Apex Legends オルターのナーフが確定!? ナーフの内容や与える環境の変化を考察

公開日: 2025/10/25

Apex Legendsの中でもオルターは実装時点から非常に強く、シーズン26まで変わらず猛威を振るい続けていました。

シーズン21以降から各シーズンで高い使用率を誇っていましたが、2025年10月8日にオルターのナーフが発表され、プレイヤーからも多数の声が挙げられています。

とはいえ、情報が追い切れていない方の中には「使用率が変わるほどの変化なのか」、具体的な情報が気になる方も多いでしょう。

そこでここでは、オルターのナーフ内容を解説しつつ、ナーフ後の環境変化についても考察していきます。

1. オルターの評価が高かった要因について

オルターは実装後からシーズン26まで高い使用率を誇っていましたが、やはり使用率が上がる原因はキャラクターパワーが影響しています。

とはいえ、ワープ地点ならレイスも作れますし、味方を助けるだけならライフラインでも間に合うため、どの部分が強いのかを明確に把握できていない方もいるでしょう。

ナーフ後の環境の変化を考えるにあたって、実装後から高い使用率で環境入りしていた要因への理解は必要不可欠です。

そこでここでは、オルターが高く評価される要因となっていた部分を解説します。

1-1. アイテム枯渇を避けやすい

Apex Legendsは3人1チーム×20チームが生存を競うバトロワタイトルですが、採集リングまで到達した場合、アイテムを大量に消費します。

消費する理由として挙げられるのが「狭い円にチームが密集する」ことにあり、狭いリング内で牽制や撃ち合いが高頻度で勃発するためです。

特に瞬時にシールドを全回復できるシールドバッテリーは枯渇しやすく、時点では牽制や集団キルでも活躍するグレネードです。

最終リング付近では戦いながら上手くアイテムも回収することが鍵となりますが、オルターはこの点をクリアできるので優秀と評価されています。

パッシブによって近くのデスボックスからアイテムを1種獲得できるため、最終リング付近で枯渇しやすいアイテムをピンポイントで回収できるのです。

アイテム枯渇を防げますし、味方のデスボックスからバナーを回収できるため、序盤や中盤でも確実に味方の蘇生を狙える点も評価されています。

1-2. 短距離ポータルを展開できる

オルターが登場するまでは’’ポータル’’という概念はレイスの特権でしたが、短時間で2つまでリチャージされるポータルを持つオルターによって概念が覆りました。

レイスほど長距離でポータルを展開できないものの、直線や横方向だけでなく、障害物を介して上下にも設置できる点が優秀です。

ポータルで敵の誘導を狙ったり、上下左右からの奇襲を狙うこともでき、トリッキーな戦術で立ち回ることができました。

また、ポータルに関しては自身だけでなく、味方も利用することができるため、味方の窮地を救うためとしても機能してくれます。

さらに20秒周期でチャージされるだけでなく、最大2ストック保有できたことから、積極的に多用しても枯渇しにくいという点も強力でした。

1-3. アルティメットの範囲が広すぎた

オルターのアルティメット「ヴォイドネクサス」は合流地点をオルターが作成し、合流地点から半径300m以内であればポータルを介して瞬時に帰還できるというものです。

自身や味方プレイヤーのみではなく、敵プレイヤーも利用できてしまうという欠点はあるものの、300mと広範囲が帰還対象である点は強力です。

また、合流地点から300m以内であればダウンしたプレイヤーも利用できたため、帰還先で安全に蘇生を通すこともできました。

敵をあえて合流地点に誘導させるといったテクニカルな戦法も編み出され、オルター1人を組み込むだけで戦略幅が大きく広がるとまで評価されていたのです。

当初はアルティメットクールタイムが210秒でしたが、2025年1月時点で120秒まで短縮されていましたし、パークレベル3でアルティメットを2チャージ制にできた点も脅威です。

1-4. オルターのナーフ内容について

オルターはチャージ制のポータルの汎用性が非常に高く、攻めにも守りにも転用でき、窮地を脱するシーンでも活躍するほど強力でした。

加えてパッシブ効果で欲しいアイテムを確実にゲットでき、最終リング内でも優位性を得やすかったことから2025年10月8日にナーフが確定。

とはいえ、「どのアビリティも汎用性が高くて強かったし、どこがナーフされるんだろう?」と疑問に思った方もいるでしょう。

そこでここでは、2025年10月8日に発表されたオルターのナーフ内容を解説します。

1-5. ヴォイドネクサスはダウン中は利用不可に変更

オルターが高評価を得ていた部分でも解説しましたが、アルティメット「ヴォイドネクサス」はダウンしたプレイヤーも利用可能でした。

これにより、先陣を切って攻め込んだ味方を救出し、即座に体制を立て直すこともできましたし、ダウンした味方を囮にキルを狙うといった戦術も流行っていました。

ですが、オルターのナーフによって「ダウンした味方はヴォイドネクサスを使用できない」このように調整されています。

つまり、以前のような救出を前提とした戦略に用いることはできず、機器を感じたら即座に離脱する意識が必須になるということです。

ニューキャッスルやライフラインなど、蘇生が得意なキャラクターも用意されているため、これらのキャラクターに意味を持たせるための調整とも言えるでしょう。

1-6. ヴォイドネクサスの設置数減少

ヴォイドネクサスはパークレベル3で2チャージ制にでき、2チャージ状態の際は2個までマップに設置できました。

2つのヴォイドネクサスを起点に攻めを行いつつ、ダウンしても退避することができましたが、ナーフによって設置数が2→1に変更されています。

2個ストックできる点は変更されていませんが、ヴォイドネクサスが1つ存在している間は追加設置ができなくなったということです。

2つ目を設置するには1つ目が消失している必要があるため、2個設置できた以前と比べると戦略性は大幅に低下しました。

クールタイムや距離に関しての調整は加えられていないものの、設置数減少は致命的なナーフと言えるでしょう。

2. オルターナーフ後の環境について

オルターはパッシブ/戦術/アルティメットアビリティのどれもが強力であり、パーティにいると戦略の幅を広げてくれることから高い使用率を誇っていました。

しかし、ナーフによってアルティメットに大きな制約が課せられてしまい、以前ほど戦略に幅を持たせにくく調整されています。

これを受けて「ナーフ後はオルターの使用率が下がるのか」「変わらずオルターが環境入りとなるのか」、環境の変化が気になる方も多いでしょう。

そこでここでは、オルターナーフ後の環境の変化を考察していきます。

2-1. 使用率が激減する

オルターは短時間でリチャージされるポータルの汎用性は高いですが、採用率の高さはアルティメットの利便性が大きく影響しています。

特に2チャージ且つ最大2個同時設置できたこと、ダウンしている味方も地点に合流できること、この強力な2点に起因していました。

ですが、オルターナーフによってアルティメットの最大の強みである上記2点がナーフを受けたため、アルティメットの優位性は無いに等しい状況です。

蘇生に関してはニューキャッスルやライフラインが優秀ですし、アルティメットポータルだけで見ればレイスの方が汎用性が高いためです。

残されたオルターの長所はパッシブによるボックスからのアイテム補充、短距離を移動できるポータルのみであり、必須キャラというほどのポテンシャルには至りません。

2-2. 攻撃的な構成なら採用の余地はある

アルティメットの最大設置数の減少、ダウン中の味方がアルティメットを利用できなくなった点は致命的なナーフと言えます。

ですが、オルターがナーフを受けた部分はアルティメットのみであり、パッシブは戦術アビリティに関しては以前と変わらない性能を維持しています。

つまり、戦術アビリティを主体に奇襲を狙う攻撃的な構成を目指すなら、オルターを採用する余地は十分にあるでしょう。

蘇生や退路の確保を前提としたポータルの使い方ではなく、一気に仕掛けて壊滅に追い込むパワープレイなら強力であることは変わっていません。

パッシブも以前と同様でアイテムを確実に1種類確保できるため、危機的状況に陥りにくい点も評価できるポイントです。

3. まとめ

蘇生や退路を確保したセーフティな戦いが不可能となった点、これはオルターにとって致命的なナーフであり、以前と比べると使用率が下がるのは間違いありません。

とはいえ、退路確保や蘇生の一切を省いた攻撃的な構成であれば、採用の余地は十分にあるため、ある程度の使用率は維持される可能性もあるでしょう。