガードされても有利フレームが取れるため、相手がしゃがむ選択を取らない限りは無難な立ち回りが可能です。
さらに先述した自在に使い分けられる波動拳もあるため、相手に制空権を握らせず、地上戦で距離をキープできます。
2. 豪鬼のメリット

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豪鬼はケン/リュウ/ルークをはじめ、胴着キャラに分類されるので、胴着キャラと似通った性質のメリットがあります。
ですが、豪鬼にしかないメリットも豊富に存在しており、豪鬼で勝利するためにはメリットの部分を正しく理解するのが大切です。
そこでここでは、豪鬼特有のメリットの部分を紹介します。
2-1. ガードされても有利になりやすい

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豪鬼は中キックや大キックをはじめ、雑に振り回しても強い技が豊富ですが、最大の利点はガードされても有利が取りやすい点です。
例えば中キックや大キックは+ 3〜4フレームの有利を確定で取れるようなものであり、相手が有利に立つにはしゃがむorOD等で反撃するしか選択肢がありません。
つまり、困った際には中キックや大キックを振り回しておけば、大ダメージを受けるリスクは回避しやすいということです。
確定で有利になるジャストパリィ等と比べると劣りはするものの、雑に振り回せる技としては破格の性能を有しています。
また、中キックに関してはキャンセルも可能なので、敵のガードを見てから派生を狙うこともできます。
2-2. 波動拳で確実に有利が取れる
強みの部分でも解説しましたが、豪鬼は波動拳を弱中強で使い分けられ、特に弱と強波動拳が圧倒的な強さを誇ります。
弱波動拳は弾速と発生が一番遅くて一見扱いづらいように見えますが、ガードされても有利フレームを取れる利点があります。
つまり、敵側は豪鬼が有利にならないようにジャンプや弾抜け等で回避するしかなく、相手の選択を絞り込むのに最適です。
強波動拳は近~中距離において、見てからでは対応が間に合わないほどに発生と弾速が速く、ガードされたとしても5フレーム有利になる技です。
波動拳はゲージを消費するので高頻度で連発できないため、とにかく撃っておけば有利に働きやすい豪鬼の波動拳は脅威と言えます。
3. 豪鬼のデメリット

https://gametokka.com/st6goukio043024/
豪鬼は敵がガードしたか否かにかかわらず、有利フレームで動ける技が多く、自由に立ち回りやすい利点を持つキャラクターです。
しかし、他キャラクターにおいても同様ですが、メリットの裏にはデメリットも当然存在しています。
豪鬼を上手く扱って勝利を収めるなら、メリットを生かす戦略も不可欠ですが、何よりもデメリットが作用しないように理解しておくのが重要です。
そこでここでは、豪鬼が抱えるデメリットを紹介します。
3-1. HPが他キャラクターよりも少ない

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ストリートファイター6では総勢20名を超えるキャラクターが登場していますが、各キャラクターでHP総量が異なります。
ケンやルークをはじめ、多くのキャラクターはHP10,000が基本となり、ザンギエフやエドモンド本田は10,500~11,000とやや高く設定されています。
そして気になる豪鬼のHPですが、実は9,000しかHPを保有しておらず、全キャラクターでも最低値です。
HP差が必ずしも不利というわけではありませんが、HPだけで見れば全員にアドバンテージを取られた状態から戦わなければいけません。
幸い豪鬼は技やコンボのダメージ量は高いので、HP量をひっくり返せるだけのポテンシャルはあるものの、HP差は想定した立ち回りが求められます。
3-2. モダン適性がかなり低い
豪鬼はクラシックでは敵ガードを崩しやすい中段技が撃てるため、相手に次はどの選択肢で来るかを悩ませることができ、隙を狙うことも可能です。
ですが、モダン豪鬼は中段技が使用できないため、敵のガードを崩す手段において、クラシックよりも劣ってしまいます。
また、豪鬼のアシストコンボは画面中央からの画面端に運ぶと言った運用が難しく、画面端の限られた状況でしか刺しにくいデメリットもあります。
モダンだとシンプルに起き攻めで攻める方が立ち回りやすい状況も多く、本来手軽にダメージを叩き出せるはずのアシストコンボを活かしにくいキャラクターです。
もちろん、必ずしもモダン豪鬼がダメというわけではありませんが、クラシックよりも自由度が低く、制限されやすい点は想定しなければいけません。
4. 豪鬼のモダン適性について

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デメリットの部分でも少し触れたものの、モダン豪鬼の実践運用はアリなのか、やはりクラシックで運用するべきなのか、気になる方も多いでしょう。
HP総量が少ないとはいえ、ダメージポテンシャルは高いですし、「モダンでもポテンシャルが活かせるのでは?」と思う方もいると思います。
そこでここでは、豪鬼のモダン適性について解説します。
4-1. 本気で腰を据えるなら厳しい
モダン豪鬼はパニッシュカウンターや確定反撃が強アシストで補える等の利点はあるものの、本気で上達を目指すならおすすめはできません。
敵ガードを崩すために有効な手段となる中段がモダンでは使用できず、アシストコンボも画面端でしか刺さりにくく、ポテンシャルを活かすのが難しいです。
また、豪鬼はHP総量が他キャラよりも劣る反面、クラシックではダメージを叩き出しやすい利点がありますが、モダンではこの部分も減衰が入ります。
モダンではデメリットを本来のポテンシャルでカバーしにくいため、豪鬼を使って本気で上を目指すならクラシック一択でしょう。
ですが、ただラフに豪鬼を試してみたい方、クラシック豪鬼に移行するにあたって、感触を確かめる程度であれば問題はありません。
4-2. 高い難易度が好みな方にはおすすめ
豪鬼はHP総量が他キャラクターよりも圧倒的に少なく、モダンでは与えるダメージにも調整が入るため、豪鬼のメリットを活かすのは至難です。
そのため、豪鬼のポテンシャルを腐らせずに上を目指すにはおすすめできませんが、不利を背負った戦いが好みな方にはピッタリです。
HPが少ないので被弾しすぎるとアドバンテージを取られやすく、こちらが与えられるダメージも下がるため、思考を働かせたプレイングが要求されます。
「モダンならこれしか対処できないな」など、常に頭を働かせて立ち回りつつ、波動拳を活かせる距離感を維持するといった練度を鍛えやすいです。
勝利に対する高いハードルを飛び越えたい方にはモダン豪鬼は最適でしょう。
5. まとめ
豪鬼は波動拳や牽制技の汎用性の高さ、画面端で畳掛けやすいといった利点を持つ反面、モダン適性の低さと言った欠点もある難しいキャラクターです。
とはいえ、クラシック/モダンどちらであっても練習が実力に繋がるのは間違いないため、自身に合った方法で豪鬼を楽しんでいただければ幸いです。