VALORANT 脱初心者へ、ランクアップに必須な基礎を解説!
プロシーンをはじめ、人気ストリーマーの影響もあり、一大ブームを巻き起こしている「VALORANT」
大会やライブ配信からVALORANTに惹かれ、始められる方が後を絶たない人気タイトルです。
しかし、VALORANTは競技性が非常に高く、実際にプレイしてみるとハードルの高さを感じるシーンも多々あります。
ランクに挑み続けるものの低ランク帯でスタックしてしまい、何が足りてなくて伸びないのか、苦悩される方もいるでしょう。
そこで初心者や低ランクを脱するために必要な基礎を解説していきます。
1. ゲームの理解度を高めよう
VALORANTは5vs5で繰り広げられる爆破FPSですが、シーズンが切り替わるごとにマップやキャラクターが追加されています。
各マップにおけるメタ構成も確立していますが、単純にメタ構成をマネしても勝てるわけではありません。
マップごとの各ポジション、各キャラクターの効果的なアビリティを理解し、初めて勝利を味わえるのがVALORANTです。
マップやキャラクターによっても真価を発揮する武器は異なるため、ゲームを構成する全要素の理解が勝利に直結します。
ここではVALORANTをプレイするにあたり、高い理解度が要求される基礎を見ていきます。
1-1. カスタムマッチを活用する
カスタムマッチは1人で参戦できるだけでなく、マップも自由に選択できますし、チート機能をONにすることでアビリティも無限に使用できます。
スムーズにエントリーできるまで繰り返し練習したり、定点アビリティを確実に成功できるようになるまで反復することで成功率アップを図れます。
ゴースト機能でマップ内を自由に移動できるので、撃ち合いを有利に運べるポジション探索にも最適です。
また、各マップにはヘッドショットラインの目安になるオブジェクトが配置されているため、エイム力の向上にも繋がります。
1-2. 得意なエージェントを増やす
VALORANTはキャラ選択が早い者勝ちとなるため、合わせで不得意なキャラをプレイしてランクマッチで負けてしまった、というケースも珍しくはありません。
使用頻度が低いキャラクターで負けてしまう大きな要因ですが、スキルにリソースを割いてしまうからです。
アビリティを使うタイミングや場所が分からずにモタモタしてしまい、スキルを構えようとして倒されてしまうこともあります。
これはキャラクターに対する理解度や経験値の低さが原因のため、カスタムマッチでトレーニングを行うだけでも大幅に改善できます。
マップ別で定番となるメタ構成があるため、まずは各マップのメタ構成だけでもチェックし、練度を高めるのがベストです。
1-3. 武器の特性を理解する
VALORANTの武器は真価を発揮できるレンジや撃ち方が存在しているため、武器に合った運用方法の理解が大切です。
ショットガンは角待ちやインスモークで強いですし、SMGはショートレンジで爆発的な強さを発揮するため、角が多いマップで活躍します。
スナイパーはロングレンジでワンピックを狙えますが、無防備になるタイミングがあるため、回避できるアビリティを持つキャラでの運用がベストです。
ヴァンダルは全距離ヘッドショット1発で倒せますが、スモーク抜きでは位置を晒してしまうため、コントローラーを使うならファントムがおすすめです。
マップ・キャラクター・攻守で最適解が存在するため、キャラに合う武器を選択し、武器に合ったレンジやポジションで戦うことを意識しましょう。
1-4. ストッピングを意識する
VALORANTは動きながら撃っても狙い通りに弾が飛ばないため、撃つタイミングで止まるストッピングが必須テクニックです。
ストッピングは移動キーを離す、逆キーを入力する方法がありますが、ストッピング速度は変わらないため、プレイしやすい方法で問題ありません。
敵と対面した際、焦って走りながら撃ってしまいがちですが、止まる→撃つ→動くを繰り返す意識を持ちましょう。
ストッピングは射撃場やカスタムマッチをはじめ、デスマッチでも練習できるため、毎日10分〜20分程度の練習時間を確保するのがおすすめです。
2. エイムの使い分けを意識しよう
VALORANTはアビリティへの理解度も大切ですが、アビリティだけを極めても撃ち合いに勝てなければ意味がありません。
とはいえ、がむしゃらに弾を撃てば勝てるというわけではなく、撃ち勝つためには状況に応じたエイムテクニックの使い分けが必須です。
ここではVALORANTで必須となるエイムテクニックを解説し、最適なシーンについても見ていきます。
2-1. 敵を待つときは置きエイム
置きエイムはVALORANTに限らず、あらゆるFPSで必須のエイム力であり、相手が飛び出してくる場所にエイムを置いておくテクニックです。
相手の位置が確定しているタイミング、オペレーターでのワンキル狙いで用いられますが、置く位置には注意が必要です。
ミリ単位でエイムを置いても反応できないと意味が無いですし、壁から遠すぎても敵が来なければ置く意味がありません。
置きエイムでキルを狙うなら壁から遠すぎず、飛び出してきたときに確実に反応できるポジションを意識しましょう。
2-2. 敵の位置が分からないときはプリエイム
攻めでエリアを広げたり、守りでエリアを取り返す際、角やオフアングルで敵と遭遇して撃ち負けてしまうことがあります。
これは不意打ちではなく、置きエイムで待っている場所に無警戒でピークしてしまい、エイムを合わせようとする間に撃たれてしまうからです。
撃ち合いを仕掛けるにあたり、勝率を高めるためには敵が居そうな場所にエイムを合わせながらピークするプリエイムが有効です。
コーナー直前にエイムを合わせたり、壁越しでエイムを合わせておくことで対面時のエイム修正幅を減らし、撃つまでの時間を短縮できます。
プリエイムはカスタムマッチで疑似的に練習できるため、実際に撃ち負けてしまった場所での反復練習がおすすめです。
2-3. 中~遠距離はタップ or 2点撃ち
FPSは敵との距離が遠くなるほど的が小さくなるため、中距離〜遠距離の撃ち合いにはより精密なエイムが要求されます。
しかし、初心者や低ランク帯の方は中距離以上でも連射してしまう方が多く、正確に敵を捉えられていないケースを目にします。
連射武器は発射時の反動が大きく、撃ち続けるとレティクルが上がり続けるため、中距離以上はリコイルコントロールだけでの制御はほぼ不可能です。
そこで活躍するのが間隔を空けることでリコイルを制御し、確実に弾を当てにいくタップ撃ちと2点バーストになります。
タップ撃ちは間隔を空けて1発ずつ発射する撃ち方であり、2点バーストは間隔を空けて2発ずつ撃ち込むテクニックです。
タップ撃ちと2点バーストは間隔に慣れる必要があるため、射撃場・カスタムマッチ・デスマッチで意識して練習しましょう。
2-4. ズレを修正するためのフリック
ズレを修正するフリックはマイクロフリックと呼ばれていますが、モンタージュやキルムービーで目にするオーバーフリックとは違います。
マイクロフリックは僅かなエイムのズレを修正する技術であり、プリエイムや置きエイム時に用いられる技術です。
接敵した際に瞬時にズレを修正し、ピンポイントでヘッドショットを狙うため、繊細なマウスコントロールが要求されます。
マイクロフリックを磨くためにはボットに対するヘッドショット撃ち、ハードトレーニングモードの反復練習がおすすめです。
3. システムを活用しよう
VALORANTでランクを駆け上がるためには試合を重ねるだけではなく、用意されているシステムを上手に活用しなければいけません。
初心者やランクが伸びない方はシステムが上手く活用できておらず、本来なら勝てたシーンで負けてしまうことが多いです。
取れるラウンドやキルを確実に取得し、勝利を掴むためのシステムとは何なのか、ここで解説していくので一緒に見ていきましょう。
3-1. ミニマップチェックを癖付ける
VALORANTは一人称視点でキャラクターを操作しますが、視点からの情報だけではなく、左上のミニマップからも情報を取得できるのが特徴です。
味方が接敵した敵の位置が一定時間ミニマップに表示されるため、自分がAにいてもBにいる味方の接敵情報を取得できます。
「A側に3人居るからBは居ても2人だな」、「キルジョイいないし、アビリティ節約して攻めれるな」とプランも組み立てやすくなります。
また、味方と射線やスキルを合わせる際にもミニマップでチェックできるため、ミニマップは成功率や勝率を高めてくれる重要なファクターです。
注意点としてはミニマップを意識しすぎると撃ち合いが疎かになってしまうため、撃ち合わない局面でのみチェックすることを意識しましょう。
3-2. ボイスチャットでコミュニケーションを取る
VALORANTにはゲーム内で完結できるボイスチャット機能が用意されており、外部ソフトを使わずにボイスコミュニケーションが可能です。
ボイスチャットで敵の位置や与えたダメージを報告することにより、残されたプレイヤーは情報を整理しやすく、余計な思考を巡らせずにプレイできます。
また、味方とスキルを用いたエントリーを行う際、ボイスチャットだとタイミングを合わせやすく、セットプレイの成功率も高められます。
人見知りや億劫な部分が出てしまい、ボイスチャットに抵抗を感じることもあると思いますが、まずは必要な情報を伝える意識を持つのがベストです。
ゲーム内で暴言を吐かれてしまっても対象者をミュートにできますし、報告すれば運営が対処してくれるので積極的に活用しましょう。
4. まとめ
VALORANTはアビリティ×シューティングを合わさっているため、ゲームを構成している要素への理解を深めるのが大切です。
全てを一度に理解しようとするとパンクしてしまうため、確実に一つずつ向き合って理解していきましょう。