格安なのに高性能!?有名メーカーにも負けない中華ゲーミングマウス
https://mechkeys.com/
2023年に入って、多くの中華ゲーミングマウスが発表・発売されています。
これまで、中華ゲーミングマウスは安いものの「性能が低い」「ビルドクオリティが低い」「使い心地が悪い」とお世辞にも良いと言える物はありませんでした。
しかし、今年に入ってから発表・発売されている中華ゲーミングマウスは、これまでの低品質なゲーミングマウスとは一味違います。
その性能は有名メーカーが発売しているハイエンドゲーミングマウスに迫り、軽量化されながらもビルドクオリティも並み以上、使用感もかなり改善しているようです。
そして何よりも魅力的なのが、中華ゲーミングマウス最大の利点である「安さ」を維持しているという点です。
入手性の低さなど、問題点や懸念点がまだ残る商品も多い現状ではありますが、大手メーカーのゲーミングマウスと並び選択肢の1つに入るようになったのは間違いありません。
今回は、そんな中華ゲーミングマウスの中から、おすすめの物をいくつか紹介していきます。
1. Ninjutso Sora
https://ninjutso.com/products/ninjutso-sora-wireless-gaming-mouse
「Ninjutso Sora(ニンジュッツォ ソラ)」は「Ninjutso」が2022年末に発売した超軽量のゲーミングマウスです。
発売は2022年ですが、入手が容易になったのは2023年に入ってからのため、改めて紹介します。
ワイヤレスマウスながらも50g以下の軽量設計、最新センサーの「PixArt PAW3395」を搭載している非常に高性能なゲーミングマウスです。
Ninjutso Soraの形状は「XM1クローン」と呼ばれています。
本体の側面が逆ハの字にくぼんでおり、高いフィット感を生み出します。
ただし、本家XM1ほどに深いへこみではないため、XM1好きの人には少し物足りないかもしれません。
逆に言えば、XM1ほどは人を選ばない「万能な形状をしたゲーミングマウス」とも言えます。
流行りのGPROX Superlightほどではありませんが、誰でも使いやすい形状をしていると思います。
メインスイッチ(クリック部分)には、「Huano Pink Dot」というスイッチが採用されています。
Huano Pink Dotはクリック感がはっきりしているのが特徴で、Lamzu Atlantisなどにも採用されていることでも有名です。
Ninjutso Soraのクリック感はかなり固めで、人によっては連打し辛いと感じるかもしれません。
高速タップ撃ちを多用するゲームをプレイする人は指が疲れやすいかもしれないので注意しましょう。
Ninjutso Soraの価格は12,000円~14,000円と中華ゲーミングマウスでは少し高めです。
しかし、約45gの超軽量設計と最新センサー、ビルドクオリティの高さを考えると非常に安いと言えます。
1-1. 新色、レッドとピンクが新発売
https://ninjutso.com/products/ninjutso-sora-wireless-gaming-mouse
https://ninjutso.com/products/ninjutso-sora-wireless-gaming-mouse
Ninjutso Soraのカラーバリエーションは発売当時は「ブラック」と「ホワイト」の2色展開でした。
しかし、2023年春に「レッド」と「ピンク」が追加されました。
Ninjutso Soraは非常に軽くて小型なゲーミングマウスですので、ピンクは女性ゲーマーにも非常に人気が高く、発売から間もなく売り切れてしまいました。
なお、新色のレッドとピンクは「限定版」となっており、販売数が限られているようです。
また、通常版のブラックとホワイトよりも価格が2,000円ほど高くなっています。
Ninjutso Soraは日本公式代理店の「ふもっふのおみせ」で購入できます。
「ふもっふのおみせ」
https://www.fumo-shop.com/manufacturer/ninjutso.html
2. VGN Dragonfly F1シリーズ
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「VGN Dragonfly(ドラゴンフライ) F1シリーズ」は中国の新興ゲーミングメーカー「VGN」が販売している超軽量ゲーミングマウスです。
マウスのおしりの部分に描かれた「トンボ(Dragonfly)」がかなり目立つデザインですね。
国内外で「トンボマウス」の名前で親しまれています。
VGN Dragonfly F1は、発売されるなり中国全土で大人気になり、たちまち日本を含む全世界でも話題になっています。
VGN Dragonfly F1は超高性能ながらも超低価格な不思議なゲーミングマウスです。
正直、10,000円を超えた値段で発売されていても全く疑問を感じません。
その安さの秘密がどこにあるのか、謎に包まれています。
VGN Dragonfly F1の形状はRazer ViperとLogicool GPROXを合わせて割ったような特殊な形状をしています。
クリック部分は指がハマるようにへこんでおり、指がフィットしやすそうです。
メインスイッチ(クリック部分)には、「Kailh GM 8.0」スイッチが採用されています。
Endgame Gear XM1rなど、一昔前のハイエンドゲーミングマウスでの採用例がある優秀なスイッチです。
センサーは最新ハイエンドセンサーの「PixArt PAW3395」が採用されています。
2-1. F1 Proは約7,000円でポーリングレート4K Hz対応
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VGN Dragonfly F1には「F1」「F1 Pro」「F1 Pro Max」の3つのバージョンが存在します。
詳しい性能の違いは上記画像の通りですが、簡単にまとめると以下のようになります。
「VGN Dragonfly F1シリーズの違い」
・F1:最も安い
・F1 Pro:ポーリングレート4,000Hz対応
・F1 Pro Max:ポーリングレート4000Hz対応、バッテリー容量倍。少し重い。
「VGN Dragonfly F1シリーズの価格」※為替により変動あり
・F1:39.99ドル(約5,400円)
・F1 Pro:49.99ドル(約6,800円)
・F1 Pro Max:56.99ドル(約7,800円)
VGN Dragonfly F1 ProとPro Maxのみ、ポーリングレート4,000Hzに対応しています。
どうしても安いマウスが欲しいという人以外は、F1 ProかF1 Pro Maxを選択することをおすすめします。
2-2. 購入難易度が高い&4Kドングルは別売り
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VGN Dragonfly F1シリーズは現状、日本人が入手するのは容易ではありません。
販売されているサイトは「MechKeys」または、中国の大手ECサイト「京東(JD.COM)」しかありません。
MechKeysは日本語対応している中国の大手ECサイト「AliExpress」にショップを設けているため、後に入手が少しは容易になるかもしれません。
しかし、それでも日本国内で直接購入できないことには変わりはありません。
筆者はVGN Dragonfly F1シリーズを購入する際は「MechKeys」を利用することをおすすめします。
ドル表記のため少し割高ではありますが、Paypalを利用して簡単に購入することができます。
また、4,000Hzに対応しているF1 Pro・F1 Pro Maxを購入しても、そのままではポーリングレート4,000Hzを体験することはできません。
ポーリングレート4,000Hzを体験するには、「別売の4Kドングル」を購入する必要があります。
別売の4Kドングルは、「京東(JD.COM)」または「MaxGaming」で予約が受付中です。
筆者は「VGN Dragonfly F1 Pro」を注文しており、到着を待っている状態です。
手元に届き次第、レビュー記事を書こうと考えております。
VGN Dragonfly F1シリーズは「MechKeys」で購入できます。
「MechKeys」
https://mechkeys.com/products/vgn-dragonfly-f1-series-mouse?variant=44054210216159
VGN Dragonfly F1の4KドングルはMaxGamingで購入できます。
「MaxGaming」
https://us.maxgaming.com/us/other-accessories/dragonfly-4k-hz-usb-dongle
3. DarmoShark M3
https://darmoshark-japan.com/items/6428ef00b4982d0034b21aa4
「DarmoShark(ダーモシャーク) M3」は「MotoSpeed(モトスピード)」のゲーミングブランド「DarmoShark」が販売している格安ゲーミングマウスです。
TwitterにはDarmoSharkの公式ツイッターが開設されており、技適取得の報告や商標登録の報告、デザインに関するアンケートなどユーザーとの交流・可能な限り要望を商品に反映させようという意気込みを感じます。
「DarmoShark Japan(Twitter)」
https://twitter.com/DarmosharkJapan
DarmoShark M3は数年前に軽量マウス人気の先駆けとなった「Finalmouse Air58 Ninja」のクローンマウスとなっています。
真似しているのはその形状だけでなく、重さまでFinalmouse Air58と同じ約58gとなっています。
メインスイッチ(クリック部分)には「Kailh GM 8.0」スイッチが採用されています。
先程紹介したVGN Dragonfly F1と同じく、数年前のハイエンドマウスと同等のスイッチが使われているのです。
センサーは最新ハイエンドセンサーの「PixArt PAW3395」が採用されています。
3-1. 先行予約(完売)
https://darmoshark-japan.com/items/6428ef00b4982d0034b21aa4
DarmoShark M3は日本の公式代理店で20%オフの5,980円で先行予約が行われていましたが、その安さ・話題性から販売から間もなく完売してしまいました。
3-2. AliExpressセールで安く購入
https://www.aliexpress.com/
DarmoShark M3は中国の大手ECサイト「AliExpress」でも購入できます。
執筆時点は通常価格での販売となっていますが、AliExpressのセールが開催されている時期は、3,000円台で購入することもできます。
AliExpressに抵抗がない人は、AliExpressのセールを狙ってみても良いでしょう。
DarmoShark M3は日本公式代理店(※現在は売り切れ)またはAliExpressのMotoSpeed公式ショップで購入できます。
「DarmoShark公式代理店」
https://darmoshark-japan.com/
「AliExpress(MotoSpeed公式ショップ)」
https://ja.aliexpress.com/store/1102488403?spm=a2g0o.productlist.main.2.797844bdXHJsrV