
ストリートファイター6 新キャラ不知火舞が実装! 性能やモダン適性を解説!
https://www.4gamer.net/games/634/G063493/
ストリートファイター6 は2025年2月5日のアップデートが実施され、新規キャラクター「不知火舞」が登場しました。
ストリートファイター過去作をはじめ、餓狼伝説等の他作品でも人気が高く、実装を心待ちにされていた方も多いでしょう。
新規キャラクターの実装に伴い、真っ先に気になるのがキャラクターの性能や実践における強さだと思います。
そこで本記事では、新規実装された「不知火舞」の性能を紹介しつつ、強さやモダン適性についても解説します。
1. 不知火舞の強みについて

https://news.gamebase.com.tw/news/detail/99424096
ストリートファイターではサイコパワーをはじめ、各キャラクター特有のポテンシャルを秘めており、実戦で得意な戦い方もさまざまです。
不知火舞は過去作や他タイトルと共通する部分もあれど、ストリートファイター6でのみ見受けられる特徴も当然あります。
実際にプレイするにあたり、他キャラと比べて一線を画すほどの性能があるのか、得意な距離感等を把握しておきたい方も多いでしょう。
そこでここでは、新規実装された不知火舞の強みを解説します。
1-1. スピードが速く距離を詰めやすい

https://www.famitsu.com/article/images/202501/31358/266298
弱Pや弱K等の基本技の発生フレームが短いだけでなく、大抵の技の発生もそこそこ早いため、硬直やガード時のリスクを意識せずに詰めやすいキャラクターです。
また、ドライブラッシュは全キャラクターの中でも5位以内に入るくらいにはスピードが速く、瞬時に間合いを詰めて畳みかけることが可能です。
さらに技の発生やスピードに留まらず、通常移動も他キャラと比べて速く、ステップだけで敵をいなしやすい点も強みです。
各技のダメージ量は決して高い部類ではありませんが、スピードを活かした連撃でダメージを与えるという点ではトップクラスと言えます。
1-2. 全距離に対応できるオールラウンダー
不知火舞は先述した通りのスピード感あるキャラクターであり、相手の懐にスッと潜り込んで畳みかけやすい特徴を持ちます。
ですが、これだけに留まらず、ODで強化できる対空技も持っており、相手の技をアーマーで防ぎながら制空権を得ることが可能です。
そして通常技では持ち合わせていないものの、特殊技には飛び道具も保有しているので牽制や隙を突いた戦い方にも対応できます。
もちろん、スピード/対空/飛び道具のどれも一長一短ではありますが、長所を活かすことができればあらゆる盤面を制しやすいキャラクターです。
1-3. 焔ストックで必殺技のダメージがアップ
https://www.famitsu.com/article/images/202501/31358/266321
不知火舞のSA1「陽炎の舞」はヒットの有無にかかわらず、使用することで焔ストックが1溜まります。
焔ストックは最大5つまでストックでき、ストック数が増えるほどに必殺技のダメージ量がアップする仕様です。
ダメージがアップする仕様も強力ですが、最大の利点はSA1を使用するだけで焔ストックをチャージできるという点です。
つまり、SAゲージさえ上手く管理できれば常に焔ストックを1つは保有でき、常時必殺技のダメージアップ状態を維持できます。
SA3には適用されないものの、「常に強化された必殺技を撃ってくる」というプレッシャーを相手に与えられるのは強力でしょう。
1-4. アシストコンボが優秀
不知火舞のモダン操作は制限された技数が少なく、優先度の高い技は制限されていないのでモダン適性が高めです。
さらに小アシストコンボには自動確認機能も付いており、使い勝手の良さはキャラクターの中でも随一です。
中アシストコンボはSA技に繋げるコンボですが、SAゲージの残存量に応じて自動で変化してくれるので、意識せずともコンボの最適解で運用できます。
アシストコンボは手軽にダメージを叩き出せるだけでなく、コンボや技への理解度にも繋がるため、優秀なアシストコンボを保有する点は大きなメリットでしょう。
2. 不知火舞の弱みについて
https://dengekionline.com/article/images/202412/26673/226155
不知火舞はスピーディなテンポ感で攻めることができ、対空や飛び道具も持ち合わせたオールラウンダー型のキャラクターです。
しかし、近距離に比べて遠距離が弱かったり、強力な飛び道具に対して対空技に乏しいなどと同様、不知火舞にも弱点は存在します。
キャラクターを上手く扱うにあたって、短所を見せずに長所を活かすのは非常に重要であり、弱点は正しく理解しておくのがベストです。
そこでここでは、不知火舞の弱点を解説します。
2-1. 技のリーチが短い
https://www.famitsu.com/article/images/202501/31358/266310
不知火舞は技の発生スピードが速く、ドライブラッシュや通常移動もトップクラスに速いキャラクターです。
そのため、相手の懐に潜り込んで畳みかけやすい利点を持ちますが、通常技のリーチの短さが欠点でもあります。
キャラクター1人分程度のリーチしかないため、持ち前の速さを活かした攻めを展開するには至近距離で戦わなければいけません。
相手の飛び道具や対空に対しての対処は容易であるものの、一度距離を取られるとドライブラッシュくらいしか距離を詰め切れない点にも注意です。
SAへのコンボや派生を狙う際も至近距離からのスタートとなるため、リーチの短さを念頭に置いた距離感の維持を意識しましょう。
2-2. 技のダメージが低い
不知火舞はスピーディな攻めだけでなく、対空や飛び道具への対処手段も豊富なキャラクターです。
ただし、発生フレームや移動速度全般が速い分、全体的に技のダメージは低く設定されています。
また、通常技のリーチもキャラクター1人分程度と短いため、大ダメージを叩き出すには距離を詰めてコンボを叩きこむしかありません。
SA1で焔ストックを溜めれば必殺技全般の威力は上がるものの、ダメージが上がるのは必殺技のみであり、SA3に関しては焔ストックの影響を受けない点にも要注意です。
スピードの速さや対抗策の多さという点ではジュリに酷似しており、ジュリ同様に決定打に欠ける部分は想定した立ち回りが求められます。
2-3. 初心者には難易度が高め
https://gametokka.com/streetfighter6mai020825/
スピーディな攻めとコンボによる展開力が不知火舞の強みですが、リーチが短い技が多く、強力な技においては通常版とODの正確な使い分けが要求されます。
また、焔ストックによって必殺技のダメージが上がる性質上、基礎的なダメージが低く、がむしゃらに戦うだけでは低レート帯でも勝利を重ねるのは困難です。
始動技の適切な距離感を覚えるだけでなく、飛び道具や対空技の複雑なコマンド入力も要求されるため、玄人向けのキャラクターになります。
もちろん、キャラクターのデザインが好きだからという理由でも問題はありませんが、初心者の方が運用すると挫折を覚えかねない点は留意しておきましょう。
3. 不知火舞のモダン適性について
https://game-news.tokyo/news/763419
ストリートファイター6は従来のクラシック操作に加えて、クラシックよりも入力が簡単なモダン操作も用意されています。
ただし、モダン操作は入力が簡単になる分、クラシックよりも使用できる技やコンボが少ないといった制限があります。
とはいえ、初心者からすれば複雑な入力要らずで楽しめますし、上達も目指していけるため、新キャラである不知火舞のモダン適性が気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、不知火舞のモダン適性の有無を解説します。
3-1. クラシックとの相違点
クラシックとモダン操作の大きな違いは操作難易度をはじめ、ダメージ減衰や使用できない技の有無になります。
ただし、一点だけキャラクターによって仕様が異なる相違点があり、それが使用できる技の有無です。
例えば春麗は14種もの技が制限されているのに対し、キンバリーは5種類しか制限されておらず、クラシック同様の使用感ではキンバリーが勝ります。
今回登場した新キャラクター「不知火舞」はモダンで制限される技が7種であり、技の制限数は少ない部類です。
3-2. モダン適性は非常に高い
https://kamigame.jp/streetfighter6/page/355652498104562977.html
不知火舞はクラシックと比べて技の制限が少なく、制限されている技の使用頻度も決して高くはありません。
また、必殺技も1種類制限されてはいるものの、こちらも必殺技の中での優先度は低く、実戦では困りにくいです。
自動確認付きの小アシストコンボ、SAゲージ量に応じて自動変化する中アシストコンボなど、モダン特有のアシスト性能も活かしやすくデザインされています。
クラシックの操作難易度はやや高めですが、モダンで扱いやすいキャラクターを探しているなら触ってみて損はないでしょう。
4. まとめ
不知火舞は基礎ダメージの低さやリーチの短さなど、初心者に難しい要素はあるものの、上手く扱えれば強力なキャラクターです。
対空や飛び道具をはじめ、適応力は非常に高いため、相手の攻撃を上手くいなしながらテンポ感のある攻めを意識しましょう。