今からでも遅くない!VALORANT初心者が知っておくと良いこと

公開日: 2022/6/15
https://playvalorant.com/ja-jp/

ZETA DIVISIONがValorant(ヴァロラント)の世界大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 - Master Reyjavik」で世界3位となり、話題になっています。

ZETA DIVISIONの活躍を見て、これからValorantをプレイしてみようと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、これからValorantを始めたい人向けに「知っておくと良いこと」を紹介します。

1. Valorant(ヴァロラント)とは


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ValorantはRiot Games(ライオットゲームズ)が開発・運営している基本無料のFPSゲームです。


「Valorant(公式サイト)」
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Valorantはかつてからeスポーツで人気だったゲーム「League of Ledends(LoL)」の10周年記念放送で発表されました。

Valorantは元から競技シーンを強く意識して開発されており、サーバーの高チックレート化やチート対策など競技勢が心地よくプレイできる環境を採用しています。

Valorantは近未来の地球を舞台としたキャラクター(エージェント)制のタクティカルシューターです。

各エージェントは通常アビリティ3つとアルティメットアビリティ1つを持ちます。

また、eスポーツで人気のFPS「CS:GO」由来の購入システムが採用されています。

2. 動作環境


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Valorantは現在、Windows PC向けにのみ配信されています。

そのため、PS5やXbox Series X/S、Switchなどではプレイができません。

また、プレイに使用する推奨スペックを上回っていない場合は快適にゲームをプレイできない可能性があります。

Valorantをプレイする前に、まずはゲームを快適にプレイできる「ゲーミングPC」を用意しましょう。

Valorantの動作環境はRiot Games公式から「最低スペック」「推奨スペック」「ハイエンドスペック」が発表されています。


「共通」

・OS:Windows 7 / 8 / 10 / 11 64-bit
・RAM:4GB
・VRAM:1GB


「最低スペック」

最低スペックは30FPSでゲームをプレイできる程度のスペックとされています。

・CPU:Intel Core 2 Duo E8400 (Intel), Athlon 200GE (AMD)
・GPU:Intel HD 4000, Radeon R5 200


「推奨スペック」

推奨スペックは60FPSでゲームをプレイできる程度のスペックとされています。

・GPU:Intel Core i3-4150 (Intel), Ryzen 3 1200 (AMD)
・GPU:NVIDIA Geforce GT 730, AMD Radeon R7 240


「ハイエンドスペック」

ハイエンドスペックは144FPSでゲームをプレイできる程度のスペックとされています。

・GPU:Intel Core i5-9400F 2.90GHz (Intel), Ryzen 5 2600X (AMD)
・GPU:NVIDIA GTX 1050 Ti, AMD Radeon R7 370
※144FPSでゲームをプレイする場合、144Hz以上のリフレッシュレートに対応したモニターが必要です。

3. Windows11でプレイする際の問題(VAN1067)


現在使用しているPCをWindows11にアップグレードしている人も多いでしょう。

Windows11でValorantをプレイしようとすると必ずぶつかる問題があります。

それが「VAN1067」エラーコード問題です。

これは、ValorantでWindows11向けに導入されたチート対策が影響しています。

VAN1067問題は「セキュアブート」と「TPM2.0」を有効にすることで改善できます。

Windows11でのValorant VAN1067エラーコード問題は以下の手順で解決できます。

なお、BIOS設定画面はマザーボードのメーカーによって異なります。

詳細な操作方法は使用しているマザーボードの説明書をご確認ください。


1,PCを再起動または起動
2,マザーボードのメーカーが表示されたらF2またはDeleteキーを押してBIOS設定画面へ
3,「セキュリティ」タブへ移動
4,TPMオプションを有効化
5,「ブート」オプションへ移動
6,セキュアブートを有効化
7,保存して終了。PCが自動的に再起動されます。
8,Valorantを起動してエラーが出ないことを確認

4. まずはプラクティスモードをプレイしよう


Valorantにはゲームの基礎を学んだりエイム練習ができる「プラクティスモード」があります。

プラクティスモードへはメニュー画面から「PLAY」選択後に画面下の「プラクティス」を選択することで入れます。

プラクティスモードではアンロックされていないエージェントを試したり、好きな武器を練習することもできます。

まずはプラクティスモードをプレイしてValorantの基本操作に慣れましょう。

5. Valorantの勝利条件


Valorantの勝利条件は攻撃側と防衛側で異なります。

そのため、攻撃側か防衛側かで必要な立ち回りも変わってきます。

正しい勝利条件を理解してチームを勝利に導く手助けをできるようになりましょう。


「勝利条件」

・攻撃:スパイクを設置後、防衛側にスパイクを解除されない
・防衛:スパイクが設置された場合、制限時間内にスパイクを解除する
・共通:スパイクが設置される前に敵チームを全滅させる

6. マネーシステム


ValorantにはCS:GOと同じような購入システム「マネーシステム」が実装されています。

試合の勝敗やキル、スパイク設置・解除などチームに貢献することで「クレジット」が貰えます。

手に入れたクレジットはアビリティや武器の購入に使用できます。


「獲得クレジット」

・初期クレジット:800
・ラウンド勝利:3,000
・ラウンド敗北:1,900
・セーブラウンド敗北:1,000
・2連敗:2,400
・3連敗:2,900
・キル:200
・スパイク設置・解除:300

7. おすすめ武器


Valorantではラウンド開始前に武器やアビリティを購入する時間があります。

最初のうちはどれを購入したら良いか全くわからないでしょう。

Valorant初心者のうちは「アサルトライフル」を購入することをおすすめします。

アサルトライフル「ファントム」と「ヴァンダル」はプロゲーマーも多く採用している最強クラスの武器です。

ショットガンやスナイパーライフルは扱いが難しいので、慣れてきてから使うのが良いでしょう。

7-1. ゴースト(サイドアーム)


ゴーストは購入に必要なクレジットが少なく、最初のラウンドから購入できるサイドアームです。

最初のラウンドで購入することをおすすめします。

ゴーストは連続で射撃しても弾の拡散が少ないため、敵に攻撃を当てやすい武器です。

とはいえ、Apex LegendsなどのFPSに比べると弾の拡散は大きいため、確実に頭を狙うのを意識しましょう。

7-2. ファントム(アサルトライフル)


ファントムは15m以内の敵であれば頭に当てるだけで一撃で倒すことができる強力なアサルトライフルです。

連射速度も速い止め、胴体に当たってしまっても素早くリカバリーができます。

後述のヴァンダルと比較して装弾数が5発多く、多数の敵を相手しても戦いやすいというメリットがあります。

7-3. ヴァンダル(アサルトライフル)


ヴァンダルは50m以内の敵であれば頭に当てるだけで一撃で倒すことができる非常に強力なアサルトライフルです。

ファントムと比べ、遠い距離の敵に対して強く出ることができるのが最大のメリットです。

ADS(覗き込み)することで弾の拡散を抑えることができます。

Valorantは腰撃ちを多用するゲームですが、ヴァンダルで遠距離を狙う際はADSを試してみる価値はあります。

7-4. ファントムとヴァンダルどっちが良い?

Valorantでは度々「ファントムとヴァンダルのどちらが強いか?」と議論になります。

結論としては「好みで選んで良い」「戦況を見極めて選ぶ」となるでしょう。

遠距離の敵と撃ち合うのであれば「ヴァンダル」

近距離で多くの敵を相手するのであれば「ファントム」が有利です。

ファントムとヴァンダルの両方を試して、自分に合っている方を使い続けるのが良いでしょう。

8. チームプレイを意識して

Valorantは5対5の「チーム戦」のFPSです。

どんなに強いプレイヤーでも個人の力だけで勝利するのは不可能に近いです。

FPS初心者のうちは分からないことも多くチームに迷惑をかけてしまうことも多いでしょう。

それでも諦めず、チームのためにできることを考えてプレイしていきましょう。

初心者でもチームのためにできることは沢山あります。


「初心者でもチームのためにできること」

・足音が聞こえたら聞こえた方向をチームメイトに伝えるチームプレイを意識して
・敵陣に1人で突撃しない。みんなと足並みを揃える。
・チームを乱す発言・暴言をしない
・死んでしまっても残ったチームメイトを応援する

9. ストッピング


Valorantは移動しながら射撃すると弾が大きく拡散してしまいます。

それでは、狙ったところに攻撃を当てるのは困難です。

その問題を解決するために使うテクニックが「ストッピング」です。

ストッピングとは、移動方向とは逆のキーを入力してキャラクターを完全に停止させるテクニックです。


「ストッピングの例」

・前に進んでいる場合(Wキー):射撃の瞬間にSキーを押す
・左に進んでいる場合(Aキー):射撃の瞬間にDキーを押す

10. まとめ

ValorantはZETA DIVISIONの活躍を受けて、これから日本でどんどん人気になるでしょう。

基本無料ですので、気軽にプレイしてみてはいかがでしょうか。


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